術後1年4ヶ月目

■2001/08/02 (木) はふぅ (;^_^A

いやいや〜。
海から帰って来て以来、忙しくてまいった。
昨夜は徹夜。今日もたぶん徹夜。
まあ仕事があるってことで、感謝しましょう。(ToT)

一昨日あたりから、両腕の内側が痒くてたまらな〜い。
なんかブチブチしてるし…。
もしかして、これってアセモ？
今年は暑いから、アセモできてもおかしくはないんだけど、でも一日中ずっと家にいて、エアコンつけてるから、汗なんてほとんどかいてないと思う。
寝てる時にできたのかなぁ。

痒いよぉ。(ToT)

■2001/08/04 (土) お腹が痛い(ToT)

明け方、下腹部痛がひどくて目が覚めた。
そのうち胃まで痛くなっちゃって、まいった〜。
これで気分悪くなったらイレウスなのかも…、と思ったけど、朝になったら治ってて一安心。
昨夜の食事が天ぷらだったので、油っこすぎたか、食べ過ぎだったのかも。

相変わらずアセモは痒いし、なんだかな〜。

あんまり調子よくないけど、今晩は友達と焼肉でした。
ダイエット中だけと、まぁ、たまにはいいでしょ。
おいしかった！
しっかり下剤を多用して、腸閉塞だけは回避したい。

■2001/08/05 (日) 再び、お腹が痛い(ToT)

今日の明け方も、お腹が痛くて目が覚めた。
お腹ピーコちゃん。(ToT)
吐き気までする始末…。

ちゃんと出ているのでイレウスではないらしいが、何で痛くなるの？
夏風邪か、食あたりか。
下剤かけ過ぎだったりして…。(;^_^A

もし今晩も痛くなったら、明日は病院へ行っちゃおうっと。

■2001/08/06 (月) 焼肉後日談

昨夜はお腹が痛くならなかった。
ありがたや〜。

焼肉を食べて苦しい思いはしちゃったけど、いいこともあった。
ぴょんぴょんは、体重管理のため、通常は一日一食しか食べません。
その一食も、お肉と油は極力排除しています。
それでも、思うようには痩せないのよね…。
まぁ、それは置いておいて、久しぶりに焼肉食べたら、肌がピーンと張って来て、すっごくいい感じ。

月一くらいで食べてもいいな。

■2001/08/08 (水) 読書感想文

ここのところ、たてつづけに２冊の本を読んだ。

神戸の酒鬼薔薇事件犯人の両親が書いた「少年Ａ　この子を生んで…」（文春文庫）は、読んで腹立った。
反省しているようでいて、その後にすぐ「でも、なになに」と言い訳が入る。
１９９９年に書かれたものらしいけど、今でも同じ考えだとしたら、とんでもないことだ。
印税は、すべて被害者のために使われるとのことだったので、まぁ溜飲が下がったけど、なんだかな〜。
酒鬼薔薇少年には弟が二人いる。
何も落ち度がない、でも、凶悪犯を兄に持ってしまった弟さんたちの将来だけは案じられてならない。
ろくでなしバカ親父を持ったぴょんぴょんも通ってきた道だけど、世間の目は、なかなか厳しいっす。
「あの人の身内だから、やっぱりとんでもない人なんだろうな」という先入観で見る人が多いから、払拭するのはまぁそこそこ大変です。

もう１冊は、ヨットレース中に船が転覆して、救命いかだで１カ月近く漂流した人が書いた「たった一人の生還」（新潮文庫）。
漂流当初に食料も水も海に落としてしまい、食べるものはほとんどなく、自分の尿を飲むという極限状態の中、一緒にいた仲間が次々と亡くなって行く。
当時、救出直後の筆者をニュース映像で見たけれど、何も話さなくてもどんなに凄絶な思いをしてきたかがわかる顔付きをしていた。
ガリガリに痩せて、でも目だけはギラギラと光り、正直言って怖かった。
彼はたった一人の生還者として、漂流仲間の遺族との関わりとか、社会生活とかのいろいろな面で重い十字架を背負っている。
今頃、どうしているのかなぁと思う。
この本は、病気になる前に読んで「すごいな」と思っていたのだけど、入院中、思い出すことが多かった。
漂流、生と死、夜がいやだったこと、生還などなど、入院生活と相通じるものがあるのかもしれない。

今でも、病気の仲間が亡くなったり、状態の良くない患者さんから「ぴょんぴょんはいいわよね。がんだけど、私みたいに具合悪くないもんね（だから、甘えさせて。ぴょんぴょんなら、私の気持ちわかるでしょ？というニュアンス）」と寄りかかられ、怒ることもできず、重たいなぁと感じると、この本に手が伸びるかな。

■2001/08/10 (金) それは家族の問題

今日は、チャットルームを開いた。
子宮がん患者として、患者にしかわからない部分の情報提供は、ある程度できているのではないかと思う。
「こういう検査をすると言われたけど、痛かったか？」とか「術後、ここが痛いんだけど、みんなもそう？」とか、そんな感じの話は経験者、つまり患者にしかわからないことだからね〜。

ぴょんぴょんがすっごく困り、たまに腹立つのが、「こういう症状があるのですが、私はがんでしょうか？」というタイプの質問をする「健康人」。
そんなの、ぴょんぴょんにはわかりません。
チャット「うさぎの本宅」は、子宮がんと診断された患者さん、前がん状態と診断された方のための情報交換チャットだし、ぴょんぴょんは医療従事者ではないので、がんかどうかの診断をする知識も権限も持ってないもん。
そういうのはね、お医者さんの仕事です。
ま、本物のお医者さんでも、チャットでは診断なんてできないんだけどね。

時々、がんじゃないけど子宮の病気になり、子宮を取った人が「自分は本当はがんだったんじゃないか？」と聞きに来ることがある。
これも、すっごく困る。
多くの場合は、ああ勘違い。
中には、がんノイローゼっぽい人もいる。
時々、話の内容から「この人は、本当にがんだったみたいだなぁ」って感じることもあるけど、もしそうだったとしても、家族がお医者さんと相談して、本人には「がんだ」と言わないことを選んだのなら、部外者のぴょんぴょんに何ができる？　何が言える？
ぴょんぴょんに問いかけられても、重い〜。
んでもって、はっきり言えば迷惑です。腹の探り合いみたいで疲れるわ。
家族が隠すことを選んだのに、「あなたは、がんだったみたいですよ」なんて、ぴょんぴょんに言う権利がある？
そういうのは、家族内で解決してください。

本当のことが知りたいのなら、家族に聞いてね。
家族の言うことが信じられないのなら、お医者さんに聞いてね。
お医者さんの言うことが信じられないのなら、カルテを開示してもらってね。
とにかく、ぴょんぴょんに聞いても時間のムダです。答えられないもん。

■2001/08/14 (火) …

お客さんから夜の６時に電話がかかってきて、「この仕事お願い。明日、納品ね」と言われちゃった。(ToT)
また徹夜だぁ…。
世間様はお盆だよっ！　休みなのよ、休み！
まぁ、仕事があるだけいいか。

しっかり働いて、近い将来、ハワイに３ヶ月行くぞ〜。
絶対に行ってやるぅ！

■2001/08/15 (水) ぐりぐり

首のところにあるの。ぐりぐりが２つ。
手術する前に見つけたんだけど、大きくなりもせず、でも、なくなりもせず…。

今まで、３人のドクターに見せたのだけど、みんなちょっと触診して、「あ、これは平気」って言うのよねぇ。
そんなもんなのかなって思ってたんだけど、やっぱり気になるなぁ。
今度、エコー撮って欲しいって頼んでみようと思う。

■2001/08/20 (月) 買い出し

いつもなら、週末に夫が車で出掛け、１週間分の買物をして来てくれる。
もちろん、ぴょんぴょんも調子がよければ一緒に行きます。（一応、いいわけ…）

週末、夫が仕事のために出掛けていた。
そして明日は、台風のために大荒れの天気らしい。
久しぶりに一人で買い出し。
疲れました。(;^_^A
足に来るね〜。

寝違えたらしく、首も痛いぞ〜。

■2001/08/21 (火) 愚痴

大きな台風が来ていて、天気が悪い。
ついでに、寝違えた首が悪化して辛い。(ToT)

ぴょんぴょんは、交通事故に３回も遭っている。
そのうち２回はむちうちをやり、一度などは頭を強打して、記憶喪失もどきになってしまった。

首が痛いのは、たぶん、天気のせいなのではないかなと思う。
今回の台風は大型だから、気圧の変化も激しいのでしょう。湿気も多いしね。
しかし…。
がんの手術の後など、「痛くて死ぬかもしれない」と思ったことはある。
でも今回は、死にたいほど痛い。
ホント、すごく痛いのよ。(ToT)
肩、バリバリだし〜。

でも、これって、もしかしたらいい天気予報がわりに使えるかも！
首が痛くなったら、天気が大崩れする前兆ってことで…。
あはは、たまには愚痴でも書こうかと思ったんだけど、悪いことの中にもいいことはあるんだわさ。

■2001/08/28 (火) オフ会

チャットやＨＰなどで知り合ったネットフレンドと、実際に会うのを「オフ会」と言います。

今日は、うさぎの本宅とは別のチャットのお友達が集まるオフ会があって、行って来ましたぁ。
ぴょんぴょん、オフ会って初めて。
ネット知り合ってから１年弱の方たちですが、実際に会っても、みんないい人でした。
集まったのは、医療従事者か、医療従事者になるための勉強をしている人ばっかりで、医療に関係ないのはぴょんぴょんだけ。
話が合うのかなと心配していたんだけど、すっごい盛り上がって、夜中の１２時まで飲んじゃった。(;^_^A

楽しかったよん。(^o^)

■2001/08/31 (金) ダイレクトメール

こういうＨＰを管理しているということは、「私はがんです」と宣言してるようなものだから、ぴょんぴょんのメールアドレスは、たぶん、「がん患者」とか「病人」などの名簿に載せられて、売り買いされてるんだろうな。
それはそれはいろいろなダイレクトメールをいただきます。

今日送られてきたメールは、光学治療器の宣伝らしい。
「すべての病気は肩凝りが原因です」と断言してた。
広島や長崎の原爆や、チェルノブイリの事故の時、多くの方が放射能によって病気になったって聞いてるけど、そういうのも、肩凝りをなくせば病気も治るってか？

へ〜〜〜〜〜。信じられない…。