悪性腺腫 <Page6>
ぴょんぴょんのホームページには、がんの告知を受けたばかりの患者さんや、検診の結果、精密検査を指示され、その結果が出るまでの日々を不安な気持ちで過ごしている方々も来訪されます。
今これを読んでいるあなたも、もしかしたらがん告知を受けたばかりで、不安感や孤独感、絶望感を抱えてここに来ていらっしゃるのかもしれません。
その気持ちには、ぴょんぴょんも経験があります。そしてたぶん、告知されたすべてのがん患者がその気持ちを経験しています。
他の患者さんの話を知ることで、あなたの不安感や孤独感などが少しでも軽くなればいいな、ご自分の考えをまとめられる上で参考になるといいなと思っています。
子宮頚部悪性腺腫について 投稿者:パールヴァティー - 2006/09/02(Sat)
00:30 No.6026 こんにちはぴょんぴょんさん、パールヴァティーと申します。 ぴょんぴょんさんのHPのお陰で医師の説明が良く理解でき、術後障害の覚悟も持て、大変、為になりました。 お世話になりましたありがとうございます。 子宮頚部悪性腺腫を疑われてから、症例が少ないために都内大学病院の他に、セカンドオピニオン、サードオピニオン、フォースオピニオンと病院を4軒訪ね確定診断を仰ぎ、手術を決めました。その時に、得た病気に関する情報をまとめました。 悪性腺腫とは 腺ガンの亜種であり高分化型ガン。 症状 一般的に水溶性のオリモノが多く、日常的にナプキンがないと生活できない、お漏らししたかと思うくらい出る人が多い。 このオリモノの成分は胃の中にある粘液と同じもので、健康ならばオリモノとして発生しえない内容の液体。 医師が疑うきめて 1)水溶性のオリモノが多い。 2)細胞診では、粘液が黄金黄色にみえる。 3)超音波で子宮頚部に粘液を含んだ多くの、のう胞(ナボットランという)が見られる。 超音波、MRI画像 子宮頚部に粘液を含んだ多くののう胞が見える。(子宮頚部には、蜂の巣状に組織が並んでいて、その組織一つ一つにオリモノの粘液がたまり、ボコボコと嚢胞を作り出している。) 診断方法 一般的な行われている子宮頚ガンの検査(スメア)では陰性となり、円柱上皮細胞の異型がクラス3と出て疑われることが多い。しかし、繰りかえし検査してもクラス2〜3をいったり来たりすることもある。 コルポスコープの生検では子宮膣部表面からしか組織を採取できないので、強く疑われる場合は円錐切除をして組織を詳しく調べることを薦められる。 円錐切除をしても組織そのものが異型に乏しいため、判断がつきにくいことが多く、早期発見が難しい。しかし予後が不良なために子宮全摘後の病理診断をもって、最終病理診断とするしかないケースもある。 悪性腺腫か否かを判断する試薬に特殊染色HIK1083という試薬があり診断の一助になる。 この試薬は、胃の中にある粘液に反応して陽性となる特性があり、普通のオリモノ、細胞では反応しない。 治療方法 確定診断がつく段階ではすでにステージ1b以上とされ、悪性腺腫の1aはない、標準手術は、腺ガンに準じて広汎子宮全摘で卵巣も摘出する。 卵巣への転移の確率は10%位あるとされ残すことはリスクが高い。 抗がん剤、放射線治療は、効果を証明するに足りる症例がほとんどないために、しない場合が多い。 しかし、1b1で発見された患者は再発していない例が多い。 研究 只今、長野県にある国立大学病院で、全国からの症例を集め、診断と標準術式の確立について研究が進んでいる。 報告が遅くなってすみませんでした。今後もよろしくお願いします。 Re: 子宮頚部悪性腺腫について 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2006/09/02(Sat) 00:38 No.6027 パールヴァティーさん、はじめまして。 子宮頚部悪性腺腫の情報、どうもありがとうございました! 悪性腺腫はネット上で特に情報が少ない部類に入るため、いただいた情報は大変貴重で、悪性腺腫を疑われている患者さんや、告知された患者さん方の心強い参考にしていただけると思います。 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。 Re: 子宮頚部悪性腺腫について 投稿者:しずく - 2006/10/31(Tue) 00:09 No.6090 こんにちはぴょんきちさん、しずくともうします。 悪性腺腫の疑いと、診断され1年6ヵ月がたち、現在某大学病院にて経過を診ている所です。 この間、ぴょんきちさんのHPに出会い大変、心強く思い勉強させて頂きました。 有難うございます。 パールヴァティーさんからの情報、大変解りやすくて参考にさせて頂きます。有難うございます。 悪性腺腫の症例は少なくこの病気は、早期発見が、困難と主治医(腫瘍の専門医)から聞きました。 もし今、見つかったらもしかしたら初期状態かもしれないと、言われています。 私の場合は、自覚症状が無いのですが、超音波・MRIでナボットランが見つかりました。細胞診・組織診ではクラス1・2です。 円錐切除でも、組織は正常でしたが少し腫瘍マーカー値が正常値より高く横ばい状なので、態現在経過を診ている所です。 次回外来後、経過報告させて頂きます。 今後も、宜しくお願いします。 Re: 子宮頚部悪性腺腫について 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2006/11/01(Wed) 22:57 No.6097 はじめまして、こんにちは。 このサイトが少しでもお役に立てたのなら幸いです。 時節柄、どうぞお大事になさってください。 Re: 子宮頚部悪性腺腫について 投稿者:パールヴァティー - 2006/11/09(Thu) 23:08 No.6109 こんにちは、ぴょんぴょんさん。 はじめましてしずくさん。 悪性腺腫は症例が少なく。。と医者からの説明で更に不安に思っていると思います。 私が聞いた医師からの説明はナボットランがあるひとはたくさんいらしゃるけれど、悪性腺腫の人はホントに稀だそうです。 どの位少ないか、聞いた範囲では大学病院での20年間の患者数が、○大は4名、K大でも11名でした。 私の場合、発見のきっかけは細胞診で円柱上皮系細胞のクラス3が出たことから始まり、コルポスコープの組織検査で悪性腺腫と確定診断がつきました。 術後は、扁平上皮ガンと同じようにスメアのフォローアップをしていますが、再発した場合は異型が少ないために細胞診での発見は無理でしょうから腫瘍マーカーの数値に頼らざるを得ないだろうと言われています。 実際に再発された方の中には、マーカーの数値が大きく上がった場合があったそうです。 お大事されて下さい。 子宮頚部悪性腺腫について 投稿者:しずく - 2006/11/22(Wed) 23:38 No.6116 こんにちは、ぴょんきちさん。 こんにちは、パールヴィティーさん、貴重な情報有難うございました。 先日、担当医から悪性腺腫の疑いの確立が低いかもしれないと言う事を、言われましたが、腫瘍マーカーの値が高いのは、やはりナボットランから、高値を示している事を疑っている様です。 ホットしていいのか、複雑な心境です。 でも、貴重な情報のお陰で、次回の外来に向けて、がんばれそうです。有難うございました。今後も宜しくお願い致します。 Re: 子宮頚部悪性腺腫について 投稿者:パールヴァティー - 2006/11/30(Thu) 23:48 No.6148 こんにちは、しずくさん。 悪性腺腫の可能性が低くなり良かったですね、医師が検査をするのは疑われる病気の可能性を否定するためです。 結果が「白」と出て問題なしを証明できなければ検査は続きます。不安が募りますが病気を疑うことから仕事が始まるので威かしてるわけではありません。リラックス、リラックス。 無題 投稿者:しずく - 2006/12/21(Thu) 23:53 No.6158 ぴょんぴょんさん、ご無沙汰しています。 悪性腺腫の疑いの、しずくです。 今週、検査の結果を聞いてきました。CEAのマーカー値が3ヶ月まえより、少し高く出てしまいました。 今まで、横ばい状態で安心していたのですが、ショックです。その他の、検査結果は問題はありませんでした。 担当医の説明では、ナボットランが大きくなっているのかもしれない。と言われ、これまたショックでした。 悪性腺腫での、マーカー値(CEA)の悪性との、ボーダーラインはどれくらいかご存知の方が、いらっしゃったら教えていただけますか? 宜しくお願い致します。 Re: 無題 投稿者:パールヴァティー - 2006/12/22(Fri) 18:37 No.6169 しずくさん、こんにちは。 とても不安な日々を送ってらっしゃると思います。 悪性腺腫について、標準治療というものが確立していません。 ですからボーダーラインというのは医師の診断と経験に委ねられています。悪性腺腫は腺ガンの亜種なので治療や数値の判断は腺癌に準じて行われます。 ちなみは私は合併症がありマーカーの数値が当てになりませんでした。 この病気は似ているけど違うこともたくさんあり経過観察を続けている方は多いと聞いています。不安ですがきちんと経過観察を続けていくことが大切です、気持ちを強く持って乗り越えてください。 無題 投稿者:しずく - 2006/12/26(Tue) 01:59 No.6179 パールヴァーティーさんこんにちは 悪性腺腫について、専門的な知識で情報をくださりとても、心強いです。有難うございます。 次回の再検査、気を強く持って行ってきます。 結果が、出ましたら又レスいたします。 管理人代理投稿 元記事2006/12/25(Mon) 01:00 No.6176 悪性線種 投稿者:しずく - 2007/01/28(Sun) 00:13 No.6234 ぴょんぴょんさんご無沙汰しています。 パールヴァティーさんご無沙汰いています。 今年も、お世話に成ります。 先日、CEA値の再検査に行ってきました。不安どうり、又もや少し高くなっていました。ナボットランが、大きくなっているょうです?次回の検査では、担当医から、MRI撮影のオーダーが出ました。ナボットの大きさを、確認する様です。 今後、ナボットが大きく成る様なら、排尿障害又、便秘など起こりうるので、陽性の腫瘍でも障害が起こったら子宮を全摘する事に成る様です。とても、ショックでした。 又、細胞診・組織診では、異常がみられませんでした。 やはり、悪性線種を、確定するのは難しいのでしょうか? 次回の,MRIの結果が出ましたらレスさせて頂きます。 これからも、宜しくお願いします。 Re: 悪性線種 投稿者:パールヴァティー - 2007/02/04(Sun) 18:48 No.6249 ぴょんぴょんさん、しずくさんこんにちは。 しずくさん、心配ですね。 病名が確定するのはイヤで恐いですが、診断がつかずに時間が経つのも不安が募ることとお気持ち察します。 MRIは、病気の診断するのに一助になりますから、画像は主治医を含め多くの先生が協議してくださると思います。 悪性腺腫は診断が難しく手術療法以外は治療効果を期待できないと言われているために、術前には診断がつかなくても、手術で子宮全摘後に病理診断し、最終検査結果とするしかない場合もあります。実際、全摘後に悪性腺腫ではなかったので良かったですねという、患者にとっては飛んでもない話もあります。 悪性腺腫を診断するためにHIK1083という試薬があります、採取した組織やオリモノに使うと陽性・陰性と結果がでます、しかし、この試薬で陰性の場合でも病理の結果では悪性腺腫が確定診断されることもあります。臨床用ではなく研究用試薬ですがこの検査の結果は聞きましたか? 治療の選択はしずくさんの意思です、手術と言われても納得できなければセカンドオピニオンに行くことも出来ます。難しい病気の場合は医師もセカンドオピニオンを嫌がらずに渡りに船と歓迎する場合があります。 しずくさんがどこにお住まいかわかりませんが、東京都ならば信濃町のK病院に症例が多いです、また日本で一番この病気の研究が進んでいるのは長野県の信州にある国立大学病院です。 恐ろしく、緊張も続きますが、気を強く持って受診して下さい。 悪性腺腫 投稿者:しずく - 2007/03/26(Mon) 01:59 No.6330 ぴょんぴょんさん、パールヴァティーさんそれから、みなさん ご無沙汰してます。 先日、MRI検査の結果が出ました。前回の時と、ナボットランの大きさは、変わっていなく進行はしていない様でした。 担当医と、悪性腺腫の現在の研究状態や、検査の事又、勇気を出してセカンドオピニオンの事など話し合いました。担当医も親切に説明して下さり、私の話しを真剣に聞いて下さりました。セカンドオピオンを受ける事で、色々な考えを、聞く事も良いかもしれないと、担当医も話していました。行く時は、紹介状を書きますよ!と、言って下さりました。心の準備をして、行ってこょうと思います。 悪性腺腫と言う、病気は現在の医学でもまだまだ、研究段階だと言う事を、聞き複雑な気持ちです。 これからも、宜しくお願いします。 管理人代理投稿 元記事2007/03/26(Mon) 00:02 No.6329 Re: 悪性線種 投稿者:もっち - 2007/03/30(Fri) 16:57 No.6348 ぴょんぴょんさん、パールヴァティーさん、しずくさんはじめまして。 私は2月初旬に膿のようなおりものがあり検査の結果、子宮入り口に多数ののう胞がありそのうちの1つが4cm大に大きくなっているとのことで信濃町のK病院へ移り、検査を受けました。 がん検査で陽性ではなかったので今のところ病名はLEGH(Lobular endocervical glandular hyperolasia)ですとのことでした。これは悪性腺腫との見極めが非常に難しい症例だそうです。 こちらのサイト(http://www.jsog.or.jp/PDF/57/5709-171.pdf1)に詳しいことが出ていました。 症状としてはおりものがかなり多い(水様性)、MRIで見ると多数ののう胞が見られる。(本当にたくさんありました)等、悪性腺腫の症状と似通っています。 先生のお話では悪性腺腫はかなり症例が少なく、K病院でもここ10年間悪性だったものは25例。 その判断は手術によって取った組織を検査し初めて結果がでるとのことでした。 手術も円錐切除のような部分的なものだと残したところに悪性のものがあったりもするので、全摘をと言われております。 しずくさんの不安なお気持ちが今の私には痛いほど良く分かります。 女性にとって全摘はショックなことです、特に悪性か良性かが微妙なのに全摘しなければならないということが何か腑に落ちなくて私もまだ自分の気持ちを切り替えることができません。 自分を納得させるためにも私はセカンドオピニオンを取ってみるつもりです。先生もすすめて下さいました。 今回先生からLEGHという言葉を初めて聞き、こちらのサイトでもまだLEGHという症例がなかったのでぜひ参考にしていただければと思い投稿いたしました。 検査を続ける中、とても不安だった時インターネットでの情報、特に皆さんが頑張っていることが私を支えてくれました。 特にこちらのサイトは悪性腺腫の情報を患者の立場から見つけることができた唯一のサイトです。それによって検査結果もかなり落ち着いて聞くことができましたし、理解もしやすかったと思います。ありがとうございます。 長年、おりものが多いのは体質だと婦人科の先生にも言われ続け、自分でも体質だからしょうがないのかなと思い普通に暮らしておりました。毎年人間ドックにも行っていました。 今現在、婦人科系の病気の特集やネットでの情報にも水様性のおりもの=悪性腺腫、LEGHの疑いと出ているものはほとんどありません。それだけ症例も少ないのでしょうが、多分私のように体質だからしょうがないと思って気づかずに暮らしているかたもいらっしゃると思います。 MRIの普及により見つかる数が以前より増えたと先生はおっしゃっていますが、まだ気づいていない方のために少しでも私の情報がお役に立てればと思います。 しずくさん、お互い不安な日々が続きますが勇気を持ってがんばりましょうね。 Re: 悪性腺腫 投稿者:ゆーり - 2007/08/27(Mon) 21:28 No.6526 はじめまして。 パールヴァティーさんのNo.6249の書き込みを読み、まさしく私の事だな‥と思い、書き込みさせていただきます。 私の病名確定から、手術までの経過です。 人間ドックの経膣エコーで、多数のナポット卵が見つかり要精密検査との事。 その後、MRI検査→円錐切除による細胞組織診。 悪性腺腫と診断確定され、手術適応の別病院を紹介されました。 そちらの病院では、もっちさんと同じくLEGHかも知れないと言われ、悪性腺腫とLEGHの説明を受けました。 やはり切って調べてみないと悪性腺腫との判断はつきにくい、本当に悪性腺腫なら、抗がん剤も放射線も効かないので切除するしかない、また、悪性腺腫と判断できる状態まで放置すると手術しても予後が悪いと説明を受けました。 今現在の状態ではすぐに手術する必要性はないが、3ヶ月ごとに定期健診を受けるように‥と言われました。 手術するか経過観察するかどうかは、本人に任せると言うことです。 40代半ばだと言うこと、もう出産する気は無いと言うこと、水様性のおりものが多かったり、生理痛がかなりひどいこともあり、また、この先何年も悪性腺腫かも知れない‥との不安を抱いて生きていくのも辛いと思い、手術を決めました。 結果、悪性腺腫ではありませんでした。 最初の病院で確定診断された事でかなり落ち込み、次の病院で悪性の場合の不安がつのり、即手術を決めてしまいました。 悪性でなかった事はとても幸いな事で、こちらにおみえの皆さんからすれば、申し訳ないのですが、術後の辛さや喪失感、更年期症状に、かなりブルーになっています。 でも自分が決めた手術ですから、仕方ないですね。 皆さんが書かれているように、悪性腺腫はとても判断がつきにくい病気です。 たとえ悪性腺腫と確定診断されても、落ち着いて先生方と話し合い相談し、しっかり納得し判断されることをお勧めします。 しずくさん、もっちさん 不安は募るとは思いますが、私のように確定診断された訳ではないですよね。 どうか負けずに頑張って下さいね。 Re: 悪性線種 投稿者:ももみかん - 2007/08/30(Thu) 23:24 No.6534 ぴょんぴょんさん、しずくさん、ヴァールバティさん、もっちさん、ゆーりさん、こんにちは。貴重なお話をありがとうございまます。 悪性腺腫って、ほんとに資料が少なくて、それだけでも不安が増す材料になっていましたので、皆様の書き込みは神様からのプレゼントに思えました。 私は昨年検診のエコー検査で異常がみつかり、悪性腺腫の疑いと診断されました。 年末に円錐切除を受け、細胞診タイプ2の白だったんですが、その後の定期的な細胞診の結果擬陽性(細胞診3b)で、手術を言い渡されました。 エコーで見つかった当初は子宮も卵巣もあきらめる覚悟だったんですが、一度安心してしまったので「確定でないのに切るの?」と腰が引けて怖くなってしまいました。 その上、最初のMRIや組織標本は、研究のため他の機関に送られた後で資料が少なくセカンドオピニオンも取りにくい状態、それでも頑張ってセカンドオピニオンを取ってみると、再度円錐切除をして悪性良性の判断の元、切除範囲を確定すべきとのご意見。 確かに、子宮周辺組織を取る取らないでは後遺症もずいぶん違うし、その後の生活の質にも大きな差だし考えさせられるところ。 結果を主治医に持っていくと、再円錐切除は大量出血を伴うかもしれないがやれないわけではない。転院にしろここで続けるにしてもあなた次第。とのこと。 手術を言い渡されたショックで精神的にも参り気味で考えもまとまらず、苦しんでいます。 でも、やっぱり自分で決めなきゃ。 結果も大事だけど、納得する選択のプロセスがやっぱり大切ですよね。 決断したら、体力つけてがんばります。 これをお読みの円錐切除で良性と出ている方、心配しないでください、私のは特殊ケースです。でも、定期検診はおさぼりしないで受けて下さいね。 Re: 悪性線種の疑い 投稿者:しずく - 2007/09/04(Tue) 15:26 No.6543 ももみかんさん、初めましてしずくと申します。 私と、同じく手術を進められているのですね。今の辛い気持ち痛いほど解ります。 疑われて、約2年半たちます。今現在の状態は細胞・組織診ともクラス1で正常です。昨年の円錐切除でも異常細胞は見つかりませんでしたが子宮頸部に、ナボットのう胞がいくつか有ります。血液検査での腫瘍マーカー値が高値に出ている事で、悪性腺腫を疑われています。今までの経過、何も治療はしていませんが症状は横ばい状態です。 手術の事について、担当医と色々話し会いましが、私は未だに摘出手術に決断ができません。担当医は、現状態では私の考えを尊重しますが今後の検査で、何らかの異常が出たら手術の方向で進めますと言われています。定期検診は、まじめに行っています。 実は、ここの所精神的に、疲れていました。投稿を読ませていただき、がんばろうと言う気持ちに成りました。有難うございました。これからも、ガンバッテ行きましょう。 Re: 悪性線種 投稿者:ねむ - 2007/09/09(Sun) 21:50 No.6548 みなさん、はじめまして。ねむと申します。 非常にめずらしいと言われる悪性腺腫の患者さん、それからその疑いで検査を続けられている方、みなさんのお話はずっと私にとって、治療方針を考える上での助けでした。 今年の6月に悪性腺腫の疑い、と言われてからみなさんと同じようにMRIや組織診を受け、円錐切除を勧められ、納得できずにセカンドオピニオン。 そして、その後病院を移り、来月広汎子宮全摘を受ける事になりました。 私の場合、MRI以外はシロです。術後おそらく、悪性腺腫ではない、と言われるんだろうな、と思っています。それでも、もしも本物だったら、という思いをずっと抱えていく度胸はなく、手術を決意しました。 これは私が40代で、もう既に子供は望めないと思っているから。それと、この先生なら信じられる、と思える先生に辿り着くことができたから、かもしれません。 そして、このサイトと情報を提供して下さるみなさんのお陰で、きちんと納得した上で手術を受ける事ができます。本当にありがとうございます。 私もこれから少しはみなさんのお役に立てる様に参加させていただきます。 Re: 悪性線種 投稿者:ももみかん - 2007/10/12(Fri) 11:44 No.6602 皆様お変わりございませんか? 前回の投稿からバタバタしていました。 しずくさんお返事ありがとうございます。 久しぶりにのぞいてみたらお返事いただいてて感激しています。 前回、偉そうなことを書いてしましましたが、私も疲れたり、やるぞと思ったりの繰り返しです。 私はあれから家族の都合もあり、転院しました。 9月には2度目の円錐切除を受け(怪しいとこをピンポイントで取ったのですが)良性ぽいけど判定は難しいとのことで今月に拡大子宮全摘を受けます。(広汎ではないんです。) で今はその為の検査に通っています。 白黒はっきりしたわけじゃないけど2カ所でみてもらっての結論だし、気の短い私としてはもうこれ以上悩み続けられなくなったというのが大きいかも。 それに、先生ははっきり自分の意見を言ってくれるし、「医学は学問だからちゃんと筋道追ってやっていこう」という先生の考え方に、頼ってみようかなと思いました。 やっぱり最終は運を天に任せる的な部分もあるかもです。 「拡大」になったことは素人ながら「ほんとは悪性だったらまた手術なのかなぁ」と心配もしましたが、40代後半で子供のいない私は、これからの人生を考えるてみて、いかに望むQOLを確保するかも重要と考え、これにかけてみて様子をみてもいいのかなと思ったわけです。(先生は玄人だし) こういう考え方は後悔するでしょうか。 でもこのサイトに出会って病気と真剣に向き合う皆さんにお会いできて、病院に任せたままにしない自分で取り組む大切さを知りました。これは収穫です。ありがとうございます。 手術がんばってきます。ねむさん、同期ですね頑張りましょう。 |
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