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家族や恋人が子宮がんになった時 <Page3>

ご家族や恋人が子宮がんと診断された方の投稿です。
がん患者への接し方などについて、チャットへ聞きにいらっしゃる方も多いため、少しでも参考にしていただければと思い、掲示板より転載しました。
なお、2004年5月18日より、ご相談投稿は患者さんご本人に限定させていただいております。

励まされます!
KAさん 投稿日:2001年8月17日<金>21時35分/三重県/女性/28才

ぴょんぴょんさんこんばんは。
私の母は今日子宮体癌の疑いで子宮内膜そうはの検査をしました。
全面だったので出血がひどかったら入院・・・ってことになると言われていましたが、めまいがおさまらず一晩だけ入院させてもらうことになりました。
母は7月26日に不正出血をし、27日に慌てて産婦人科に行ったようです。
内診で子宮内膜肥厚が確認されてその時点で先生は子宮癌を疑われたようです。細胞診の結果はクラス3でしたが、すぐにMRI(造影剤を入れて)を撮ることになりました。
それを聞いて「かなり進行しているのかなぁ・・」と不安で不安でおかしくなりそうで・・・。
MRIの結果は子宮より外への転移は見られず、子宮内だけの問題だといわれました。そして今日組織検査だったのです・・・。
結果は一週間後・・・。
体癌の細胞診の場合、頚癌に比べて信用性が低いと聞きました。
クラス3でもかなり進行していることもあるんですよね。
うちの母に限って・・・そう思っていただけにショックです。
もうどうしていいのかわからず、インターネットで調べまくっていたらぴょんぴょんさんのHPにたどり着いたのです。
読んでいたら本当に励まされる内容が多くて、「よし、一緒に頑張ろう!」と元気づけられます。
今は母が早く元気になってこれまで通り楽しく生活できるように祈る毎日です。

ぴょんぴょんさんもまだまだ残暑は厳しいですがお体を第一に過ごしてくださいね。



Res:KUさん 題名:がんばってくださいね 投稿日 : 2001年8月18日<土>10時00分/三重県/女性/32才

KAさん、お母様心配ですね。わたしもお母様と同じ子宮体癌です。
今年5月17日に手術しました。わたしの場合生理が止まって病院に行ったら、子宮内膜増殖症ではないかと言われ、内膜掻爬したら高度異形性のクラス3bでした。
1年間黄体ホルモン剤(抗ガン剤)で治療したけど、結局子宮と卵巣摘出となりました。

お母様はMRIの結果子宮内膜内に留まっている状態だったんですよね?
MRIは筋層部の様子がよくわかるって聞きましたから、たぶん大丈夫ですよ。かなり進行してるんだったらMRIでしっかり映るようですから。
確かに、体癌の場合、細胞診の信頼度は60%だと私の主治医から聞きましたが、内膜掻爬とMRIすればほとんどわかります。
手術となっても初期であれば軽く済みますよ。わたしはTa期でしたから、リンパ節はとらず、抗ガン剤もなしでした。
術後3ヶ月になりますが、大分元気になりました。仕事も復帰してます。
内膜掻爬の結果待ちの間不安でしかたないでしょうが、良い結果であるとお祈りします。
KAさんは三重県の方なんですね。同じ県民なのでひょっとしたらお母様と同じ病院かもしれませんね。ちなみにわたしは国立三重中央病院に入院してました。



Res:ぴょんぴょん 題名:はじめまして。m(_ _)m 投稿日 : 2001年8月18日<土>16時26分

KAさん、こんにちは。ぴょんぴょんです。よろしくね。
お母様のこと、ご心配されていることと思います。

KUさんも書いていらっしゃいますが、子宮がん検診などで行われる「細胞診」の信頼度は、残念ながら100%ではありません。
これは、検体を取る時、広い(?)子宮体部の部分部分をスポット的にしか取らないためです。
そこで、細胞診クラスに異常があった場合は、KAさんのお母様も受けられたような子宮内膜掻爬による「組織診」を行うことが多いようです。
ぴょんぴょんもやりました。

初めから「組織診」をやればいいのに…、と思われるかもしれませんが、麻酔を使うこと、出血が多いかもしれないことなどなど、検査を受ける人の身体に負担がかかるので、一般の子宮がん検診では、初めに「細胞診」をして、その結果異常が認められた場合に、内膜掻爬して「組織診」という手順になるようです。

内膜掻爬は、「スポット的な」細胞診とは違い、子宮内膜をすべて掻爬して検査するはずですので、かなり信頼性があります。
また、もしがんだった場合は、その種類、性質など、多くの情報が得られる検査です。

がんか、そうではないかという確定も大切ですが、もしがんだった場合は、身体のどこまで広がっているか(進行度合い)も重要な問題になって来ます。
こちらは、MRIやCTで見ます。
MRIやCTの信頼性はけっこう高いですよ。

医師は、全面掻爬による「組織診」とMRIなどの画像診断の結果で、がんかそうではないかや、もしがんだった場合は、術前のステージ予想をするようですが、これがすごく外れていたという話は、ごくまれにしか聞いたことがありません。
お母様のMRIの結果、医師が「子宮内だけの問題」と言っているのであれば、それは額面通り「万一、もしがんだったとしても、進行はしていないようだ」と受け取っていいと思います。

組織診の結果が出るまでは、待っていることしかできないので、患者本人も家族も不安な日々なのですが、特にお母様はとても不安を感じられていることと思います。
検査結果待ちや、がん告知を受けた患者さんのほとんどは、大なり小なり「がん=死」という図式を描き、中には精神的にかなり不安定になる方もいらっしゃいます。
でも、多くの場合は考え過ぎです。
ここには、ぴょんぴょん、KUさん、その他数多くの「体がんだったけど、治療して社会生活に復帰した患者」がいますよん。(^o^)

はじめの細胞診でクラス3が出ているということでしたので、内膜掻爬の組織診の結果、異状がなかったとしても、医師からは、しばらくの間定期的に通院して細胞診を続ける(細胞診クラスに悪い変化がないことを確かめるため)ことを指示されるのではないかなと思います。
患者にとっては、「自分は、今はがんではない。でも、発がんするかも…。今度の細胞診結果どうなんだろう」といつも不安なものなんですが、KAさんの負担にならない程度に、お母様をサポートしてあげられるといいですね。

検査の結果が良いことをお祈り申し上げています。
どうぞ、お大事にね。



Res:KAさん 題名:ありがとうございます! 投稿日 : 2001年8月18日<土>20時52分/三重県/女性/28才

ぴょんぴょんさん、KUさんこんばんは。
早速のお返事どうもありがとうございました。本当に心強いです!
母は今日退院し、今は家で安静にしています。心配していた出血はなく、麻酔による眩暈だけが少し残っているだけです。
細胞診でひっかかってから、地獄を見るような思いで過ごしてきましたが、一番つらいのは母なんですよね。
今の段階では結果はまだ出ていませんが、もし心配するような結果が出たとしても母の負担にならない程度に側についていてあげようと思っています。
「MRI」の信用性も、本やHPで調べてみると高いって書いてあるのですがやっぱりそれだけでは不安だったので、お二人にそう言っていただけて安心しました。
ぴょんぴょんさんのHPは沢山の内容が詰まっていて本当に勉強になることばかりです。気弱になっている時に心から励まされた気がします。出会えてよかった・・・そう思えたHPです!!
またこれからも相談に乗っていただくことが沢山あると思いますがどうぞよろしくお願いします。

KUさんも三重県の方なんですね。
母は松阪の総合病院に行っています。
これまでは県内の婦人科の情報がなくて、いろんな人に聞いたりしていますが、またいろいろ教えてくださいね。



Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年8月19日<日>02時20分

KAさん、こんばんは。(^o^)

KAさんのお考えや気持ちの整理をする上で、少しはお手伝いできたのなら嬉しいです。
もうお読みになったかもしれませんが、子宮がんスタディノートの「術前・術後の用意と過ごし方」に、がんかもしれないとわかった時の患者の心理状態などが書いてあります。
これがすべてではないですが、お母様の気持ちを想像するのに役立つかもしれません。

お陰様で、こちらのホームページをちょくちょくのぞいてくださる患者さんが増え、有意義な情報交換もできるようになりました。
どこまでお力になれるかはわかりませんが、よかったら、また来てね!



母の結果・・・
KAさん 投稿日:2001年8月23日<木>20時40分/三重県/女性/28才

ぴょんぴょんさん、こんばんは。
先日母に子宮体癌の疑いがあるということで相談させていただいたKAです。
今日内膜掻爬の結果がでました。
やはり体癌でした。覚悟は決めていたので母も私も冷静でした。
どうやら0期〜1期で初期でがん細胞もおとなしいタイプだそうです。MRIの画像も、内膜と筋層部の境目がはっきりと鮮明にうつっていたため、画像でみるからには内部にとどまるものとのこと。
リンパも取るかどうか質問したところ、取るとのこと。
転移がなくても取るそうです・・・。
それが検査用にとるのか、全部取るのかを聞き忘れてしまって・・。
やっぱり動揺していたのでしょうか。
後遺症についての説明もありましたが、やはりリンパを取ることは母自身不安みたいです。
今度術前検査があります。その時は父が行ってくれるようですので質問事項を紙に書いて渡そうと思います。

母はかなり進行した癌だと思っていたらしく、今回の結果を聞いて少しホッとしたようで、久々に笑顔を見ることができました。
これからが大変だと思いますが、家族力を合わせて頑張ります!
子宮がんスタディノート、とても参考になりました。家族で読ませてもらって母の気持ちを一番重視していきたいです。
また相談させていただくことになると思いますが、その時はよろしくお願いします



Res:ぴょんぴょん 題名:取り急ぎ… 投稿日 : 2001年8月25日<土>23時34分

KAさん、こんばんは。
旅行していまして、今、帰って来ました。
お返事が遅くなり、ごめんなさいね。

お母様、体がんだったのは残念ですが、初期みたいですので、よかったです。
早期発見すれば、それだけ治る確率はぐ〜んとアップしますし、身体にかかる治療の負担も少ないです!

さて、KAさんがお書きになっていらした「お母様がリンパを取ることを不安がっていらっしゃる」件ですが、ちょっと気になったことがありまして、取り急ぎお返事を書きますね。

がんは、いきなり他の臓器に転移するのではなく、リンパを伝って転移するそうです。
そのため、転移防止と、他の臓器へ転移している可能性があるかどうかを調べるためにリンパ節を取るらしいのです。
リンパ節を調べ、がん細胞が発見されれば、「リンパを伝って他の臓器へがん細胞が行っている可能性がある」として、抗がん剤などの後治療が追加されます。
リンパ節を取らなければ、リンパ浮腫の可能性はなくなります。
でも、リンパを取って検査しなければ、転移の可能性があるかどうか正確なところはわかりません。

お母様がリンパを取るのが不安なお気持ちは理解できますが、リンパ節を取ってしまってから、または、取らずに手術を終えてしまってから、「ああすればよかった、こうすればよかった」と考えてもどうにもできませんので、オペ前の今、よくよくお考えになり、リンパを取るメリット・デメリットを医師とよく話し合って、お母様の不安が払拭され、納得の上で治療が受けられるといいなぁと思っています。

どうぞお大事にね。



Res:KUさん 題名:初期でよかったですね 投稿日 : 2001年8月27日<月>09時09分/三重県/女性/32才

体癌という結果は残念でしたけど、とにかく初期でよかったですね。
私の場合は体癌1a期でリンパ節はとらなかったんですが、この辺は主治医の治療方針もあるかと思います。
摘出した子宮を組織で細かく調べて、子宮内膜から筋層部に少しでも浸潤していたら、抗ガン剤を3クールすると言われました。
MRIで浸潤しているかよくわかるらしく、その結果内膜内にとどまっているものとして、リンパ節をとらなかったんです。最終的には摘出した子宮を細かく調べるしか判断できないみたいで、そのような治療方針となりました。
幸い内膜内に留まっていてくれたおかげで、抗ガン剤もなくてすみました。
退院してきてから、このHPで同じステージでもリンパ節を取っている方もみえて、ちょっと不安になりました。本当にとらなくてよかったのかなって。経験豊富な主治医だから信じようと思い直しましたが。
こんなことを書くと迷われるかもしれませんが、後々のことをよく考えられた方がよいかと思います。



Res:KAさん 題名:ありがとうございます。 投稿日 : 2001年8月27日<月>21時05分/三重県/女性/28才

ぴょんぴょんさん、KUさん、みなさんこんばんは。
早速のメールありがとうございました。
私は不参加だったのですが、入院前の説明を父と母が聞いてきました。リンパの件もちゃんと聞いてきてくれましたが、医師・病院によって考え方の違いは多少あるようです。
その先生は万全を期してとったほうがよいと・・・。
私たち家族は、話し合った上リンパをとることに同意しました。
広汎摘出手術についての説明もあったようですが、怖くて何も勉強しなかった母は、はじめて排尿障害とかリンパ浮腫とか血栓の話を聞いて驚いたそうです。それと、どうも1期みたいですね。
KUさんの言うとおり、体がんの最終的診断は摘出した子宮を細かく調べてからになるみたいですが・・。
0〜1期と最初言っていたので、母は0期だと思い込むようにしていたようです。だから余計にショック受けていて・・・・。
「初期だからよかったんだよ。」って話したんだけど心の整理を一生懸命しているみたいです。
もう娘としては、無事手術が終わり、早く元気な母に戻ってくれれば何も望むことはありません。
あと入院期間は10日〜2週間とのことですが、こんなに短いものなんでしょうか??私は1ヶ月を覚悟していたのでビックリしちゃいました。
手術まであと10日あまりです。風邪など引かさないように注意して一緒に頑張ろうと思います。
またお邪魔しますが・・・その時はよろしくお願いします。



Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年8月27日<月>22時35分

KAさん、お母様の手術、もうすぐですね。

KUさんも書いていらっしゃいますが、体がんは、手術で摘出したものからたくさんのスライドを作り、詳しく見てステージ確定します。
これはとても手間がかかるので、術後半月は確実に待たされると思ってください。1ヶ月近く待たされた方もいました。
待たされると不安になると思いますが、術後の病理検査に関しては、時間がかかるのが普通なんです。(ToT)

1期らしいとのことですが、あまり深刻に受け止められない方がいいと思います。早期発見ですよ。

ぴょんぴょんが手術したのは1年4ヶ月前で、33日間入院しました。
私は、手術だけの治療で、術後の経過も良好でした。それなのになぜ、33日間も入院したかというと…。
術後は、お腹の中の浸出液を外部に排出するため、ドレン管という管をつけます。
子宮がんの手術の場合は、ドレンを膣から出すか、お腹の両脇から出すかのどちらかで、私はお腹につけました。
ぴょんぴょんは浸出液が多くて、なかなかドレンが取れなかったのです。
ドレンは強く引っ張ると抜けてしまうので、普通の生活は無理ですし、差し込み部分を密閉している訳でもないので、細菌感染の恐れがあり、抗生物質の点滴が必要です。
私は、そのケアのためだけに入院していたようなもので、最後の方は元気になっちゃって、退屈でした。
そして、ドレンが抜けた翌々日に、退院できました。

ぴょんぴょんの後に手術を受けられた患者さんの多くは、ドレンを膣から出しています。
膣からのドレンは、かなり早く抜けますので(数日と聞いています)、発熱等のトラブルがなければ、長期間入院する必要がないのではないでしょうか。

子宮は大切な臓器ではありますが、胃や腸、腎臓、肝臓などの「食べて、飲んで、出して」という生命維持活動に影響する臓器とは異なります。
胃や腸の手術でしたら、術後、食事のリハビリなどもあるでしょうが、子宮摘出手術の場合は、その手のリハビリは、すっ飛ばせるわけです。
子宮筋腫などで子宮だけを摘出した方の入院期間は、10日〜2週間ぐらいです。
もちろん筋腫とがんは違いますが、手術で取る部分が大きく異なるわけではありません。
医師が短期間の入院予定を提示したということは、お母様の検査データから、抗がん剤などの後治療は必要ないだろうと踏んだのではないでしょうか。
短い入院期間が示されたのは、「楽観できる状態だから」だと受け取られた方がいいと思います。

排尿障害ですが、術後しばらくは、ほとんどの患者さんが「おしっこ痛い!」状態になります。
みんなびっくりしますが、日が経つにつれ、軽快していくことが多いです。
もし術後、お母様ががっくりしていたら、「みんなそうだって」と言ってあげてくださいね。
時々、手術で神経を傷つけたために、排尿障害が残ることがありますが、対処方法はいろいろとありますし、全員がなるというものではありませんので、今はあまり心配されない方がいいでしょう。
術前・術後には、バルンという尿管を入れます。
この管も、長く入れておくと膀胱がマヒして、排尿障害の原因になることがあります。
それを防ぐためには、動いていいと許可が出たら、痛くても頑張って動いて、さっさとバルンを外すことです。

ご家族は、手術して痛がっているお母様を動かさないように、安静にと思って当然ですが、本人のためには、わざと手を出さない方がいいこともあります。
甘やかさず、でも温かくという接し方は、とても難しいでしょうが、ご家族で乗り切れることと思います。

どうぞお大事に!



Res:KAさん 投稿日 : 2001年8月28日<火>21時23分/三重県/女性/28才

ぴょんぴょんさん、ありがとうございます。
「ドレン管」については私も勉強不足であまり理解していなかったです。
母は恐怖から子宮癌のことを自分から知ろうともせず、先生の説明だけを聞いてビクビクしています。強がってるふりはしているけど、本当は不安で不安でたまらないのでしょう・・。
だからぴょんぴょんさんの言うとおり、何かの障害にぶつかった時は「みんなそうみたいだよ」と私が余裕を持って母に接することができるように、出来る限りの知識を得たい・・・そう思います。自分だけじゃないって少しでも安心してくれればいいなぁと。
それと今のところ抗がん剤治療は考えていないと言われていますが摘出して検査した結果、必要になることもあるって事を言っています。なかなかお医者様は「断定」はされないですね・・・
全ては摘出してからとのことですので大きく結果が違ったらどうしようと思ってしまいます。
こればかりはいい結果がでるように祈るしかないですね。

ぴょんぴょんさんをはじめ、みなさんからいろんな事を教えていただいて、ずいぶん私自身も落ち着きました。ありがとうございます!
最初は「え??再検査?細胞診??クラス3って何?」の状態だったわけですから・・・
もっともっと勉強して母を支えてあげられるように頑張ります。
ちょうど私自身、8月末で仕事を辞めることになっていたので家事などは全て私がやるつもりです。あとは家のことは心配せずにゆっくり治療してもらいたいです。

またご相談させてくださいね。



Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年8月29日<水>15時22分

KAさん、こんにちは。

風邪や胃痛、頭痛などの病気なら普通の人は誰でも数回は経験しますが、がんは一生に一度なるかならないかの病気ですので、患者はみんな「初めてのがん体験」となり、なおさら不安になるんですよね〜。

大切なのは、子宮がんという病気や治療について知り、「どこを心配するべきか」、「どこは気にしなくてもいいか」を正確に把握することなのでしょうが、なにせ「初めての体験」ですから難しいと思います。(ToT)
ただ、病気をやみくもに恐れたり、背を向けても、あまりいいことないんです。
「ぴょんぴょんのがんになっちゃった顛末記」にも書いてありますが、私の両親は、それで大失敗しました。

幸い、KAさんのご家族は団結していらっしゃるようですので、お母様もいい方向で治療に専念なさることができるのではないでしょうか。
お母様のご快癒をお祈り申し上げております。
KAさんもしばらく大変でしょうが、看病疲れや心労から体調を崩さないように、身体には気をつけてね!

では、また。(^o^)



ちょっとした一言・・・
KAさん 投稿日:2001年9月12日<水>23時03分/三重県/女性/28才

ぴょんぴょんさんお久しぶりです。
今日から母が入院となりました。
そこで早速、ぴょんぴょんさんの「患者の気持ち」を読ませてあげたいような親戚のおババさんがお見舞いに来てくれて(しかも入院と同時に部屋に入ってきて・・一番乗りをしたかったそうなの)
と〜ってもデリカシーのない言葉を吐き捨てて、母と同室の患者さんを傷つけてくれました!!
何て言ったと思いますか???
「手術したら体力がなくなるからもう元通りにはならないよ」とか
「きっと太るよ〜運動すれば痩せるけど、きっと運動なんてできなくなっちゃうから太る一方だね」とか・・(怒)
「子宮なんてなくてもいいもんね。取っちゃったら多分大丈夫じゃないの?最近は医学も発達してるみたいだし!!」などなど!!!!!

せっかく元気になる〜と前向きになってくれてたのに、すっかり落ち込んでしまって全く元気がありません。
しかも隣にいた患者さんは、お子さんを望みながらも子宮摘出手術をする方なんですよ。その方も「子宮なんてなくていいもんね・・」の言葉には傷ついてしまって二人でしょんぼりしてしまいました。
気にしないようにって言っても、心無い人の一言は胸に突き刺さって消えないものですよね。
もう私はそのおババが許せなくて腹立たしくて、「検診の時間だから・・」と背中を押して追い出しました!!
普段から大嫌いな人なんですよ!デリカシーがなさすぎて噂話が大好きなおばさんなの。どこにでもいるタイプなんだけど注意してもわかってくれないような人なんです。
親戚だと思うだけで鳥肌モンなんですよ、いつも・・・・

母はもうすぐ手術です。
手術の開始時間まで聞いてきたから来るつもりなのかしら??
何とかして二度と来させないようにしたいんだけど・・・他人の一大事が大好きな人なので、やっぱり来るのかなぁ。
ぴょんぴょんさんなら、こんなヒトにはどう対処されますか?
無事手術が終わることを祈りながら、「母や他の患者さんに余計な雑音が入りませんように・・・」と新たなお願い事ができてしまった一日でした・・・。



Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年9月13日<木>00時37分

ひとこと多い見舞い客、ズレてる見舞い客というのは、どこにでもいるようで…。(ToT)

そのイヤな方に対するKAさんの腹立たしさと、お母様が感じていらっしゃる腹立たしさとは、まったく同じものではないかもしれません。
お母様が立腹されたのであれば、お母様ご自身が自分の言葉で相手に抗議すべきでしょうし、KAさんはKAさんの言葉で、自分の怒りを相手に伝えるべきだろうと思います。
病気だろうが健康であろうが、年齢差があろうがなかろうが、その前に個々の人間ですので、人間対人間として、気に障ったのならはっきり言うか、それができない状況なら黙って我慢するかのどちらかだと思います。

相手の言う「あること、ないこと」をすべてその通りだと鵜呑みにして、がっかりしていてもしょうがありません。
相手の言っている病気に対する知識が正しいのか、正しくないのかを見極めるためにも、このHPである程度の情報提供しているのですが…。
ここまでが「建前」です。m(_ _)m

とは言え、病気になると、特に術前の患者さんはかなりナーバスになりますので、相手の言うことが自分の知っている知識とは違う、間違っているみたいと思っても、「もしかしたら…」と不安になって、落ち込んでしまうことも多いんですよね〜。

私は治療中、「自分の知識が絶対!」という誇りと自信を持っていましたので、外野の意見に惑わされることはほとんどありませんでした。
へんてこりんな意見、こちらの気に障ることを言う方に対しては、「気に障ったとはっきり言う」か、バカタレと判断し「無視」するかでした。

私の母は、イヤなことをされても自分では抗議せず、くよくよと思い悩むタイプでした。
私が見ていても「なんだ、こいつ?」と思う親戚が母を見舞いに来て、今回のKAさんと同様の状態になったことがあります。
その人対策にぴょんぴょんが使った手は、見舞いに来てくれた翌日、相手に電話をかけて、

「昨日は、お見舞いどうもありがとうございました。実は母、かなり神経質になっていまして、あなたから言われた『○○○○○○○○(ここでカチンと来た言動をすべて羅列)』を大変気にしていて、昨夜は食事もできず、眠れもしなかったようです。そのせいか、朝からちょっと熱も出ちゃって…。困りました…。今朝も、あなたから言われたことを気にして、食事もせずに泣いているんです。どうも、かなり体調を崩してしまったようで、医師もちょっと慌てています。今は、あなたの名前を聞くだけでも動揺するようなので、申し訳ありませんが、こちらから連絡するまで、病院へ顔を出さないでください。今は、何を聞いても悪く取るようです。病状が落ち着けば、また変わると思うのですが…。病人って、わがままですから…。すいませんねぇ」

と、相手の言動にやんわりクレームをつけ、相手の言ったことを気にして病状が悪くなったと嘘をつき、来てほしくないということはきっぱり伝えることでした。
もちろん母には、「こういう嘘をついたので、口裏合わせてネ」と、後で言いましたけど。

困ったちゃんの見舞い客には、「自分が顔を出すと病気にかかわる」と思い込ませると良いようですよ。

その手の困ったちゃんは「せっかくお見舞いに行ったのに、もう来るなと言われた」などと後々騒ぐことがありますが、「あの時は病気治療中で、気持ちが動揺しやすかった」など、言い訳はいくらでもできると思います。

お母様、もうすぐ手術ですね。
風邪など引かないように、どうぞお大事に。



母の手術が終わりました。
KAさん 投稿日:2001年9月17日<月>23時12分/三重県/女性/28才

ぴょんぴょんさん 皆さんこんばんは。
今日母の手術が無事終わりました。
約4時間の準広汎子宮摘出手術+リンパ郭清手術でしたが意識も戻って一安心したところです。
摘出したものを見せていただきました。子宮の小ささに驚きましたが、子宮の上の方に水ぶくれのような小さな腫瘍がはっきりわかりました。
肉眼で見る限り、表面に留まっているだろうとのことでしたが、これから検査にだして細かく細胞を調べるそうです。
あとリンパもみせていただきましたが、数はわかりませんでした。
まだリンパの周りに脂肪がついているため、結果が出るときに数もわかるそうです。
今は何とか無事終わってくれたことで少しホッとしたような気がします。
でもこれからは痛みも出てきて母にとったら辛い日々が続くかもしれませんが順調に回復してくれることを祈るだけです・・・・。

それと「迷惑な見舞い客」の私のおばさんのことで、ぴょんぴょんさん、皆さん、書き込みとアドバイスありがとうございました。
ぴょんぴょんさんのように、直接おばさんに言おう!と思ったのですが、すでに祖母が電話で注意をしてくれていました。
やはり「せっかくお見舞いに行ってあげたのに・・・」と言っていたらしいですが、母をはじめ、同室の方がみんなショックを受けていると話をするとさすがに自分のしたことを反省したらしく、ひたすら謝っていたそうです。
母にも直接謝りたい、と言っていたようですが、丁寧にお断りしてもらいました。
今のところ、あれから来ていませんが、母は「いつかあの人が病気した時は、同じ言葉をそっくりそのまま返してやる〜」と今からその日を心待ちにしています(笑)

まだ病理検査の結果がでるまでは不安な日々が続きますが、とにかく一日でも早く母が元気になってくれるように、支えになれればと思っています。 またいろいろとご相談させてくださいね。



Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年9月18日<火>01時48分

KAさん、こんばんは。

お母様の手術、無事に終わられたとのこと、よかったです!
明日、あさってあたりが一番傷が痛むと思われますが、ぴょんぴょんも含めて、手術した患者の多くはそうだったの。
我慢できなければ、痛み止めは要求していいと思いますが、必要以上に「自分だけ痛いんじゃないか?」って心配しないようにネ。

術後しばらくは傷が痛くて腹筋が使えないので、椅子は背もたれがないと非常に辛いんです。
お母様が歩けるようになったら、お医者さんか看護婦さんから、リハビリも兼ねて病院内を歩くように言われると思いますが、KAさんがそばにいる時は、一休みするのに座る椅子に、ちょっと気を配ってあげてください。
スツールタイプの椅子はダメですよん。

お見舞い客の困ったちゃんも、とりあえず撃退できたみたいですね。
先方はもちろん、故意にやっている訳ではないと思うのですが、体調の悪い時は、どうしてもくよくよしたりイライラしがちですから、しばらく会わずに済むなら、それに越したことはないですものね〜。

どうぞお大事に。



Res:Sさん 題名:一日も早い回復をお祈りしています 投稿日 : 2001年9月19日<水>11時20分/海外/女性

KAさん、お母様の手術が終わって、とりあえずはほっとなさった事でしょう。
お腹が張るのと,お手洗いが普通に出来ないのがしばらく辛い事だと思いますが、これも日にちが解決してくれる事でしょう。
ゆっくり療養なさって、一日も早く回復なさるよう、お祈りしています。

追伸

暫くは笑わせないでくださいね。笑うとこれが結構痛かった記憶があります。



Res:KAさん 投稿日 : 2001年9月21日<金>21時37分/三重県/女性/28才

ぴょんぴょんさん、Sさんこんにちは。
母は今日からやっと個室に移り、トイレも歩いて行けるようになりました。Sさんの言うとおり、笑うとすごく痛いようです〜
咳をするのも大変そうで、「咳とくしゃみを思い切りしたい!」と嘆いています。
傷口は痛み止めの座薬を入れているのでそれほど痛みを感じないようですが、薬が切れると起き上がれないほどの痛みがあるようです。
先生や看護婦さんは、できるだけ自分で身の回りの事をやるようにして下さいって言うので、手助けしたい気持ちもグっと我慢です。
明日ドレンを抜くとの事・・・一時は血中酸素が足りなくて、このままだと肺炎になると言われたのですが、何とか回復し、順調に来ているらしいです。
熱が出たり痛んだりしていますが、今は誰かと話していることが一番楽しいと言っています。徐々に気分が良くなってきている証拠でしょう・・・・。
腹帯がびしょぬれになることは、母も今日先生から言われていました。今もかなり汚れますが、ドレンを抜くとしばらくひどくなるようです。

ぴょんぴょんさんのHPでいろんな勉強をさせてもらったお陰で、症状の変化に惑わされずに対応できます。
母も良くなったらパソコンを勉強してぴょんぴょんさんのHPにお邪魔できるようになりたいそうですよ。
だから退院祝いに姉妹でパソコンを贈ることにしました!!
いつか、たどたどしい母の書き込みがあるかもしれませんが(笑)またその時はよろしくお願いします(^。^)



Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年9月22日<土>12時56分

お母様、PCにチャレンジされるんですね!
おいでになるのをお待ちしています。(^o^)


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