海外での治療体験・アメリカ <Page6>
うさぎの本宅には、海外で治療・手術された患者さんも来訪されます。
このページは、アメリカ在住の方の投稿集です。
高度異形性と腺異型性 投稿者:みみ - 2005/01/15(Sat) 05:08 No.5025
アメリカ在です。 4ヶ月ほど前に産後2度目の子宮頸癌検診をうけました。結果は初めてのアブノーマル。ASCUSでいわゆえるクラス2でした。 その後、コルポの結果が高度異形成(クラス3bでしたので、LEEPを受けました。そしてLEEPの結果は異形成見当たらず・・・・。ドクターも今までそのようなことがなかったことはないが珍しい、ということでしたが、何もないのならと思い一度は安心しました。 最近4ヵ月後の再検査を受けたのですが、今度の結果はAGUS/AGCUS Atypical Glandular Cells of Undetermined Significance ということで腺異形成といえばよいのでしょうか。 しかし、このAGUS/AGCUSは英語のサイトは沢山見つかるのですが、日本語のサイトで腺異形成についてはほとんど見当たりません。 あっても医学レポートのような専門用語ばかりのものや数値の載った一般の人にはわかりにくいものばかりです。 今回、検査ごとに進行したり戻ったりした異形成や今度はあまり情報のない腺異形成の結果などに困惑しています。 あるサイトでは進行具合の遅いへん平上皮の異形成より腺異形成の方が注意が必要だとの記事を読みますます混乱してきてしまいました。 私のように、検査結果が前後した経験や腺異形成についてご存知の方はいらっしゃいますか。 Re: 高度異形性と腺異型性 投稿者:ぴょんぴょん@体がん - 2005/01/16(Sun) 02:55 No.5026 はじめまして、こんにちは。 どうお返事しようかと考えていて遅くなりました。すみません。 今回のわたくしのレスは「たぶん」の話ばかりですので、本来なら口をつぐんでいるべきなのかもしれないのですが…。 子宮がんスタディノートの「細胞診の結果」にありますが、日本国内の子宮がん検診で使われる評価には、日母分類やパパニコロ分類や3分類が混在して使われています。 が。 みみさんの検査結果は、「ベセスダ方式」で評価されているんじゃないかと思うんですよ。 ベセスダ(Bethesda)方式は世界標準となりつつある評価方法らしいのですが、日本ではまだまったくと言っていいほど、一般には浸透していません。 医学書の宣伝文などに「細胞診総論(ベセスダシステム含む)」みたいに書かれていたりするので、日本国内ではまだ、学会や医療関係者レベルで話し合われる分野の話なのでしょう。 なので、私たち患者が読んですんなり理解できるような噛み砕いた日本語表記の説明文って、私はまだ見たことがありません (ToT) 日本国内の患者さんで、ベセスダ方式で評価された方っていらっしゃるのかな…って感じなんです。 大変申し上げにくいのですが、みみさんの今回のご投稿に対して、この掲示板をいつも見ていらっしゃる患者さん方からレスがつくのはちょっと考えにくいのです。 Dr、細胞検査士さんなどがここをご覧になっていればレスは付くかもしれませんが、ここ、患者さんが圧倒的に多いんです…。 レスがつかないのは、みみさんがとても重篤だとかいう意味ではありませんので、悲観なさらないでくださいね。 国内の患者さんは、検査結果をベセスダ方式で評価されていないので、自分の経験、検査結果がベセスダ方式で言うところのどれにあたるのかわからない、と言ったところでしょうか。 クラス分類とベセスダでの評価は、そもそも物差しが異なるようですので、すんなり換算もできないでしょうし…。 もう、いろいろと調べられていると思いますが、みみさんがこれからまた検索されるかもしれませんし、この投稿をご覧になった方で検索される方がいらっしゃるかもしれませんので、私が現在知っていることをちょっとだけ。 ベセスダの名称は、ベセスダ法、ベセスダシステム、ベセスダ分類、ベセスダ方式とか、サイトによってちょっと異なったりしています。 また、The Bethesda Systemの略でTBSと表記している場合があります。 なお、こちらの掲示板は子宮を摘出された方、またはその予定の方が対象ですので、どうぞよろしくお願いいたします。 Re: 高度異形成と腺異形成 投稿者:みみ - 2005/01/16(Sun) 13:48 No.5028 ぴょんぴょんさん、私のとても抽象的な投稿にお返事頂きありがとうございました。 また投稿する前に何ページか掲示板を見せていただいていたのすが、手術をされた方の投稿が多いなと思っていたのですが、見当違いな投稿をしてしまったようですみません。 まだ何の告知も受けたわけでもない私が場所をとってしまって申し訳なく思います。ただ、結果かがほんの2週間か1ヶ月ごとに悪くなったり、消えていたり、ほっとしたかと思えばまた数ヵ月後にアブノーマルと振り回され、もしかして、私の場合は発見をミスされてその間に異形成が進んでしまったりしているのではと考えてしまったりもしています。 べセスダ方式は私もネットで調べていて、DRから聞かされたのはその方式で区分された結果だと思いました。 やはり日本語のウェブサイトでは医師の学会論文のようなものしか見当たらないですね。ぴょんぴょんさんのお返事で納得です。 その方式内で分けられている各分類が進行具合(数字などの上下を示すもの)などを示すものでしたらわかりやすいのですが、単に細胞の結果の区分をあらわす名前だけでは、各区分のつながりなどがわからない一般人には理解し難い表記方法のように思います。 DRにも前回数字ではどの段階かと聞いたのですが、もうその方式は使っていないので、ときっと当てはめればいくつかはしっているのでしょうが、その方法では患者には説明できない、といった感じでした。 次回診察(コルポ)にいくときにどのような理由で今回のようなことが起きているのか、結果の前後についてというよりも、私の体に起きている可能性をよく聞いてきたいと思います。 ありがとうございました。 |
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