体がんになって… <Page3>
ぴょんぴょんのホームページには、がんの告知を受けたばかりの患者さんや、検診の結果、精密検査を指示され、その結果が出るまでの日々を不安な気持ちで過ごしている方々も来訪されます。
今これを読んでいるあなたも、もしかしたらがん告知を受けたばかりで、不安感や孤独感、絶望感を抱えてここに来ていらっしゃるのかもしれません。
その気持ちには、ぴょんぴょんも経験があります。そしてたぶん、告知されたすべてのがん患者がその気持ちを経験しています。
他の患者さんの話を知ることで、あなたの不安感や孤独感などが少しでも軽くなればいいな、ご自分の考えをまとめられる上で参考になるといいなと思っています。
はじめまして Tさん 投稿日:2001年5月7日<月>17時09分/山口県/女性/25才 不妊症で個人病院から、大学病院に紹介されて診察を受けるうち、子宮内膜ポリープが見つかりました。4月上旬に切除手術を受け、その結果ポリープがGrade2の癌であることが分かり、子宮体がん(腺がん)であると告知されました。 その後、CTやMRI検査を受けて、5月1日に先生から、子宮と卵巣、卵管を取った方が良いと言われました。私たちは子供を望んでいたので、先生たちもいろいろな方法を考えて下さったようですが、私の生命にかかわってくるので、この結論になったそうです。このまま私の子宮を残して、子供を作れる状態にするのは、先生達からすると、常識外のことであり、凄く神経を使う事であるそうです。まだ日本では違法ですが、代理母制度が許可されるのを願って、受精卵や卵巣を冷凍保存しておく方法もあるので、よく夫婦で話し合って決めるように言われました。 告知されて以来、子供は望めないかもと言う覚悟をしていたので、今はそこまでして(代理母)欲しいとは思っていませんが、将来のことを考えて、冷凍保存してもらっておくべきか、迷っています。 また、私には卵巣障害もあって、なかなか自力では排卵しにくいようです。そのため排卵促進剤も服用しなければなりません。これは癌にとっては逆効果ですよね・・・ もし、同じような問題にぶち当たった方がいらっしゃれば、お話聞かせていただければ幸いです。受精卵を作るために、どういったことをされるんですか?こっちの方も不安です。 ぴょんぴょんさんの顛末記や徒全草、かなり参考になりました。手術前に「え〜、そうなの? そんなことするの?」と、いささか不安にはなりましたが、熟読した今は、ちょっとすっきりして、結構潔い気持ちで手術とこの癌を受け入れられそうです。ありがとうございました。 これからも、チャットものぞいてみようと思います。そのときはどうぞよろしくおねがいします。(*^_^*) Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年5月7日<月>19時42分 Tさん、こんにちは。 ぴょんぴょんです。はじめまして。m(_ _)m 子宮がんのうち、頸がんは偏平上皮がんも多いので、円錐切除などの子宮を残す手術も選択可能な場合がありますが、体がんは、ほとんどが腺がんです。 そのため、かなり初期に発見されないと、子宮摘出は免れないみたいなんですよね。(ToT) 卵子保存の件は、最近、ぴょんぴょんが考えていた課題でした。 というのは、「がんと向き合って」 http://mytown.asahi.com/kanagawa/kikaku_itiran.asp という、睾丸腫瘍になった新聞記者の方の掲載記事に、彼が精液を採取して、冷凍保存しているという記載があったからです。 ぴょんぴょんがその記事を読んだのは、すでに自分のオペは終わった後でした。 その記事を読んだ時、「そうか、女性も自分の卵子を保存しておけば、子供が欲しい人は、将来、代理母がOKになった時、自分の子供を抱けるかもしれないな」とか、「どうしても子供が欲しい人は、卵子を持って、外国へ行ってでも、子供を作る方法を探すだろう」と思いました。 男性には、精液採取という方法が提示される病院もあるのに、子供を切望していなかったとは言え、ぴょんぴょんは主治医から、「こういう方法もあるよ」と、卵子の保存を提案されませんでした。 それが不思議で、なぜなんだろう?と、少し資料をあさってみました。 その結果、精液なら、あのー、そのー、出しちゃえばそれでOKみたいなので、簡単に採取できるんですよね。 ぴょんぴょんは初め、がんのオペの時、摘出した卵巣から卵子を保存してくれれば簡単でいいのにな、と思いました。 でも、精子と違い、卵子の場合は成熟したものが必要なので、普通でもホルモン剤をバシバシ使ったりして、前処置が大変みたい。 多くの病院では、がんの治療にばかり目が行ってしまって、卵子の保存まで考える余裕はないのかもしれません。 それから、Tさんも書いていらっしゃるように、日本では代理母はまだ認められていません。 医療側には、「認められていないのに、卵子を保存するのか?」という考え方もあるようです。 卵子の保存を提案してくれたTさんの病院は、とっても良心的だと思います。 せっかくのチャンスなのですから、卵子を本当に保存するかどうかはご夫婦で、また、卵子採取の時に排卵誘発剤を使うリスクについては、主治医の先生とよく話し合って、ご自分が納得できる答えが見つかるといいですね。 >もし、同じような問題にぶち当たった方がいらっしゃれば、お話聞かせていただければ幸いです。受精卵を作るために、どういったことをされるんですか?こっちの方も不安です。 これについては、ぴょんぴょんには、まったく経験がありません。 経験のある方は、レスよろしくお願いいたします。 最後になりましたが、ともかく、お大事にね。 そして、わからないことがあったら、チャットにも来てね。 ではでは〜。 |
手術をすべきか否か迷う Eさん 投稿日:2001年9月14日<金>15時14分/埼玉県/女性/53才 ずっと悩みつつ、手術を避けている私。 つい先日もある産婦人科医(親族の知人)が今なら臓器だけの切除で済むのに残念と言ったとか。 その医者はそれだけ軽症と考えているようですが、実際にははじめて体がんといわれてすでに3年もたってしまっているのです。 だから、一般的には手術といえば、それだけで済むとは思いません。だから拒んでいる。でも、でも迷うのです。とってしまえば安心かも・・って。 それでいてここまで大丈夫だったのだから、あと少しがんばれるかもと、また別の考えが頭をもたげる。 本当に往ったり来たりで数ヶ月がすぎてしまった。全く何もしなかったわけではないけれど。 あるガンセンターへも一度行って聞いてみましたが、「あなたのように病院ショッピングしている人は、ただ検査しても無駄。ここで切ると決めたら、検査結果を持ってまたいらっしゃい」といわれてしまった。 確かにその医者の言うことはもっともなのだけれど・・。 どうしたらよいのか、どなたかアドバイスを! Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年9月14日<金>16時22分 Eさん、はじまして。 どういう治療法を選ぶか、手術すべきかどうかは、患者本人の生命、治療後の生活の質などにも関係しますので、残念ながら、他人が「こうしたらいいよ」と軽々しく口出しできません。 自分が思う「手術したくない理由」、自分が考えつく「手術した方がいい理由」をよく見比べて、最終的には、「自分で判断するしかない」のですよ。 このHPの子宮がんスタディノートの「術前・術後の子宮がん患者さん」をご覧いただくといいかもしれません。 どうぞお大事に。 Eさんへ Sさん 投稿日:2001年9月17日<月>22時22分/埼玉県/女性/48才 Eさんはじめまして 私は昨年の10月に体癌(1a期)の手術をしました。 私が手術をした病院とEさんが検診した病院が同じようなのでお返事いたします。 わたしがセカンドオピニオンでがんセンターを受診した時も「貴方のしている事をドクターハンティング゙と言うんですよ」と心無い言葉を言われました。 平常心を失っていた私はこの病院で手術を受けました。 でも主治医(検診の先生とは別)も看護婦さんにも恵まれ結果的にはこの病院で手術をして良かったと思います。 ところで私がセカンドオピニオンを受けたのは、子宮内膜の組織診でクラス4となり体癌と診断されたにもかかわらずて手術をしないで直った知人を知っていたからです。その方は30代前半の方ですが、その後2人出産しました。 受診した病院はN、H病院です。その病院はなるべく手術をしない方針だそうです。 年齢とか病状とか人それぞれ異なりますし、病院との相性もあると思いますが、参考になればと思い投函しました。 |
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