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海外での治療体験・ニュージーランド

うさぎの本宅には、海外で治療・手術された患者さんも来訪されます。
このページは、ニュージーランド在住の方の投稿集です。

手術の日が決まりました 投稿者:きなこ - 2005/11/07(Mon) 12:53 No.5545

こんにちわ。
先日ゲストブックに投稿させていただいた、ニュージーランド在住のきなこです。
子宮頚ガンのステージ1で、広氾子宮全摘出・リンパ郭清の手術を受けることになりました。
さきほど病院で日程を決めてきました。来週の火曜日です。
他の海外で手術を受けられた方と同様、私も当日の朝に病院に行き、入院は4泊だけの予定です。
あいにく夫がその数日後に3週間ほど出張に行ってしまい、さらに実母も現在日本で入院中なので、夫の母に手伝いに来てもらうことになりました。
術後4日というと、どのぐらい動けるものなんでしょうか。
寝室は2階にあるのですが、階段の上り下りはできますか?
それとも、1階に寝られる用意をしておいたほうがいいでしょうか。

こちらのサイトを見て、日本の友人にさっそく腹帯を送ってもらいました。
大きなサイズの下着や服には困らないので、こちらはとても助かります。
その他、あと1週間あるので今のうちにぜひしておいた方がいいことがあれば教えてください。どうぞよろしくお願いします。



Re: 手術の日が決まりました 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2005/11/09(Wed) 00:52 No.5557

はじめまして、こんにちは。
海外在住でオペ経験のある方がご覧になっていらっしゃらないようですので、とり急ぎ。

>術後4日というと、どのぐらい動けるものなんでしょうか。

食事は自分で食べられる、トイレには自分で行けるけど、他のこと(炊事、掃除、洗濯など)はまだできないといった感じだと思います。
ほとんどの時間、寝ているしかできないと思っていた方がいいです。

食事は、ものすごくムリすれば自分で作れないことはないでしょうけれど、まだ痛いはずですので、作ってくださる方がいらっしゃるならお任せして、ご自分は「食べるだけ」にしておいたほうがよろしいかと思います。

>寝室は2階にあるのですが、階段の上り下りはできますか?

できるはずですが、動くとまだ痛いので、どうしても2階に寝なければいけない事情がないのでしたら、すべての生活空間はフラットに(1つの階のみで睡眠、食事、トイレの用が済ませられるように)しておいた方がいいと思います。

日本でも海外でも一般的に、寝たきり状態の方は退院させてもらえませんので、退院したら最低限のことは自分でできるはずなのですが、「できる」と「痛くない」はまた別のことですので、退院してしばらくの間は、衣食住とも身体を動かさなくても済む設定がベストです。

どうぞお大事になさってくださいね。



Re: 手術の日が決まりました 投稿者:きなこ - 2005/11/09(Wed) 04:26 No.5558

ぴょんぴょんさん、レスありがとうございます。
1階に寝られるように、さっそく準備しておきます。
私は「病は気から!」などとついつい無理してしまう性格なので今度ばかりは静養するようにトライしてみます。ヘンな言い方ですけど。

不安はまだまだたくさんありますが、もうこうなったらやるしかない!
こちらのサイトに「ニュージーランド編」として載せていただけるようにいろいろチェックしてきますね。
これからもどうぞよろしくお願いします。



Re: 手術の日が決まりました 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2005/11/09(Wed) 05:02 No.5562

こんにちは!

>こちらのサイトに「ニュージーランド編」として載せていただけるようにいろいろチェックしてきますね。

あ、そうですね〜。
ニュージーランド在住の方の治療体験はまだありませんので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。



Re: 手術の日が決まりました 投稿者:青いあさがお - 2005/11/09(Wed) 13:05 No.5563

昨年子宮体癌で「婦人科で取れるものは全て取る」と言い渡されて、手術を受けた者です。 

私の場合は術後2日目の午後、医師から動くように指導されました。 
初めはお腹にひびいて痛いため、トイレに行くのがやっとという状態でしたが、術後3日目からは少しずつ院内の廊下をすり足でソロリソロリと歩いていました。

調子に乗って、6日目くらいに2階から地下1階まで階段を下り、それから1階ロビーまで上りました。 ところがそこで猛烈に気分が悪くなり、足がどうしても前に進まなくなってしまいました。

結局ロビーで暫く休んでから病室へエレベーターで戻り、ベッドに倒れこんでしまいました。 その1時間後くらいから3日間は、猛烈な吐き気に襲われ、注射や点滴等で何とかしのぎましたが、本当に苦しい思いをしました。 

階段の昇降が原因だったのかどうかははっきりしませんが、医師や看護士さんには「無理をしないように。運動といっても程度問題です。階段の上り下りはまだしないように」と言われてしまいました。

元来私は足腰には自信がありましたので、具合が悪くなったことは本当にショックでした。
ですから、きなこ様も寝室はとりあえず1階に移動なさったのは正解だと思います。

退院時も、車で病院から自宅までの30分間が、道路の凹凸がお腹の傷にビリビリとひびいて苦しく、我家に着いてもすぐ車から降りることができませんでした。

退院後の1週間は主人が、夏休みを取って家事一切をしてくれました。 私は居間のソファに横になったまま、料理の作り方をアレコレ言葉で指図しただけでした。

退院2週間目からは買物に行きましたが、健康な時なら徒歩5分の距離のスーパーまでゆ〜っくり歩き、途中電信柱に手を添えて体を休めながら歩きました。

でも1ヶ月くらいすると、退院時に比べ、自分でもビックリするほど良くなりました。 まだまだ動作はノロノロしていましたが、日常のことは何でもこなせるようになっていました。 退院後7週目から仕事に復帰しました。 

これはあくまでも私のケースであり、もっと大変な方もいらっしゃれば、驚くほどお元気な方もいらっしゃいます。

また、退院時の体力とその後の体力とは別物のようです。 私は退院時はあまり元気とはいえない状態でしたが、現在は普通の方と全く変わりません。 好きだった登山も開始しています。 とは言え病気以前に比べると、基礎体力はかなり低下していますが・・・。

きなこ様も、どうぞ無理をなさらずあせらずに、暫くは大事をとってください。 きっと『時間薬』という言葉を実感なさるのではないかしら。 どうぞお大事に。



Re: 手術の日が決まりました 投稿者:きなこ - 2005/11/10(Thu) 03:57 No.5570

青いあさがおさん、はじめまして。
丁寧に教えてくださってありがとうございます。
私も体力には自信が…というか、体力だけが取り柄で生きて来たのでそれを過信して、術後に無理をしそうな気がしてます。
「ゆっくり」とか「少しずつ」とか、そういうのが一番苦手で、何でも一気にバ〜ン!とやりたくなる性格なのですが、これからはそういう考え方も変えていかなければなりませんね。

でも、青いあさがおさんが7週めで仕事に復帰され、今では登山まで再開されたと知って、とてもパワーが出ました。
私も1月には仕事に戻りたいと思っていますので、それに向けて「少しずつ」進んでいきます。どうもありがとうございました。



帰って来ました 投稿者:きなこ - 2005/11/20(Sun) 10:19 No.5590

こんにちわ。
4泊入院の予定だったんですが、結局3泊で帰ってきました!
手術翌日は血圧がまったく上がらずに辛かったのですが、3日めの朝には「シャワー浴びてらっしゃい!」と言われてクラクラしながら行ったところ、意外にスッキリしてその後はほとんどベッドに戻らず、椅子に座ったり歩いたりしていました。
実は病院のベッドが柔らかすぎて腰が痛く、寝るのが辛かったんです。
それで3日めの夜もほとんど眠れず、4日めの朝先生が回診に来た時に「もうベッドはイヤだ〜!」と訴えたらあっさり「じゃ、帰る?」と退院許可が出て、夕方夫に迎えに来てもらって帰りました。

おシモの毛が生え揃ったら隠れてしまうほど下のほうを横に切ったので腹筋もけっこう使えますし、トイレ関係も支障ありません。
今はホチキスみたいなので止めてあって、そこに透明の大判シールのようなものを貼ってあるだけなので、よ〜く見えます(!)
水曜日にホチキスを取ってもらって、その時に病理の結果を聞きます。

心配した階段の上り下りですが、意外に大丈夫でした。
ただ、食事の支度や洗濯、掃除などは夫の母にやってもらってラクしてます。

あとは、リンパ浮腫が心配なので、またこちらで勉強させてもらいます。
いろいろ助けていただいて本当に感謝しています。
また詳しく報告しますね。



Re: 帰って来ました 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2005/11/21(Mon) 06:25 No.5593

こんにちは、治療お疲れ様でした。
経過が順調なご様子、本当によかったですね!
でも、しばらくはあまり無理なさいませんよう、どうぞお大事になさってくださいね。

NZでの手術 投稿者:きなこ - 2006/04/06(Thu) 00:33 No.5782

◇手術まで
日常生活の英語はちゃんと分るのですが、やはり医学用語などは日本語で完全に理解したかったので、医療通訳の方に来ていただきました。
日本で看護師をしていた方なので、術後の注意点や日本とNZの違いなど、通訳以外の面でもいろいろとアドバイスいただけて、本当に助かりました。
こんな時は、日本人の方に日本語で「大丈夫ですよ」と言っていただけるだけで、とっても気持ちが楽になるので、英語力に問題がなくてもおすすめです。

◇手術当日
前日の夕食は繊維質の少ない物を、という指示以外なにもなかったので、手術当日までは普通に過ごしました。
当日は朝食をとらずに9時に病院に行き、チェックイン。
夫と一緒にロビーで待っていたのですが、ここでお別れして私だけ手術準備室のようなところで着替え、浣腸と剃毛がありました。
個室で看護師さんと2人きりだったので、緊張感もなくとてもリラックスできました。
10時半に麻酔医が来て麻酔をかけてもらい、その後の記憶はなし。
目が覚めたのは回復室で、13時半になっていました。

◇痛み
麻酔の前に「出産の時にするような麻酔をする?」と聞かれたのでお願いしたのですが、モルヒネ(?)の管が背中の方から通っていました。
その管の一方にボタンが付いていて、痛くなりそうだな、という時にワンプッシュすると薬がスーッと流れてきます。
コレが超気持ちよかった♪
このおかげで、痛みはまったくなく、フワーッとした気分になってよく眠れました。やみつきになりそうで危なかったです(笑)。

◇弾性ストッキング
術後、目が覚めたらストッキングをはいていました。
このおかげでまったく脚の浮腫はありませんでした。
退院の際に持って帰ることができたので、飛行機に乗る時などに重宝しています。
(もちろん、入院費の中にバッチリ請求されていましたが)

◇食事
正直言って、病院の食事はそのへんのカフェよりよっぽどおいしかったです。
毎朝7時半ごろになると、新聞と共にその日の昼食・夕食・翌日の朝食のメニューが配られます。
そこから好きな物を選んでチェックしておくと、そのメニューで食事が届くことになります。
朝はホテルのルームサービスと同じようなメニューですが、昼・夜はスープやサラダ、メイン、デザートなどをそれぞれ数種類から選ぶことができ、組み合わせも自由です。
その他、朝食前と10時、3時、夕食後の19時ごろの計4回、コーヒー又は紅茶のワゴンサービスがありました。
夕食前の17時頃にはコーラやレモネードなど、冷たい飲み物のワゴン(これは別料金)。
お茶のサービス時には必ずクッキーが添えられてくるので、結局1日中食べてばっかりいます!

◇部屋
入院したのは私立の新しい病院だったので、全室個室でした。
テレビ、冷蔵庫、クローゼット、洗面台、シャワーとトイレ完備。
電話もありましたが、携帯電話が使えたので部屋の電話は使いませんでした。
明るくて清潔で、病気でさえなければ(!)とても居心地がよかったのですが、とにかくベッドが柔らかいのには困りました。
もともと欧米人はトランポリンができるくらいフカフカのベッドが好きなので、寝ていると腰がずっしり沈んでしまって、腰の痛みに退院後も悩まされました。

・・・長くなったので、これにレスを付ける形で続きを書きますね。



Re: NZでの手術 投稿者:きなこ - 2006/05/06(Sat) 20:04 No.5836

1ヶ月も経ってしまいました、すみません…。

◇費用
ニュージーランドでは国籍または永住権を持っている人は、国立病院に行けば誰でも無料で治療を受けることができます。
しかし実際にはほとんどの人が民間の診療所や私立の病院を利用していて高額な医療費を支払っています。日本のほうがずっと安いです。
たいていの場合、民間の保険会社で医療保険に加入して、支払った医療費を後から請求するというシステムをとっています。
今回のような場合は、前もって連絡しておけば保険会社が先に支払いを済ませてくれて、差額分だけ後から請求がきます。

今回かかった総費用は、
@手術費(執刀医に支払う)=$5040=約40万円
A麻酔費(麻酔医に支払う)=$963 =約7万7千円
B入院費(病院に支払う) =$6549=約52万4千円
合計すると約100万円です。(入院は3日間だけ)

このうち自己負担分は約21万円でした。
国立病院なら、おそらく全て無料だったと思います。
ただし手術まで数ヶ月待たされるという話も聞きますし、実際今回の場合は、ホームドクターからも主治医(執刀医)からも「国立病院なら無料だけど、どうしますか?」というような質問もなかったので、希望すれば国立病院に行けたかどうかは不明です。


◇保険
日本で母がガン保険の支払いを続けてくれていたおかげで、今回は診断給付金と入院費が支給されました。
海外での手術に適用されるのか、ちょっと不安でしたが、電話で確認したところとても丁寧に対応してくださり、まったく問題ないとのことでした。
すぐに英文用の診断書を郵送してくれたのですが、郵送先は国内に限られるとのことでしたので実家から航空便で転送してもらいました。

また、ニュージーランドで加入している生命保険から「CRITICAL CONDITION」に当るということで、死亡時の25%程度の一時金が支給され、また休業中のローン等の支払いがなくなる「TEMPORARY DISABILITY」という適用も受けました。
これは思いがけないことだったので、正直言ってかなり嬉しかったです。

◇現地か日本か
実はかねがね、「もし手術するなら日本で!」と思っていたのですが、今回は精神的にとてもそんな(帰国して医者探しから始めるという)余裕がなく、とにかく一刻も早く手術したい!という気持ちでした。
でも、結果的には何事にも明るく前向き、そしてオープンなニュージーランドで手術してよかったなぁ、と私は思っています。

長々と書いてしまいましたが、何か参考になることがあれば嬉しいです。
ありがとうございました。



Re: NZでの手術 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2006/05/08(Mon) 12:15 No.5843

きなこさん、どうもありがとうございました。
システムや費用など、これからニュージーランドで治療なさる方の心強い参考になると思います!

一時帰国の往復旅行でお疲れのことと思います。
リンパ嚢腫の治療もありますし、どうぞお大事になさってくださいね。

ごぶさたしてます 投稿者:きなこ - 2006/04/05(Wed) 23:35 No.5780

昨年11月にニュージーランドで子宮摘出手術を受けた、きなこです。
今回、YOUR VOICEに体験をUPしていただき、ありがとうございました。
続きを投稿しようと思いつつ、ついつい遅くなってしまいました。

術後約5ヶ月が経とうとしていますが、結論から言うと私はすこぶる元気です!
手術をしたことも忘れてしまうくらい、手術前とほとんど変わりません。
ただ、現在日本にいるので寒さのためか、右脚やソケイ部、股間(!)が痛みます。
股間・・・なんと表現したらいいのかわからないんですが、いわゆる「久本雅美がパンパン叩く部分」ですか?(笑)
キューッとつねられるような痛みがあります。
そして、ふと気が付くと右脚だけ冷たくなっていたりもします。

術後すぐから右下腹部〜脚が痛むことが続いたので、その影響かと思います。
浮腫んではいないようですが、「リンパ浮腫」のところで皆さんが書いていらした「脚の痛み」というのは、こういう痛みでしょうか?
ちょっと違うのかな?

長くなるので、ニュージーランドでの手術については、別にトピを立ててご報告します。
よろしくお願いします。



Re: ごぶさたしてます 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2006/04/06(Thu) 10:32 No.5784

お久しぶりです。
帰国されていたんですね。
大きなトラブルなく回復されているようで、何よりです。

>今回、YOUR VOICEに体験をUPしていただき、ありがとうございました。

いえいえ、こちらこそ情報をいただき、ありがとうございました。

>ただ、現在日本にいるので寒さのためか、右脚やソケイ部、股間(!)が痛みます。

入浴時など、身体が温まった時はどうでしょうか?
冷えると傷が痛いとおっしゃる患者さんは、使い捨てカイロなどで保温されていたりしますので、よろしかったらお試しを。
そろそろカイロがいらない季節になりますが、梅雨時は湿気で痛みが出る場合があります。
今年の11月までは、全ての季節を術後初めて体験することになるので、とまどうことも多いかもしれません。
治っていく過程での痛みや違和感は、時間と共になくなりますので、あまり気になさらない方がいいかもです。

術後しばらくは、リンパ浮腫でなくても痛みや腫れっぽくなったりすることがあります。
リンパ浮腫は、残念ながら理解や知識のあるDrがまだまだ少ないようで、腫れがなくて痛いという場合は、「傷が治る過程での痛みだろう」と、Drもなかなかリンパ浮腫を疑わないみたいです。
しかもリンパ浮腫は、婦人科では実質的・本格的な治療が難しいようで、本気で治療するとしたら、外科やリンパ浮腫の専門外来の方がいいようです。

現在帰国されていて言葉の壁が一切なく説明を受けることができると思いますので、もしも気になるようでしたら、一度、外科やリンパ浮腫の専門外来を受診なさってみられてはいかがでしょうか?

どうぞお大事になさってくださいね。



Re: ごぶさたしてます 投稿者:きなこ - 2006/04/09(Sun) 21:21 No.5794

「すこぶる元気です!」なんて投稿した翌日から、実は大変なことに・・・

なんと「リンパ管炎」になってしまいました!
ノドが痛かったりして風邪気味だったので、市販の風邪薬を飲んでいたのですが、治らないなぁ、と思っていたら節々がいたくなり、発熱してしまいました。
それでもまだ風邪だと思っていたので、解熱剤を飲んでいたのですが、飲んでも飲んでも下がるどころか39度近くまで上がってしまいました。
(ちなみに私は現在日本に住民票がないため、保険証がないので、市販の薬で治そうとしてみたのです・・・)

実を言うと術後に同じような症状で高熱が続いたことがあり、いわゆる「リンパ嚢腫」だと言われたので、そのことを思い出して産婦人科に行きました。
すると案の定「テニスボール大」の嚢腫ができていて、その場で抗生物質の点滴を受け、抗生物質と消炎剤の錠剤をもらってきました。
血液検査もしたのですが、白血球が15000以上、炎症度(?)は針が振り切れて計れない、と言われるほどひどかったようです。
先日書いた痛みは、これによるものだったみたいです。

今回、母が入院しているために帰国したのですが、そのため毎日のように病院に通って用事をしていたのが悪かったそうで、「あなたみたいな人は病院なんか行っちゃダメ!」と怒られました。
今まで何の問題もなかったので油断してました・・・。

YOUR VOICEなど読むと、「腹巻き」というのが出てきますが、これはリンパ嚢腫の予防にも効果があるのでしょうか?
手術後と今回は、まったく同じ場所にできているので、治りきっていなかったのかもしれません。
とにかく、これからは気をつけないといけませんね。

もう少し調子がよくなったら、体験記の続き、書きますね。



Re: ごぶさたしてます 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2006/04/09(Sun) 22:41 No.5795

こんばんは。
リンパ管炎、大変でしたね〜。

>YOUR VOICEなど読むと、「腹巻き」というのが出てきますが、これはリンパ嚢腫の予防にも効果があるのでしょうか?

術後1、2年目あたりだったと思いますが、私もエコーでリンパ嚢腫らしきものが映ったことがありました。
私の場合は、発熱などの要治療になる症状がなかったこともあり、Drから特別に「こうしろ」という指示はありませんでしたので、腹巻きによる固定や圧迫がリンパ嚢腫の予防に有効かどうかは、ちょっとわかりません m(_ _)m

腹巻きは、冷えると傷が痛むのでその予防、人にぶつかられたりしたら痛いかもしれなくて怖いので念のために巻いている患者さんは存じ上げています。
リンパ嚢腫予防になるかどうかは、私は聞いたことがないのですが、どうなんでしょう?
現在、受診されていらっしゃると思いますので、ぜひDrに確認なさってみてください。

お母様がご入院中とのことで、どうしても動かなければならない場面もおありになるかと思いますが、どうぞどうぞ、くれぐれもご自愛くださいね。



追伸 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2006/04/10(Mon) 05:51 No.5796

もしかして…、と思うことがあり、ちょっと気になったので追伸です。

リンパ嚢腫とリンパ浮腫は別のものなんですが、OKでしょうか?
リンパ嚢腫予防に腹巻きは有効かというご質問が気になり、どうしてお尋ねになられたんだろうと、ずっと考えていました。
もしかして、リンパ浮腫とリンパ嚢腫が同じものと思っていらして、それでリンパ浮腫の予防・治療法としてよく知られている圧迫を、腹巻きでなさろうとしたのかなと、ふと思ったものですから…。

リンパ嚢腫とリンパ浮腫は別物ということをすでにご存知でしたら、大きなお世話の追伸になっちゃって、ごめんなさい。



Re: ごぶさたしてます 投稿者:きなこ - 2006/04/11(Tue) 16:58 No.5802

はい、大丈夫です(笑)。
嚢腫があるのは右の下腹部で、脚は今のところ何ともありません。
「テニスボール大の嚢腫」と言われたので、なんとなく腹巻きしてると大きくならないのかな、なんて、バカですね〜、そんなことあるわけないですよね。
ご心配させてしまって、すみません。。。

昨日また血液検査をしたのですが、白血球は11000に減ったものの、炎症反応はやっぱり針が振り切れてしまったので、再び点滴をしました。
それまでは平熱だったのですが、帰宅してからまた38度以上の熱が続き、今日も夕方になってようやく平熱に戻ってきたところです。
明日また血液検査に行きます。

帰国まであと10日なので、なんとしても治さないと!



Re: ごぶさたしてます 投稿者:きなこ - 2006/05/06(Sat) 19:03 No.5834

トピが長くなって申し訳ないのですが、この件についての後日談を。

NZに帰って来てから検査したところ、手術の際の血液が溜まっているのかもとのことでした。もしくはリンパ液かもしれないということ。
それが何なのかを、お腹に注射針を刺して中身を抜いて調べようというはずだったのですが、昨日もう1度検査したらその嚢腫らしきものの手前に腸があることが判り、注射作戦は中止になりました。
週明けに超音波の技師さんと主治医がミーティングをするそうなのですがおそらく膣からチューブのようなものを入れて、お腹まで通す(!)というような方法になりそうです。(日本語だともっとスッキリした専門用語があるのかもしれませんが)
その場合は全身麻酔になるそうなので、ちょっと不安になってきました。
もう2度とイヤだ!と思ってたんですけどねぇ・・・

ところで白血球の値は結局11000から下がらなかったのですが、NZの医者によると、この国では11000までは正常なんだそうで「ぜんぜんノープロブレム♪」と言われました。
日本のお医者さんの、あの深刻な顔は何だったんだ!と思いますが、まぁ、そう言われるととても気が楽になるのでありがたいです。
国によっていろいろ違って、面白いですねぇ。



Re: ごぶさたしてます 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2006/05/07(Sun) 12:32 No.5837

こんにちは。
後日談ありがとうございました!

「膣からチューブのようなものを入れて、お腹まで通す」のは、排液目的だと、ここで皆さんが「ドレン」「ドレーン」「ドレン管」「ドレンチューブ」と言っているものなんですが、中身を抜いて調べる(排液がなくなるまで入れっ放しではなく、中身をちょっとだけ取るために入れる?)のだと、何と言うんでしょうね〜?

蛇足ですが、私はオペ後、リンパ郭清の排液をするために、お腹にドレンを入れていました。
最近日本で治療した患者さんのお話では、「膣にドレンを入れた」という方も多くお見かけします。
週明けの治療で速やかに回復されることを祈ってます!

>トピが長くなって申し訳ないのですが〜

いえいえ。
文字での情報交換ですので、書かれていることだけが頼りですし、投稿する側も回答する側も、誤解を招かないようきちんと説明しようとすると、どうしても長文になってしまいますから、長い投稿に対応できるようにカスタマイズしています。
スレッドが飛んでも話の流れが見にくくなってしまいますので、長文投稿、長いスレッドになることは全く気になさらないでください。
だいじょぶです (^o^)


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