子宮がん・卵巣がん患者サイト「うさぎの本宅」

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術後4年7ヶ月目

■2004/11/01 (月) 術後検診

午前中、婦人科でがんの術後検診。
前回の検診後、消化器系の精密検査をやったり、甲状腺専門医にかかったりしているので、婦人科Drに報告しなければならないことがいっぱいある。
で、一番最後の順番になるように行った。

術断端部の細胞診は2年以上クラス1が続いていること、6月末の細胞診もクラス1だったこと、その後にやった胃や大腸の内視鏡などで異常が見つからなかったこと、現在、術断端部や腸からの出血がないなどの理由から、今回は内診及び細胞診は行われなかった。
Drは「やっときますか?」と聞いてきたので、こちらが望めばやってくれたんでしょうが、次回でいいかなと思い、要求しなかった。

わたくしの後に待っている患者がいないせいか、Drはわりとりラックスしているように見え、ホルモン補充療法(HRT)の話も、Drの方から出してくれた。
HRTは、来年からやってもらえそう♪
本音ではできればやりたくはないけれど、QOLを考えるとやってもいいと思うという話だった。
うんうん、わたくしもそう考えます。
骨密度のことがなければ、HRTを希望したかどうか…。

わたくしには卵巣欠落症状の中の不定愁訴はないので、HRTによって骨量の低下が解決できればいい。
そこでDrは、HRTに使われる薬の中で副作用が比較的少ないと言われるE3の使用を考えているようだ。
ただし、血栓ができやすくなるデメリットはあるので、内科の見解も聞いて欲しいそうだ。
はい、今度聞いてみます。
生活習慣病の数値も改善されるとなおいいけど、そちらは個別に薬で対処できるので、多くは望みますまい。

9月の血液検査でもCEAが正常値上限をちょっと超えていたため、HRTは拒否されるかと思っていたけれど、いい感じで話が進んでよかったよぉ (^o^)

今日は、腫瘍マーカーのための採血をして、結果は内科でも受診した時に見せてもらい、異常値が出ていた場合のみ、婦人科で再診を受けることになった。
一つの病院でいろいろな科にかかっていると、こういう部分は便利ですね〜。
次回の術後検診は、来年1月頃の予定。

今夜は、夫の仕事の取引先の方とお互い夫婦で会う約束がある。
ちょっとお昼寝して、それからお出かけです。


■2004/11/02 (火) 風邪

昨夜、また喉が痛くなって、咳も出てきた。
風邪がぶり返してしまったみたい。

朝になったら、体の節々は痛いわ、頭痛も悪寒もするわで、本物の風邪っぴきです (ToT)
熱もある…。

明日はわたくしの誕生日なので、夫は何か考えてくれているようだ。
それまでに治せるかしら?

さて、術後、熱っぽいと感じることはあっても、本当に熱を出したのは、今日が初めて。
今までは熱を出す体力もなかったのか、今までで最高に具合悪いから熱が出たのか知らんけど、勝手に「体力がなかった」説を採用することにいたします。
お〜、熱も出せるようになったんだ…と、妙なところで感じ入ってしまいました (;^_^A


■2004/11/03 (水) 誕生日

誕生日を迎え、また一つ年輪が増えた。
がん告知からもうすぐ5年。
江戸時代だったら、今ごろは確実に死んでいたはず。
医学の進歩と早期発見の大切さを実感する。

熱は下がったものの、咳がひどい。
夫は食事に連れて行ってくれるつもりだったみたいだけれど、喉が荒れてしまい、かなり濃い味でないとわからないし、この咳では周りの人に迷惑をかけてしまいそう…。
外で食事するのは無理っぽ。

夫は夕方、買物に行き、生牡蠣、スモークサーモン、生ハム、ローストビーフ、レバーのテリーヌ、ワイン、ケーキを買ってきた。
メインディッシュはチキンと野菜のワイン煮にベークドポテトを添えたもの。
今日の料理はなかなかおいしかったです♪

って書くと、「ぴょんぴょんさんはいいな、旦那さんが料理作ってくれて。私の夫は何もしてくれません」みたいな、私はあなたより不幸なんですメールが来たりするので先に書いておきますが、ここまで漕ぎつけるのはそこそこ大変でございました。
はじめはねぇ、お刺身とスライスした苺を混ぜ合わせて1品作るような卓越した料理センスをお持ちの人でしたから。
彼のロジックでは、「お腹の中に入ったら一緒でしょ」とのこと。
いや〜、それでもあれはなかなかエグかった。

あまりにも咳がひどいので、以前病院でもらった咳止めの残ってたのを飲んでみる。
咳の予防に毎日使えと渡され、数日使ったきりだったアルデシンの吸入もあるから、やっとこうかな。
明日もこんな状態なら、病院へ行かなくちゃならなさそう。

げげっ!

吸入をしてから、ネットの検索窓にふと打ち込んだ「アルデシン」。
これって、ステロイド剤だそう。
ひょえ〜ん。
わたくし、骨量がヤバいから、今はステロイドを極力使いたくない。
ダメダメじゃん (ToT)

内科主治医に何か考えてもらわなくちゃだわ。


■2004/11/04 (木) 風邪が悪化しているみたい

昨夜は咳がひどくてあんまり眠れなかった。
上体を起こしていないと咳で苦しくなってしまうので、ファーラー位で寝る。
この姿勢は、長く続けていると体重が集中する部分=お尻が痛くなるんですよね〜。

熱は36.9度とビミョー。
咳が出ていなかったら、なんちゃって膠原病から来る微熱なのではないかとびびったかも。
今回は、どう考えても風邪みたいなので、まぁこんなもんでしょ。
明日は金曜でその後は週末になる。
念のため今日、受診しておくことにした。

Dr「待合室から聞こえてきた咳の主はぴょんぴょんさん?」

ぴ「たぶん、そうです」

Dr「やっちゃったね〜」

ぴ「はい、やっちゃいました」

風邪から気管支炎を起こしている模様ですが、上体を起こしている分には全然苦しくないぞ。
肺活量3600に感謝。

でも、薬はいっぱい出た〜。

●起床時
フォサマック錠5mg×1(骨粗鬆症)

●朝食後
プラチビットカプセル0.5?g×1(骨粗鬆症)
アスパラ-CA錠200×2(骨粗鬆症)
ベザテートSR錠200×1(高脂血症)
ペレックス顆粒×1(総合感冒薬)
メジコン錠15mg×2(咳止め)
レベルボン錠×1(啖を出しやすくする)
トランサミンカプセル×2(喉の炎症)
クラリス錠200×1(抗生物質)
アローゼン0.5g×1(下剤)

●昼食後
ペレックス顆粒×1
メジコン錠15mg×2
レベルボン錠×1
トランサミンカプセル×2
アローゼン0.5g×1

●夕食後
プラチビットカプセル0.5?g×1
アスパラ-CA錠200×2
ベザテートSR錠200×1
ペレックス顆粒×1
メジコン錠15mg×2
レベルボン錠×1
トランサミンカプセル×2
クラリス錠200×1
アローゼン0.5g×1

●1日1回
ホクナリンテープ2mg(気管支拡張)

●38.5度以上の熱発時
ケンタン錠×1(炎症や痛みの改善)
セルベックスカプセル50mg×1(胃腸薬)

●頓服
リン酸コデイン10倍散×1(1日2回まで)

毎回、間違えずに飲めるかな…。

気管支を拡張するホクナリンテープは、薬のついた小さいテープを上半身に貼り、皮膚から薬剤を吸収させるもので、ステロイドは含まれていないとのこと。
こんなん、初めて見た。
便利になってますね〜。

昨日気づいたアルデシンの件を確認したら、「ミストで吸い込むタイプだから、内服よりはうーんと副作用は少ないです」。
ふみふみ、そうですか。
でも、ホクナリンテープが効果あるなら、今度からこっちにしたいきぼんぬ。


■2004/11/05 (金) ゴミ拾い

昨夜も、咳は治まらなかった。
夫が眠れないと悪いので別室で起きていて、朝方、夫と入れ替わりで寝る。

電話が鳴っている。
わたしゃ、寝たばっかりなので起きないよ。
用事は留守電に入れておいてください。

また電話が鳴る。
時計を見ると午前9時前。
放置。
また寝る。

10時過ぎに起き、留守電をチェックしたら夫からだった。

大切な通行証を間違って捨ててしまったので、ゴミ置き場から拾ってきて欲しい。グレーの袋に入ってるはず。うんたらかんたら。

最大級のひぇぇ〜!

捨ててしまったらしい通行証は名前を聞いただけでそれとわかる、とても重要な施設へ入れるもの。
それを捨てちゃったなんて大変だ。
仕方ないので拾いに行く。

しかし、ま〜、漫画などでは見たことあるんですが、本当にこういうドジする人には初めてお目にかかりました。

マンションのゴミ置き場には、当然、全戸のゴミが集まる。
えらいこっちゃでした。
道行く人にジロジロ見られ、赤面。
ゴミを散らかしているわけでも、あさっているわけでもないのですが、いらぬ疑いをかけられぬよう、袋を整理している体を装う。

あったよ〜。
回収車が来る前に拾えてよかったよ〜 (ToT)

風邪薬のせいか、1日中眠たい。


■2004/11/06 (土) 頑張ります。

自分がちょっとかわいそうだと思った日。
ぴょんぴょん、頑張れ〜!と自分自身を叱咤激励してみる。(他人から言われたくはありません)
はい、頑張ります。

咳は相変わらず。
今晩も眠れないのかな。
咳止めを飲んでも3〜4時間しか効かないので、寝た気がしないんですよぉ。

咳止めのリン酸コデインは麻薬に分類されるとかで、主治医はあまり出したがらない。
わたくしも、できれば使いたくないけれど、確かに咳は治まる、ような、気がする。

眠気が出るので、寝る前に1包飲んで効き目がなくなくなるまで寝て、その後もう1包追加すれば、8時間程度の睡眠は確保できる。
今晩からはそうしようかな。

便秘になる副作用があり、それゆえ激しい下痢を止めるために使われる薬でもある。
下剤を通常量の3倍使っているので、まさか詰まらないだろ〜と思っていた。
しかし、甘かったです。
かなりヤバい。
リン酸コデインを飲んでいる間は、最低でも通常量の4倍の下剤を使わないとダメっぽい。
お願いだから、腸閉塞にならないでくださいよ。

しかしな〜。
薬がまったく効かないこの気管支炎って、ほんとにフツーの気管支炎なのかしらん?
マイコプラズマとかだったら、また別の処方になるんでしょうね。


■2004/11/07 (日) 治らない。

気管支炎は相変わらず。
この咳だけは、止めて欲しい〜!
せんせい、薬が効かないよぉ。

1日のうちで平熱→微熱→平熱→微熱を繰り返し、そのたびに汗かいちゃって少し消耗気味。
薬を飲むと眠たくなってしまい、ほとんどの時間をうつらうつらとベッドで過ごす。

体力が落ちているみたいで、左鼠蹊部がまたゴリゴリしてきた。
先週は消えてたんだけど、またですかぁ。
子宮がんの術後5年経ってからリンパ浮腫を発症された患者さんもいらっしゃるので、わたくしも気をつけなくちゃ。


■2004/11/09 (火) だいぶリカバってまいりましたが…

咳はかなり出なくなってきたけれど、深呼吸や埃を吸い込んだりのちょっとした刺激を受けると、やっぱり出る。
出始めると咳そのものに気管が刺激されるらしく、さらに次の咳を呼んで止まらなくなるので苦しいじょ。

肺がんやがんが肺転移した患者さんは「煙草の煙が苦しい」という。
ここ数日は、その気持ちがよくわかる。
あのモワーッとした中は確かに酸素が少なくて息苦しいし、煙の粒子1つ1つが気管をツンツン刺激するもん。
来年から始めてもらえそうなホルモン補充療法(HRT)のデメリットである血栓を予防するためにも、煙草を止めようかと真剣に考える。
そう思っても、なかなか止められないのが実情なんですが。
現に、気管支炎がよくなりつつある今、「吸いたいな」とか思ってるし (;^_^A
坂の上病院には禁煙外来があるので、受診を考えてみようかな。

すっかり病人モードに入ってしまい、朝起きて薬を飲んで寝て、昼起きて薬を飲んで寝て、夜起きて食事してまた寝てと、本当に寝てばっかり。
仕事の予定を入れてなかった時期だったので寝ていられるのが不幸中の幸い。
今のうちにしっかり治してしまわないと。

わたくしが寝る時は姿も形も見せない猫。
眼を覚ますと、いつも布団の中で一緒に寝ているのが不思議だ。

何か忘れたな〜とずっと思ってて、今になってやっと思い出した。
今日は、骨粗鬆症の治療のために整形外科に予約入れてたんだった…。
シカトしてしまいました、ほよほよ。
本当は10月中に行かなければならなかった甲状腺専門医にもまだ行ってない。
風邪が治ったら、やることがたくさんあるのでございました。


■2004/11/11 (木) 今年もあと50日

そろそろ、お歳暮や年賀状のことを考えなければならない季節になった。
毎年、雑事にかまけてギリギリまでやらず、気ぜわしい思いをしているので、今年は少し余裕を持って考えておきたい。
少し前、PCがクラッシュした。
年賀状用の住所録も消えちゃったので、入力しなくちゃ。

がんを患ってから、年賀状を出すのが嫌になってきた。
師走はそれでなくてもいろいろとやることがあり、年賀状書きは体力的に非常にきついというのがひとつ。
年内に亡くなった同病のお友達を年賀状リストからはずす時、なんだかやるせない気持ちになるというのがひとつ。
その他、もろもろ。

子宮がんになり、子供を持たないまま全摘された患者さんの中には、家族写真入りの年賀状がつらいと言う方がいる。
結婚しましたとか、子供が生まれましたとか、そういう話を冷静に聞ける状態になっていない人もいるんですよね〜。
わたくしは「子供が生まれました」は特に気にしないけれど、去年だったかな、印刷された年賀状の欄外に「生きてますか?」と一筆添えてくれちゃった人がいてぶっ飛んだ。
向こうにしてみれば「お元気ですか?」のつもりだったんでしょうけど、がん患者に「生きてますか?」って、どう受け取ればいいのか今でもよくわからない。
あの人、実はわたくしのことが大嫌いなのかしら?
今度の年賀状には、先制パンチで「まだ生きてます」か「まだ死んでいません」とでも書いてやろうかな。

メールの年賀状ってどうなんだろう。
正式には、やっぱり葉書で出すものなんだろうか?

病院がもらった風邪薬は、すべて飲み終わった。
まだ喉が少しイガイガしてるけど、咳はほとんど治まったし、熱も出なくなった。
もう一度受診して薬をもらわなくても大丈夫そう。
1日1回〜3回まで各種あり、間違えずに飲み分けるのが大変だったので、終わってホッとしました。


■2004/11/12 (金) 珍しく凹む

寒くなったせいか、右足首に関節痛あり。
なんちゃって膠原病から来ているのかな?

まだ咳が抜けきらない病み上がりで体調なんだかな〜状態のところへ、愛する人ががんになったご家族から苦しい心境を切々と綴ったメールが届いた。

自分は大変、自分はかわいそう、○○(医学用語)とはどういう意味なんでしょう、うんたらかんたら。
お返事お待ちしています。

わたくしにメールしてすっきりしたかったんだそうですが、わたくしもバリバリのがん患者であり、体調悪い時もありで、ちょっと受け止めきれない。
すんげー重たいし、主治医に聞くべきこともこちらに問い合わせして来てるしで、あまりにもずうずうし過ぎると思う。
そして、そんな自分の度量の狭さに嘆息。

珍しく凹む。

気分が晴れるようなこと or サイトがあったら、景気づけしたいのでまじで教えて欲しいと思った今日この頃。


■2004/11/13 (土) 無理!

心の中に何やらふつふつと沸き立つ思いがある。
それは何なのかよく考えてみた。

人のためにはもう何もしたくないけど、人からは、いろいろといっぱいしてもらいたい。

何ともわがままな思いがあったのでした。
そうなるといいな〜、わたくしも少しは楽になるかな〜と思う。
心の中で思うだけだけど。
相手に要求したら、「イヤな人」のレッテル貼られちゃいますよね (;^_^A


■2004/11/14 (日) どうすんだろ?

わたくしががんの手術のために入院した時、はじめ、隣のベットは車椅子でないと動けない老婦人だった。
彼女はトイレへ行く時に一人では動けず、看護師が介助していた。
そして、素晴らしいいびきをかく人でもあった。
寝ている時はいびき、トイレに行く時は看護師が2人ほど来てわさわさと音を立てるので、彼女が寝ていようが起きていようが何らかの音がする。
夜は地獄のようだった。
彼女と同室だった数日間、わたくしはほとんど眠れていない。
本人に悪気はないのだし、どうしようもできないことなのかもしれないけれど、共同生活におけるいびきは…。

いただけません (ToT)

先に寝た夫のいびきがうるさい。
もしも入院することになったら、この人は、そしてまわりの人は、どうすんだろ?
夫を叩き起こし、「もう少し静かに寝られませんか?」と言ってみる。

夫「ふぁ〜い、わかりました。んごぉぉ」

返事が終わらないうちに寝て、すぐにいびきかいてるよ (ToT)
彼の体型から考えて、体重を少し減らせば、いびきをかかなくなるような気がするんだけどな〜。


■2004/11/15 (月) ………

左鼠蹊部のごりごりが、また大きくなってきた。
鈍痛がして重だるい。
このごりごり、最近は常駐していて、調子がいい時はすごく小さくなるけれど、完全には消失してくれないんですよね〜 (ToT)
このままずっと鼠蹊部に居続けるつもりなのかな?
許せん…。
いつかきっと、叩き出してくれようぞ。
足に一切負担をかけなければ消失する気がする。
でも、寝たきりだと筋力は確実に落ちるから難しいところ。


■2004/11/16 (火) ………

わたしたち夫婦は、どうやら風邪を移し合っているようだ。
わたくしがどうにか治した今、夫がひいている。

夫のは鼻風邪で、だからヤツは今、いつにも増して激しくいびきをかいている。

風邪をひいたのは仕方がない。
だから鼻が詰まっていびきをかくのも仕方がないとして…。
そんな状態なのに、半袖Tシャツと短パン姿で家の中をうろうろしてたら、普通は悪化すると思うよ。

彼が治ったら、風邪はまたこっちへ来るんか?
来ちゃうんか?


■2004/11/17 (水) ウインタースポーツ

もうすぐ、スキーシーズンが到来する。
がんになる前は、一冬に2〜3回は行ってたっけ。
結婚後、夫に勧められて始めたので、スタートが遅かったのと生来の運動センスのなさとがあいまってなかなか上達しなかったけれど、リフトから小動物の足跡を探したり、木に付いた小さいつららに陽光が光る風景を見たり、誰もいない林間コースをゆっくり滑るのは楽しかった。
あの白銀の世界、再び見てみたい。

ここで問題発生。
子宮体がんの根治手術の時、骨盤内リンパ節を全郭清しているから、足には負担をかけたくない。
術後、運動らしい運動をしていないし、ふんばりきかないし、骨密度が下がっているので骨折も心配だし。
などなど、諸事情から、いきなりスキー再開は無理っぽ。
雪だけ見て帰ってくるのもつまんないしな〜。
そんな時、目に止まった「スノーシュー」の文字。
これなら、できるのではないかと考えた。

実はやったことないんですが、けっこう歩くもんなんでしょうかね?
登りもあるのかな?
途中にトイレはあるんでしょうか?
高齢者やハンディキャッパー向けのスノーシューツアーがあったら、比較的安心して参加できそうだけど、そういうのってあるのかな?

疑問満載。


■2004/11/19 (金) 風邪、ぶり返してきた模様

なんだかな〜。
頭痛がするし、鼻もぐずぐず言い出した。

ついでに今日は、お腹が痛い。
風邪から来ているのか、腸の動きが悪いせいなのか、どっち?

昨夜、夫が珍しく「身体がそろそろ辛くなってきた」と言い出した。
長引く風邪に体力消耗してきたらしい。
「熱がなくても、土曜日の午前中に病院へ行って薬をもらって、土日は寝ていることですね。釣りには行かないことですね」なんてエラソーに言ったけど、人に説教している場合じゃないかも。
わたくしも、明日、一緒に受診して薬もらった方がいいかも、でございます…。

夕食を作ったものの、すごくお腹が痛くてほとんど食べられなかった。
朝も昼も液体モノしかお腹に入れていないのに空腹感はないし、胃が重い。
少し食べてみたけれど入っていかない感じで、気分が悪く、脂汗が噴き出してくる。
うぅ、この症状は思いっきりヤな感じです。
イレウス(腸閉塞)じゃないでしょうね?
いまさら飲んでも遅いかもしれないけれど、下剤追加。
その後、いきなりぴーこちゃん攻撃を食らってしまった。
このパターン、とっても多いんですよね (;^_^A
詰まってなければそれでいいです。

頭痛は相変わらずで、鼻水はさらにひどくなり、くしゃみがひんぱんに出る。
左足鼠蹊部は痛いし、今日はなんと手術の傷跡まで痛い。
トックを作るためにキッチンでごそごそやっていたので、身体を冷やしちゃったのかもしれない。
なんちゃって膠原病から来る耳たぶのパサパサも一気にひどくなり「体調落ちてるぞ!」と訴えております。
風邪、まじで治さないと…。


■2004/11/21 (日) 思い出に残った海外旅行

半月後に義父母たちとのハワイ家族旅行を控えたある日、わたくしは車にはねられた。
あんよ、痛かった。
診断名は、右足腓骨骨折。うるうる。
治るまでの間、長時間の移動時は車椅子を使うことになったのでございます。
予定していたハワイ旅行は、飛行機とホテルのみのパックで1ヶ所に滞在するプラン。
「どうせゆっくりするのが目的だったし、行っちゃえ〜」と強行することになった。

空港内や飛行機内は、普通の車椅子だと幅が広すぎて通れないところがあるらしい。
日本からの出発当日は、幅の狭いのを空港だか飛行機会社だかで用意しますと言われてたんですよ。
それなのに、いざ空港へ行ったら話が通じておらず…。プンプン。
かなり待たされて、車椅子到着。
出国カウンターに並ぶ人の多さにうんざりしながら列に並ぼうとしたら、「こちらへどうぞ」と言われ、小部屋へ案内された。
そして、そこでパスポートに出国のスタンプを押してもらうことができたのでございます。

でも、でもね。
隣の机には、真っ青になってブルブル震えている外国人が座ってたんです。
その部屋はどうやら、違法な出入国者を取り調べるお部屋だったようです…。

車椅子の手配やらその他もろもろ、日本の空港って障害者にはあんまり優しくないなと思った。

外国の飛行機に乗ってホッとひといき。
ところがっ。
わたくしが座った席はシートが壊れていて、リクライニングにならない (ToT)
整備士らしき人が飛行機に乗り込んで来てシートをいじってたけど、直りそうな気配なし。
わたくし、ホノルルまで8時間もしゃちほこばったまま座っていなければならないのでしょうか?
そこへアテンダントがやってきて、わたくしと夫に「こちらへどうぞ」と言った。

おお! ビジネスクラスだ〜!

わたくしが取ったチケットはエコノミークラスなので、本来なら空いているエコノミーの席へ移動させられるはずだったんだけど、空席がなかったらしい。
出発時間は過ぎてる。
シートは直りそうにない。
で、わたくしは、エコノミー料金でビジネスクラスに乗せてもらえるのだ〜。
夫は、わたくしの連れということで同じくビジネスクラスに移動させてもらえたのだ。
うう、ラッキー♪
義父母も一緒に、と頼んだら、「そこまではダメ」と拒否されてしまった。
ま、しょうがないか…。

ホノルルでは、飛行機からまっ先に降ろされた。
ファーストクラスの人たちより早く降ろしてくれた。
これまたラッキー♪
飛行機のすぐ下にカートが待ってて、わたくしたち家族だけを乗せ、滑走路の脇などを走って空港ビルの入管近くまで送ってくれた。
わたくしが車椅子だったから、みたい。
他の乗客はバスに詰め込まれ、降りてからは階段登ったり降りたりするんだろう。
ちょっとVIP待遇の気分が味わえた旅行だった。

あ、追伸。
ホノルルに着いてすぐ、片目がすごく痛くなり、クリニックでDrに診てもらう羽目に…。
Drは部屋に入ってくるとまずはじめに「私はDrの○○です、どうぞよろしく」みたいなことを言う。
目が痛いのに、体温や血圧は計るわ、「なぜ車椅子なの?」としつこく聞かれるわで、日米の医療の違いを痛感した。
で、診察の結果、「飛行機内の乾燥により目の表面が傷ついている。24時間は目を閉じておくこと。帰りの機内では、意識してたくさん水を飲むように」と申し渡され、まぶたに眼帯のようなものをテープで貼り付けられましたっ!

外国は医療費が高いと聞いていたので、いくら請求が来るか、びびった〜。
でも、掛け捨てで入っていた海外旅行保険の説明小冊子を会計で見せて「使えますか?」って聞いたら、「OKOK」って。
クリニックから保険会社へ直接請求してくれるそうで、わたくしは1円も払わずに済んだ。
入ってて良かった、海外旅行保険!

というわけで、わたくしは、車椅子に乗り、片目眼帯というすさまじいいでたちで、ハワイの第一夜を過ごしたのでございます (;^_^A

もう10年くらい前の話になる。


■2004/11/21 (日) わからない…

「日本婦人科腫瘍学会が、女性特有の卵巣がんと子宮がんの専門医育成に乗り出す」という内容の記事を見た。

え…。今まで行われてなかったの?

「婦人科がん専門医」という言葉を見聞きしたことがあるんだけど、それはいったいどういう意味だったのだろう?
わからない…。

婦人科がん患者のひとりとして、「ちゃんとしたケアを受けているように感じられない」と思うことはあった。
でもそれは、わたくしが個人的に受けている印象なんだと思っていた。
日本癌学会だぁの、日本癌治療学会だぁの、日本産科婦人科学会だぁの、日本婦人科腫瘍学会だぁのがあり、そういう学会で中耳炎の症例が扱われることはありえない。
でしょう?
話すことや研究対象は、腫瘍、癌、婦人科がんになるんだと思っていた。
だから、婦人科がんの治療について先生方が切磋琢磨してくださっているものだとばかり思っていましたが…。
これから、卵巣がんと子宮がんの専門医育成?
婦人科がん患者って、なおざりにされていたんだろうか?
いったい何がどうなっちゃってるんだろう?
わからない…。

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リンクのことについてはサイト運営者の一人として頭が痛い。
うさぎの本宅は、いろいろなサイトさんからの無断リンクをご遠慮願っています。
無断リンク禁止とうたっても法的拘束力はないなど、いろいろと論議されているのは知っているけれど、それでもこちらの意思として「無断リンクはいやよ」と言っておきます。

がん患者の掲示板などにうちのサイト、しかも内部ページのURLが書かれていて、掲示板管理者の方が注意も何もしないのも、なんだかな〜と思います。
患者さんの掲示板に「ここに情報があります」という意味合いでうさぎの本宅のトップページURLが書かれる分には、うちのようなサイトでもどなたかのお役に立つこともあるでしょう。
で、「無断リンクじゃないですかっ!」と目くじら立てるつもりはありません。
でも、内部ページの直リンクはカンベンですわ。
そこから飛んできた人が時々、こんなメールをわたくしにくださるんですよ。

「ぴょんぴょん先生、はじめまして。私は子宮がんを告知されました。治療法で迷っています。知恵をお授けください」

わたくしのことをDrだと勘違いなさっているんです。
サイトトップには、わたくしが患者であることや治療歴が書いてあるので、トップから入ればこんなことは起こりようがないのに。
で、どのページにも「ぴょんぴょんは患者ですが」みたいなことをしつこく書かざるを得なくなり、なかなかえらいこっちゃです。

一応ね、話の流れを考え、誤解を招かないようにサイト構築しているつもりです。
治療や術後の体調などのごく一部分だけ切り出せば、これから治療される方にショックを与える内容のものもあります。
それを読んで「これってホントですかっ?」「どうにかなりませんか、うわぁぁん 号泣」のようなメールを、わたくしに送ってくる方もいらっしゃるんです。
けれど、それには対処法があったりもするわけです。
うちのサイト内には、それだってちゃんと載ってたりするわけです。

直リンクでいきなり悲慘な部分だけ取り上げられたら、見た人は「この世の終わり」って気分にもなっちゃいますのでね。
で、その収拾はこちらがやらなくちゃならないこともありますんでね。
トップから入って欲しいです。

うちのメニューページや1コンテンツのURLをぼーんと挙げる投稿者がいたら、掲示板管理者の方がフォローしてくださるとありがたいんですが。
ご一考くださいね。
あなたの管理されている掲示板のことですので、どうぞどうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m


■2004/11/22 (月) しつこい風邪

商店街にはクリスマスツリーが飾られている。
きれいだな〜。
うちも飾りたいけれど、ねこが突撃するのは目に見えているので断念。
鉢植えや切り花も囓ってしまうのでまったく置けず…。
そんなんで、うちはかなり殺風景です (ToT)

頭痛、鼻水、くしゃみが月曜には治まり、これでホントに治るのかと思っていたら、今晩になって咳が出てきた。
それも、「コンコン」なんてかわいいもんじゃなく、この前の気管支炎の時そっくりの音がする。
うぅ、明日は休診日だよ。
とりあえず、気管支を拡張するホクナリンテープ2mgを貼っておく。

今年の風邪はまじでしつこい。


■2004/11/23 (火) キャンサー・サバイバー

キャンサー・サバイバー。
「がん生存者」とか「がん経験者」とか「元がん患者」という意味の言葉。
外国では、がん経験者への尊敬の意味も込めて使われているらしい。

いつの時点から「キャンサー・サバイバー」と名乗っていいのか、その定義はよくわからない。
告知されたばかりの患者でも「がん経験者」にはなるし、治療中の患者でも「がん経験者・がん生存者」になる。
がんになった部位や種類により変わってくるけれど、がん治療終了後5年経って異常がないと、がんは治ったと考えられる。
その時には「元がん患者」になるので、これまた「キャンサー・サバイバー」である。

どれくらいのステージからキャンサー・サバイバーを名乗っていいのか、そのあたりもよくわからない。
同じ病名でも、統計上はステージごとの5年生存率が異なる。
5年生存率100%のステージで発見されたがんをちゃんと治療すれば、そのがんが原因で死ぬことはない。
はじめから、「がん生存者」枠に入れることが確約されているのだ。
また、内視鏡検査でポリープが発見され、その場で切除して病理で調べたらがん細胞が見つかった、でも検査の時にすべて取りきれたのでそれ以上の治療はありません、ということもある。
「自分はがんなんだ、これからがん治療するんだ」という認識や決意をする間もなく、検査を受けただけでがん治療が終了していたというケースである。

反対に、がんとわかった時にはステージが進んでいて、そのステージの5年生存率は100%ではなかった、でも長期に渡る辛く苦しい治療に耐えて現在に至っています、という患者さんもいらっしゃる。
すべてのがん患者を「キャンサー・サバイバー」とひとくくりにしていいものかどうかは、意見の分かれるところであろう。

とまぁ、いろいろな解釈が考えられるので、自分の病歴を表す言葉に「キャンサー・サバイバー」を使うか、また、使いはじめる時期やこのステージからという線引きは、現在のところ、患者自身がそれぞれ決めていいんじゃないかと思う。

わたくしは、進行がん(浸潤したがん)になってから5年以上経っている人 = キャンサー・サバイバーかなぁ、と考えている。
自分に照らし合わせてみると、浸潤したがんではあったけれど、がんになって4年半しか経っていないわたくしは、まだ「がん患者」だ。

このまま何ごともなければ来年4月、キャンサー・サバイバーになる予定である。


■2004/11/24 (水) 腫瘍マーカー

咳がひどくなってきたので、坂の上病院の内科を受診。
風邪の薬を出してもらう。
この前、婦人科でやった腫瘍マーカーの結果をPC画面で見せてもらった。
アラート表示がついてるマーカーがある…。

CEA6.8。
また上がってきましたねぇ。
今まででは一番高いかな。

Dr「他のマーカーはいいけど、これ(CEA)がね…」

そうなんですよね〜。
ビミョーですよね〜。

でも、9月に大腸内視鏡までやって調べ倒したのに何も見つからなかったんだから、今は何もしようがない。
わたくしはやることやったので、次の検査時までほっとく。
2桁超えたわけでもなし。
来月くらいにまたマーカーを調べて経過観察するしか、対応策がないっぽ。


■2004/11/25 (木) ワセリン様、あなたはスゴかった!

最近1〜2年のわたくしの密かな悩みは、なんちゃって膠原病から来る耳たぶのパサパサ。
円板状皮疹とか、DLEとか、ディスコイド疹とか呼ばれるもので、出来ては消え、消えては出来る。
皮膚の生まれ変わるサイクルが早いせいか、はたまた別の理由があるのかは知らないけれど、円板状皮疹になった部分は、色素が沈着したり脱色されたような色になっちゃうんですよね〜。
命にかかわる問題ではないけど、見かけがどうも…。
指や髪の毛がパサパサに引っ掛かっている時にうっかり引っ張ると、あかむけになって痛い。
半年位前から、その円板状皮疹が上唇の山の部分にも一つできてきて、かな〜り憂鬱だった。
ステロイドの入った塗り薬を処方されていて、使った翌日は皮疹が小さくなる。
でも、完全に消えることは今までなかった。

ステロイドは、外用より内服の方が強力なんだそうだ。
わたくしは塗り薬として外用するだけだし、弱いタイプを処方されているから、巷であーじゃこーじゃ言われているステロイドの副作用については心配いらないとDrに言われた。
だけど、使ってても完全に治らない。
長期使用に関しては、やっぱりどこかで心配。
耳たぶだけに薬をつけてるつもりでも、頬とかまでついてしまうんですよね、どうしても。
どうすりゃいいの?って感じだった。

さて、わたくしはかなりものぐさである。
リップクリームやハンドクリーム、顔用のクリームと使い分けるのはめんどくさいなと思っていたら、先日、耳寄りな話を聞いた。
100%の白色ワセリン(販売商品名は別)は、保湿剤として顔にも唇にも、手足にもオールマイティに使えるそうだ。
早速買ってきた。
約100グラムで350円。
顔にも唇にも首筋にも塗って、「ついでに」耳たぶにも塗った。

翌朝、耳たぶとくちびるのパサパサ部分がすべてペロッとむけてびっくり。
下にはちゃんと皮膚があったので、あかむけにもならずに済んだ。
以来、顔に塗る時には耳たぶにも塗っている。
驚いたことに、パサパサが再発しないんですよぅ!
このまま治ってくれるといいんだけど…。

ワセリンは、塗り薬や化粧品の基剤として使われているそうだ。
今まで塗っていたステロイド剤も、ワセリンにステロイドや何かを加えたものなんだろう。
わたくしのパサパサに「ステロイドや何か」は不要だったようだ。
ありがたや、ありがたや。南無。

ちなみにわたくしは、アンチステロイドでもステロイドマンセーでもない。
ステロイドでしかコントロールできない病気・病状もある。
1950年代には約50%だった全身性エリテマトーデスの3年生存率が1990年代以降は95%になったのだって、ステロイド剤の功績だ。
ステロイドを使わなければ死ぬと言われ、その時どうしても生きていたければ使いますよ。
他に方法ないんだもん。


■2004/11/27 (土) ジイサマ

病院の待合室で
暇ぶっこいたジイサマにつかまり
話し相手をさせられた。

いつ呼ばれるかわからず
その場に留まることしかできない。

「お年寄りには親切に」と
さんざん教えられてきたけれど
いつでもどこでもだれにでも
親切にできるわけじゃない。

具合が悪くて来てるので
あんたの行動は迷惑だ。

えらく元気なジイサマは
口を挟む隙を与えてくれず
人生論をぶち上げた。

あんたはまだ若いから、うんたらかんたら。
若い若いと思っていても、うんたらかんたら。
わしの言うことが今はわからないだろうけれど、うんたらかんたら。
金持ちだの、あの人がうらやましいだの、だれが嫌いだだの言ってても、うんたらかんたら。
そんなことを考えるのは人間が小さいよ、うんたらかんたら。
しょせんはみんな同じなんだよ、うんたらかんたら。
それはなぜだかわかるかい?

ここでジイサマは
鼻の穴を得意げに膨らませ
わたくしが「おお!」と
賞賛の言葉を上げるであろう
自説の結論を言おうとした。

ぴ「どんな人でも最後には死ぬってことでしょう?」

つまらん。
はじめを聞いただけで
最後に言いたいことがわかったので
つまらん。

お前の話はつまらん!

飲み屋のお姉さんや
茶飲み友達のおばーちゃんなら
○○さんってうんちく深いわぁと
聞いてくれるかもしれない。

でもたぶん
それはお世辞か
営業トークなので
心底ありがたがって
聞いてるわけじゃない。

若いと物知らず
年寄りは知恵豊か
だから教えてやるんだよ
ありがたく耳を傾けろと
そういう態度が見えた。

あなたの底の浅さは
しっかりわかった。

あなたからは
何も教えられるべきものがない。

そういう話なら
人に言われなくても
わたくしは身を持って知ってるので
どっかよそでやっとくれ。

わたくしは
具合が悪くて病院へ来た。

あんたの話し相手に来たんじゃない。

しっしっ。

あっち行け!


■2004/11/28 (日) お薬の飲み方

今飲んでいる風邪薬の中にカプセルがある。
水と共に含むと口の中でプカプカ浮いてしまう。
錠剤の薬と一緒に飲むとカプセルだけ残ってしまったりと、飲みにくいことこの上ない。
毎回、飲み込むのに苦戦していた。

今日も飲んだと思ったらカプセルだけ口の中に残ってしまい、がるがる状態。
そんな時ふと、知り合いのDrから聞いた話を思い出した。

Dr「ぴょんぴょん、大きなカプセルをうまく飲む方法知ってる?」

ぴ「知らない…。カプセルを開けて中身だけ飲むのはダメなんだよね?」

Dr「それはだめだよ!」

ぴ「どうするの?」

Dr「カプセルと水を口に含んだら、心もち下を向いて飲み込むようにするんだよ」

ぴ「ほぉ〜」

Dr「薬を飲む時は、多くの人が顔を上に向けるでしょう? 水に沈む薬だとその方が飲みやすい。カプセルは下を向いて飲んだほうが飲みやすい。はじめに薬、次に水の順番で喉を通るからね」

ぴ「なるほど…」

やってみました。
うん、上を向いて飲むよりいいみたい。

薬の飲み方については、いろいろな笑い話を聞いたことのある人も多いだろう。
ポピュラーなのは、

●「食間」の薬を出されたので、食事を半分食べて薬を飲み、それから残りの食事を食べた。
●「座薬」と書いてあったので、座って飲んだ。

ってとこでしょうか。
ちなみに上の2つとも、薬の飲み方、使い方は大間違いです。

25歳過ぎるまで、わたくしもちょっと勘違いしていたことがある。
「食後30分」の薬は、食事が終わってから30分以内に飲まなければいけないと思っていたんでした (;^_^A


■2004/11/30 (火) 厄日

PCのOSを上書きインストールする羽目になり、1日潰れてしまった。
本当は10月中に行かなければならなかった甲状腺専門医にも行けていないのに、明日から12月になる…。
毎年、師走は殺人的に忙しい。
去年までみたいなことをやってたら、良くても過労で寝込み、悪くすれば死んじゃうよぉ。
わたくし、殉職する気はないので、今年はあまり仕事のスケジュールをきつきつにしたくない。
明日以降、蓋を開けたらどうなんだろう?

風邪からはだいぶ復調してきた。
けれど今晩は、少し気持ちが悪い。
お腹も痛い。

なかなか「絶好調」の域には達しません。
どうにか動けるから、まぁいいか。


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