えっちの話 <Page5>
術後の性生活については病院側からきちんとした指導がなされることが少なく、よくわからないままかなり悩んでいる患者さんも多いのですが、微妙な問題を含んでいるので、公に語られることはほとんどありません。
子宮がんスタディノートに「えっちの話」をUPしたところ、患者さんたちからいろいろな投稿が寄せられました。ログを流してしまうのはあまりにももったいないので、こちらに移動しました。
子宮全摘出手術後3ヶ月での術部損傷なのですが・・ 投稿者:さら 投稿日:2006/11/03(Fri) 11:35
[6104] はじめまして☆先ほどゲストブックに投稿させていただきました。よろしくお願いいたします。 今年7月初めに子宮体癌1a期のため単純子宮全摘出手術で子宮のみ摘出しました。 経過も順調で仕事にも復帰し先生からは9月に入ったら性交渉もOKをいただいていましたが、先日10月末に術後初めて性交渉したところ出血と腹痛で急遽受診したら手術で閉じた部分が損傷し穴が開いて腸が見えてしまっているとの事で緊急入院翌日緊急手術(膣断端閉鎖術)で7月に切ったところをまた開腹して損傷したところを縫い合わせました。 今まだ入院中なのですが手術前の先生のお話では滅多に起こることではないし前の手術が不十分だったわけではないが稀に起こるとのことでしたが手術が十分なものであってものちのちになって十分な間隔をあけての性交渉であっても縫合部に穴が開きまた再手術をしなければならないという事が起こってしまうのでしょうか? 術後性交渉前は痛みも何もなく問題ありませんでしたが、それはこれといった刺激が与えられなかったので大丈夫だったのではないだろうか?つまり性交渉による刺激に耐えられるほど丈夫な術部にはなっていなかったのではないだろうか?・・といった疑問が湧いています。 ちなみに性交渉時は初めてという事もありとても気を使ってしていて途中で痛みや違和感あってやめましたので全く激しいものではありませんでした。 前の手術がもっときちんとしたものであったら今回の再手術が防げたのだとしたら病院側にもきちんとした対応をとっていただきたいと望んでいます。 また今後これからの性生活など送る時に前回は不十分だったが今回の手術が大丈夫なものであれば精神的には安心して送ることができるのでは・・と思っています。 また前の手術がきちんとされていたか否かとは別に何か原因があるのでしたら(たとえば体質とか)またそれに沿って考えていきたいな・・と感じています。 先生からは稀なことで特に原因はなく事故みたいなものとのお話で今ひとつ納得できなかったので質問させていただきました。 どなたかおわかりになる方、また経験された方などいらっしゃいましたら情報お寄せいただければ退院時の先生とのお話の時の参考にもなりますので幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。 Re: 子宮全摘出手術後3ヶ月での術部損傷なのですが・・ 投稿者:ぴょんぴょん@体がん 投稿日:2006/11/04(Sat) 00:57 はじめまして、こんにちは。 再手術、大変でしたね。 3連休中ですので、閲覧されている方が少なめかもしれません。 とり急ぎ、私の把握していることのみ、お伝えしますね。 私は、このサイトを開いてから、チャットや掲示板、時にはメールで、たくさんの患者さんからいろいろな質疑をいただきました。 ざっと数えると、3000人近く、もしくはそれ以上の数の患者さんや、患者さんのご家族とやりとりさせていだだいた計算になると思います。 その中で、膣端部が開いてしまって再手術になったというお話は、今まで1件もありませんでした。 糖尿病をお持ちの方で、お腹の傷のくっ付きが悪かったという方はいらっしゃるのですが…。 ですので、 >先生からは稀なことで特に原因はなく事故みたいなものとのお話で というのを、私は「そうなのか〜」と額面通り受け取ってしまいそうなのですが、さらさんは他でもないご自身のことですし、再手術も受けられて、まだご入院中ですので、すんなり納得いかない気持ち、お察しします。 当サイト内のyourvoice0306.phpに、膣端部の縫合についての投稿がありますので、少しは参考にしていただけるかもしれません。 携帯からだと、この掲示板にはアクセスできても、「うさぎの本宅」のサイトそのものは見られないかもしれませんので、該当箇所をここに引用しておきます。 ******引用ここから****** こんばんは 投稿者:Aさん 投稿日:2003/08/25(Mon) 20:38 No.2583 ぴょんぴょんさん、その後お体の具合はいかがですか? 今日は術後4ヶ月検診でした。相変わらず肉芽があり、またまた<ゴリゴリ><ぎゃー>っと一叫びしてきました。 ひょっとしたら、膣の奥の糸が残っていて、それが肉芽の原因かもしれない、だとしたら、とったほうがいいんだけど、まだはっきり確認できないから経過観察と言われました。 皆さんは膣の中の糸ってどうなりました? あと完治の5年って言われるのは、やはり術後5年ですよね? 私の場合、告知後1年後に手術を受けたので、ふと疑問に思いました -------------------------------------------------------------------------------- Re: こんばんは ぴょんぴょん@体がん - 2003/08/25(Mon) 22:43 No.2584 お久しぶりです (^o^) 私は腟端部の術断裂面の抜糸をした記憶がありません。 今までずっと、溶ける糸を使ってるのかと思い込んでいました。 今度の検診で聞いてみますね。 でも、私の術後検診は、手術した病院とは別の病院で受けているので、一般論しか聞けないかも…。 >あと完治の5年って言われるのは、やはり術後5年ですよね? およよ。 これも、私は勝手に、治療終了後5年だと解釈していました。 手術のみで治療終了になった場合は術後5年になりますね。 これも、今度の検診で聞いてみたいと思います。 -------------------------------------------------------------------------------- 膣端部の縫合と5年完治説について Tさん - 2003/08/28(Thu) 11:08 No.2603 膣端部の縫合と5年完治説について >Aさん シルクアレルギー(縫合糸を異物と捉えて)があると肉芽ができやすいそうです。 縫合糸はいろいろあり、適材適所があるそうなのですが、もし、盲腸などで縫合するようなことがあれば、今回のことは、情報として提示しておくといいとおもいますよ。 糸を選んでくれるはずですから(^o^)V >皆さんは膣の中の糸ってどうなりました? 膣端部は縫合するケースとしないケースがあり、縫合糸も縫い方も何種類かあるそう。 私が入院していた病院では縫合する場合、「丁寧な袋縫い」なんだそうです。 ちなみに、私は膣端部縫合はしていません。 (術後に膣からY字ドレーンを腹腔内にいれておくため) 自然に塞がるを待ちました。 早い方だと言っていましたが、それでも完全に塞がるのに1ヵ月程度はかかったように記憶していますね。 >あと完治の5年って言われるのは、やはり術後5年ですよね? 私の主治医とセカンドDrの話しでは、浸潤ガンの場合は、「5年完治」という考え方はしないのだそう。 その替りにあるのが「5年生存率」という統計なんだそう。 それでも、根治手術後、1・2・3・5年をひとつの目安と考えているのだそうです。 5年生存率のスタートは「原発に対しての根治治療完了から」です。 ですので、根治手術を受けた場合は手術日からということになりますね。 私は根治手術から7年以上が経過していますが、治療が3年間あったので、まだ検診は半年毎です。 婦人科癌規約には標準的治療がありますが、同じ病院の浸潤ガンの患者さんでも、術後3年後から年一毎の検診でOKという患者さんもいるので、たとえ同病でも個々のガンの性質や全身状態、Drの方針によっていろいろのようです。 しかし、患者としては5年何もなければ完治として受けとめたい。 という気持ちは多くあるので、5年間をひとつの目標として励みにしていきたいものですよね。 すこしでも参考になればと書かせて頂きました。 ぴょんぴょんもあきんちょさんもこのあたり、是非是非、Drに聞いてみて〜 また教えてくださるとありがたいです(^o^)V ではではまた。 -------------------------------------------------------------------------------- 補足 Tさん - 2003/08/28(Thu) 11:20 No.2604 度々すみませんm(__)m >それでも、根治手術後、1・2・3・5年をひとつの目安と考えているのだそうです。 ここ、1・2・3・5・7・10と続きます。 5年後から検診を受けなくてよい。 と閲覧者に捉えられてしまう可能性があるかも。 と思いまして、戻りました。 主治医、セカンドDr側の考えとして、ひとつの区切りという目安で、確実に転移・再発を疑うような異常がなくても、この時に、いくつかの画像診断を含めての検診になりますから 何もなくても検診は忘れずに受けて下さいね〜 上記の情報は浸潤癌の場合です。 ******引用ここまで****** 初めの手術で縫合はしたのか、したのなら、どういう縫い方(回数も?)をしたのか、再手術ではどういう縫合をしたのか、何重に縫ったのか、あたりが確認すべきことになってくると思います。 さらさんが納得し、安心できるお返事が、主治医から返って来るといいですね。 どうぞお大事に。 膣端部の再縫合をした経験のある患者さん、さらさんが質問なさっていることへの情報をお持ちの患者さんからのレスは、引き続きお待ちしています。 Re: 子宮全摘出手術後3ヶ月での術部損傷なのですが・・ 投稿者:さら 投稿日:2006/11/04(Sat) 15:24 ぴょんぴょんさん、早速レスいただきありがとうございました! 今は入院中ですが病院内各階に設置されているPCをあいている時に利用しています。お気遣いありがとうございました。 そうですか・・今までお一人もいらっしゃらなかったんですねぇ・・ぴょんぴょんさんほど多くの体験者の方と交流をもたれていらっしゃる方がそうおっしゃるととても説得力がありますね。それほど珍しい事例なのだと感じました。 ちなみにある看護士さんにお聞きしたらこの病院に来て2年あまりで2例目とのことでした。それを聞くとこの病院での発症率はやや高めな感じもしなくはないですが、たまたまなのかもしれませんしまだよくわかりません。 昨日看護士さんの中でも主任クラスの方とお話する機会があったので少し伺ったのですが、原因として考えられるのはもしかしたら最初の手術のとき縫った部分ののりしろ的な部分が少し甘かった可能性があるかもしれないとの事。 今回の手術では最初のときよりのりしろ部分を深くとっているはずなので最初より頑丈にはなっているはずとの事。 もちろん他の原因という事もあるので断定はできないとの事でしたが。 縫合した糸は溶けるタイプのものを使用しているので、3ヶ月も経てば傷もしっかりついて糸も溶けているはずなので、通常はほんとうに考えにくい事だとおっしゃっていました。 でもわたしの場合それがおこってしまったので、ぴょんぴょんさんにアドバイスいただいた縫い方についてや手術後何度も受けた内診検査の時にその予兆など確認できなかったのか?など先生に聞いてみたいと思いました。 先生とは術後2ヶ月経った頃から急に始まった頻尿を訴えた時に、単純子宮全摘でしかも術後2ヶ月も経ってからそのような症状が起こることは手術の影響とは通常考えられないと言われ、気にしすぎじゃないかと取り合ってもらえず、そんなに気になるなら自分で泌尿器科を受診したらと言われ一度自分で探して泌尿器科受診したものの更に悪化したので、なんとかお願いして県内総合病院の泌尿器科に紹介状を書いていただいた経緯などあり、その時がんの件に関しても向こうで診てもらうようにしますか?と言われたりして、わたしの方もかなり不信感を持ってしまいましたが先生の方もやっかいな患者だと思っていることと思うので、なかなか気を使いますが、今後の自分のためによい話し合いができるよう努力しなければと思っています。 いろいろと参考になるご意見ありがとうございました。 また引き続き情報お待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。 |
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