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術後1年7ヶ月目

■2001/11/01 (木) 躍り食い

活き車えびをいただいた。
ぴょんぴょんは6尾を躍り食いで、2尾を塩焼きにして食べた。
おいしかったけど、わかったこと。

「あまりいっぱい食べるものではない。有り難みがなくなる」

食後、お腹痛い…。(ToT)
車えびも消化が悪いのかいっ!


■2001/11/02 (金) 明日は誕生日!

なんだかとってもくたびれてしまい、今日は一日中、ベッドで本を読んだり寝たりして過ごした。
身体は楽になったけど、今日の分の仕事は手付かずで、後々のスケジュールがきつくなるな…。
せいぜいネジ巻いて、頑張ってみましょう。

明日はぴょんぴょんの誕生日だ。
夫は何かしてくれるのかなぁ?
去年の誕生日は、運試しにパチンコへ行ったと記憶している。
ぴょんぴょんはパチンコ常連客ではなく、年に1、2回、お遊びでやる程度なんだけど、去年は儲かった。(^o^)
去年の誕生日頃は、術後半年過ぎで、まだ身体のあちこちが痛く、パチンコで儲かったことより、パチンコ店の椅子が座り心地いいのに大感激したっけ。
それから比べると、今は身体の痛み、薄れてきたな〜。

いつもみんなに言ってるし、自分でも肝に命じていることだけど、治るまでには時間がかかるものもある。
みんなも、焦っちゃアカンよ。
長〜い目で見ましょう。


■2001/11/03 (土) 映画とお寿司

今日はぴょんぴょんの誕生日♪

夕方、映画館で「千と千尋の神隠し」を見て、その後、お寿司屋さんへ行った。
まぁまぁ楽しかった。

ぴょんぴょんは、大きい音が非常に嫌いなので、映画館へはめったに行かない。
今日行ったのは、10年ぶりくらいかな…。
大きな画面で見ると、やっぱ迫力はあるよね〜。

2時間ちょいの映画だったのだけど、冷えたのだか疲れたのだかで、途中からやたらめったらトイレへ行きたくなり困っちゃった。(;^_^A
ふだん、「じっとして動けない」という状況になることはないので、今まであんまり気にしていなかったけど、やっぱまだ排尿障害はちょっと残ってるのかもしれない。
少ししか溜まってなくてもいっぱい溜まってる感じになっちゃうというか、要は、膀胱が現状を正確に認知できてないってことなのかな。
まぁ、そのうち治るでしょ。


■2001/11/06 (火) 風邪引いたみたい

木枯らし1号が吹いた。
寒いよ〜。

風邪引いたみたいで、鼻の奥というか、喉の奥というか、そこらあたりが少ししみるように痛い。

来年の1月末まで仕事が詰まっているので、悪化させないうちに治したい。
よって、今晩は早めに就寝。
とは言っても、深夜2時なんだけどね。 (;^_^A


■2001/11/07 (水) カウンター

あら〜、今日気が付いたんだけど、カウンターが40000を越えていました!
みなさん、ありがとうございます。m(_ _)m

風邪は悪化。(ToT)
熱はないのだけど、本格的に喉が痛くなって来たじょ。
今日も早く寝よっと。


■2001/11/08 (木) ナンパ

今日、ナンパされた…。
まだまだ行ける!と喜んでいいのか、隙があるように見えるんじゃ〜!と悲しむべきなのか、ちとわからない(ToT)

今日のナンパのお相手は、黒人で、年はかなり若いと見た。
年齢に見合った相手を探しなさいと言ってやるべきか?

風邪はさらに悪化。
咳まで出てきちゃったよ…。
明日になっても軽快する様子がなかったら、病院へ行こうっと。


■2001/11/09 (金) ……

風邪が全然よくならず、午後に病院へ行こうと思っていたら、午後は休診だった。
ついてないの。
しょうがない、明日は土曜日だから混むだろうけど、明日にしましょう。

夜、チャットルームを開いた。
11時まで来訪者がなかったので、今回は早々にクローズ。


■2001/11/10 (土) 病院に担ぎ込まれ…

昨夜、チャットルームを終えてから、夫とテレビを見ていたら、だんだん咳がひどくなって来て、最後には止まらなくなっちゃった。(ToT)
息が苦しくて、胸も痛くて、咳のせいで吐きそうになるし、過換気気味になって手は痺れてくるし、とうとう夜中の1時半に病院へ行くはめに。

ほんと、近くに病院ができてよかったよ〜。
救急もあるし、ありがたや。
診察の結果、呼吸音に異常なしということで、喘息は否定された。
とりあえず、感冒と咳止めの薬としてメジコンとペレックスを1日分もらい、明日、正規の診療時間にもう一度来てくださいって言われた。
救急だと、薬は1日分しか出せないんだって。

もらった薬を飲んだら30分くらいで咳も少し落ち着いて来たので、いくらか眠ることもできた。
よかったぁ。

朝になり、再度病院へ。

今度出て来た先生は、う〜ん。

Dr「風邪ですね。昨夜出した薬と抗生物質を5日分出しておきます」

ぴ「咳止めは、もっと強いのないですか? 骨盤内郭清をしていて、下剤も使っているので、排泄障害気味です。激しい咳が出ると、漏れそうなんです(ToT)」

Dr「ありません。もともと咳止めは効かないんです。気休めみたいなものです。もっと強いのは、麻薬になります。下剤は、できれば使わない方がいいですよ」

ぴ「え…」

Dr「うがい薬、何かお持ちですか?」

ぴ「持っていません」

Dr「じゃあ、出しておきましょう」

ぴ「それ、ヨード入ってますか? 私、造影剤のヨードで蕁麻疹が出たことがあるんです」

Dr「関係ないと思いますけどね。出すの止めておきます」

ぴ「……」

気休めの薬ならいらないよっ!
素人じゃないんだから、造影剤のヨードと、うがい薬のヨードが人体に及ぼす影響の違いはきちんと勉強しといてよね。
造影剤は血管に直接入れるから体に吸収される量はかなりの量になり、うがい薬の場合は、経口摂取すらしないわけなので、微量だから問題ないってことなのかな…。
とにかく、プロの意見と診療を求めて病院へ行ったわけなんで、「気休め」とか「問題ないと思う」という返事は非常に気に入らず、不信感すら覚える。
下剤もね、こっちもできれば使いたくはないですよ。何をやってもダメなんで、仕方なく使っているの。
けっ!

この病院は総合病院なので、複数の医師がいる。
あなたには、もう診てもらわないよ〜ん。
どうもお世話様でしたっ!


■2001/11/13 (火) VIP待遇?

風邪は全くよくならず、病院の薬も効かない。
昨夜は激しい咳が止まらず、一睡もできなかった。

ネットの情報検索と、医療関係の友人たちの話とで、土曜日のDrが言っていた「咳止めの麻薬」とは、コデインと判明した。
コデイン自体は麻薬扱いになるらしいのだけど、咳止めに使うのは100倍に薄めた(?)ものなので、ラリったりすることはなく、しかも咳止めとしてはよく効くらしい。

2、3日、寝られなくても、食べられなくても、死にはしないだろうけど、こんなに激しい咳が続いたのでは、心臓がまいってしまうかもしれない。
とにかく、もっと効く咳止めが欲しいと思い、午後、病院へ。

げほげほ、ぜぇぜぇ、はぁはぁしていたら、かなり重篤と判断されたらしく、受付の職員が内科まで付いて来てくれて、看護婦さんにも何か言ってくれ、すぐに診てもらえた。
気を遣っていただき、ありがとうございます。m(_ _)m

今日のDrは、土曜日のDrとは違う人だった。ほっ…。
咳が止まらないこと、薬は飲んでいるけど全然効かないこと、咳のせいで漏らしそうでそれも心配なことを告げると、「じゃあ、別の咳止めを出しましょう」と言う。
すかさず、「コデインですか?」と聞くと、「………。じゃあ、コデイン飲んでみますか?」と処方箋を書いてくれた。
ん…、初めは何を処方するつもりだったのかな?

診察後、気管拡張のためらしい吸入処置をしてもらい、リン酸コデイン100倍散ももらった。
これでよくなるといいんだけど。

薬が出てくるまでの間、薬局の血圧計で血圧を測ってみた。
上が88で、心拍型は不整型と出た。
何じゃ、これは。機械、壊れてるんじゃないの?
再度測ったら、上か102で心拍型はやっぱり不整型。
あらら、心臓ヤバかったのかも〜。 (;^_^A


■2001/11/14 (水) ……

風邪は相変わらず。声も、かすれちゃって出ないし、困ったな。
具合わる〜。

咳止めの薬は、ちょっとだけ効いたみたい。
しかし時々、胸のあたりがジョワ〜ッとするし、気持ちも悪くなってきた。
心臓、まじでヤバいのかな〜。胃も悪くしちゃったのかな〜。

具合が悪くて、仕事はほとんど手付かず状態。
溜まって溜まって、どうしよ…。
風邪が治ったら、連日徹夜かぁ?

その前に、とにかく治さないとね…。


■2001/11/15 (木) お薬変更

病院から貰った風邪薬はなくなったし、全然よくならないので、今日も内科を受診。
先生は、初めて会う人だった。

土曜日の深夜に咳が出始めてからもう1週間あまり。
薬はちゃんと飲んでいるのに、ほとんど軽快しないので、薬を変えることになった。
胸のレントゲンも撮った。

Dr「レントゲンで見る限り、胸はきれいです」

ぴ「メタ(転移)もありませんね?」

Dr「え? メタって、転移のこと?」

ぴ「そうです。私はがんです」

Dr「あ、カルテに書いてあるね。若いのにねぇ…。転移らしきものは見えませんよ」

異常はないって教えてもらえるのはいいことだ〜。
咳止めとして出されているリン酸コデインの飲み方についても相談した。

ぴ「今は、毎食後1包ずつ、1日に3回服用しています。少しは効くみたいですが、特効があるとは思えません。昼間は飲むのをやめて、就寝前に2包飲むのではダメですか? 寝てから咳が出ると、自分も起きてしまうし、家族も起きてしまいます」

Dr「その飲み方でもいいですよ」

ぴ「コデイン2包と睡眠薬を併用しても大丈夫ですか?」

Dr「問題ないと思います」

ぴ「呼吸抑制されて、朝、息が止まっていたなんてことになったら困ります。本当に大丈夫なんですよね?!」

Drは、薬の辞典を見たり、薬局に問い合わせて、薬の1日摂取上限量を調べてくれた。
結果、問題なしとわかった。
この先生は誠意がある。気に入った。

今月、なぎさ病院でがんの術後検診があるのだが、いつも胸のレントゲンを撮ることを思い出し、今日撮ったレントゲンフィルムを貸し出してもらえるかどうかも確認。
貸してもらえるんだって。ラッキー!
言ってみるもんだね〜。
お金も節約できるし、無駄な被曝も防げる。
両方ともたいしたことではないのかもしれないけど、「塵も積もれば」と言うし…。

今回のお薬は、風邪ではなく、アレルギーによる咳をターゲットにしたもののようだ。

メジコン2錠 朝・昼・晩 食後
セルテクト1錠 朝・晩 食後
麦門冬湯1包 朝・昼・晩 食前

ベンザリン1錠とリン酸コデイン2包は、就寝前に随意で服用。
大建中湯も随意で服用。

リン酸コデインは咳止めに効くが、下痢止めの効果もあるので、下剤の量を増やし、水分もばしばし取る。

薬でお腹いっぱいになりそうだぁ。
でも、体重は減らない。(ToT)


■2001/11/16 (金) ……

風邪の具合は、相変わらず…。
ほんのちょっとだけ、よくなったかな。
声のかすれも、少し取れた。

仕事でかけなければならない電話が溜まっているのだが、これでは話になりそうにない。
初対面の人へかけなければならない電話も数本あるのだが、この声では警戒され、悪い印象も与えてしまうだろう。
よって、仕事の電話は日延べ。

手紙などの文章と、相手の顔が見えない電話は難しい。
相手に誤解されないように、すっごく神経使って、疲れるわ〜。


■2001/11/18 (日) 今年の風邪は長びくなぁ。

風邪は、まだ治らない。げほげほげほげほげほ。
毎日、少しずつは良くなっているみたいなんだけどね…。
でも、仕事もしなければならないので、今晩は徹夜。
人間は、死なない限り生きてるし、辞めない限り仕事はしなくちゃならないんだわさ。

さぁ、ちょっとネジ巻いてみましょ!


■2001/11/20 (火) もしも主治医が変わったら

今日は、なぎさ病院でCTを撮った。

ぴょんぴょんは現在、検診が3ヶ月ごとで、その時に細胞診と腫瘍マーカーと胸のレントゲンは毎回撮る。CTは半年ごと。
検診に行くと、まず、また細胞診をやる。この結果を教えてもらえるのは3ヶ月後の検診時。
細胞診が終わると、先生は、前回の検診の時にやった細胞診や腫瘍マーカー、レントゲンフィルムの結果(CTをやっていればその結果)を見て、「あ、いいよ。じゃあ、次は3ヶ月後のこの日に来てください」と指定されて診察室から出される。
その後、レントゲン室に行って、胸の写真を撮って、採血室に行って腫瘍マーカーのための採血をして、会計して終わり、というのがいつものパターン。

ぴょんぴょん、これ、すごくヘンだと思ってた。
もし、再発や転移していても、それが告げられるのは次回の検診日だから、3ヶ月後になっちゃうわけよ。
しかも、もし異常があっても、病院からは連絡くれないらしい。

こっちは検診の結果をすぐに知りたいから、結果を聞くだけのための診察予約を入れようと思っても、先生の予約がいっぱいで入れてもらえない。(ToT)
なぎさ病院は予約制で、フリの患者さんは死ぬほど待たされる。帰されることもあるらしい。
結局、前回の検診結果がわかるのは次回の検診時というのがお決まりのパターンになっちゃった…。
それでも、がんの通院治療している患者さんは、週1で予約を入れてもらえてたりするから、ぴょんぴょんは「たいした病気じゃない患者」に分類されているのだと思うことにしている。

入院している時、別の患者さんから聞いたのだけど、再発がんなどで自宅療養中に具合が悪くなった患者さんは、絶対に自分の家の車とかでは来ないって。
救急車呼ぶんだって。
そうやって来ないと、診察まで待たされるから、って。
まぁ、そのくらい混んでるんだわ…。

レントゲンや採血は、検診日当日にやらされるんだけど、CTは別の日に予約が取れるので、ぴょんぴょんは、そういう検査だけは検診日の直前に回している。
検診日に最新結果が聞けるもんね!

で、今日、CTを撮るために病院へ行き、入口にずら〜っと書いてある各科の医師の名前をふと見たら、産婦人科の欄に、ぴょんぴょんの主治医・パンダ先生の名前がないではあ〜りませんか!

びっくりしたよぉ!

「あれ、先生辞めちゃったのかな。ぴょんぴょんの次の主治医は誰になるの??」なんて思った。
よくよく名前を探したら、パンダ先生は昇進したらしく、名前が掲げられる欄が変わっていただけでした。(;^_^A

その時、ふと思ったこと。
もし、パンダ先生がなぎさ病院からいなくなってしまったら、それでも私はこの病院へ来るか?

私は、もし再発や転移したら、その治療はがん専門病院で受けたいと考えている。
じゃあ、何かあった時にお世話になるつもりのない病院でなぜ検診を受け続けているのかと言えば、ここでオペしたので、その時の状態を記したカルテがあるからという理由が一番大きい。
他の病院へカルテを持って行く(転院)するのは、とっても大変らしい。

2つ目の理由は、手術の時、私のお腹の中の病巣部分を直接見たお医者さんが主治医だから。
お医者さんにはお医者さんの勘があり、お腹の中を開けてみた時に何か思うこともあるんじゃないかと思う。
でも、その勘についてのコメントはカルテには記載されない。
だから、執刀医をつながりを保っておけば、何かあった時、より現実に即したコメントがもらえるんじゃないかなどと思っていたんだけど…。

主治医が変わるということは、自分の都合じゃなくて、先方の都合で転院したのと同じようなことじゃないのかな。
今、私がなぎさ病院でやってることは検診だけであって治療はしていないので、だったら、家の近くの入院施設がない病院でもできるんじゃないかな。
ちょこちょこっとした検診だけをやってもらうのに、数カ月先の予約を取って、当日は何時間も待たされる必要があるのかな。
自分から転院を希望するのは大変らしいけど、今回は、主治医が変わったので転院したいからカルテのコピーくださいって、言いやすいかな。
などといろいろと考えちゃったよん。

パンダ先生の移った病院が通院可能圏にあったら、ぴょんぴょんはその病院へカルテを移すことを希望するかも考えた。
パンダ先生が、がん専門病院へ移ったのなら、行くかもしれない…。
でも、他の病院だったら、行くかなぁ…。

パンダ先生だって、人間だから病気になるかもしれない、定年だってあるかもしれない、開業するかもしれない。
なぎさ病院に未来永劫いるわけじゃないのよね…。
主治医が変わるのは、起こる可能性のあることなんだよね…。
今回のことで、いいシミュレーションはできたと思う。


■2001/11/21 (水) ホネ

今晩のおかずに鯖の干物があった。
食事の途中で、喉に違和感を覚え…。
魚の骨が喉に刺さってるみたいな気がしたの。(ToT)

ご飯を2膳も丸飲みしてみたんだけど、全然治らない。
まぁいいか、これで死ぬわけじゃないし。
そのうち取れるだろうと放っておいたのだけど、食後、やっぱり違和感が気になって、鏡で口の中を見たらば!

ん??
なんじゃ、これは??

初めは、口の中で唾液が糸を引いているのかと思った。
しかし、それは長さ3〜4cmもある魚の骨であった!
きゃ〜、扁桃腺に刺さってるぅ!
こんなのが刺さっていたのか。これでは、ご飯を丸飲みしても取れないわけだわ…。

夫に「ホネ! ホネ!!」と口の中を見せたら、「うわっ! あるある!」とこれまた騒ぎだし…。

他人が見たらへんてこりんな光景だよね。(;^_^A

あ、ホネはちゃんと取れました。m(_ _)m
ご飯の丸飲みがたたり、朝までお腹痛い…。


■2001/11/25 (日) 毛むくじゃらが欲しい…

今年の風邪は本当に引いたら長い。(ToT)
ぴょんぴょん、まだ、スッキリしないの。
術後初めての冬を迎える患者さんは、特に引かないように気をつけてね。
咳が激しいと、お腹の傷もまだ痛むでしょう。

今日、新しいパソコンを買おうと量販店に見に行ったら、アイボの見本があった。
そして、ぴょんぴょんはいきなり、欲しくなっちゃったのよね、アイボ。
動きが愛らしくて、よいわぁ。(^o^)

小さくて、かわいくて、動くものが欲しいぃぃぃぃ!
毛むくじゃらで温かいと、なおいいな。
うちにはすでに猫が1匹いるので、もういいだろうとも思うんだけど。

でも欲しいな…、アイボ…。
それか、猫、もう1匹…。


■2001/11/28 (水) 風邪がぶり返しちゃったよ〜ん

あ〜、また咳が出て来た…。
ついでに今回は扁桃腺あたりのリンパも痛くなって来た。

あさって、がんの術後検診なので、それまでに治したいけど、どうかな〜。


■2001/11/29 (木) 主治医のテスト

明日は、術後検診でなぎさ病院の産婦人科へ行く。
10日位前に撮ったCTの結果も聞けるはずだ。

ぴょんぴょんは、がんの手術をして退院した後、お腹の傷や足が痛かったり、胃腸の調子が悪くて、術後検診の時に産婦人科の主治医・パンダ先生に「具合悪い(ToT)」と訴えたのだけれど、「他の科で診てもらって」と言われ、律義にも、なぎさ病院の外科へ行った。
同じ病院だから、産婦人科も外科も同じカルテを共有してる。
そのメリットを受けられるんじゃないかとも思ったの。

んで、外科の先生に、「子宮がんの手術後、足が痛いんです。気持ちも悪いんです」と言ったわけよ。
外科の先生は、カルテを見て、ぴょんぴょんのお腹の傷も触ってみたりして、足も見て、最後に「最後の生理はいつでしたか? 薬を出すのに、妊娠しているかどうか確認したいのです」とのたまった。
すげ〜恐ろしい事件であった。
他にも、他人と取り違えられたり、いろいろとあって…。

カルテが読めない先生なんだか、ケアレスミスなんだか知らないけど、そんなとこにお世話になって「あ、ごめん。間違えちゃった」と殺されたくないので、ぴょんぴょんはさっさと逃げ出して、別の病院の外科へ行った。
今までは、この別の病院のことを、単に「別の病院」と書いていたけど、今日から「坂の上病院」と書くことにします。
あ、「なぎさ病院」も「坂の上病院」も、もちろん仮名です。

坂の上病院の外科の先生は、ぴょんぴょんの病歴と主訴を聞くと、血液検査をやって、CTを撮った。

血液検査は、子宮がんが転移や再発した場合に変化が出るであろうと考えられる部分の腫瘍マーカーと、卵巣を取ったことによる影響が出て来そうな部分、例えば尿酸値とか、カルシウム値とか、コレステロール値関係を調べるものだった。
非常に気が利いていると思った。
なぎさ病院では、腫瘍マーカーは調べるけど、尿酸値なんて調べてくれてなかったから…。

血液検査の結果、腫瘍マーカーには異常なし。

CTの結果では、右卵巣のあった部分にリンパ液が溜まった嚢腫らしきものがあると分かった。
坂の上病院の外科のDrは、触診でも、そのあたりになにやらあるらしいと疑っていた。
なかなか鋭い先生であった。

結局、リンパ嚢腫に関しては、半年に一度ずつCTを撮って経過観察しましょうということになった。
この前、坂の上病院で腹部CTを撮ったのは、8月の末か9月の初めだったと思う。
リンパ嚢腫はまだあったけど、大きさが変わっていないので、たぶん悪いものではないでしょうとのこと。
でも、これからも、定期的な検査はするつもり。

でね、なぎさ病院でも、CTはずっと撮っている。
でも、パンダ先生から「リンパ嚢腫があるよ」なんて言われたことないわけ。
知ってて言わないのか、読影できなくて気が付かないのかわからないけど…。
パンダ先生、検診の時に、お腹も触らないしな〜。

この前、なぎさ病院でCTを撮った。
夏に坂の上病院で撮った時、リンパ嚢腫は映っていたのだから、今回のCTにも映っていると思う。

パンダ先生、見つけられるかな。
意地悪いけど、明日は、パンダ先生のテストだ〜。
この日記なんて読んじゃいないと思うけど、答えは右卵巣部です。
アッペ(盲腸)の傷のあたり、ぐりぐりしてみてください。
頑張ってネ♪

坂の上病院の外科の先生は、「自分は外科医だからわかったと思う。産婦人科の先生に、何で見つけられなかったの!とか言って、ケンカしちゃダメだよ」なんて言う。
これまた、気が利いていると思った。ぴょんぴょんはね。(^o^)


■2001/11/30 (金) 職人さん

今日は、産婦人科でがんの術後検診をした。

メニューは、術断裂面の細胞診、直腸診、内診、血液検査。
パンダ先生は、首のリンパとか絶対に触らないけど、直腸診は必ずやる。
クスコも、黙ってると大きいサイズをぐいぐい入れて、ダメで、入れ直すことが多い。むっかぁ〜。
ゆえに、サイズ指定は必要。
いつもいつも痛いんだよっ!
蹴飛ばしてやりたい。

この前、坂の上病院で撮った胸のレントゲンフィルムを借り出して持参しようかと思ったのだけれど、朝のラッシュ時の電車に乗るので、ぐちゃぐちゃになってしまうと考え、借り出ししなかった。
なぎさ病院でも、今回はレントゲン撮影の指示がなかったので、持って行かなくて正解だったのかも。
というか、パンダ先生は、胸の転移の可能性について、観察する気あるんだろうか??

前回の腫瘍マーカーの結果とCTの結果は、口頭で「異常なし」と告げられた。
パンダ先生は、やっぱり右卵巣部のリンパが腫れているのを見つけられなかったのね…。

次回の検診は4ヶ月後だって。

腫瘍マーカーの結果は、プリントアウトしてもらって持ち帰った。
あらら、?−GTPにHのマークが付いている。
確かに高いけど、正常値上限のちょっと上なので、パンダ先生は問題なしと判断したようだ。
ぴょんぴょんも、がんのために上がったとは考えていない。
けど、生活習慣病関係だとしたら、やっぱちょっと気をつけないとダメだね〜。

パンダ先生は、「婦人科のがんそのもの」に対してのみしか診る気がないようなので、今度、坂の上病院の内科で一度ちゃんと診てもらおうと思う。
「お腹痛い」「足痛い」「便秘気味」「血液検査の結果、少し異状がある」と対症療法的に診察を受けるのも必要だとは思うけど、ハイリスクな部分はあらかじめ分かっているので、内科を受診して「卵巣を取ったことによる全身への影響が出ているようなので、一度ちゃんと調べてください」と丸投げしてみよう。

ぴょんぴょんは、子宮がんのオペで、61個のリンパを取っている。
今までに、私よりリンパ郭清数が多い患者さんに会ったことがない。
でも、私は今のところリンパ浮腫にはなっていない。
足が痛いことはあるけど、不自然に腫れてもいないし、熱も出ていない。
もちろん、これからどうなるかは分からないけどね。

私のオペは4時間少々だった。
パンダ先生は、術前に「あなたには輸血しなくて済むと思うので、自己貯血しません」と言った。
そして、本当に自己血採取しなかったし、術後、誰かの血を輸血することもなかった。
オペでの私の出血量は400ccだったと聞いている。
献血する時に抜くのと同じ量だ。

多数のリンパ郭清しても出血量は少なかったし、浮腫の発症は今のところ防げている。
パンダ先生は、とても手術がうまかったと思う。
ぴょんぴょん的には、アフターケアに関しては非常に不満足だけど…。
パンダ先生は、腕のいい職人さんなのかもしれない。
いい技術をありがとう。

しかしっ!
ぴょんぴょんは今は、オペの技術ではなくて、全身管理メニューを考え、アドバイスなり治療なりをしてくれるお医者さんが必要なので、坂の上病院へ行っちゃうよ〜ん。
他でもない自分のことなので、病院の使い分けさせていただきますね〜。

今日の検診の収穫。

ぴょん「腹部の傷がケロイド状に残ってしまったので、できるだけきれいに治したいと思っています。どこの科にかかればいいですか? 先生のところでやってくれる分野なんでしょうか?」

パンダ「産婦人科じゃないよ。形成外科です。普通の外科じゃ、やってないよ」

ふぅむ、そうか…。
形成外科って、美容整形とかもやってる、あの科だよねぇ。
オペの傷痕の形成って、健康保険が使えるのかな??
今度調べてみよっと。
で、健康保険が使えるなら、術後2年経過したら形成を考えてみよう。

健康保険が使えないなら、値段によるけど…。
高くないのなら、やっぱり治したい。
私は現在、日本女性の平均寿命の半分も生きちゃいないので、この体はまだまだ使うはず。
元々、温泉や、みんなで入るお風呂(大浴場)は嫌いなので、ほとんど行かないし、術後は一度も行ったことがないけど、一生、避け続けることもできないだろう。
傷痕が元通りにならないのなら、「出来る限り元通りに近い状態」を目指すつもり!
自分で納得できる最高レベルを極めたいと思う。(^o^)


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