黄体ホルモン治療関係の投稿 <Page2>
体がんでも、初期であれば子宮を温存する黄体ホルモン治療が適応になる場合がありますが、この治療はやや長期になるため、患者さんはいろいろな葛藤や不安を感じられることもあるようです。こちらには、黄体ホルモン治療を選択された患者さんの声を集めました。
なお、黄体ホルモン治療は主に初期の体がん治療で行われるもので、卵巣欠落症状対策として行われるホルモン補充療法(HRT)とは異なります。
ホルモン補充療法(HRT)に関する投稿集はYour voiceに別途ありますので、そちらをご覧ください。
複雑なキモチ 投稿者:Yさん 投稿日:2001/11/13(Tue)
13:52 No.18 初めてHP拝見しました。 私だけが不幸だと、なんでなんで?ばかりが頭を巡り冷静さを欠いていました。 病気の人の気持ちなんて他の誰にもわからないと周りを責める自分がいました。 私は元気だったのに、能天気だったのにぃ〜と思えばおもう程&家族にさえも辛くあたってしまう程に自分を責めることの繰り返し。 9月末に疑惑宣告をされ、その後、細胞診・MRIを経て体癌1a期だろうと診断され、ホルモン治療を望み10月末には子宮内膜掻爬術をうけました。 その手術によって、a期ではなくb期に突入してしまっていることがわかり、今はもういちど病理の先生にa期ではなかったのかを再診断してもらっているのと共に、12月最初には全摘手術の予定を入れています。 今は手術待ちの恐怖感、時間が経ってしまっている事への不安、子宮をとることの淋しさ、浮腫後遺症への不安、暗〜く孤独な悲劇のヒロイン気分でしたが皆さんも辛い経験なさってるんですね。 一人じゃなかったんだ・・ 私もこれから前向きに歩いて行きたいです。 病気を超えて大きな何かが得られるかもしれない。 今はなんと言ってもお酒を飲みたい。 その感情を必死に抑えている兼業主婦です。 皆様どうぞ宜しくお願いします! Re: 複雑なキモチ ぴょんぴょん@体がん - 2001/11/14(Wed) 14:33 No.23 Yさん、はじめまして。 ご来訪いただき、ありがとうございます。m(_ _)m がん宣告を受け、手術するかもしれないと考えると、やはり冷静ではいられませんよね〜。 ぴょんぴょんは術後約1年半ですが、今考えてみると、病気が分かってから手術を受けるまでの間が一番荒れてたかな…。 病気になって失うものもありますが、得るものもあります。 「病気を超えて大きな何かが得られるかもしれない」って、まったくその通りだと思います。 がん患者のたぶん全員に、がん告知を受けた時、「自分ががん? 何でぇぇぇ!」と思い、「自分が一番不幸症候群」になり、そこから脱出するのにかなりの時間を要し、本人も周囲も辛い時期を過ごした経験があります。 それが高じると、周囲も患者を持て余し気味になったりして、患者本人はさらに孤立し、辛い思いも多くなって行くようですが、Yさんはかなり早い時点で「自分だけじゃなかったんだ…」と思われたようですので、ご家族や周囲ともいい関係を築いていかれることでしょう。 どうぞお大事になさってくださいね。 そして、こちらでもお手伝いできることはあるかもしれませんので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 ぴょんぴょんさん! Yさん - 2001/11/16(Fri) 10:02 No.37 お返事ありがとうございます。嬉しい!! >「自分が一番不幸症候群」になり、そこから脱出するのにかなりの時間を要し、本人も周囲も辛い時期を過ごした経験があります。それが高じると、周囲も患者を持て余し気味になったりして、患者本人はさらに孤立し、辛い思いも多くなって行く・・←今の私は正にこれなのです。手術をしなくては、いけない。そこからまた私なりの生き方を探そうと今は思える。 しかし、一度パニックが起こると自分でも抑えられなくなります。 涙はドカドカという勢いで流れてくる・・涙が出ると多少は楽になるのに、その後冷静さを取り戻した私に襲ってくるのは、‘自己嫌悪’です。 勝手に泣くのは結構なのですが、これ以上家族にも迷惑をかけられないので来週にはソーシャルワーカーに相談する予約を入れました。 ここで拝見したTさんのHPでもお世話になったのですが、ぴょんぴょんさん、今の私にとっては同じ経験をした方からの励ましと私の気持ちをわかってもらえるということが力強い心の支えになります。 HPを作ってくださって本当にありがとうございます! 私の今の心理状態では他の方々を元気づけるなど到底無理ですが、周りの皆&同じ病気をもった方と励ましあい思いっきりお世話になっちゃって、その後いつもの元気な私を取り戻し、恩返ししたいと思います こう書いている私、今は自分を見失っていないの。 わかって頂けますか? 現実に目をそむけず、しっかりと治療を受けます。 そしてこれからもよろしくお願いします! Re: 複雑なキモチ ぴょんぴょん@体がん - 2001/11/16(Fri) 11:21 No.38 Yさん、こんにちは。 ぴょんぴょんは、こういうHPをやっているので、必然的にがん患者さんと接する機会が多くなるのね。 告知されたばかりの患者さんは、どなたも冷静ではいられませんから「がんになって不安です」とおっしゃいます。 でも本当は、がんそのものが不安なのではなく、「手術でどんなことされるのか分からないから怖くて不安」「病気がどこまで進んでいるか分からないから不安」「死ぬんじゃないかと不安」「子宮を取ったら子供が産めなくなる。そんな自分を周囲はどう思うだろう…」「後遺症が出たらどうしよう」などなど、がんになったことから発生する数々の事象が不安だと思うんです。 「がんになって不安です」と言われても、不安の原因がわからないと対処のしようがないのですが、Yさんは、初めの投稿で不安の原因そのものについて、ご自身である程度分析できていらしたので、すごいな〜と思っていました。 早い時期にそこまで考えられる人は、なかなかいないんですよ。 ですから >こう書いている私、今は自分を見失っていないの。 わかって頂けますか? とおっしゃることもよく分かります。 不安の原因は個人個人で違うので、患者さん本人が「自分はこれが不安・心配」と認識できていないと周囲も対処のしようがないのですが、不安の原因さえ把握できていれば、これはこうして、これはここに相談してみようかなと、解決方法は出て来ます。 このサイトだけで解決できない問題もあるかとは思いますが、「ここをご覧になってみてはいかがでしょう?」とご案内できることもありますので、どうぞ投稿してみてくださいね。 今は、パニックになり、泣いたりしてもいらっしゃるようですが、それも不安や憤りを解消する上で必要な過程なのかもしれません。 もしかしたら、Yさんが知っている中で一番嫌いな人とか、一番品行不良な人を思い浮かべ、「なんであの人ががんにならずに、私がなっちゃうわけ?!」と思うこともあるでしょう。 気持ちの動揺は、ソーシャルワーカーというプロのケアと「時間の経過」が、きっと解決してくれます。 大丈夫ですよ! |
はじめまして!! 投稿者:Kさん 投稿日:2001/12/10(Mon)
22:05 No.157 はじめまして。本日ゲストブックにも記帳させていただきました、Kと申します。 掲示板の前の方に記入されている、Mさんと同じく、私も14日に日帰り手術で内膜ソウハします。 私は一年前に異型細胞が見つかり、3か月ヒスロンHを服用し、その後7ヶ月は、プロゲステンを排卵の時期に合わせて服用するという治療でした。 ところが、今月始め、細胞診が3(疑陽性)となってしまったため、内膜ソウハすることになりました。 ホルモン療法は、私には効かなかったのか? もしかして手術になってしまうのか? と、検査の結果も出ないうちから、不安でいっぱいてです。 Re: はじめまして!! ぴょんぴょん@体がん - 2001/12/12(Wed) 20:09 No.163 Kさん、はじめまして。m(_ _)m 明後日、内膜掻爬されるんですね。 ぴょんぴょんも掻爬したことがありますが、私は掻爬自体は楽勝でした。 でも、結果が出るまでは、やっぱりドキドキものでしたよ。(ToT) Kさんは、いい結果であることをお祈りしてます。 どうぞお大事に! がんばります!! Kさん - 2001/12/12(Wed) 22:03 No.167 ぴょんぴょんさん、励ましのお言葉、ありがとうございます。 とりあえず、頑張って内膜ソウハの処置を受けてきます。 結果が出ないうちから、うだうだ悩んでいてもしょうがない・・・ と、自分でもわかっているのですが・・・。(だんなにもそう言われている)また、結果が出たら、ご報告します。 |
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