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ホルモン補充療法(HRT)について <Page3>

子宮体がんの多くはエストロゲン依存性のため、術後、卵巣欠落症状(更年期症状)が起こっても、基本的にはホルモン補充療法が受けられません。
でも、初期の体がんだった場合や頸がんの患者さんに対しては、ホルモン補充療法が行われる場合もあります。
ホルモン補充療法を受けている患者さんの体験や、そのメリットとデメリットについてなどの投稿です。
ホルモン補充療法はエストロゲンを使用するものであり、初期の体がん治療で行われる黄体ホルモン治療とは異なります。
黄体ホルモン治療に関する投稿集はYour voiceに別途ありますので、そちらをご覧ください。

はじめまして 投稿者:Mさん 投稿日:2003/06/05(Thu) 17:01 No.2112

こんにちは。わたしはある大学で医学を学んでいるものです。
この度、更年期障害のホルモン療法についてレポートを書くことになり、実際に更年期障害になった人々の意見をぜひお聞きしたいと思い書き込みをさせていただきました。
皆さんはWHIというアメリカでの研究をご存知でしょうか?
簡単に説明させていただくと、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を服用するホルモン補充療法の効果を見る、というものです。
2002年7月にWHIの中間報告で、ホルモン補充療法では乳がんの発生率が高くなるので、使用を中止すべきだという結果が出ました。(これについては詳しくは日本産婦人科学会のページを参照してください。)
皆さんはこれについてどう思われますか?
ちなみに学会では、日本人とアメリカ人では乳がんになりやすさが違うのでこの結果はそのまま受け入れずに考える必要があるといっています。
私は実際の患者さんはどう思っていらっしゃるのかを知りたいのですが、このことに触れているホームページが見つかりませんでした。というわけで失礼かとは思いましたが書き込みをさせていただいた次第です。
実際にホルモン補充療法を受けていらっしゃる方もそうでない方も、もしよろしければぜひお考えを聞かせてください。



Re: はじめまして ぴょんぴょん@体がん - 2003/06/05(Thu) 18:22 No.2114

はじめまして、こんにちは。

うさぎの本宅では、医療関係の学生さんや、Medical、Nursing、Comedicalの方々が行う調査などには、基本的にご協力する方針ではいます。
その場合は、ゲストブックへの記載はあってもなくても構わないのですが、どちらの機関のどなたで連絡先(メールアドレス)はここ、というのは明記していただいております。
ここで答えたことが本当に医学関係の分野で使われるのか、いったい何に使われるのか等、答える患者は不安を持つことも多いので、よろしくご協力ください。

大変申し訳ないのですが、「ある大学のMさん」というのでは、後々、何かあった場合にご連絡できませんので、Mさんの書き込みに対するご協力は、Mさんの大学やご連絡先がわかってから、ということにさせてください。

また、

>2002年7月にWHIの中間報告で、ホルモン補充療法では乳がんの発生率が高くなるので、使用を中止すべきだという結果が出ました。(これについては詳しくは日本産婦人科学会のページを参照してください。)

ですが、日本産婦人科学会の該当URLの明記をお願いいたします。
こちらに来訪する患者さんの中には、HRT(ホルモン補充療法)を受けられている方も少なくありませんが、このままだと乳がんパニックが起きてしまいそうですし、個人個人で検索していると全員が同じサイトへ行きつけないかもしれませんので…。

以上、よろしくお願いいたします。



Re: はじめまして Mさん - 2003/06/06(Fri) 12:04 No.2119

大変申し訳ありませんでした。何しろこういった掲示板への書き込みは初めてなので、どこまで個人情報を出していいものか分からなかったので…。大変失礼しました。
あらためて自己紹介させていただきます。私は筑波大学医学専門学群4年に在籍しておりますMと申します。
今回ホルモン補充療法についてのレポートを作成するにあたり、アメリカの研究結果について患者さんのお考えをお聞きし、レポートの参考にさせていただきたいと思い、書き込みをさせていただきました。
私が参考にした日本産婦人科学会のホームページのアドレスはhttp://www.jsog.or.jp/kaiin/html/hrt_2sep2002.htmlです。
書き込みのところでURLにもいれてみましたが表示されるかよく分からないので一応書いてみました。重複していたら申し訳ありません。
もちろん皆さんの個人情報がわかるようなことなどは一切レポートには掲載いたしませんし、あくまで患者さん一般の反響としてまとめさせていただくつもりです。
本当に失礼なことをして申し訳ありませんでした。まだ至らぬ点は多々ありますでしょうが、どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。



Re: はじめまして ぴょんぴょん@体がん - 2003/06/06(Fri) 13:35 No.2120

こんにちは。
さっそくの自己紹介、ありがとうございました。

もうご存知かもしれませんが、一応、当サイトに来訪される患者さん方の背景をご説明しておきますね。

来訪される患者さんは子宮がんの方が大半です。
そして、子宮がんの中にはエストロゲンに依存すると言われているタイプ(主に体がん)があるため、オペで卵巣を取って卵巣欠落症状(更年期症状)が出ても、ホルモン補充療法が受けられない場合も少なくありません。
その反面、エストロゲン依存の子宮がんでも、初期の場合は、オペでがん細胞がすべて取り除けたと考えるためか、ホルモン補充療法が可能になる場合があります。
そのような患者さんは、子宮がんの再発を第一に心配され、その次に「乳がんになる確率が上がるってホント?」という心配が来るようです。
そのあたりについては、当サイトのYourVoiceというコンテンツ内に「ホルモン補充療法(HRT)について」という投稿集がありますので、合わせてご覧ください。

上記のような理由から、病気らしい病気がなく更年期年齢に達し、実際に更年期症状が出てホルモン補充療法の適応範囲に入った女性とは異なる観点・事情があると思われ、Mさんが意図される意見収拾ができるかどうかわからないのですが、当サイトでできることはご協力させていただきたいと思います (^o^)

患者の皆さんも、よろしければご協力お願いいたします m(_ _)m

長くなりましたので、ホルモン補充療法に関する私の意見は、別投稿で書かせていただきます。



ぴょんぴょんの考え ぴょんぴょん@体がん - 2003/06/06(Fri) 15:19 No.2121

私は体がんで、ステージも初期ではなかったため、ホルモン補充療法は不可です。
オペした病院の主治医にも、転院後の主治医にも「HRT(ホルモン補充療法)できますか?」と質問しましたが「ダメっ!」と言われています。

私はホットフラッシュを感じたことがありませんし、不定愁訴も「これがそうなんだと言われればそうなのかな?」という感じで気にならなかったので、「この辛い症状をどうにかしてくれぇぇ」という切望感はありませんでした。
でも最近、通常は閉経後数年経ってから出るといわれている骨密度の低下や高脂血症が治療必要レベルにまで悪化していることがわかり、卵巣欠落の不便さを痛感しています。
食事等にはかなり気をつけていたのですが、女性ホルモンでしか保てない部分もあるんですよね。

http://www.jsog.or.jp/kaiin/html/hrt_2sep2002.html を見ました。
HRT無しの場合は10000人のうち30人が乳がんを発症し、HRTをすると10000人中38人が乳がんを発症したとなっていますが、その解釈でいいんでしょうか?
数字に弱いので、統計を読み違えていたらすみません (;^_^A

私の解釈で正しいとしたら、もしも私がHRT可能だったとしたら、乳がんの検診もひんぱんにするという前提で、ぜひHRTを受けたいです。
私の母は乳がんで死亡していますので、自分が持つリスクや乳がんについては承知しているつもりですが、それでも受けられるものなら受けたいと思いました。
私には10000人中の30人→38人の増加が、ものすごいリスクアップとは思えなかったのです。
現在の私は、骨密度の低下にはビタミン剤、高脂血症にはコレステロール値を下げる薬というように対症療法しか受けられませんので、HRTに対する憧れみたいなものもあると思いますけれど、デメリットよりメリットの方が多いと感じられました。
これが、乳がん発症率が2倍、3倍になるというなら、HRTを受けるのを考えてしまいますが…。

一般的な方々は「がん」という言葉に漠然とした恐怖感を持つのでしょうが、わたしはすでにがんになっちゃっていますので、早期発見・早期治療に始まるがんとのお付き合いの方法もある程度心得ているつもりですし、HRTを受けることでなるかもしれない乳がんより、現在すでに治療が必要とされている生活習慣病の方をどうにかしたいのです。
これって言わば究極の選択ですから、もちろん私とは異なる意見のかたもいらっしゃることと思います。

蛇足ですけれど、子宮がんの術後検診で婦人科にたびたび足を運びます。
壁に「ホルモン補充療法について」というポスターが貼ってあって、「辛い更年期症状もこれで回避」的な、思わず飛びつきたくなるようないいことがずらずら書いてあるんですが、実際にHRTすることになった患者さんに、医師が「多少と言えどもこういうリスクがあります」ということをきちんと説明しているのかが気になります。

またチャットなどで、持病はないものの更年期年齢になって不定愁訴が出て悩む女性とお話する機会がありますが、ホルモン補充療法のことをまったく知らず、というか、更年期症状は婦人科へ行くと診てもらえるという知識すらなく、更年期症状はじっと我慢するしかないと思っている方がけっこういらっしゃるのに驚かされます。

HRTをどう思うかという話とはちょっとそれちゃいましたが、更年期症状に対する治療やHRTのメリット・デメリットについて、もっと啓蒙が必要なのかもしれません。

こんなところでしょうか。
いいレポートが書けるといいですね。
他にも、こんなことが聞きたい等のご要望がありましたら、できるかぎりの協力はさせていただきますのでおっしゃってくださいね。



Re: はじめまして Tさん - 2003/06/07(Sat) 11:18 No.2126

お役に立てるかどうかはわかりませんが。。。
私は卵巣がん、7年前の発病です。
卵巣がんの場合、ドクターの考え方によってホルモン療法を行うかどうか分かれるような気がします。
友人は術後からずっとプレマリンを処方されていて、欠落障害を感じたことがないそうです。
私は未だに汗が流れるほどのホットフラッシュなどなどがあります。これはストレスがかかったときなどに多いので、今はぐうたら主婦をして乗り切っています(笑)
WHIの報告も興味深く読みました。
QOLに対しては色々考えることもありますが、私自身はここまで受けずに来たので(あっ、ギリギリ40代です^^)このまま行こうかなと思っています。
少なくてもリスクを背負うことはやっぱり避けたいと言うのが本音でしょうか。あまり参考にならなくて申し訳ありません。



Re: はじめまして Aさん - 2003/06/07(Sat) 12:54 No.2127

Mさん、はじめまして。ぴょんぴょんさん、ご無沙汰しております。

私は2002年9月(30歳のとき)に子宮体癌(ステージ1a、組織診G2)で、子宮と両付属器の摘出を受けました。
主治医の先生の方針から、HRTを受けたことはありません。トウキシャクヤクサンを処方され半年程服用していますが、今のところ効果は感じられません。
肩〜頭にかけてのにぶい痛みと、ふわふわするようなめまいに悩まされる毎日です。

「人生太く短く」をモットーとする私としては、より質の高い生活を望んでいますので、乳ガンの確率が上がろうが、体癌が再発しようが、HRTを受けてみたいといのが本音です。
発症率が10倍であろうが、苦しんで死ぬことになろうが、構わないと思っています。(受けなくてもガンになる可能性がゼロではない限り、受けないメリットを感じません。)

快適な生活を送るために寿命が縮むことと、具合が悪いまま不快感に悩まされ長生きするのとでは、間違いなく前者を選びたいタイプの人間です。
HRTを受けるかどうか、そのリスクを明確な試験データやどんなリスクがあるか等を提示してもらって、患者が望む治療を選択出来れば良いのにな、と思っています。
「提示したリスクに該当するような症状が現れたとしても文句言いません」というような書類があって、サインすれば治療するよ、と言われれば、喜んでサインしてHRTを受けると思います。
私は、卵巣欠落症状を負ってまで治療をしたいとは考えていなかったため、当初は手術を拒否していました。それなら、少なくとも自覚症状のない今を楽しんで、短く死んで行きたいと考えたからです。
手術を受ける前の説明の際に、「あなたは初期だから、術後の卵巣欠落症状にはHRTというよく効く治療があるから心配ない」と説明され、手術を受けることを説得されたにも拘わらず、結局は漢方薬しか処方してもらえず、不便な生活を強いられていることに対しては、大変ご立腹ですわ〜。

また、こういった考えには、その患者の持つ背景に依存する部分も大きいと思うのです。私には家族がいません。守るものは自分だけなので、何よりも自分が快適に過ごすことが出来ることを強く望んでいるのかもしれません。

長く書いてしまいましたが、ちょっとでも参考になれば幸いです。
レポート頑張ってくださいね。



Re: はじめまして Lさん - 2003/06/09(Mon) 14:15 No.2134

はじめまして。Lと申します。
お役にたてるかどうか、わかりませんが、書き込みさせていただきますね。

私は、子宮頚部の腺ガンで、昨年8月に、頚部レーザー切除、今年1月に、子宮、卵巣、骨盤内リンパ節の一部を切除しました。
腺ガンの場合、ホルモン補充療法は、一般的にはしないようですが、私の場合、CIS(上皮内ガン)というステージであったので、プレマリンを服用しております。
乳ガンのリスクが高くなるというデータも知っての上のことです。
私の場合、卵巣欠落症状として、動悸、過呼吸…といった症状があり、抗不安剤等も使っていますが、効果ははかばかしくなく、当初1日1錠でスタートしたプレマリンを現在は2錠、服用して落ち着いています。
私には、守るべき子供たちが二人います。Aさんもおっしゃるように、リスクを避けて、長く生きるか、今の生活の質を守るかの選択でした。
今、プレマリンなしでは、通勤の電車も辛く、仕事に行けない=うちは、生活できない、という状況ですので、私は、何の迷いもなくプレマリン服用を選びました。
現在、43歳ですので、いつやめるか、という問題はありますね。

レポート頑張ってくださいね!



感謝感激雨あられです! 投稿者:Mさん 投稿日:2003/06/11(Wed) 16:44 No.2146

ぴょんぴょんさん、皆さんこんにちは。先日書き込みさせていただいたMです。
ぴょんぴょんさん、Tさん、Aさん、Lさん、貴重なご意見をお聞かせいただいて本当にありがとうございました!とても参考になりました。皆さんやはりいろいろな考えをお持ちでいらっしゃるんだな、とあらためて思いました。
頂いたご意見を参考にして、早速レポートを書かせていただきたいと思います。一応来週が期限となっているので、今週中に仕上げようと思っています。というかもうほとんど出来上がってはいるので、あとは皆さんのご意見をまとめるだけなのですが。
出来上がりましたらこちらにご報告させていただきますので、もしこれではまずいというような点がありましたらご指摘ください。
それではまた後日お邪魔します。



レポートができました。 Mさん - 2003/06/13(Fri) 16:13 No.2155

ぴょんぴょんさん、皆さんこんにちは。
レポートの原稿が出来上がったのでまたまた書き込みさせていただきました。以下のようにまとめてみました。

「この結果に対しては患者さんの反応も様々です。特に血縁に乳癌の発症者がおられる方などでは、乳癌のリスクは気になるのでHRTを受けることはためらわれるという方もいらっしゃいます。逆にこのつらい症状が改善するなら多少のリスクは目をつぶれる、という考えの方もいらっしゃいます。結局、患者さん自身が何を1番求めておられるのかによって見方が違うようです。また、きちんとしたインフォームド・コンセントとその後のフォロー、例えば乳癌の定期検診などがあれば安心だという声もありました。
さらに、更年期障害に対する啓蒙が足りないのではないかというご意見もありました。更年期障害が婦人科で見てもらえるということすら知らない方もいらっしゃるそうです。また、HRTのメリット、デメリットについてなど、治療の詳しい情報もあまり知られていないことも問題ではないかとのご意見もありました。
このことから、今回のHRTの話に限らずどのような治療をするにしても、患者さんに対するきちんとしたエビデンス(証拠)に基づいた説明が必要とされていることを強く感じました。」

いかがでしょうか?何か不都合な点がありましたらご指摘ください。
こんなに短い文章を書くために皆さんの多大なご協力を必要としてしまいました。本当に感謝感謝です。
皆さん私などよりもずっと知識が豊富で、私ももっと勉強しなければなぁと思ってしまいました。

個人的な感想になってしまうのですが、婦人科の授業を受けていて思ったことがあります。それは婦人科疾患はあまりにも一般に知られていないということです。
ぴょんぴょんさんがおっしゃっていたように、更年期障害は婦人科で…という事を知らない人もいるということでしたが、私も自分が勉強するまではわかりませんでした。
また、私の母も数年前に更年期障害でかなりひどかったのですが、家族は皆あまり問題視していなかったように思います。更年期障害といわれてもあまり病気なのだというイメージを持っていませんでした。
今あらためて勉強して、どんなにつらかっただろうと思って反省するとともに、社会全体の知識不足を痛感しました。
他の癌や性行為感染症にしても、私はこうして勉強しているからいいけれど、知らない人はどうするんだろうと考えることが度々ありました。
病気に関しての啓蒙というのは難しいのかもしれませんが、もっと婦人科疾患の認知度を上げていく必要があるのだと感じました。

長々と偉そうな話をしてしまいました。すいません。
最後になりましたが、皆さんがこれからもますますお元気ですごせますように心からお祈り申し上げます。ご協力本当にありがとうございました。



Re: 感謝感激雨あられです! ぴょんぴょん@体がん - 2003/06/14(Sat) 15:42 No.2156

こんにちは。
私は特に問題だと思ったところはありませんでしたが、他の方はいかがでしょうか。
特に投稿がないなら、みんな「不都合はない」ということでいいんじゃないかと思いますが…。
提出期限もおありになることですし。

レポート作成、お疲れ様でした (^o^)



Re: 感謝感激雨あられです! Aさん - 2003/06/16(Mon) 06:57 No.2174

こんにちは。
私も特に問題だと思ったところはありません。
お疲れ様でした♪



Re: 感謝感激雨あられです! TAさん - 2003/06/16(Mon) 10:04 No.2175

こんにちわ。ぴょんぴょん、Mさん、皆さん。

個人的にテキストで書いていたのですが、出遅れてしまいました。

ひとことだけいいですか。
閉経を向える前や、ホルモンが盛んな年代において、器質的にホルモン分泌がなくなった卵巣欠落症状での患者と、自然な更年期を向えて不都合がある患者が考えるHRTは捉え方もリスクやメリットも異なるように考えています。

一番の違いは、なだらかな下降線って分泌が低下していくのと、卵巣を切除後突然にそれらの不定愁訴に感じるのとでは違うと思われ…なんといいますか。
閉経適齢期前に切除していると、骨密度の急低下、中性脂肪上昇などもありますし…。

私がもし、自然更年期向えていたら、他の薬剤で緩和できないときに、HRTを考えたと思います。筋腫が大きくなったり、子宮ガンや乳がんの原発リスクは減らしたいと考えるんじゃないかな〜と想像ですが、思います。

ぴょんぴょんの仰るように、リスクのきちんとした説明があまりされないまま、若返り療法ということで、保険外で投与できるクリニックが最近増えてきたそうです。TVで観た放送内の限りでは、肝機能などの血液検査は行っていましたが、筋腫の検査、子宮ガンや乳がんの検査を勧めているシーンはありませんでした。

かと思えば、逆に私の周囲では、自然な更年期で不定愁愁訴があって、病気ではないからと我慢していたり、精神安定剤などで緩和させ、HRTをしている方を知りません。

結局、正しい情報を得ている場合ならば、個人の生き方考え方に大きく依存する治療だと言えそうですね(^o^)

ではでは。


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