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家族や恋人が子宮がんになった時 <Page1>

ご家族や恋人が子宮がんと診断された方の投稿です。
がん患者への接し方などについて、チャットへ聞きにいらっしゃる方も多いため、少しでも参考にしていただければと思い、掲示板より転載しました。
なお、2004年5月18日より、ご相談投稿は患者さんご本人に限定させていただいております。

どなたかアドバイスを・・・
Kさん 投稿日:2000年12月23日<土>13時43分

はじめまして。私は子宮ガンの彼女をもつ者です、つい昨日彼女から子宮ガンの知らせを機器、動揺が隠せません・・・。彼女に対して、どのように接すればいいのか、何かしてあげられる事はないのか・・・何もわからない状態で悩んでいます。何でも構いませんので、
どなたかアドバイスを頂けたら嬉しいです。ちなみに彼女の細胞診はXだそうです、で、病理検査でもガンだとはっきり出ているみたいです。
是非、お返事まってます、eメールに返事頂けると嬉しいです。



Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2000年12月24日<日>05時10分

Kさん、ご心配のこととお察しいたします。

彼女に対してどのように接すればいいのか、何かしてあげることはないかのか等のお尋ねですが、Kさんの彼女がどういう人生観、価値観、死生観をお持ちかわかりませんので、正直言って、「こうした方がいいのでは」とか「これは絶対にしない方がいいと思う」という具体例をあげることはできません。

あくまでもぴょんぴょんの例ということで、書かせていただきますね。
ぴょんぴょんは、がん患者の家族として10年ほど生活し、その後、自分もがんになりました。
ですから、患者家族と患者本人両方の経験があります。

患者になったぴょんぴょんは、他人の人生観、価値観、死生観を押し付けられたり、その人が信じている治療法を薦められたりするのが、非常にイヤでした。
でも、自分が患者家族だった時のことを考えると、知らず知らず、自分の価値観などを患者に押し付けていたこともあったんですよね〜。
相手のためだなんて思っていたのですが、実は自分自身が「これでいいんだ」と思いたい、思って楽になりたいというところがあり、患者さんにとっては大きなお世話でした。
自分が患者になって初めて気が付き、そして、それがどんなにイヤで辛いことかがわかりました。

それから、他人、特に健康な人から「頑張って病気と闘って」「治療は辛いだろうけど、元気になるためだから」なんて言われるのもイヤだったな。
だいたいの患者さんは、「治療は辛いけど、元気になるためには仕方ない。頑張るぞ〜」と思ってるんですよね。
でも、「こんなことされるのなら、治療なんかしたくない!」と思うような屈辱的な治療や、苦痛を伴う治療もあるのです。
そんな時に「頑張って」とか「元気になるためにはしょうがないよ」と言われると、励ましが無責任な言葉に聞こえて、「バカヤロー」でした。
愚痴こぼした時に黙って聞いててくれて、手でも握ってくれる方がよっぽどよかったです。

それから、ぴょんぴょんは、入院中、あまり人に会いたくありませんでした。
女性ですから、見栄もあります。
ヨレヨレのところを人に見られたくないという気持ちもあったんですよ。

Kさんの彼女にとって一番いいことは、周囲の人が彼女のすべての意志を尊重してあげることなんじゃないでしょうか。
これ、簡単そうに見えて、結構大変です。
彼女の意志と、Kさんの希望が一致しない場合は、特にKさんはお辛いでしょう。
くどいのですが、「彼女のため」と思っていたことが、実は「自分のため」だったということがないように、お考えをまとめられるといいのではないかと思います。
彼女が早く回復されることをお祈り申し上げております。

Kさんはメールでのお返事をお求めのようでしたが、ぴょんぴょんは現在、特定の方へメールでのアドバイス等をしておりません。
また、患者本人や患者家族が持つ疑問や悩み、質問なさることは、内容が同じことが多いのです。
そのような場合は、各人がそのたびごとに投稿されなくても、この投稿をご覧になれば、疑問が解決することも多いでしょう。
そこで、掲示板の方へお返事させていただきました。メールで、というご希望に添えずに申し訳ありませんでした。

最後に、ここに書いたことは、ぴょんぴょんのケースですので、他の患者さん方も、なにかいいアドバイスがありましたら、どうぞ書き込んでください。



ありがとうございます
Kさん 投稿日:2000年12月24日<日>08時52分

ぴょんぴょんさん。ほんとにありがとうございました。
何もわからない状態の私にとってはとてもありがたい助言です。
自分でももっと何をすべきか、何が出来るかを慎重に考えてから
行動したいと思います。



病理の結果がでました
Kさん 投稿日:2000年12月27日<水>01時31分/神奈川/男性/28才

ぴょんぴょんさん、お久しぶりです、先日話した私の彼女の事ですが、今日病理検査の結果が出ました。結果は初期の頚がんだそうです。
治療法は子宮頚部円錐切除で大丈夫そうだとお医者様が言っていたそうです。電話でしか彼女と話してませんが、とてもホッとしていたようです、一時は子宮摘出を覚悟していた彼女も今日の結果を聞いて、私と別れようと思っていた考えも変わり、一緒に頑張って行こうって言ってくれました。年明けには入院するので、あせらずゆっくりと治療して、元気になってくださいっていいました。
ぴょんぴょんさん、何もわからない自分にアドバイスをして下さってありがとうございました、。これからは、治療で頑張っている彼女を少しでも支えていこうと思います。



Res:ぴょんぴょん 題名:お大事にね 投稿日 : 2000年12月28日<木>01時16分

こんにちは。
Kさんも彼女も、だいぶ気持ちが落ち着かれたようですね。
ぴょんぴょんとKさんの彼女とは、がんの種類が違いますので、ぴょんぴょんは円錐切除を受けたことがありません。
それで、「円錐切除ってこうなの」という経験をお話しすることはできませんが、円切は子宮が残せるので、妊娠も可能でしょう。
本当によかったな〜と思っています。

手術後5年間は、2〜6カ月毎に検査を受けられることになると思います。
オペも気が重いのですけど、術後の検診も正直言って、めんどうに思うことがあるし、恥ずかしくて気が重いんですよね。
でも、再発していないか確認するための大切な検査ですので、お忘れなく、ね。

お大事に!



ご報告です
Kさん 投稿日:2001年2月6日<火>23時40分/神奈川/28才

こんばんは、お久しぶりです。年末に自分の彼女が子宮頚ガンと診断され、年明けに円錐切除手術を受けますと言っていた者です。
1/24に手術を受け、麻酔の掛かり過ぎやら血圧の低下による呼吸困難等のトラブルはあったものの、手術自体はうまくいきました。
で、その際に採取した組織の病理の結果が今日出ました。
その結果、採取した組織からがん細胞は認められませんでした。
お医者様の話だと、『手術した時に、がん細胞も死滅したのだろう』という事なのですが・・・(ホントかなぁ)お陰で子宮の摘出を免れ、彼女本人も『(^。^;)ホッ』っとしています。
一時は別れを持ち出していた彼女も考えを変え、これからは二人で一緒に頑張って行こうと言ってくれました。
ぴょんぴょんさんには色々な助言を頂き、そのお陰で彼女にも勇気づけてあげられる言葉がいえました。自分も不安な日々でしたが助言を頂き、落ち着く事ができました、本当にありがとうございます。



Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年2月11日<日>03時00分

Kさん

彼女の手術が終わり、病理の結果も良好で子宮も残せたとのこと、本当によかったですね。
Kさんの彼女とぴょんぴょんとでは、がんの種類が違ったので、たいした助言もできませんでしたが、少しでもお役に立てたのなら、私も嬉しいです。
わざわざお礼を書き込みに来てくださってありがとうございます。
彼女、お大事に。
そして、お幸せにね。



Kさん 投稿日:2001年5月10日<木>16時20分/男性/28才

こんにちは。頚ガンで円錐切除術を受けた彼女を持つ”K”です。
覚えていますか?
あれから3ヶ月が経ち、彼女の定期検診が最近ありました。
その結果クラス2で問題はないそうです。本当に良かったです。
で、ちなみにクラス2っていうのはどの程度問題無いという事になるんでしょうか。どなたかご存知でしたらレス下さい。



Res:ぴょんぴょん 題名:お久しぶりです。(^o^) 投稿日 : 2001年5月10日<木>22時12分

Kさん、こんばんは。
もちろん、覚えていますよ。お久しぶりです。(^o^)

細胞診については、このホームページの子宮がんスタディノートの「病期と細胞診クラスについてのぴょんぴょんメモ」にちょこっと書いてありますので、よろしければ、ご覧になってみてください。
クラス2は、先生のおっしゃる通り「問題はない」クラスです。
もう少し詳しいことは、リンクページにある「お庭のこっこ」で、こっこママさんが解説していらっしゃいますので、そちらをご覧になるとよろしいかと思います。


>で、ちなみにクラス2っていうのはどの程度問題無いという事になるんでしょうか。

これは、非常に難しいご質問だと思います。(ToT)
クラス2の結果が出た検査日時点では「問題なかった」といった方がいいかも…。

普通の人の細胞診クラスは、1か2です。
ぴょんぴょんも、子宮がんになる前に受けた子宮がん検診では、細胞診クラスはいつも、1か2でした。
「問題はない」ってことですね。
でもある日、細胞診をしたらクラスが上がっていて、検査の結果、がん宣告を受けました。
ですから、クラス2が「どの程度問題ないか」については、だれにも答えられないと思います。
クラスが2のままか、1に戻るか、3に進むかは、だれにもわかりません。
そのために、定期検診が必要になってくるんですよね〜。



経過報告です 投稿者:Kさん 投稿日:2002/03/01(Fri) 14:25 No.561

お久しぶりです、2000年の12/23に初めて彼女のガンの事でカキコさせて頂いたモノです。(your voiceに掲載)
最近彼女が病院で一年ぶりの検診を受けた所、結果はクラス1。
二人してとりあえずは喜び合いました。でもガンは5年は・・・と言いますのでまだまだ安心は出来ませんが。
今は神奈川で一緒に暮らし、あの時のように家が遠くて彼女を悲しい気持ちにさせないよう頑張っています。
このサイトでは私だけではなく彼女も精神的に助けられました、ありがとうございました。
当サイトの事は雑誌やテレビ等でも見かけるようになり、お忙しい毎日とは思いますが何卒お身体に気をつけて頑張って下さい。
応援しています。
それではご報告まで?



Re: 経過報告です ぴょんぴょん@体がん - 2002/03/01(Fri) 14:33 No.564

お久しぶりです。(^o^)

経過が良くて何よりです。
仲良く暮らされているようで、それも喜ばしい限りです!

このまま、順調に月日を重ねられることを祈っています。
どうぞお大事に!

母が子宮体癌と告知され・・・
Mさん 投稿日:2001年4月23日<月>15時05分/埼玉県/女性/29才

先週の金曜日突然母から「子宮癌らしいから、手術するの。入院中実家に戻ってくれる?(一部省略)」と連絡が入ったのです。
少し前に閉経している母が不正出血をした為、もともとあった子宮筋腫が悪化しているかと思い、検診へ・・・。結果は悪性ということ。
本人以上に、聞いた娘の私がびっくり!!慌てて子宮ガンに関するHPを調べたり、資料を検索したりとしている内に、こちらまで到達しました。内容が充実しているので、私自身が少し落ち着き母のサポートができそうな元気が沸いてきました。というのも、今回は私だけが帰って実家の家事をやればいいのではなく、6ヶ月になったばかりの娘がいるので、入院中の母の事はもちろん、ほとんど自分のことができない父(病気とかいう意味ではなく・・・)の面倒をみながらとは・・・と少し不安だったからです。
手術は広汎子宮全摘出術ということで、卵巣や卵管もとってしまうそうで、ぴょんぴょんさんのように復活してもらいたいと思っているところです。
5月7日に手術が確定しているので、とにかく自分も気をしっかり持たなくては!!とがんばってます。
負けず嫌いで結構がんばり屋と思っていた自分が、とても小さく感じた今日この頃でした。



Res:ぴょんぴょん 投稿日 : 2001年4月26日<木>15時36分

こんにちは。
お母様の手術、もうすぐですね。ご心配のことと思います。

病院によっても違いはありますが、入院中の患者さんのお世話は、基本的には病院の方でやってくれます。
それに普通は、術後2、3日経つと、病院側から「歩け!」と言われます。痛くないわけじゃないのですが、動くことは腸閉塞や癒着の防止にいいらしいです。
お金の事さえ気にしなければ、院内にランドリーがある場合、洗濯も患者さんが自分で行けるようになりますし、必要最低限のものは、病院内でも買えるのではないかと思いますよ。
家族の方は、話し相手とか、必要になったものを届けるなどのお世話がメインになるかな。

お子さんのお世話、ご実家の切り盛り、お父様のお世話、お母様のお世話と、しばらくはちょっと忙しくなられますね。
気分も落ち着かないでしょう。
Mさんご自身が体調崩さないように、うまく手抜き・息抜きしながら、乗り切れるといいですね。

お母様のご快癒をお祈り申し上げております!



手術が無事終わりました。
Mさん 投稿日:2001年5月9日<水>14時46分/埼玉県/女性/29才

4月23日にこちらの掲示板に投稿したMです。
その時にお話した実家の母の「子宮体がん」の手術が無事終わりましたのでご報告します。
手術前のMRIの検査でも転移等が見られないので、比較的ガンは初期のものだろうと言われてはいたのですが、実際あけて見るとやはり肉眼では確認できないほどのごく初期のガンだったようです。
この分だと抗がん剤治療も必要ないようで、10日あまりで退院できそうです。
今回のことでは、「早期治療・早期発見」を改めて実感できたことと、このぴょんぴょんさんのHPに出会えて勉強できたことと、普段健康だからといって自分の健康をおごってはいけないことを学ぶことができました。本当にありがとうございました。
母もこれから慎重に病気と向き合って、本当の意味で完治できるといいなぁと思います。
病気の家族を持つ皆さんも、どうぞご自分の健康に気をつけて前向きにサポートしていって下さい。



Res:ぴょんぴょん 題名:お疲れさまです! 投稿日 : 2001年5月10日<木>21時05分

こんにちは。

お母様の手術、無事終わられたとのこと、よかったですね。(^o^)
10日あまりで退院ということは、リンパ郭清せずに済んだんでしょうか?

手術は、小さければ小さいほど身体へのダメージが少ないですから、郭清せずに済めば、それに越したことはないと思います。
早期発見できて、本当によかったです!

とはいえ開腹しているので、お母様も「すぐに元通りの生活」というわけにはいかないと思います。

Mさんも、お母様も、しばらくはまだ、ちょっと大変かもしれませんが、お身体に気をつけて、お過ごしくださいね。


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