子宮がん・卵巣がん患者サイト「うさぎの本宅」

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術後3年6ヶ月目

■2003/10/01 (水) ………

誰か私の代わりに息をしてくださいな、って言うくらいだるい。
今日も、ほとんどだめぽ。

重だる〜い腰痛と、ちりちりした下腹部両脇の痛みはあるけれど、熱はない、脱水していない、むくみもない、白目も黄色くなっていない、食事も食べられる。
よって、まだ行けそうなので、仕事に突撃します。


■2003/10/02 (木) もうちょっとやってみる。できると思う。たぶん…。

腰の痛み、下腹部両脇の痛みは相変わらず。
なによ、これ。
き〜。

横になっていても腰が痛い。
やな感じだなぁ。
念のために、骨シンチを撮ってもらおうかしら。

両手をグーパーすると、少し浮腫んでいるみたい?
指の関節は、毎日痛いところが変わる。
それって、膠原病にはよくあるパターンらしい。まぁこんなもんでしょ。
この関節痛、「我慢できないほど痛い」って書いている患者さんもいるけれど、現在、わたくしはそれほど気にならない。
みんなの痛みはもっと激しいのか、わたくしが鈍感なのかのどっちかなんだろう。
比べても意味なさげなので比べない。
自分が痛いと思った時に「痛い」って言うしかない。でしょ?

昼間はだるだるで、30分仕事したら1時間寝ていた。
体力も集中力もが持続しない。だる過ぎるぅ。
今の状態でさらに熱が出たら、入院させられそうな気がする…。

今日納品予定の仕事をどうにか終わらせて、夕食もどうにか準備して夫の帰りを待っていたら、帰宅した夫に「今晩、鯵の刺身を食べない?」と言われてキレかけた。
あのさ〜、何回も言うようだけれど、うちは料亭じゃないので、さてご飯にしましょうって時になって「あれ作れ、これ作れ」って言わないでくれない?
今晩のメニューは野菜スープ、人参のグラッセ、かわはぎの葛煮、4色しゅうまい、トマトサラダ、パプリカピラフなんだけど、なんか文句ある?
き〜。

ついでに、あーたは気づいているかどうか知らないけれど、わたくしはもう1週間近く(もっとかな?)、かなり具合悪いのが続いているので、そこんとこ、ちょっと考えていただけませんでしょうか。

つまりね。
ぴょんぴょんさまが作った時は出された食事を黙って食え、ってことです。
そこんとこ、よろしく。

確かに、あなたさまのお口には合わないことと存じますけれど、もう少し我慢していただけたら、たぶん10年後くらいにはわたくしの体調もそれなりに良くなって、もう少しましなお食事が差し上げられることと思います。
き〜。

むかっ腹を立てたらアドレナリンが噴出したみたいで、まだ行けそうな気になってきた。
夕食後、仕事へと再突撃。
人間は死なない限り生きているし、とりあえずやってみて、できたらラッキー♪


■2003/10/03 (金) ………

難解なお仕事を抱え、徹夜しちゃったよ〜ん。
相変わらずな〜んかかったるいんだけれど、熱もないし、まぁいいか。

時々、「具合が悪くて不安じゃないですか?」とか、「どうしてそんなに冷静でいられるんですか?」と聞かれることがある。
そのお返事をちょっとここでしとこうかな。
もしも私が冷静に見えるのなら、それはとことん受診して、現在、死に至る病気、症状がないと確信できているからであります。
これってものすごい安心なことなんです。私の場合はネ。

現在の医学では、解明できていない病気や、対処できない症状もある。
それについては、辛い症状が出た時に対症療法で行くと決めているし。
死生感できてるので、死ぬの怖くないし。
怖いことがあるとすれば、苦しかったり痛かったりすることなんだけれど、現在は大して苦しくも痛くもないし。
苦痛が激しくなったら、鎮痛剤バンバン使う予定で、周囲にもそう頼んでいるし。
ってことで、不安材料がないんです (;^_^A

まぁ、毎日かったるいんだけれど、それでもあまりイライラしないのは、加算方式の考え方がベースにあるから。
私の場合、「だるい時は何もできないのが当たり前」って考え。
つまり、スタートがゼロなんですね。
で、だるい時にちょっと用事を片付けられたり、仕事しちゃった日には「何もできなくて当たり前なのに、こんだけできちゃった。わたくしってすご〜い。エライっ!」って感じ。
「あれもできない、これもできない」という減算がないので、損した感じがしなくていいです (^o^)

今月は、婦人科の術後検診と膠原病科の受診があり、その合間にレジャーの予定が2つ入っているので、なかなか急がしそうだ。


■2003/10/04 (土) ………

また徹夜しちゃったよん。
この仕事、どうしても明日の朝までに終わらせて、日曜日は「お休みの日」にしたい。
とつげき〜。


■2003/10/06 (月) ………

うさぎの本宅が入れていただいているウェブリングのリングマスターが亡くなったようだ。

直接のやりとりはなかったけれど、リングにお世話になってるので、先方のホームページの掲示板にお悔やみを書くべきかどうか迷う。
お友達らしき方々からいくつかのお悔やみは書き込まれていたけれど、ご家族からの正式な報告がないので、ご逝去が間違いだったらものすごく失礼になっちゃう。

どうしよう…。


■2003/10/07 (火) いにしえの言葉

体調急降下一直線。
だるいし、すっごい気持ち悪いし。
吐かないだけラッキー♪
このままだと、長い間リカバリーできなくなりそう。
ってことで、しばらく病人モードに入ります。

おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ……徒然草
(思ったことを言わないでいるとお腹が張るような感じがする)

物言はぬは腹ふくるるわざ……大鏡
(言いたいことも言えないでいるとお腹が張って苦しくなる)

6月末から7月にかけて、黄体ホルモン治療専用掲示板でわたくしを激怒させ、閲覧者を動揺させ、事態を収拾するにあたって大変な思いをさせてくれた患者さんに実は別ハンドルがあり、そちらの名前でも「うさぎの本宅」に出ていたことが本日判明。
今回も質問を書き込んでいたけれど、ずーっと前にうさぎの本宅掲示板にもご本人から同様の質問があり、すでにお答えしている。
その時、ご本人にとって満足いく回答が出てこなかったので、また(?)書いてきたのかもしれないけれど、患者サイトでできることって限りがある。

もしかして、わたくしの人格を試される場面なのかしらと思うけれど、2ハンドルと以前の事件があるので、わたくしの寛容度はもう限界でございます。

削除 !

なんなんだよ…。
(ノ-_-)ノ ~┻━┻

今まで、掲示板がらみではいろいろなことがあった。
うちのサイト内で起きたことに関してはホストという立場もあって、「投稿者の気持ちはわかる」「告知されたばかりで混乱しているのだろう」「体調が悪くて周囲のことにまで気が回らないのだろう」と好意的解釈に努め、自分自身のいらだちをぐっとこらえること、たぶん数百回。
投稿者があっけらかんと傷つけている一部の閲覧者が怒り出しはしないかと、ハラハラすることしきり。
ケンカになりそうな時には、割って入ったりもして…。
他の患者サイトでは、病状が厳しい管理人さんをさらに疲弊させる思いやりのない行動や、他閲覧者のことをまったく考えていないようなアホい言動をする一部の患者さんを見て情けなく思ったり、「こんな人と<がん患者>という同じひとくくりにされたらたまらない…」と心の中で大いに憤慨してみたり。

とりあえず、「いろいろな状態、ケースの人が読んでいる」ってことを忘れずに、「これ書いたら、読んだ人はどう思うか」って考えて書いてちょ。
それでも、万人を傷つけない、まったく問題が起きないってことは不可能だろうけれど、少なくとも今よりは良くなるでしょ、きっと。


■2003/10/08 (水) 味

1週間くらい前から「あれ?」と思っていたんだけれど、わたくしの味覚、鈍化しているみたい。
微妙な味が、いまいちわかんないよん。
何を食べてもあまり感激がなくて、唯一「これはおいしい!」と思ったのが、かなり濃く出したアール・グレイのミルクティーをすごく甘くしたもの、というのがなんだかな〜。
お砂糖で甘くしていたら体型は限りなく膨張すると思われるので、ダイエット甘味料でしのぐことにいたしましょう。

やたら喉が渇くし、な〜んか、喉の奥がペタペタとくっつく気がする。
糖尿病はないはず。
じゃあ、「なんちゃって」のシェーグレン症候群が出ちゃってるのかしら?
まぁいいや。
もうすぐ診察だ。

今日、新しく仕事の発注があった。
明後日いっぱいには終わらせたいけれど、行けるかな?


■2003/10/09 (木) 3周年

おぼつかない体調や日々の雑用に取り囲まれてすっかり忘れていたけれど、10月6日で「うさぎの本宅」は3周年を迎えました \(^o^)/
この場をお借りして、「うさぎの本宅」をサポートしてくださっている皆様に感謝の意を捧げ、お礼申し上げます m(_ _)m
そして、来訪される患者さんがたのご快癒をお祈り申し上げております。

私が治療したのは3年半前のこと。
それほど過去のことではないのに、今現在の治療システムとは違ってきている部分もあるようだ。
最近治療した患者さんの話を聞くと、入院日数やオペで取る部位の範囲等は短縮・縮小傾向を感じるし、新しい薬、新しい検査法、新しい治療法もちらほら見かける。
けれど、わたしくはもう子宮摘出の手術を受けることはないので、最新の治療を経験することもない。
そこらへんのギャップをどうするかが、わたくしに今後課せられるテーマの一つになってくるだろう。

昨日は、「新しい仕事を明後日までに終わらせたい」って書いたけれど、よく考えたら、しばらく病人モードで行こうって決めていたじゃない (;^_^A
そういうことをすっかり忘れているので、体調は良くないまでも、すごく悪くもないのだろう。
術後3年も経つと、多少の不調は鷹揚に構えていられるようになっちゃう。
慣れと、人間のカラダは偉大だ!

実は、わたくしは温泉がキライです。
まったく知らない人たちが裸になってひとつところにいる、というシチュエーションがぴょんぴょん的には怖い。
あまりにも無防備過ぎる感じがして、どうしても受け入れられない。
だから、銭湯もイヤ。
わたくしの場合、「心身ともに癒える」とか「のんびりゆったり」という気持ちになれたことがないんですよね〜。
その上、このトラウマめいたものを乗り越えようとしてたまたま入ったとある温泉の共同浴場で、何と「のぞき」にあったので、ますますイヤになっちゃった。

わたくしががんのオペを終えて退院してきた時、今は亡き姑が「ぴょんぴょんお疲れさま。1ヶ月くらい温泉に行って療養しましょう。私もついて行くから」と言ってくれた。
その気持ちはありがたかったのだけれど、集団入浴状態がキライだった私は、姑の言葉に震え上がった。
私は病院の集団生活に心底疲れ切っていて、とにかく一人きりになりたくもあった。
姑は、私を実の娘のように可愛がってくれるいい人だったけれど、わがまま放題というわけにはいかない。
それなりの気遣いは必要だろう。
退院直後の私は、対人関係で必要な心配りのことなんて、考えるだけでもイヤだった。
まだ赤く目立つ傷を持て余し気味で「この傷は隠し切れない。浴場でじろじろ見られたらいやだ」という気持ちや、姑が行こうと提案した温泉地そのものにも個人的な抵抗があった。
結婚して10年以上。
それまで姑の言うことに逆らった記憶はなかったけれど、その時は勇気を振り絞って「行きたくない」と言った。

あんなにキライな温泉だったのに、今は行ってみたい気がする。
とにかく、人の少ないところでゆっくりするのもいいかな、なんてね。
来年の2月あたり、長期で湯治に行ってみたい。
それまでもうひと踏ん張りだ〜。

夕食は、夫がお寿司をおごってくれるらしい♪
では、行ってきま〜す!


■2003/10/10 (金) ………

昨夜のお寿司はおいしかった!
時々は、外食で気分転換するのもいいわぁ。
毎日だと破産しちゃうけどね。

ぴょんぴょんの来週の星占いは
「寛容の精神を発揮してください。どこまで我慢できるか試してみましょう。うんたらかんたら」。
来週一週間は、菩薩になったつもりで、寛容とやらに努めてみましょう。
できるのかな??


■2003/10/11 (土) 旅行

1泊で、東北に出かけた。

水墨画のように霞がかった濃淡の山並みがほどよい遠さで高く低く連なる盆地は、刈り入れ真っ盛りだった。
稲穂が波打つ黄金色の一反、切り株と藁ボッチの田んぼ、緑のあぜ道、育てた花が満開の休耕田が複雑なパッチワーク模様を描き出し、わらくずを燃やしているらしい煙がところどころで立ち昇る。
「見よ、これぞ日本の原風景!」って感じ。
わたくしは、こういう風景とそこに暮らす人々に支えられて毎日ご飯を食べさせていただいているのね、と再認識。
感謝。

今回の旅行では、「水そば」というものに初トライ。
水の入った器の中に「打ちたてでゆでたて」のお蕎麦が入っているシンプルな食べ物で、麺つゆ等は使わず、そのまま食べる。
そば粉の香りがストレートに出るので、水と蕎麦がおいしい場所でしか味わえないものだという。
崖にへばりつくように作られた道を車で進むこと数十分。
水そばの里は遠く、山深かった。

食べた感想は…。
この前から、わたくしの味覚はどうもヘンで、濃い味でないとよくわからない (ToT)
夫は「おいしい」と言っていたけれど、わたくしは「なにやら食べて、お腹はいっぱいになりました」ってところで終わってしまった。
ちょっともったいなかったなぁ。

体調は、やっぱりどうもイマイチ。
車に乗っていただけなのに、宿に着いた頃にはぐったりでございます。


■2003/10/12 (日) ………

昨夜はかなり疲れていたようで、夕食後、部屋に戻ってそのまま寝てしまった。
起きたのは8時頃。
今日もお蕎麦を食べ歩く予定なので、宿の朝食はパス。

いつ寝たのかも覚えていなくて、夫に「私、何時ごろ寝た?」と聞いたら、「9時半」と言われた。
それだけ寝たのに、やっぱりまだ体調イマイチ。
なんだかな〜。

ブランチに裁ちそば、夕食には、ねぎ1本をお箸代わりにするお蕎麦を食べて帰途に着く。
三連休の中日だけれど、渋滞がすごい。
うちの車はワンボックスカーなので、後ろの座席を全部倒したベッド状態にして、渋滞手前の道の駅やサービスエリアで昼寝、夕寝と仮眠を取って、まったり帰ってきた。
わたくしは、ほとんどの時間、後で寝ていたんですけれどね (;^_^A


■2003/10/13 (月) 連休最終日

本日、起床後のわたくしが、開口一番に何気なく発した言葉は「だっる〜い、疲れた…」。
意識せず言ってるんだから、やっぱりだるいんだろうな。
ぴょんぴょん、朝からこんなんでどうするよ?
洗濯しながらメールチェックして、明日納品予定の仕事も仕上げて、夕食にはカレーを作って、夕食後にホームページをちょこっと更新。
だるいわりにはよくできました、と自分に花マルあげてみた♪

一昨日からの一泊旅行で、高速のサービスエリアや街中の人の服装をじっくり観察した結果、私の着ている秋物はどこかヘンかも。
少し買うか…。
先日、ピンヒール系の靴はほとんど処分してしまったので、何足か調達しなくちゃならないし、銀行間のお金の移し替えもあるし、ってことで明日は出かけたい。

体調が上向いてくれるといいんだけど、どうかな?


■2003/10/14 (火) なんちゃってはどうなっているか?

華々しく登場した割には、なんちゃって膠原病ワールドを全然更新しなくて申し訳ありません。
なんかね〜、自分でもどう位置付けたらいいのかよくわからない今の状態に少々戸惑い気味なんです。
それが、「なんちゃって」と言う由縁の一つでもあるんですが…。

つまり、
具合は良くはない。

だけど、
寝込むほどでもない。

ここで「病気だ〜、具合悪い〜」と騒いじゃって、後々「不調の原因は膠原病じゃなかったよ〜ん (;^_^A 」ってなったら、引っ込みがつかないと言うか、膠原病で治療中の皆様に申し訳ないと言うか。

ぴょんぴょん自身、子宮がん検診で細胞診クラス3aが出た人の大騒ぎに振り回された経験が何度もあり…。
びっくりして騒いじゃう気持ちはわかるんだけれど…。
再検査の指示を受けたとたんに「腰が痛いので転移もしているんじゃないか。もう駄目なんじゃないか。最近は頭痛もするし…」という患者さんに、「およよ」と思ったことは何度もあるので…。

腰(骨?)に転移するほどなら、その前に、
○○だとか、○○が痛いとか、○○を放っておいたとか、○○しやすいなど、いろいろと症状はあったはずで…。
それらの症状がまったくなく、いきなり子宮がんが転移された状態で発見されることってあるのかな?と…。
頭に転移するなら、さらにステージが進んでいると考えられるので、それまでピンピンしてたのに、突然子宮がんになって(?)、一週間後に頭に転移するなんていきなりそんなになるわけないと思ったりすることもあるわけで…。
その方たちの不調は、再検査で「がんではありませんでした」という結果が出ると治っちゃったりしてるので、がんかもしれないというストレスから来る精神的・気分的なものも大きいのだろう。
だから、自分の「なんちゃって」状態も冷静に見ざるをえない。
本当に具合悪いんだかどうか、自分でもよくわかんないんだもん。

うっはぁ〜、買い物に行ってえらくくたびれてしまった (ToT)
14時出発で、帰宅が20時。
ほとんど立ち詰め、歩き詰めで、ぐったりでございます。
けれど、途中でぶっ倒れもしなかったのだから、体力の許容範囲なのだろう。
衣料品6点、靴2点、リネン類3点買って全部で2万円弱。
高い物は買えまっせん。私の生活レベルなんて、こんなものよん。
明日も出かけたいので、朝起きて身体が痛くなっていませんように。

夕食後。
お腹と左足鼠蹊部が痛いような…。
う〜ん、やっぱり痛い…。
うわぁぁ、ぴーこちゃん攻撃だ。なんで?? (ToT)


■2003/10/15 (水) ………

昨日の買物ツアーでやっぱりくたびれちゃって、お昼近くまで起きられなかった。
腰が痛いよぉぉ (ToT)

でも、気分はいいし、天気もいいので、今日は近くの商店街に買い出しに行った。
立ち寄った薬局で、温感クリームなるものを発見。
足や手に塗ると、じんわりあったまるらしい。
試しに使ってみよう、ってことで380円でお買い上げ。
去年は、初冬にちょっと気を抜いて10分弱ほど裸足でいたために、レイノーだか単なる冷えだかはわからないけれど霜焼けができてしまい、春まで治らなかったので、今年は保温に努めてみましょう。
寝具や衣類も、そろそろ冬支度しないと…。
明日は、美容院と、坂の上病院の内科に行きたい。
連続お出かけできるかなぁ…。

夜、へんなドラマを見てしまい、気分が悪い。すっごく悪いぞ!
私は、自分が不知の病で余命なんぼになっても、人を不幸にしてまで自分が幸せになりたいとは思わない。
思えない。
実生活で、そういう自己中めいた人の後始末をたっぷりやらされているので、どうしても感情移入できないよ…。

自分一人が幸せになるために、たくさんの人から幸せを奪っていいの?
わたくしにはできそうもない。だから、できる人が羨ましくもある。

それって、本当の幸せって言えるのかな?
自分は幸せになれるかもしれないけれど、恨みをたっぷり買いそうで怖いかも。

このストーリーでウルウルできるの?
わたくしにはムリ。

まぁ、ドラマなので「お話」と考える分にはいいんだけれど、最近は現実とドラマの区別がつかなくて、すぐその気になる人もいるんで、テレビ局さま、お手柔らかにお願いしますよ。


■2003/10/16 (木) 胃カメラ飲んでみることに。

連日の外出で疲れが蓄積されたらしく、今日はちょっとダルめ。
美容院はパスして、坂の上病院の内科だけ行った。
診察の結果、まぁいろいろとあって、胃の検査をやることになった。

ぴ「バリウムですか? 胃カメラですか?」

Dr「どっちでもいいけど?」

ぴ「喉の麻酔(キシロカイン)だけじゃなくて、寝ちゃうくらいの麻酔を使ってくれるなら、胃カメラをやりたい」

Dr「それもできるよ」

ってことで、今回は胃の内視鏡検査をやることに。

ぴ「あの〜、術者(Dr)は、外科の先生?」

Dr「ううん、僕がやります」 (にっこり)

ぴ「せっ、せんせい、あの〜、専門は何ですか?」

Dr「何でも診るよ。循環器とか…」

ぴ「先生、胃カメラ得意ですか?」

Dr「内科で普通にみんなやってることだよ」 (みたいなことを言っていた)

わたくしは、今まで4回、胃カメラの検査を受けているけれど、いい思いをしたことがない。
だから、「僕は胃カメラ得意! うまい!」と自分できっぱり断言しちゃうようなDrにやってもらいたい気がするぅ。
「どのDrもやること」と「うまい」のは、まったくの別問題だと思う。
質問をうまくはぐらかされちゃったような気がするんですけど。
内科の主治医は、わたくしが術者の腕に激しくこだわっているのを感じたらしく、予約を入れながら「じゃあ、消化器の部長に頼もうか?」なんて言ってる。
肩書きじゃなくて、腕がいい人、ラパロ選手権がもしあったら入賞するような人にやってもらいたいんです (ToT)
その後、主治医は「知らない人にやってもらうより、僕の方がいいでしょ」と言い、わたくしは「では、先生の実験台になります」と答えた。

失礼な患者で申し訳なかったんですけれど、やっぱ、怖いよ〜。
痛かったり苦しかったりするのは、もう、これっぽっちも我慢する気がないんです。
だけど今回は、セルシンだかホリゾンだかの鎮静剤を使うって約束も取り付けたし、まぁいいか。

医療関係の方が読んでいるかもしれないので書いときますが、自分が検査する患者に「先生は胃カメラうまいか?」と聞かれたら、まったく自信がなくても「大丈夫、うまい。まかせて!」と答えてちょ。
「どのDrもやる」とか「じゃあ、○○先生に頼もう」って答えは、自分の手技に自信がないみたいに感じられて怖いっす (ToT)

だるいので、B型とC型の肝炎の検査をして帰ってきた。
結果は来週かな。


■2003/10/17 (金) ………

「うさぎの本宅」に新しいテキストを上げたくて、いろいろと勉強中。
うまく伝えられないんじゃないか、載せると逆に誤解を招くかもと、今まであえて触らずにいた部分があったのだけれど、質問メールをいただいたこともあり、やっぱり載せようかしらん、と腰を上げることにした。
その過程で、術後3年半経った今になってやっと理解できたことがあり、ずっとヘンな答えをしていたんじゃないかとYour Voiceをチェックしてみた。
問題なさそう、ほっ… (;^_^A
こういう時、医学的な教育を受けていないわたくしが運営する「患者サイト」の難しさが身に染みる。

どこまでできるのか。
どこまでやっていいのか。
どこまでやるべきか。

この3つのバランスが難しいと、いつもいつも思う。

美容院へ行こうとして、半分くらい仕度したところで、いきなりめんどくさくなってやめた。
やっぱり身体がだるい。


■2003/10/20 (月) 野うさぎとなる

土曜日から、2泊3日で、借りている田んぼの稲刈りに行ってきた。
わたくしは見ていただけなんですけれどね (;^_^A

ここにはじめて来たのは、確か昨年の稲刈り。
その時は、山の途中にある田んぼに行くだけで、足が「もうだめぽ」って感じだった。
その上、踏ん張りがきかないので畦道なんて怖くて歩けず、舗装された道の端っこに立ってボーッと見ていたら、事情を知らない人に「落穂を拾ってうんたらかんたら」と言われ、逃げた (ToT)
病人に見られないと、時々ツライことがある。

今年の春の田植えは、畦道をどうにか歩ける程度で、まだまだだった。
とにかく、足場の悪い場所が怖い。
ツルッとしたり、グチャッとふらついた時、踏ん張れずにそのままドロレス状態になるだろうと思った。
それに、中腰で立ったりまた腰をかがめたりという田植えのあの姿勢は、わたくしにはまだムリっぽかった。

今回の刈り入れもほとんど見ていただけだったけれど、でも、畦道のようなふわふわぐちょぐちょの場所も、以前ほど怖くなくなった。というか、ちょっとは踏ん張りがきくようになったかも〜。
そのうち、田植えとか稲刈りもできちゃうんだろうか♪

でもね〜、やっぱり足が痛い (ToT)
もう少し筋力をつけないとダメですね〜。


■2003/10/21 (火) ………

あ゛あ゛あ゛、筋肉痛です (ToT)

昨日、一昨日と魚尽くしだったので、夕飯は麺物にしようと思っていた。
夫は明日から2泊3日の出張でいないため、冷蔵庫の中も今日中に少し整理しなくちゃ。
一人では食べきれずに痛んでしまいそうなものがある。
ということで、今晩は、キビナゴの干物、そばの芽のおひたし、ねぎ入り卵焼き、うどんの予定だったのに…。
帰って来た夫は、「パスタ作って」と言うんだな、これが。
わたくしはその時、殺意すら覚えた。

今回は我慢する(って言うか、もうず〜っと我慢してあげている!と思うんだけど…)
次は、手元にあるものをすべて投げつけてみようかな。
食べ物のことでぐちゃぐちゃ言われるのが一番イヤ。
うるせ〜、黙って食え!って感じでございます。


■2003/10/22 (水) 晩秋

午後、雷が鳴っていた。
これで、季節が変わるのかもしれない。

昨日の筋肉痛は、今朝起きたら治っていて、ありがたい限りである。
足も腫れていないし、ラッキー♪
だけど鼠蹊部は腫れっぽいので、しばらくは要注意ですね…。

これから寒くなると、なんちゃって膠原病の方もより一層気をつけないとまずいんだろうなぁ。
とりあえず、膠原病科に行かなくては。
今月受診予定なのに、まだ行っていないのです (;^_^A

先週、内科でやった肝炎の検査結果もそろそろ出ているだろうし、がんの術後検診も今月だったし、胃の内視鏡検査もあるしで、月末まで病院巡りとなりそう。
病院で診てもらうのも、けっこう体力いるのよね。
待ち時間長いとくたびれちゃうから、具合悪いと行きたくなかったりする…。
って、それでは本末転倒だけど。

あ〜、イカンイカン。ちゃんと診てもらわなくちゃ。
ファイトォォォ!


■2003/10/23 (木) ややっ!

あら、ぴょんぴょんったら、今日は少しだるいじゃないですか〜。
ラッキーにも夫は出張でいない。
そこで、彼のノートパソをぶんどって、寝ながらネットサーフィンでございます。

患者とその関係サイトをぐるっと回ってみたところ、ややっ!
何やら大変そうになっている掲示板がチラホラ。
これは、管理人さんえらいこっちゃ、って感じ。
困ってるだろうなぁ、怒ってるだろうなぁ、疲れてるだろうなぁ。
お察しします (ToT)
アホ過ぎるカキコしてきた投稿者はアクセス制限したれ!とか思っちゃった…。

パニくった患者さんご本人にわけわからん投稿されるのも管理者として困ることがあるけれど、患者本人じゃない人が患者サイトの掲示板に来て、患者がムカついたり、不安になるような書き込みするのって論外だと思う。なんだかな〜。
自分で調べるのめんどいし、お金かかるのイヤだし、とりあえずここで聞いちゃえ、書いちゃえみたいな、超自己中心的雰囲気を感じるのって、わたくしだけですか?
患者サイトは、患者が主人公でしょ。
自分の不安を解決するために、自分の目的を達するために、他の患者を不安にさせたり、板を荒らしちゃイカンでしょ〜。

怒!!!

先日、子宮がんで開腹手術したお友達が、自分の病理結果を入手した。
わたくし自身はと言えば、オペ後の病理結果が出た時の説明でちらっと見せてもらっただけ。
全部横文字で、何が書かれているのかわからなかったし、じっくり見せてももらえなかった(と言うか、その時は見ようとも考えつかなかった)。
その後、転院してしまったのでコピーを要求するチャンスがないけれど、自分のも見てみたいなぁ。
と、その話は置いておいて。
お友達の病理結果も横文字だった。
その解読(翻訳??)をやらせてもらったんだけど、この作業って、わたくしの性分に合ってる!
文字がすご〜く薄くて判別不能の場所があり、完全に解読しきれなかったのがちょっと残念。
病気のことが書かれているものなので、「楽しい」と言ったら大変語弊があるけれど、解読作業自体は非常に楽しかった。
これを仕事にしてもいいかも〜とまで思った。(儲かるならネ)
それにしても、先生、字、汚すぎ!
医師国家試験にペン習字の科目を入れていただけるとありがたい。
字って、読めてナンボだと思うんですけれど…。

ネットサーフィンしたり、本を読んだりして、まったり過ごした今日一日。
スー・グラフトンの「キンジー・ミルホーン・シリーズ」をパラパラめくりながら思った。
キンジーの性格って、私に似てる!
人といるより孤独を好むところ、シニックなところとか、まるっきりわたくしじゃない…。
だからどうしたって言われると、困っちゃうんだけど (;^_^A
彼女は熱心なジョギング信奉者で、お酒も煙草もやらない。
そういうとこは見習うべき?


■2003/10/24 (金) 病院のシステム

おめ〜、いい加減にせぇよ。

他人の性的趣向にいちいち文句つける気はないけれど、子宮がんって、それでなくても偏見やら誤解が多くて、患者はみんな、なかなか大変だって言うの!
だから、子宮がん患者サイトとしては、誤解を増長するようなアダルトチックなサイトに勝手にリンクされたくないって言うの!
もともと、うさぎの本宅はリンクフリーじゃないって言うの!
あなたがあなたのシュミでHPを作るのは勝手だけれど、わたくしや子宮がん患者には迷惑かけるなって言うの!

連絡しても返事なしってどうよ?

ヽ(`□´)ノ

失礼しました m(_ _)m

今日は、夜になってから左鼠蹊部が痛い。
食事したら気持ち悪くなってきた。
鼻詰まりで、喉もいがらっぽい。
風邪引いちゃったのかなぁ。

今夜、はじめて知ったことなんだけれど…。
今さらこんなこと書いて、ちょっと恥ずかしいんだけれど…。
もしも、みんなが知っていたことなら、わたくしってすごくマヌケかもしれないんだけれど…。

病院に行くと、注射とか採血とか手術とかで、身体に針を刺したりメスで切ったりしますよね。
わたくしは今の今まで、患者さんに注射などの針を刺していいのは、Drとナースだけって思っていたんです。
でもこれ、違ったんです!
臨床検査技師も、採血していいんだって。
もちろん、「医師の具体的な指示を受けて行うものに限る」みたいな規定はあるんでしょうけれどね。
臨床検査技師って、心電図や脳波取ったり(生体検査と言うらしい)、患者さんから採取した血液などの分析をしたり(検体検査と言うらしい)する仕事だと思っていました。
臨床検査技師さんって、患者さんに触ることはあっても、血が出るような医療行為はできないんだと思っていたわたくしって…。

は〜、うだっち、ごめんよ〜。
今度、採血の腕前見せてネ。

わたくしは今まで何回か入院した経験があります。
入院時の点滴は日常茶飯事のことですが、点滴の針刺しはすべてナースの仕事だとも思ってました。
わたくし自身、複数の病院の入院経験のすべてにおいて、Drに点滴をしてもらったことは一度もありません。
麻酔で寝ている時はどうだかわからないけれど、少なくとも覚えがありません。
でもこれも、他の患者さんと話すと違うんですよね。
病院によっては、点滴の針を刺すのはDrってところもあるんだって。
「私の入院した病院では、普通の点滴はナースが入れても、抗がん剤の針だけはDrが入れる」って話もあったし〜。

わたくしが子宮がんのオペをして入院中、同室に抗がん剤治療の患者さんがいたけれど、彼女の抗がん剤点滴はナースが入れていました。
あの病院では、Drが点滴刺したり注射してるの見た事ない…。
とにかく、わたくしは子宮がんのオペをするための入院中、主治医から点滴や注射の針を刺されたことが一度もないんです。
病院によって、システムはいろいろなんでしょうね。

どういうシステムでもいいんですけれど、点滴するの、Drでもナースでも、わたくし自身はこだわらないんですけれど、痛くはしないでネ。

わたくしは血管が細いらしくて、点滴も採血もナースが苦労しているっぽい。
子供の時、盲腸で入院したら、点滴入れるのに11回も針を刺されたことがあります。
子供だから、それでなくても血管細いだろうけれど、でもね〜。
11回って、ちょっとちょっとじゃありませんか?
かなり激しく超痛かったよ (ToT)


■2003/10/26 (日) いつもの如く。

夫は、予定通り畑に行った。

いつもの如く、いっぱい持って帰ってきた。
いつもの如く、冷蔵庫に入りきらない。
いつもの如く、かなりの量の野菜が腐ってしまうのだろう。

洗ったり、カサを減らすために軽くゆでて冷凍したり。
やっぱり足が痛くなって来た。
頭痛もしてきた (ToT)

畑に行く時の夫の行動を綿密に聞き取り調査した結果、以下のようなことがわかった。

1.現地着→2.販売所でお買い物→3.畑で作業→4.畑の持ち主からいろいろといただく

わたくしは、夫に申し渡した。
「今度から、もう何も買わないこと。ノイローゼになりそうである。もらった物だけ持って帰ってくればいいジャン!!!」
家族の人数と各自の胃の大きさ、家で食事する回数、冷蔵庫容量の相関関係について考察・計算できないのでしょうか?
き〜!

他人から見たら他愛ない夫婦喧嘩のエピソードの一つなんだろうけれど、あの野菜の量はわたくしの精神衛生を激しく脅かすものになりつつある。
案外、夫婦ってこういう「どうでもいいようなこと」の争いで疲弊して、離婚しちゃったりするのかもしれないな。

10月が終わるまで、あと1週間もない。
来週は病院行って、仕事の請求書作って、いろいろとやることがありそうだな〜。


■2003/10/27 (月) 今日の婦人科

病院受診&検査weekの皮切りとして、婦人科にがんの術後検診へ行ってきた。

細胞診をやってエコーを撮ったら、左卵巣があった部分に何やら映っていた。
Drいわく「リンパ嚢胞か、腸に腸液が溜まったのが映ったかのどっちか」とのこと。
前回のエコーでは映っていなかったので、この部分は1ヵ月後にもう一度診たいそうだ。
明後日にCTを撮るので、リンパ嚢胞ならその時にも映るだろう。

骨密度の低下ストップのため、ホルモン補充療法(HRT)やプラセンタ注射について相談。
わたくしの場合は、両方ともNGだった。やっぱダメですか…。
HRTは術後10年経ったら考えてもいい、というニュアンス。あと6年半もあるぅ。

何回言っても拒否されるけれど、それでもしつこく尋ね続けるのは、医学の常識って日進月歩だから。
わたくしが子供の頃は、火傷には味噌・醤油を塗るといいとか、山登りやマラソンの最中に水分を取ると疲労が増すから飲まないほうがいいなんて話が通説だったりしたんです。今じゃ「何ソレ?」って感じでしょ?
そのようなわけで、体がんとエストロゲンの関係も、研究が進めば話が変わったりすることがあるかもしれない。
だから、毎回のように聞いているのだけれど…。
今回も玉砕してしまった (ToT)
まぁ、これはわたくしの病気の性質上しょうがないですね〜。

Drは漢方薬を勧めてくれそうになったけれど、拒否。
わたくしが卵巣欠落症状の中の骨密度低下対策として「何かの薬」を希望しているのに対し、Drは、だるだる状態を緩和する目的での処方を考えていたみたい。
だるいのはまだ我慢できるし、命に関わる症状じゃないし、これ以上薬が増える方が自分にとってストレスになると判断した。

前々から気になっていた体がんと頚がんと術断裂面の細胞診の分類について質問したら、何やら要領を得ない答えが帰ってきた。
産婦人科医の専門分野じゃなくて、細胞検査士の分野ってことみたいなんだけれど、そういうモンなのか?
これについてはなぜかメールで質問が来ているので、早いところ子宮がんスタディノートに上げたいんだけれど、どうしたもんだか。

検診間隔は、5〜6ヶ月に1度でいいでしょうって。
術後3年半経って、やっと間隔が開いてきた。
明後日はCT、明々後日は胃の内視鏡なので、明日あたり膠原病科へ行こうかしら。

さて骨は、ちょっと負荷をかけないとやっぱまずいらしい。
ウォーキングでもはじめようかなぁ。
「日光にもあたって」と言われたので「膠原病の疑いがあるんですが」と答えたら「あ、そうか…」という返事が返ってきた。
自分の病気に対する知識は、やっぱりある程度必要。
でないと、こっちの病気を良くする為に、あっちの病気を悪くしちゃったってことも起こり得る。

帰宅後、昔使っていた「ぴかちゅう」の万歩計を探した。
あったあった!
でも、ずっと放ってあったので、ぴかちゅうは家出していた (ToT)
vectorから、万歩計のフリーソフトをダウンロード。
歩数を入力すると、東海道五十三次でどこまで歩いたかに当てはめてくれ、消費カロリーの計算もしてくれるタイプなので、これでバーチャル旅行して京まで行ってみるつもり。
初めから頑張っちゃって続かないのでは意味がないから、ぼちぼち歩きます。
わたくしは何ヶ月で京に着くでしょうか。

午後4時。
江戸日本橋を出発(したつもり)。
小一時間歩いて、本日は終了。
帰る頃には日が落ちかけて寒くなってきちゃったので、明日からはもっと早く出発しようっと。
家の脇を流れる川べりの遊歩道は、知らない間にきれいに整備されていてなかなかよかった。
途中に道標のようなものがあり、「河口まで5.5キロ」と書いてあった。
この遊歩道をずっと歩いて行ったら、海に着くんだ…。
もう少し慣れてきたら、天気のいい日に行ってみよう。

家に帰ってきて万歩計を見たら5キロ歩いた表示になってるけど、五十三次道程表ではまだ品川宿に着かないよ〜。
バーチャル旅行においては、今晩は野宿になるっぽい。
追いはぎが出ませんように (-人-)祈
っていうか、まだ江戸の内だから、治安はいいかな。
江戸時代の人って、実際には一日でどのくらいまで行ってたんだろう?

歩いた後の足は…。
微妙に腫れっぽいです (ToT)
明日の朝までに治っているといいんだけど、どうかしら。


■2003/10/28 (火) 今日の膠原病科は発作付き

午前中から冷たい雨。
この時期は「ひと雨ごとに1度下がる」んだそう。

午後から膠原病科に行った。
前回の検査結果がすべて出揃っていて、それによるとわたしくしは、やはり全身性エリテマトーデスの疑いがあるんだけれど、数値はそんなに高くない。
だから観察を続け、正常値内に戻るか、もしも悪化したなら治療するってことになるらしい。
今回も採血して、その結果は1週間後。
このまま一生この「なんちゃって」状態が続くとしても、日焼けはここ2〜3年はとにかく要注意だって (ToT)
「試験的に日焼けしてみて、どうなるか見るのはどうでしょう?」と言ったら、危険すぎると止められた。
しばらくは、海や山へ行くとしても日焼け止めを使います…。

診察室から出て会計を待っている間に、いきなり、いつものぜんそく様の発作が出た。

げほげぼけほ。

ナースとDrがすっ飛んできて処置室につれて行かれ、気管支拡張剤の吸入。
今回は、酸素吸入も体験。
これは、がんのオペ以来だ〜。
この咳でチアノーゼになったことはないのだけれど、一応、酸素も吸わしてもらった。

気管支拡張剤を吸入すると速やかにあっさり直ってしまうのはいつものことなんだけれど、この咳ってなんなのかなぁ。
今回、発作を初めから見ていたDrは、「咽頭浮腫か喉頭浮腫みたいだけど」とコメントしていたっけ。
アレルギーなのかも、ってことで、膠原病の抗体検査用に採血したオーダー表に、アレルギーを調べるオーダーも付け加えてくれた。
病院で発作を起こしたわたくしって、運のいい人?
なんか…。
お騒がせしちゃってスミマセン。

病院から出てもまだ雨が降っていた。
今日は止みそうにないので、発作の後だけれど、ウォーキングがてら歩いて帰ります。
苦しくないし、大丈夫そう。
家に着いたら、5キロ歩いたことになっていた。
やっと品川宿を過ぎたよ〜。

明日は、骨盤部CTの日。
こんじょ〜!


■2003/10/29 (水) 今日のCT

今日はCT、明日は胃の内視鏡。
その後も、あっちこっちの科に検査結果を聞きに行かなければならないので、待ち時間をつぶす本がいりそう。
ところが、うちの最寄駅前にあった本屋さんが閉店しちゃってた!
住所に市や区が付く人口密度なら、だいたい駅前には本屋さんの一つや二つあると思うんだけれど、これでうちの近所には一軒の本屋さんもなくなってしまった (ToT)
古本屋が1軒あるだけ。
悲しすぎる…。
民度下がってるんじゃないかと心配。
これでいいのか、ニッポン。

とりあえず、古本屋で3冊200円の文庫本を購入。
作家にこだわらず、分量の多いもので選んだら、外国人作家のロマンスものばかりになってしまった。
すべて読み終わったら、かなりの恋愛テクニック通になれるかもしれない。

今日のCTは腹部〜骨盤部。
わたくしはヨードアレルギーがあるので造影剤は使わない。
数ある検査の中で、CTが一番好き♪
な〜んにも注射されないし、ただ寝ているだけで済むし (^o^)
あっという間に終わって無事帰宅。

今日はちょっとだるいので、病院の行き帰りだけ歩いて、五十三次したことに。
それでも、万歩計では3キロ歩いたことになっていて、現在は品川と川崎の中間地点にいる。
まだまだ先は長いじょ〜。

この前、胃カメラをしたのは2000年の12月だったと思う。
以来、バリウム検査はしたけれどカメラはやっていない。
昔は「胃カメラ」って言ってたけれど、今は「内視鏡」って言うらしい。
意味的には同じなのかな?
昔よりかなり小さくなり、検査もラクになっているというウワサ。
期待しています♪

前回、胃カメラをやった時、Drが食道部分の画面を見ながらぽそりと「マ●ニーちゃん(と聞こえた)かなぁ?」とつぶやき、わたくしは「マ●ニーを食べ過ぎるとなる病気があるのか?」と思った。
わたくしは、鍋物に春雨を入れるのが好きで、中でも「マ●ニー」が大好物なのでございます。
家に帰ってから、知り合いのDrに「今日、胃カメラやったら『マ●ニーちゃん』って言われたんだけれど…」と言ったら、「よく吐く?」と聞かれ…。
「めったに吐かないけれど、マ●ニーは好きで食べてる」と答えたら、大笑いされた。
今でも、この話をすると多くのDrが爆笑するのだけれど、今これを読んでいる先生方も笑ってます?

実際には、何回も嘔吐を繰り返すと食道と胃のつなぎ目が切れて出血することがあり、その病名が「マロリーワイス症候群」。
わたくしは胃カメラで、一瞬それっぽく見えた部分があったので、Drがつぶやいただけらしい (;^_^A
吐かないから、マロリーワイスになるわけないって。

夫に「明日は胃の検査だから午後9時以降は絶飲食なの」と伝え、早めに夕食を済ませた。
11時近くなって顔を洗っていたら、夫が「梨をむいたけれど食べる?」と洗面所へ聞きに来た。

絶飲食なんだって!

うさぎの本宅に来る患者さんが時々、「家族の理解がない。私に対して関心がない」とこぼすけれど、どこも大なり小なり同じようなものかも…。
相手に悪気はないのだろう。
けれどしょせん、自分の検査でも自分の病気でもないから「他人事」。
本人の思いと、温度差があるのは当然かもね。


■2003/10/30 (木) 今日の胃内視鏡は失敗されたと思う。激怒

ちょっと〜、聞いてくださいよぉぉぉ!

わたくしは、ただいま激怒中でございます。
向こうには向こうの言い分があると思うけれど、日記なのでわたくしの言い分のみ盛大に書かせていただきます。
ただし、わたくしの体質が大いに関係すると思われるので、他の患者さんがたはこれを読んで自分に当てはめて考えたり、胃の内視鏡をびびる必要はありません。

今まで何回も胃の内視鏡をやり、そのたびにあまりいい思いはしなかったけれど、今日のはワースト1だった。
一番苦しかったし、それなのに最後までできなかった (ToT)
過去の経験から「反射が非常に強い」「だから、寝ちゃうくらいの麻酔を使わないとダメ」などなど、こちらからDrに伝えられる情報はすべて伝えて検査に臨んだのに、いったいどーゆーこと?

今日は、指定された時間に病院へ行き、はじめに胃の中の泡を取る薬を飲んで、その後、うがいするタイプの薬(キシロカイン)で喉に麻酔。
その後、セルシンを筋注。
ナースが「この注射は痛い。今日は量も多いからもっと痛い。打った後はふらふらするかも。しばらく歩けなくなるかもしれない」と言った。
痛いというのは当たったけれど、ふらふらするっていうのは当たらなかった。
もうね、「くぅぅぅ(ToT)」って言うほど痛かったし、打ったところは今でも痛い。
それなのに、まったく効かなかったんですっ!

ふらふらしないし、ぼーっともしない。
自分でシャカシャカ歩けるし…。
何よ、これ?

内視鏡を入れはじめたけれど、喉のところでいきなり反射出っ放し状態。
Drは、それ以上入れることができなくなったらしく、いったん中止した。
ヘタクソと言わせていただきましょう。
この時点で、もう反射オンパレードでかなり苦しかった。

少し休んで再びトライ。
今度はどうにか喉を通過できたけれど、内視鏡のチューブがちょっとでも動くと、その度に反射が出て、苦しくて苦しくてまいった。
胃の上部まで入れたところで、苦し過ぎて過換気は起きそうになるし、反射も出っぱなしのオエオエ状態でどうにもならなくなり、内視鏡を入れたまま休憩。

Drが「別の薬、もう少し使う?」と聞いてきたけれど、痛い思いしてセルシン打ったのに全然効かなかったので、さらなる薬は拒否。

休憩中、Drとナースが「ほんと、嘔吐反射が強いんだな〜」などとぼそぼそコメントし合ってたけれど、そんなことは始める前からちゃんと言ってあったでしょう!?
患者の訴えを真剣に聞いてくださいよ。
まぁ、大袈裟に申告する人もいるだろうから、すべて鵜呑みにできないのもわかるけれど。
休憩の最中にも反射出っ放し。
これから胃に空気入れたりするんだけれど、もうすでにあまりにも苦しすぎるので、検査を止めてもらった。

はっきり言って、こんなのはじめてです。
今まで数回やった検査も、オエオエ状態にはなったけれど、どうにか最後までできた。
いったい、どーゆーこと?

ナースが「これからは入院して、血管確保してやった方がいいかも」と言い、Drは「MDでいいでしょ」と言った。
MDって何?
だれか意味を教えて〜。
わたくしとしては、次回からはナースの言った「入院してうんたらかんたら」の案で行きたい。
たぶん、完全に眠った状態にしてくれるのだろう。

検査中断後、「セルシンでふらふらするとまずいから、1時間ほど休んでから帰ってくれ」と言われ、車椅子が出てきたけれど、そんなのいらないよん。
薬の効き目、なかったんです!

検査前に「反射が強い」というわたくし固有の事情をきちんと伝えてあったし、術者の腕に対するこだわりも述べた。
真剣に受け取ってくれないので、こういう結果になりました。

主治医は、「知ってるDrの方がいいでしょう?」と言って自分でやることにしたけれど、わたくしに関しては、面識より腕を重視してくださいねっ!
知っているDrにやってもらっているという精神的安堵感より、自分ではどうにもできない嘔吐反射を起こさせないように、するするっと入れる腕を持ったDrにやってもらいたいんです。私の場合はね。
そこんとこ、よろしく。

今日の胃内視鏡は、わたくしに言わせると「失敗された」と思っています。

注射した腕と、喉が痛い (ToT)


■2003/10/31 (金) へそ曲がり

今日はねぇ…。
昨日、セルシンを筋肉注射した部分がまだかなり痛い。
そこを触られたらパンチ繰り出ちゃいそうなほど痛いんです (ToT)
薬は効かなかったのに、痛いのだけしっかり残っているので、妙にむかっ腹立ててます。

そうそう、メッセで会った医療関係のお友達に「MDってなーに?」と聞いたら、「MDLのことなんじゃない?」とのこと。
胃透視、バリウム検査って言われているアレですね。

わたくしはかなりへそ曲がりなので、主治医がぴょんぴょんの検査はバリウムでいいって考えているなら、なおのこと内視鏡を要求しちゃうんだもんね。
だいたい、骨密度の低下にしても、なんちゃって膠原病にしても、このへそ曲がり精神を発揮して、無理やりのように検査を要求し、セカンドオピニオンを要求した結果、問題部分が発見できているので、これからも「へそ曲がり」で行きたいと欲す。
うるさい患者で申し訳ないけれど、自分のことなので、納得させてくださいませ。

昨日やった内視鏡では、胃の上部までしか見られなかった。
下部についてはバリウムをやり直すのか、もう一度内視鏡にトライするのか、今回はもうこれで平気でしょうってなるのか、そこらへんが現在最大の疑問です。
次回の診察時に、ちゃんと確認しなくちゃだわ。

でもたぶん、わたくしの主治医は、当分わたくしに会いたくないと思っているに違いない。
昨日も、思いっきり恨めしげな視線を送ってから帰ってきたし。
内視鏡が最後までできなかったことなどを、主治医がどうコメントするのか非常に楽しみなわたくしって…。
ごめんなさい。最近、なんだか性格がすごく悪くなってきたみたいなんです。オホホ (;^_^A

今日は真面目に五十三次。
7キロ歩いて、やっと川崎宿を過ぎました (^o^)
足は、ん〜。
腫れてはいないけれど、左鼠蹊部がちょっと痛いかな。


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