季節による特記事項・ご注意 <春>
がん治療術後などの季節的な特記事項・ご注意です。
梅雨の前に。 投稿者:ぴょんぴょん@体がん 投稿日:2004/05/05(Wed)
00:07 No.4020 この時期になると毎年ご案内しているので、今年もお知らせいたします。 「実は…」って実はよく話が出るのが、子宮がんで子宮摘出オペした後の排泄障害の悩み。 溜まってるのがわからなくて導尿になった方も大変ですが、「おねしょしちゃうんです (ToT)」と言う方も、けっこう多いんです。 だから、「私だけなんだ」ってガッカリしないで! えっと…。 Your Voiceの「術後の排泄障害」や、ぴょんぴょん徒然草で折に触れて書いていますが、排泄障害は残念ながら、いきなり良くはなりません。 治るまでに、時間がかかるんです (ToT) とくに、おねしょしちゃうタイプの患者さんへ。 あまり知られていないようなのですが、「介護用シーツ」というのがあります。 入院していた時、ベッドの腰回りの部分に、布が敷かれていませんでしたか? あれです。 介護用シーツは、敷き布団の上に敷いて使います。 基本的に表面は吸湿、裏面は防水加工されているので、おねしょしてしまっても、敷き布団はセーフです。 市販の介護用シーツには、「使い捨てタイプ」と「何回も洗って繰り返し使えるもの」があり、腰回りに敷くサイズ、ベッドパットサイズ、シーツサイズに分かれているようです。 お値段はピンキリですが、使い捨てタイプだと1枚200円位から、何回も洗って使えるものだと3000円くらいからあります。 洗えるタイプで全面が介護用シーツ加工されているものほどお高くなるようですが、消臭機能のあるベッドパットサイズの介護用シーツが8000円程度でネット販売されていたのを見た記憶があります。 防水パット、防水マットカバーなども発売されています。 ぴょんぴょん自身は購入したことがないのですが、介護用シーツをネット販売しているサイトを見て総合的に想像すると、購入時には ●「表面は吸湿」するのでさらっとした肌触り ●「裏面は防水加工」されているので敷き布団を濡らさない ●寝ている時の違和感がない薄さ(洗濯できるタイプで薄いと、洗濯後の乾燥時間も早い) あたりをチェックするといいようです。 ちなみに、ぴょんぴょんは、猫が私のベッド上で粗相するので、介護用シーツではなく、子供用のおねしょシーツを買って敷いていたことがあります。 表面はキルティング地、裏面は薄いビニールみたいになっていて、水分はちゃんと吸い取り、裏面からは漏れませんでした。 何回も洗って使え、2000円くらいだったかなぁ。 難点は「子供用おねしょシーツ」なので、カラフルなキャラクター柄だったんです。 大人がおねしょ対策として、こっそり使うには辛いかも… (ToT) 「使っていることを人には知られたくない」という方がほとんどだと思いますが、介護用シーツと呼ばれるものは、写真でみる限り、ごく普通のシーツと同じ色柄です。 さらに、全面タイプのシーツを使えば、他人からはわかりにくいんじゃないでしょうか。 これからの梅雨時、お布団干しが大変なのではないかと思います。 興味のある方は、「介護用シーツ」や「介護シーツ」「防水シーツ」等で検索されてみてください。 |
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