HPV <Page1>
HPV(ヒト・パピローマウィルス)に関する投稿集です。
2004年3月1日、HPV関連がテーマのメンバー制コンテンツ「クローバーヴィラ -About HPV-」を開設しましたので、HPVのお話はそちらをお使いください。
はじめまして Jさん 投稿日:2001年8月21日<火>15時46分/女性/26才
はじめまして、ぴょんぴょんさん、皆さん。 私は6月上旬に1週間ほど不正出血が続き、それがきっかけで受けた子宮けい癌の細胞診でクラス3aと診断されました。 結局組織診の結果、幸い異型上皮も見られないということで、3ヵ月後に再度検査をしましょうということになり、9月上旬に行ってくることになりました。 HPVは、多くの人は消失したり、HPV陽性であってもずっと健康に暮らせる人もいるから、と先生には言われましたが、やはり不安は拭えません。 進行する人はほんの一握りだから、みたいなことを言われたのですが実際のところどうなのでしょうか。素人質問でスミマセン・・・。 何よりも辛いのは、親にばれることです。 続きです。 Jさん 投稿日:2001年8月21日<火>15時49分/女性/26才 ぴょんぴょんさんのYour Voiceを見せていただき、HPV感染=ヤリ過ぎっていう偏見は私も本当に辛く、心外なのですが、世間ではやはりまだまだ偏見があると思います。 私の母は医療職にありながら、やはりそういった意見をもつひとりです。母は自分が性関係には古い考えをもち、婚前交渉など理解できない、といった人ですから仕方ないのですが、一番相談しやすい存在である母にはこのことはいえません。 ですから、今はただウイルスが無くなってくれますように・・・と祈るばかりなのですが、もし手術を受けるとしたら入院は必要なのでしょうか。 お医者様にうかがうと、手術といってもレーザーで薄く表面を切り取るだけだから、病院によっては外来で済ませることもできる、とのことです(ちなみにその先生は名医だと評判ですが、開業医で、入院施設を持っていないので紹介状扱いとなるのです)。 もし手術となったら県立の病院に専門医がいるから紹介してあげると言われましたが、その病院には母のいとこが勤めていて、大きな病院なのでまさかばれないとは思うのですが、そういうことも気にかかって仕方ありません。 知り合いの方からは、同じ手術を受けて翌日傷口が裂けて縫って血を止めた、というお話も聞きました。 あまりくよくよと考えすぎるのは良くないと思い、自分なりに楽しい事をやったりして元気良くやってきたつもりですが、次の検査が迫ってくると感じる度にブルーになってしまいます。 3aなら超早期発見、心配することはない、とよく言われますし、お医者様も、そんなに心配することないのよ、と念を押してくださいますが、ちょっとおなかが痛くなる度に、今までなら気にもならなかったのに、今では「子宮に何かが起こってるのかも・・・」と心配でたまりません。 私は日ごろ、未婚女性のセックスについては、悪い事だとは思っていません。ですが、どんなに好きな相手でも婚前は、コンドームを付けるということだけは自分の中で決めていたことでした。 それが、たった1度それが守れなかった事があります。おそらくそのときに感染したのだと思うのですが、検査結果を聞いたとき、後悔しかありませんでした。 今の彼にも申し訳ないと思いましたし、私を産んで、いつも愛してくれている両親にも本当に申し訳ないと。両親は私を「うちの子に限って」的に見ているフシがありますので余計に辛いです。 彼は検査のことも結果も知っていますが、「次の検査は大丈夫だよ。誰でも気を抜いてしまうことはあるし、俺だってそういう経験あるよ。あまり考え込まないで」と励ましてくれます。本当に消失してくれていればどんなにいいことか・・・。 何だかまとまりのない文章で申し訳ありません。 私は今回このウイルスに感染した事で、今までよりもずっと深く自分の体や人間の生について考えることが出来ましたから、これはもしかしたらある意味私にとっていい経験だったのかもしれません。 でもやっぱり不安は拭えません(さっきから同じ事ばかりの繰り返しでごめんなさい)。 今後、こちらにもちょくちょくお邪魔させていただけたらと思います。けい癌について、いろいろとアドバイスいただけないでしょうか。宜しくお願いします。 Jさんへ ぴょんぴょん 投稿日:2001年8月21日<火>16時59分 こんにちは。ぴょんぴょんです。 頸がん検診で、細胞診クラス3aが出たのですね。 ご心配のことと思います。 ひとくちに「子宮がん」と言いましても、大きく分けて頸がんと体がんがあり、とくに前がん状態(細胞診クラス3)や、初期がんにおいては、その治療法が大きく異なります。 Jさんが受けるかもしれない治療は、体がんだったぴょんぴょんには経験がありません。 こちらには、体がんの患者さんも、頸がんの患者さんも来訪されますので、ここで質問されてもいいのですが、頸がんの治療法や、HPVについてなどは、頸がんの患者さんサイトをご覧になると、より詳細な記述がありますよ。 このHPのリンクコーナーに、数多くの頸がん患者さんサイトがありますので、よかったら見てみてね。 HPVについてですが…。 感染されたようなことが書かれていましたが、実際に検査の結果、感染が確認されたのでしょうか?? 頸がんの患者さんでも、HPV陰性の方はいらっしゃいます。 また、HPV陽性でも、発がんせずに健康に暮らしている方もいらっしゃいます。 HPVに感染すると頸がんになる確率が高くなるとは聞いていますが、「陽性=頸がんになる」ということではないのですが…。 頸部の細胞診クラス3aのうち、細胞診クラスが進んでしまう方の割合がどの程度なのかは、申し訳ないのですがぴょんぴょんにもわかりません。 ただ、進んでしまう方は確かにそんなに多くはないとは思います。 ぴょんぴょんの実生活上の友人でも、クラス3aが出た人は何人かいますが、その後みんな正常に戻っていて、手術を受けた人はいません。 お医者さんの言う通り、進行するはほんの一握りの方なのではないでしょうか。 今はとにかく、進行していないことを確かめるためにも、お医者さんの言う通り、定期的に細胞診をされることが先決だと思います。 もし、手術を受けるとしたら、入院は必要ですか?とのご質問ですが、病気の状態やJさんの体調などによって、医師が提示する術法に違いがあると思われますので、入院が必要か否かは何ともいえません。ごめんね。 Jさんの場合、今は、限りなく白に近いグレーの状態だと思うのね。 だから、あまり考え過ぎない方がいいと思いますよ。 次回の検査の結果、細胞診がクラス2や1に戻っているといいですね! どうぞお大事に。 ぴょんぴょんさんありがとう Jさん 投稿日:2001年8月22日<水>09時35分/女性/26才 ぴょんぴょんさん、早速のレス有難うございました。 私は組織診断の結果、HPV感染と言われました。 私も色々な人の話を聞いたり、もちろんお医者様のお話も聞き、ネットでも情報を集めましたが、どうにも不安になってしまって・・・ 考えすぎは良くないと思いながらもやっぱり不安になってしまう今日この頃です。 他のHPについてもご紹介いただき、有難うございます! ちょっと勉強してみます。 本当に有難うございました!! Jさんへ Aさん 投稿日:2001年8月22日<水>18時25分/埼玉県/女性 こんにちは、はじめまして、Aです。 私も、以前不正出血が続き、頚部の細胞診でクラス3aが出たことがあるんです。 ちょっとだけ、勉強していたことと、私の体験を書きますねぇ。 私も、最初に「クラス3a」と言われたときは、とってもショックでした。 また、たまたまそのドクターのムンテラ(*ぴょんぴょん注1)が悪くて「癌」という言葉をしきりに出してきたので、それはそれはパニックに陥ってしまいました。 「あぁ、癌になっちゃうのかなぁ。。。」とナーバスになっちゃいました。 しかし、幸い私の周りにお医者さんなど知識を持った人がいたことと、自分自身が医学的なことを少し勉強していたこともあって、かなり救われました。 細胞診で3aが出たからといって、必ずしも癌になるわけじゃないんですよ。 むしろ、クラス2や1に戻っていくことのほうが多いようなんですよぉ。 ちなみに私も、その後の検診でクラス2に戻りました! そして、HPVも消失しました。 私みたいなケースは珍しくないみたいですよー。 でも、今でもクラス3aの診断を受けたときの気持ちは忘れません。 半年ごとに検診も受けてるけど、たいていクラス2かなぁ。 Jさんの不安なお気持ちは、私にもわかります。 大切なのは、必要以上に怖がることではなくって、ちゃんと検診を受けることと、正しい知識を持つことだと思います。 今度の検診で、クラス2や1に戻ってるといいですね! そして、戻っていたら今後も検診受けましょう。 私は、この経験から子宮癌や検診に対する認識をもつようになりました。 特にこのサイトを見て、検診の大切さをあらためて認識しました。 Jさんの、検査の結果がいいことを祈ってます! (*ぴょんぴょん注1)「ムンテラ」は、ムントテラピー(Mund Therapie)の略で、「患者さんや家族に病状、診断、治療方針等の説明をする」という意味です。 Res:Jさん 題名:ありがとうございます! 投稿日 : 2001年8月23日<木>09時18分/女性/26才 Aさん、ありがとうございます! 私の周りにたまたまレーザー手術を受けた人が多くて、意外と進行するものなのかな・・・って不安になってました。 ぴょんぴょんさんやAさんのレスを読ませていただいて、ちょっと元気になりました。 私も、今回のことがきっかけで、体のことにずいぶん興味を持つようになりました。 又結果報告します。有難うございました! |
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