がんの種類 <Page1>
一口に「がん」と言っても、発生した部位によって、病名は子宮がん、胃がん…と分かれ、子宮がんの中には、頸がんと体がんがあり、さらに扁平上皮がん、腺がんと…とがんの種類は分かれます。そして、がんの種類によって治療法が異なるため、一般の方は混乱することが多いようです。ぴょんぴょん自身もまだパーフェクトに理解しているわけではないのですが、理解の一助になるような投稿がありましたので掲載します。
なお、細胞診クラス、ステージ(病期)、グレード(組織分化度)は、すべて別々の意味を持ちます。同じような数字で表されるため混同しがちですので、ご注意ください。
腺癌の種類について Sさん 投稿日:2001年11月12日<月>21時53分/埼玉県/女性/48才
S(体癌1a期腺癌)です。 ぴょんぴょんさんご無沙汰しております。 お誕生日おめでとうございます! 元気に迎えられてなによりです。 最近ある癌に関する講演会で腺癌には種類がある事を知りました。 主治医に聞きましたら(類内膜腺癌)と言われましたが、放射線は効く癌ですとだけ教えられました。 腺癌の種類についてご存知でしたら教えてください。 お陰さまで私も手術後1年経ちました。ぴょんぴょんさんの日記帳や顛末記を拝見して、症状が同じで安心したり、勇気づけられたりしました。 本当にありがとうございました。そしてこれからも宜しくHP続けてくださいね。 Res:ぴょんぴょん@体がん 投稿日 : 2001年11月13日<火>03時06分 お久しぶりです。(^o^) 腺がんの種類については、漿液性腺がん、類内膜腺がん、粘液性腺がん、明細胞腺がんというのは聞いたことがあります。調べれば、もっと他にもあるのかも…。 子宮体がんに上記すべての種類があるかどうかはわかりませんので、正確な種類・名称の確認と合わせ、主治医にお聞きになられるのが一番かと思います。 腺がんは、その形状というか浸潤の特性というかから、放射線に対する感受性が低い=効きにくいと理解していました。 類内膜腺がんに放射線が効くというのは、根治治療として有効という意味なのか、局所再発巣に対して効果があるということなのか、Drのおっしゃるところがいまいち不明なのですが、そこらへんも確認されるといいかもしれません。 Sさんも、術後1年経たれたんですね。 おめでとうございます! こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。(^o^) Res:Mさん 題名:Sさん、はじめまして 投稿日 : 2001年11月13日<火>08時46分 Sさん初めまして M@体がん1b期.昨夏手術です。 よろしく〜♪ 私もぴょんぴょんちゃんと同じで、Dr.に一番最初に「このがん(腺癌)には放射線は効きません」と言われたので、そのように思っていました。 でもどこかのHPでやはり体がんの方が「放射線のよく効くがんだと言われた」と書いていらっしゃるのをみてあれれ?と思い、バーチャルドクターの過去の質問をみたりして調べているところでした。 腺癌の種類にもよるのかもしれませんが、万が一の再発時に放射線が効いてくれるのならこれは朗報ですよね!! もしまた先生に聞く機会があったら是非教えてください。 類内膜腺がんの放射線の有効性 投稿者:Tさん 投稿日:2001/11/14(Wed) 03:06 No.20 私の主治医からの話しをすこし。 私も類内膜腺がんですが、放射線治療はせずに点滴での抗がん剤治療と経口剤を3年間服用してきました。 再発転移の治療を主治医に訊ねると,限局的な再発、転移の場合は、放射線治療をすることもあるという話しでしたが、この場合治癒目的ではなく、腫瘍の縮小が目的になるそうですが、症例は少ないそうですが、かなり小さくなった方もおられたらしいです。 再発転移が危惧されて、画像診断で腫瘍が発見されない場合でも確実にガン細胞が増加しているとき、腹膜転移の場合などは私の主治医のケースでは放射線治療は使わず、抗がん剤治療なのだそうです。 限局的というのは病巣が腫瘍化していてそこに限局している場合のことです。 偏平上皮がんである頚がんでも、術後、再発予防として放射線治療法を積極的にする病院。しない病院がありますよね。 再発転移の予防目的で抗がん剤治療を中心にする病院とそれぞれありますが、このあたりはどうも医療機関で一律ではなさそうです。 そうなると、医者などの得意とする治療法が優先されるので再発転移の治療法だけでなく、患者は術後の予後治療を含めて病院選択をする時代がきたということでしょうか。 素人である患者が何を指針に病院選択をすればいいのか。が難しそうですね。ちなみに私は子宮・卵巣がんの5年生存率や得意とする治療方法や治療成績が掲載されたランキング本で病院を探しました。 参考にならないかもしれませんが、書かせて頂きましたm(__)m 手術はしました Tさん - 2001/11/14(Wed) 14:56 No.24 補足。 言葉足らずで混乱させてしまったようです。ごめんなさい。 子宮、卵巣、リンパ節14グループ(婦人科でかくせいできるグループ殆どですね)の手術をしました。 抗がん剤治療をしたのは術後ですm(__)m 腺癌についてお返事ありがとう! 投稿者:Sさん 投稿日:2001/11/17(Sat) 21:16 No.51 S(体癌1a期腺癌)です ぴょんぴょんさんいつも丁寧なお返事を下さりありがとうございます。 Mさん、Tさんありがとうございます。 腺癌の事が分かった事もですが、皆さんの病気に対する前向きな姿勢を私も持たなければと思います。 主治医に類内膜腺癌についてアドバイスされた事を参考にまた質問してみたいと思います。 最近友人にプレゼントされて癒しを受けた本をご紹介させてください。 鎌田 實著『がんばらない』集英社 諏訪中央病院の院長をされている方です。この本を読んで自分がホスピスに入る時にはこの病院にすると決めました。 ぴょんぴょんさん お風邪どうぞお大事になって下さいね。 ホスピス Tさん - 2001/11/18(Sun) 18:36 No.54 Sさん、いえいえ、どういたしまして。 病期にとっても原発が子宮頚部腺がんの類内膜と体がんの類内膜とは異なるのかもしれないけど、術後のケア期間やなどは殆ど同じだと思いますが、Drに再び確認してみてくださいね。 その病院は検索で知っていました。奇麗な病院ですよねー。 ここからは遠いので、無理ですが、東京にもホスピスではないですが、病棟を持つ緩和ケア科が増えてきましたよ。 国立がんセンターのホームページにホスピスの全国一覧病院が掲載されています。個室の値段まで書いてありました。 私も発がんする前に山崎章郎Dr著の「病院で死ぬということ」などを読んで、自分の闘い方を固めるというか、人生を見つめることができたように思います。 Sさんも風邪には気をつけてくださいね。 ぴょんぴょんもチャットごくろうさまでした。 風邪がすこしよくなっているといいけど…(T_T) 無題 ぴょんぴょん@体がん - 2001/11/18(Sun) 23:42 No.59 Sさん、昨夜はチャットへ来てくださって、どうもありがとうございました。 今度の検診時はDrへの質問がいっぱいありそうですが、すべてにお返事いただけるといいですね。(^o^) ではまた。 類内膜腺ガンについて 投稿者:Sさん 投稿日:2002/02/01(Fri) 22:05 No.400 ぴょんぴょんさんこんばんは! きょう定期検診に行って来ました。 以前教えていただいた類内膜腺ガンについて主治医に質問してみました。 頚部、体部、卵巣にできた類内膜腺癌は同じ組織の癌だそうです。 ただ、できた所の違いで手術方法が違い、頚部の周りにはじん帯やリンパ節の組織があるので早期でも転移を予防する為、広汎子宮摘出手術になる。 体部は子宮の壁に囲まれているので早期の場合は、単純子宮摘出手術になる事が多いそうです。 きょうの定期検診の内診、超音波の検査は異常がありませんでした。 1ヵ月後に細胞診の結果がでますが一安心です。毎回試験を受けているような気持ちになり慣れることはできませんね。 またリンパ浮腫が外陰部にみられると言われました。これからも気を付けなければと思います。 Re: 類内膜腺ガンについて ぴょんぴょん@体がん - 2002/02/01(Fri) 23:02 No.402 こんばんは(^o^) なるほどねぇ…。 子宮と卵巣を摘出してリンパ郭清するのに、広汎と準広汎があって、何で違うんだろう??と思っていました。 疑問氷解しました。どうもありがとうございます! リンパ浮腫、お大事になさってくださいね。 ではまた! |
類内膜腺癌について 投稿者:Mちゃん 投稿日:2002/04/27(Sat)
22:09 No.734 はじめまして。 2000年3月に子宮体癌の手術を受けました。 2001年6月に再発、類内膜腺癌と診断されました。 類内膜腺癌について知りたいと思っています。 2002年1月ctの検査の結果、肝臓に影があると言われました。 治療方針や今後の生活などを決めかねています。 何か情報がありましたら、よろしくお願いいたします。 類内膜腺癌の経験がおありの方の話を聞けたらと思います。 Re: 類内膜腺癌について ぴょんぴょん@体がん - 2002/04/28(Sun) 01:23 No.740 こんにちは。 ぴょんぴょんと同じ病名で、オペしたのもほとんど同時期ですね〜。 私は4月でした。 さて、類内膜腺がんの件ですが、まず、これから書くことは医療従事者ではない私の知識ですので、正しくないかもしれません。正確なところは主治医の先生にご確認くださいね。 子宮体がんを分類すると「類内膜腺がん、漿液性腺がん、明細胞腺がん、粘液性腺がん、扁平上皮がん、混合がん、未分化がん」に分けられると聞いています。 そして、子宮体がんのほとんどは、類内膜腺がんであるとも聞いています。 ぴょんぴょんも、類内膜腺がんです。 たぶん、この掲示板に来訪される「子宮体がん」の患者さんの多くが、類内膜腺がんなのではないでしょうか。 このホームページにある私の治療記録や、Your Voiceにある「体がんの告知をされた方、体がん検査結果待ちの方の投稿」を初めとする「自分は体がんです」と書いていらっしゃる患者さんの投稿は、ほとんどが類内膜腺がんの方と考えていただいていいと思いますので、Your Voiceをご覧いただくだけでも、かなりの数の経験者の話がお読みいただけます。 去年再発されたのは、大変でしたね〜。 肝臓の影もご心配のことでしょう。 このホームページには、「体がんで再発して治療しました」という患者さんも来訪されます。 ただ、「子宮体がんで類内膜腺がん」であっても、みなさんステージも、オペ方法も、オペで取った部位も、術前術後に受けた治療も、後遺症も、術後の経過も千差万別です。 Mちゃんは、情報をお求めのようですが、もう少し具体的に書いてくださると、経験者からのレスがつくかもしれません。 例えば、「主治医から、○○という薬を使った抗がん剤治療をやると言われたのだけれど、その経験のある方、治療中どうだったか、お話を聞かせてください」みたいな感じでしょうか。 このホームページ内に書かれていないことで、他の患者さんに聞いてみたいことがある場合は、また、ここにカキコしてね。 なお、この掲示板をご利用になられる方には、ゲストブックへの記帳をお願いしております。ご協力ください。 |
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