主治医を変えたい・転院したい <Page2>
主治医を変えたい、転院したいという患者さんの投稿集です。
みなさん、今年もよろしく♪ 投稿者:Mさん 投稿日:2003/01/05(Sun) 16:12
No.1711 新しい年を迎えて私も今年からはもっと時間を大切に沢山の事を挑戦したいと思っています。 (せっかく助けてもらった命を大事にしていく為にも!) ぴょんぴょんさんはじめ、みなさんこれからもよろしくお願いします。 さて、新年早々にアドバイスを頂きたいのです。 昨春にやっと信頼できる出来る婦人科の先生に巡りあえたのに、その先生が今春で他の病院にいかれるとの事。 移動される病院には行くのはかなり遠い。 でも、検診も半年に1回とかなら行こうかとも考えてるのですが、今は1ヶ月に1回の検診! 色々と考えてみると、私には子宮も卵巣も無い! と言う事は見てもらうのは術後の診察と血液検査だけ(血液検査も術後2週間の時だけで後はありません)なら、別に他の先生でも良いかな? と思うのですが、信頼して、先生の言う通りにしようと思ってたので、次の担当の先生が信頼できるかどうかすごく不安です。 今、通院してる病院は総合病院だし・・・・・ どうしようか悩んでいます。 Re: みなさん、今年もよろしく♪ Rさん - 2003/01/05(Sun) 17:20 No.1712 ぴょんぴょんさん、先レス失礼します。 初めましてMさん。 私も一昨年の11月に手術を受けました。 そして去年の4月から主治医が異動になってしまい、最初は私も悩みましたが結果、一緒に転院しちゃいました〜。 アドバイスという程のレスではないですが、私も同じ経験をしているのでつい、レスしちゃいました。 やはり信頼関係というか、手術をするまでの心の葛藤というか、そういったモノを理解してくれている先生に見てもらいたい! もし、新しい先生と信頼関係が築けなかったら?という不安もありましたね。 転院して病院は少し遠くなってしまいましたが、やはり今では、一緒についていって良かった〜!と思っています。確かに術後検診なので大きな検査はないけどネ。 逆に、今迄は大学病院だった事もあり、あまりじっくりと先生と話す時間がなかったのですが(3時間まって診察は3分ですね)今回の病院は普通の総合病院なので空いているのでじっくりと話しを聞いてもらったり質問したりしています。先生自身も時間的にも余裕があるみたいで・・・。 新しい担当の先生に1回受診してから又、考えるのも1つだと思うし、遠いけど頑張って受診してみてからもう一度、考える・・というのはダメなのでしょうかね? ゴメンナサイ。アドバスに全然なっていないですね。 Re: みなさん、今年もよろしく♪ ぴょんぴょん@体がん - 2003/01/06(Mon) 03:40 No.1715 こんにちは。 日記にも書いているように、私もいろいろとあって転院したクチですが、これはほんとに難しい問題ですよねぇ。 Rさんも書いていらっしゃいますが、主治医が変わって、その先生と相性悪かったら…という不安がありますよね〜。 もしも主治医について行ったとして、今よりも診療に時間が取れるかもしれないという期待半面、今より忙しくなってしまうかもしれず、こればっかりはふたを開けてみないとわからないので、悩むところだと思います。 転院するかどうかという時、私が個人的に重要だと考えたポイントがあります。 それは、カルテをなるべく散逸させないこと。 私はがんそのものに対する治療は現在ありませんが、オペしたことによる後遺症のような症状はまだあります。 それについての検査や治療を要求しているのですが、そちらで必要な検査が、がんの術後検診で行う検査とダブる部分もあるのです。 もちろん、がん検診はこっちの病院、内科はあっちの病院、外科はそっちの病院と、バラバラに受診することは可能なのですが、そうなるとあっちでもこっちでも採血したり、レントゲンの貸し出しを申請して煩雑だったり、検査データは蓄積されないし、さらに、主治医同士の連携がまったく取れないことがよーくわかりましたので、私は、今の所は、主治医を追わずに病院を取りました。 人それぞれ考え方によっても異なり、状況によって変化してくるので、私の選択が万人にベストだとは思いません。 現に、Rさんと私の二人だけでも考え方に違いが出ていますが、それぞれが「自分はこれで良かったんだ」と思っていますし…。 あまりというか全然アドバイスになっていないのですが、Mさんご自身が「これでいいんだ」と思える方を早く選択できるといいですね〜。 どうぞお大事になさってください。 今年もよろしくね。 |
初めまして 投稿者:Hさん 投稿日:2003/02/20(Thu) 22:54
No.1868 二年前に子宮体癌(1期b)で手術をした母(現在60歳)のことでご相談にのっていただければありがたいのですが。 手術は子宮と卵巣摘出及びリンパ郭清手術で、術後は抗がん剤を2回投与しました。 二年間検診に通い、主治医からも「もう大丈夫」と言われていた矢先に腹部に違和感を感じて急遽診てもらうと「新生物」と言われ「こんなことは珍しいケース」だと言われました。 毎週行っていた検診も二ヶ月に一回となり、本人も「治った」ものだと思い込んでいたのですが、あまりのショックに病院を変えようか・・・どうしたものかと悩んでいます。皆さんのご意見をお聞かせ願います。 Re: 初めまして ぴょんぴょん@体がん - 2003/02/23(Sun) 14:34 No.1876 こんにちは。 お母様のこと、ご心配のことと思います。 ご投稿いただいてからいろいろと考えていて、お返事が遅くなりました。 皆さんのご意見をお聞かせ願います、とのことですが、ここを見ている方々には、書きにくい意見だったのかもしれません。 正直に申しますと、私にも非常に書きにくいです。 患者にはそれぞれのスタイルがあり、それは各人によって異なると思います。 それぞれの患者が「こうなった場合はこうしよう」と思っていることはあるにせよ、その思いがすべての他人には当てはまらないため、気軽に意見を出して、藁にもすがり付く気持ちであろう相手がその通りに実行し、その結果が良い方に出なかったらどうしよう、責任取れないし…、と口が重くなってしまうところがあるんです。 転院したいのだけれどトラブってます、などの具体的なお話であれば、実際の転院経験者から「自分はこう対処しました」等のレスも期待できるのですが…。 結局のところ、患者であるお母様ご自身は、どうなさりたいのでしょうか? 患者が納得できるのが一番なので、転院についても、お母様の希望を実現させてあげることが患者にとってはベストなのではないかなと思います。 どうぞお大事に。 Re: 初めまして Yさん - 2003/02/23(Sun) 18:38 No.1877 Hさん、はじめまして。昨年九月にお母様と同じく体がん1期bで単純子宮摘出+両附属器切除+リンパ郭清手術を受けたYと申します。 えっと、私の場合は手術のみで追加治療一切なしでした。現在月一回の定期検診のみです。 お母様の「新生物」と言うのは『再発』と言うことなのでしょうか?それともまったく別のものなのでしょうか?そのあたりが分からないのですが・・・・ コレは全く私個人の意見なので、「こういう考えもあるのね」程度に受け取っていただきたいのですが・・・・ もし私が再発したとしたら、私はきちんと経緯を説明してもらって、今後の治療を考えたいと思います。 基本的に私は主治医を全面的に信頼していますが、定期健診でも疑問点は必ず聞いていますし、主治医もきちんと答えてくれています。その上で、今の病院で治療するより他の病院の方が優れた技術を持ってたり、治療に専念する環境も整っているようならば主治医に相談し転院を考えるかも知れません。 もし、H さんのお母様と主治医との間で意思の疎通がなされていないとか、信頼できないというのであれば転院されるのもよいかも知れません。 ただ、「再発」したことがショックなだけで転院を希望されるのであれば、もう一度主治医ときちんとお話をされたり、他の病院の情報を集めてからのほうがよいのではないかな?という気がします。まあ、出来るだけ早い法がよいでしょうけれど。ただ、病院や医師を選ぶのは患者の判断なので、ぴょんぴょんさんのおっしゃるように、お母様の希望を最優先することが大事だと思います。 看病されるのはご家族だし、支えあうのも家族ですが、病気と闘うのなんと言ってもご本人ですから。 私も、「いつ再発するかわからない」という不安と「万が一再発したときのため」に色んな病院・医師の情報を集めています。再発しないことが一番なんですけどね・・・・ 結局ぴょんぴょんさんの書いていらっしゃることと同じ結果なのですが、本当にコレは私の意見であって、アドバイスではありません。無責任なようですが患者本人からいえるのはこのぐらいだと思います。ごめんなさい。 お母様のことご心配でしょうが、どうぞ支えてあげてくださいね、どうぞお大事に。 ありがとうございました。 Hさん - 2003/02/28(Fri) 22:48 No.1895 ぴょんぴょんさん、Yさん、お忙しいのに返信ありがとうございました。 そして私の早とちりで質問内容が若干くいちがっていた点お詫び申し上げます。 というのも「新生物」が発生したことが「珍しいケース」ではなくて、二ヶ月に一回検診に通っているにもかかわらず、昨年12月の検診時には何も見当たらなかったのに翌月(今年の1月)になって急に「新生物」悪性の腫瘍(つまりガン)がおなか全体の広範囲にわたって見つかった、と言う点が「珍しい」そうで、20年に1回あるかないか、ということです。 母としては「そう言われても・・・。本当にそうなの?12月の検診が疑わしい」といった感がぬぐえないようです。 結局母は病院では薬を一切出してもらえず(睡眠薬のみ処方された)エコー、CT,レントゲンのみで本当に診てもらうだけでした。しかも今月の手術直後に主治医の先生に、あることを言われたり、説明もなしにいきなり注射をされそうになったので、病院を変える方向で考えています。ただ腹部を2回切っていますので、転院先の病院は、いい顔をしないかも・・・と言っています。 やはり手術の痕を残した初診の患者を診るのは、病院側ではいい気がしないのでしょうか?どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えて頂きたいのですが。宜しくお願い致します。 Re: 初めまして ぴょんぴょん@体がん - 2003/03/01(Sat) 16:21 No.1901 こんにちは。 >手術の痕を残した初診の患者を診るのは、病院側ではいい気がしないのでしょうか? ケースバイケースだと思います。 どんな病気でもそうですけど、治療途中で転居などした場合、元の病院にかかるというのは難しいことも出てくるわけで、多くの方が転居先で新しい病院に行かれています。 ただし、病気の種類によっては転居先に対応できる病院がないなどの理由で、飛行機などに乗って、元の病院へ通院されている患者さんもいらっしゃいます。(この場合は転院先の医師がいい顔をしなかったわけじゃありませんが…) 病院や主治医に対する不満やトラブルから病院を変えた患者も少なくありませんし、私もその一人です。 病院側がいい顔をしないとか、新しい病院の医師が嫌がるというのもまったくないことではないようです。 医師も人間ですので感情がありますし、がん治療ができる病院には限りがありますので、患者には思いもつかないような医師同士のつながり、医師同士の仁義みたいなものがあるようです。 例えば自分の先輩医師の患者が先輩とトラブルになって、その患者がたまたま自分のところへ来たら、先輩と患者の板ばさみになってイヤだなぁと思う医師もいるかもしれません。 また、Hさんとは関係ありませんが、患者によっては自分の身勝手な理由から病院を転々とする(「病院ショッピング」と言うそうです)人もいますので、そういう患者は病院側も警戒すると思われます。 だから診察しないということはないようですけれど…。 さて、転院経験者として、私の経験を。 私が転院した理由は、 ●自宅のすぐ近くに総合病院ができたこと ●受診していた病院は予約制なのに混んでいて、検診月に予約が取れないことが続いたこと ●がん手術した病院の医師は、がんの再発のみを警戒して、オペによって起きた身体の不具合を訴えても興味を示さなかったこと(私は、身体の不具合の方が辛かった) ●検査時に別人の名前を呼ばれたりして、病院側の患者管理体制に不信感を持ったこと が主な理由です。 転院するかどうかについては、かなり悩みました。 手続きが煩雑なのを聞いていたからです。 医療従事者の友人に「どう思う?」と聞いた時、ある一人の医師からは「うーん。オペでお腹を開けるでしょ。それを見た医者には自分だけの直感みたいなものがあるんだよ。自分の経験から、この状態ならたぶん完治するだろうとか、この患者さんはここらへんに注意かなとか、そんなことを思ったりもするんだけど、その直感はカルテには記載されないのね。だから、患部を直接見た医者との付き合いって大事かも」と言われました。 それを聞いてさらに、転院するかどうかかなり激しく悩みました。 結局、いろいろな状況を考え合わせて私は転院することに決め、まずは、転院希望の病院を受診。 そこの医師に転院の希望を伝え、自分の受けたい医療についての希望も述べ、OKをもらいました。 その時に、医師から出された条件は「今までの治療記録を持ってくること」でした。 今までの治療記録とは、「診療情報提供書」というものです。 ちなみに、患者から診療情報提供書を要求された場合、医師は拒否できないと聞いています。 私は、転院先の医師が知りたがった私自身の医学的な情報をすべて口頭で答えられましたが、やはり診療情報提供書はないとダメみたいです。 命の問題ですので、医師にしてみれば、医療従事者ではない患者の言うことを鵜呑みにはできないでしょうし、同業者が書いた正式なもので確認したいというのは当然ですよね…。 ここまでお膳立てした後、はじめの病院に行き、主治医に「家の近くに総合病院ができたので、がんの術後検診はそちらで受けたい。もしも再発などで治療が必要になったら、またここに戻ってきますから」と申し出て、OKをもらいました。 そして診療情報提供書を書いてもらい、転院先の病院に提出し、転院成功。現在に至っています。 ざっと流れを書きましたが、医師との話し合いの部分が多かったです。 また、聞いた話ですけれど、診療情報提供書を要求した時に「私の治療が信じられないのかっ!」と怒り出す医師もいるとかで、話を円満に進めるために気を使ってかなりめんどくさかったです。 そして、私のように、現在、がん治療そのものは必要されていない患者と、Hさんのお母様とでは事情が異なりますので、病院側の対応も違ってくるのではないかと思います。 結局、医師や病院が気にするのは、この患者は何で転院したがっているのか、という部分みたいです。 今の病院が気に入らない、医師とトラブルになった等の理由でも、次の病院が「ああ、それなら転院してもしようがないですよね」と思うだけの根拠があれば、いいんじゃないでしょうか? 一番大事なことは、がんなどの大きな病気で転院する場合、新しく行った病院でも今までの治療データが必要になってくるわけで、それが提出できないと、うちでは診られませんと言われてしまうかもしれません。 それは、「手術の痕を残した初診の患者を診るのは、病院側ではいい気がしない」というのではなくて(そういう理由も心情的にはちょっとはあるかもしれませんけれど…)、治療の経緯がわからないから責任持って治療できません、と言うことだと思います。 また、患者に必要と思われる治療技術や設備がない場合も、当然ですけど転院を断られるかと思います。 投稿を拝見すると、12月の検診が疑わしい、薬を一切出してもらえず(睡眠薬のみ処方された)エコー、CT,レントゲンのみ、主治医からあることを言われたり、説明もなしにいきなり注射等の転院したい理由を書いていらっしゃいますが、これらについては、病院側に説明を求められましたでしょうか? 例えば12月の検診ですが、CTなどの画像診断をしたのであれば、そのフィルムを前に、細胞診や腫瘍マーカーをしたのであればその結果も含めて、医師と膝つき合わせて12月の時点では問題なかったと確認されましたでしょうか。 薬が出ないことについて、なぜ投薬がないのかとお聞きになられましたか。 12月の結果に不審点がなく、何も投薬されない理由が納得できたら、それはそれでひとつ疑問がなくなります。 Hさんやお母様を責めているわけではありません。 ただ、注射1本についても、患者が何も聞かないと、医療従事者側は「わかっているものだ」と判断して説明しない場合も多いので、疑問点や不審な点は必ずこちらから聞くのが鉄則です。 質問しても答えてくれない、納得いかないと言うのであれば、転院もやむをえないでしょうが、説明不足だから転院したいとなると、どこの病院に行っても、たぶんその不満はなかなか解決されないと思います。 ちょっとしたことでも、聞かないとダメなんです (ToT) 長くなったわりには、あまり質問の答えにはなっていなかったような…。 ごめんなさい (;^_^A どうぞお大事に。 ありがとうございました。 Hさん - 2003/03/07(Fri) 10:36 No.1910 おはようございます。 ぴょんぴょんさん、お忙しいのに私のようなネット初心者に時間をかけて丁寧なご返答お礼申し上げます。また、私の返信が大変遅れて申し訳ありません。(私も今回の事で、私自身立ち直りに時間を要しましたというのが本音のところです) ぴょんぴょんさんの転院理由は、顛末記と退院後の記録(術後7ヶ月目)を読ませてもらったこともあり、なるほど、このような例もあるのだと参考になりました。 私の母は、この先転居する予定も無く、主治医を今まで信頼しきっていたので転院する理由もありません。 しかし今まで検査をしてきて、どの診断結果でも「大丈夫、大丈夫」と言われ続けていたのに、それをどうして疑えばいいのでしょうか? 一回目の手術後、母「あと5年で治りますか?」 主治医「ああ、あなたなら大丈夫。2年もしないうちによくなりますよ」・・・という感じでした。 今まで本当に簡単な受け答えだったそうです。 そして母は今回(2回目の手術を受ける説明を聞いた時)、自分の身体(命)は、本当に医者任せではいけないと勉強させられたようです。母自身も「何が」「どのように」大丈夫か?など、一つ一つ聞かなかった事にも落ち度はありました。主治医とのコミュニケーションがとれていませんでした。 これからはしつこく説明を求める、と言っていました。やっと、この事に気付きました。 結局今の病院にしがらみがあるので今すぐ転院は出来ませんが、先々がんセンターみたいな所があるので、そこへ転院しようという考えになりました。 ぴょんぴょんさん、色々と教えてもらい頭が下がります。ありがとうございました。 ぴょんぴょんさんも、お大事になさって下さいね。 疑えばいいのでしょうか?について Nさん - 2003/03/10(Mon) 12:48 No.1922 私の一族?は、外科や内科の医者がごろごろ居るですが、今回、私がガンになったと知って、身内医者5〜6人どもから決まってアドバイスされたのが、「医者さんは命を助けてくれるわけでない。手助けをしてくれているだけだ。最後は自分の気力とも言える。所詮、医者も人間なのだ。どのような結果になっても、そのことは忘れないように」と重々言われました。かたを持つわけでは有りませんが、疑えばキリがありません。ひどい言い方ですみませんが、お母様をお大事に。 |
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