子宮がん・卵巣がん患者サイト「うさぎの本宅」

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術後4年5ヶ月目

■2004/09/01 (水) ………

今年の夏はなかなか楽しかった。
海へ2回行けたし、日焼けしちゃったけれど、なんちゃって膠原病は悪化していないみたいだし。
けれど最近、耳たぶがパサパサ気味なので要注意かな。

憧れのボディーラインに近づけなかったのだけが悔やまれる (ToT)
これは、甲状腺の治療優先ってことで、ぼちぼちやるつもり。
諦めてはいませんっ!

明日は、甲状腺の病院に行く予定。
来週は、入院の買い物をちょこっとして、再来週は入院することになると思う。
これも、検査でポリープがあったらの話だけれど。

やらなくちゃならないことがいっぱいあって、ちょっと気ぜわしい。
でも、ひとつひとつ片付けて行けば、そのうち全部片付くことだろう。


■2004/09/02 (木) 橋本病確定

甲状腺専門病院を受診して、前回の検査結果を聞いた。

Dr「やはり橋本病です」

ぴ「はい」

Dr「ただし、現在はそれほど悪くありません。投薬が必要かどうかギリギリの段階なので、しばらく投薬なしで経過観察しましょう」

ぴ「だるいし、顔や指が腫れっぽい時があるんです」

Dr「それは甲状腺ではなくて、全身性エリテマトーデスから来る症状だと思いますよ」

ぴ「甲状腺の薬を出していただくわけにいきませんか? それで治らないのなら膠原病の症状だと決められるし…」

Dr「あ、そうですね。グッドアイディアです。1か月分出しておきます」

ぴ「甲状腺の薬を飲むことによるデメリットはありますか?」

Dr「普通の健康な人には、あります。ぴょんぴょんさんは甲状腺が悪いので飲むのですから、デメリットはありません」

ぴ「私は治療中の病気がたくさんあるので、投薬は坂の上病院1つに絞りたいと思っています。いずれ、そうできますか?」

Dr「いいですよ。ただし、薬の量が決まるまでは、しばらくこちらに通ってください」

ほっ…。
投薬の1本化については、坂の上病院の内科主治医も「向こうの先生の了解があるならOK」と言ってたし、わたくしの希望が通りそうで嬉しい。
たくさんの病院から処方があると飲み合わせが心配になってくるし、一つの病院ですべての薬が処方されるのは、やっぱり便利でいいです。

明日から飲んじゃうんだもんね。
だるいのが取れるといいんだけれど…。
代謝が上がって痩せるといいんだけど…。
おほほっ♪

この病院に前回来た時、喫煙ルームに突撃し、暇を持て余している素振りがありありの常連さんらしき人にすり寄って、比較的空いている診療時間など、いろいろと話を聞いておいた。

今日は、その時受けたレクチャーを実践してみた。
情報は正確でした。
受付から診察終了まで30分。
まじで早かったです (^o^)
どなたかは存じませんが、ありがとうございました m(_ _)m


■2004/09/03 (金) 肉はキケン。

夜、焼肉を食べに行った。
お肉、海藻、キノコ類は腸閉塞の原因になることがあるので、行く前にしっかり下剤飲んで準備万端整えてGO、GO、GO!
タン塩、カルビ、ロース、野菜、冷麺など、心ゆくまで食べて満足でした。

帰宅後、いきなりぴーこちゃん攻撃到来。
下剤の効き目が出るには早過ぎると思うんですが…。
それに、詰まり気味になるので下剤を使ったのだから、「普通」になるならわかるんですが…。
とにかく攻撃を食らってしまったんですね (ToT)
2時間ほど、えらい思いをしました。

わたくしにとって、やっぱり肉はキケンです。


■2004/09/04 (土) ………

はぁ〜。

わたくしはそもそも、それほど気が長いほうじゃない。
沸点間近の予感。
自分の聞きたいこと、話したいことはバンバンぶつけてくるけれど、こちらからの質問に答える気や、こちらが書いたものを読む気や、わたくしや他の閲覧者の方の心情に配慮する気はないのね…。
直メールでの愚痴も読み飽きました。
アレもコレもソレも揉める要素たっぷりで、おねいさんは頭痛いです。


■2004/09/05 (日) 橋本病って

都道府県市町村など行政によっては橋本病を特定疾患にしていて、医療費の一部を公費で負担してくれたり、お見舞金が出たりするらしい。
わたくしが住んでるところは橋本病を特定疾患としていないので、何も補助はない。
ビミョー…。

「特定疾患」「医療費の公費負担」などの言葉が並ぶと、えらく難病っぽい雰囲気だけど、甲状腺がかなり腫れて圧迫などの症状が出ない限りは、薬だけでコントロールできるみたい。

この薬が申し訳ないくらい安い。
わたくしは現在、チラーヂンSを1日1錠処方されている。
レシートを見たら、4週間分の薬剤料が3割負担の金額で402円でございました。
1日約14円ですよぉ♪
それで症状が抑えられるなら、こんなにありがたいことはないです。

まだ効果は実感できていないけど「症状がとれるのには個人差があり、病気の程度などにより1〜4ヶ月はかかります」とのことなので気長に待ちます。

橋本病を調べていて「急性増悪すると甲状腺の痛みや発熱をきたすことが稀にあり、ステロイド系消炎鎮痛剤で治療」という記述を見た。
橋本病も、ステロイド使うことがあるのか〜。
ますます頑張って骨量を増やしとかないとダメですねぇ。

現在ぴょんぴょんが飲んでいる薬

起床時
フォサマック5mg  1錠(骨粗鬆症)


チラーヂンS50?g 1錠(橋本病)
プラチビット0.5?g 1錠(骨粗鬆症)
アスパラ-CA200mg 2錠(骨粗鬆症)
ベザテートSR200mg 1錠(高脂血症)
メコバラミン500?g 1錠(尾底骨の痛み)
アローゼン1.5g 1包(下剤)


メコバラミン500?g 1錠
アローゼン1.5g 1包


プラチビット0.5?g 1錠
アスパラ-CA200mg 2錠
ベザテートSR200mg 1錠
メコバラミン500?g 1錠
アローゼン1.5g 1包

ふぅむ…。
メコバラミンは、ビタミンB12という説明を受けていた。
確かにそうなんだけれど、これが「メチコバール」なんだというのは初めて知った。
何でも調べてみるもんですね〜。
尾底骨の痛みは最近気にならなくなったので、もう飲まなくてもいいかなぁ。
整形Drも「痛くなくなったら、飲むの止めちゃっていいですよ」って言ってたし。(← これ、あくまでもわたくしの場合です)


■2004/09/06 (月) ………

来週の「入院するかも」に備えて、そろそろ用意しなくちゃ。
月曜に検査だけれど、2〜3日前から食事制限がある。
今回の検査は、消化器官内の前処置が開腹オペと同等なので、食べなくてフラフラするかもしれないから、外出しなければならない用事はその前に済ませておきたい。
食事制限のメニューが面倒なので、なんとかinゼリーで済ますつもり。
それも買っておかないと。

今晩は、沖縄料理とネパール料理のはしご。
来週は絶食だの下剤だの浣腸だのあるので、ちょっと体重が増えても「行って来い」で済むだろう。
希望的観測すぎるかな? (^_^;)


■2004/09/10 (金) ひもじい

来週月曜日の検査に備えて、ぼちぼち食事制限に入る。
そう頻繁にできる検査ではないし、CEAが上がっていて注腸で「ポリープがあるかも所見」が出ているので、大腸内視鏡で患部をしっかり見てもらって、ポリープがあるなら切除→組織診という流れに持って行きたい。

病院からもらった前処置の説明書には「便秘気味の方は2〜3日前から野菜、海藻を控えてください。検査前日より野菜、海藻、乳製品は食べないでください。検査前日の夕食は消化のよいものを午後7時までに食べてください。検査当日の朝食は、午前8時までに軽く済ませてください」だった。

な〜んかヘン。
検査当日の朝食を食べていいなら、検査前日の夕食を午後7時までに食べろっていうのはナニ?
4年前、子宮がんで開腹した時は、1週間ほど前から入院で、即座に食事制限が入ったような…。
最近素晴らしい効果の下剤でも出たのかな???
Drの手技がへたっぴいだったとして、「残渣があってよくわかりませんでした」という言い訳を与えるつもりもないので、病院からの指示よりきつめの食事制限にしておく。

お腹すいたです (ToT)

がん手術の前も今回と同じような食事メニューと量だったけど、あの時は空腹感ってなかったなぁ。
入院してるからほとんど動かないし、点滴もバンバン入れられてたし、やっぱり手術を前に緊張していたんだろう。
今回は日常生活を送りつつの食事制限なので、えらくひもじいじょ〜。
お腹すいたと思うんだから、緊張もしていないんだろうな。
「経験」や「慣れ」って偉大だと思う。

食事制限中に食べられるのはおかゆ、おもゆ、はんぺん、なんとかinゼリーなど。
ぷっちゃけ、栄養バランスはよくありません。
胃を悪くしちゃったみたいで、ちょっと気持ち悪いし、口の脇が切れてきて痛い (ToT)
こんなんで検査当日の2リットル下剤飲みをクリアできるんだろうか?

早く検査終わらせて、いろいろと食べたいよぉぉ。


■2004/09/11 (土) あんまり親切じゃないような。

午後、坂の上病院のナースから電話がかかってきた。

ナ「13日に入院される予定になっていますが、大丈夫かどうか確認のお電話を差し上げました」

ぴ「はい、大丈夫です」

ナ「当日は食事せずに、午前10時までに来てください」

ああん?
指示書には「検査当日の朝食は午前8時までに軽く済ませる」って書いてあるんですけどね。
書いてることと言ってることが違うと患者は混乱するし、言われたことを覚えていられない人もいるわけ。
その時に見る説明書なんでしょ。
まったくな〜。

ぴ「下剤飲みはじめるのが午前10時からになっているので、ちょっと早めに行ったほうがいいですよね?」

ナ「そうですね。10時少し前には来てください。点滴なども打つので、ちょっと早めに…。9時半か、できれば9時までに来てください」

ぴ「………」

まったく、これだよ。
9時に来て欲しいなら、初めっからそう言えばいいじゃない?
あなたは今さっき「10時までに来い」と言ったんですが。

ぴ「ポリープを切除しなかったら、当日退院になっちゃうかもしれないんですよね?」

ナ「先生は1〜2泊の入院を考えています。薬も使います。ポリープを取らなかったとしても、フラフラの状態では、帰すわけにはいきません。1泊すると思ってその用意をしてきた方が確実です」

そっか…。
フラフラになるまで薬使ってくれるんなら、2泊してもいいよ (^_^;)
痛いのだけは絶対にヤダー。


■2004/09/12 (日) いろいろと考えて…

うさぎの本宅は、来月で開設4年を迎える。
わたくし自身、がんの根治治療として手術を受けてから4年以上経ち、わたくしの経験が最新情報とは言えなくなってきた。
わたくしが経験した中での「話せること」は言い尽くした感が否めないし、かと言って永遠に答えの出ない「ココロ話」に付き合ったり、メンタルケアを積極的に行う気にもなれない。
と書くと「優しくない」とお叱りが来ちゃったりするけれど、ケアしてもらいたい人は何十人もいて、対応するのはわたくしひとり。
無報酬で何十人もの愚痴を365日聞かされ、温かい励ましだけをかけ続けることを考えると、「できない」としか答えようがありません。
「優しくない」とわたくしを責める人は、ご自分ではたくさんの人を個別に励まし続けられているのでしょう。
すごいことだと思います。
これからもずっと続けられることを期待しています。

患者さん方が寄せてくださった情報もYour Voiceという形で充実してきた。
うちのサイトの趣旨に沿った中で話せる、患者が知りたい体験談やQ&Aって、もうほとんど載ってると思うんですよね…。
時々「求む体験談」と「病気の診断(または医療相談)」を取り違えた投稿はあるけれど、基本的にはこれからうちの掲示板に書かれることと言ったら、「病院で受けた子宮・卵巣がんの最新医療体験談求む」的な投稿しかありようがない。今までのことは出尽してしまっているのだから。

うちのサイトの行く末を、漠然とですが「開設後数年したら、テキストのみ残して掲示板は管理が大変だから落としてしまうんだろうな」とか、「サイトそのものを維持して行くのがきつくなり、いずれは閉じてしまうんだろうな」と考えていた。

でも、わたくし的に「やり残した」と思っていることはいくつかある。
その一つは、医療関係者や医療系の学生さんの調査に協力することである。
卒論を書くのでアンケートに答えて欲しい、患者さんにより優しい医療を提供するための改革をしたいので意見を聞かせて欲しい、そのご案内をわたくしのサイトに載せて欲しいというご依頼をいただくことが結構あった。

自分の利益のみ追求してるようで何ですが、わたくしには、そういう調査に協力すればいずれ医療現場に反映され、患者自身が恩恵を享受できるのではないかという思い、病気になった者にしかわからない気持ちや体験もあるのだから、場が与えられるなら積極的に発信していったほうがいいのではないか、それがこれからの医療の改善につながるのではないかという思いがある。

「こんな痛いことされちゃった 涙」「Drやナースのこういうところが嫌だった」「こんなだったらいいのに」「これ使ってみたらこうだった」と患者サイト内でいくら言ったところで、当の医療従事者がうちのサイトへ来て読んでくれなければ、相手に届くはずもない。
医療関係者主催の調査は、こちらの意見が確実に相手に届くという意味では、ものすごく有用なのではないかと思うわけです。

ただし、これもいいことばかりではなく、調査の主催者が本当に医療従事者や学生さんなのかという疑問、個人情報がどこまで保護されるかという不安がある。
ご本人にそういうつもりはなかったのでしょうが、アンケートの説明や内容が「上からものを見ているような書き方」だと患者に受け取られ、総スカンだったこともあった。

また、調査に協力する側としては、何かあった時のために相手の氏名や連絡先は知りたい。
ぶっちゃけ、こちらの個人情報は出したくないけれど、相手の個人情報は知りたいわけです。
超わがままなんですが (^_^;)

「調査に協力する条件として連絡先を明記」にした場合、病院などの医療施設が行う調査では連絡先を病院の電話番号にすればいいけれど、学生さんは自分個人の電話番号や氏名をネットに晒さねばならないことも出てくる。

ネットの特性の一つに「匿名性」があり、患者であるわたくしたち自身はその利点を使って実名ではなかなか言えないことを言い、情報交換しているのに、相手には「ネットで個人情報晒せ」と要求するのもなんだかな〜と思ったりする。
ネットを使う人が全員良い人ってわけじゃないので…。
調査の主催者にも身を守る権利はある。

調査協力のご依頼をいただいた場合、最近は電話して相手が実在する人物か確認を取ることにしているけれど、調査協力することでわたくしが金銭的利益を受け取ることはしていないので、確認のための電話代等はすべてわたくしの個人負担となる。

そして「確認しました。実在の方ですので安心して調査にご協力を」と呼びかけたところで、わたくしの言うことを信じられない患者さんだっているだろう。

さらに、アンケートの答え方などについて、わたくしに質問してくる患者さんもいて、はらほらひれ。
調査の主催者はわたくしではないので、聞かれてもわからないのです…。

わたくしはここ数年間、それらの問題点を「どうやったらうまくクリアできるだろうか」と、時折考えていた。
仕事ではないのだし、いくらやったところでわたくしには1円の得にもならないのだし、わたくし自身体調絶好調ではないのだから、そんな面倒なことはしないで今まで通り患者サイトだけやってればいいじゃないかと思ったり。
でも、今の医学、看護があるのは、以前そのような調査に協力してくれた患者さん方の努力があったからだと思ったり。

そして…。
すごく考えた結果「ここで調査をやっています。よろしかったらご協力を」と、調査主催者が書き込めるお知らせ専用掲示板を作ることにしました。

連絡先や氏名などの個人情報をどこまで出して調査協力依頼するかは主催者の方の自己判断、主催者側が提示した条件を良しとして調査に協力するか納得できないので協力しないなどの選択は各患者さんご自身の判断となりますが、いち個人が運営する非営利の患者サイトとしてわたくしに負担なくできる限界点が「場所のご提供のみ」でした。
掲示板cgiをいじくって自分のサーバに上げるという努力はいたしました。
これで精一杯です m(_ _)m

もしも主催者と調査協力者がトラブった場合、「ぴょんぴょん、よく調べもせずにヘンなお知らせ載せちゃってもうぉぉ」と、わたくしが責められることがあるのかなぁ。
調査の趣旨や参加方法についての不明点等、本来、主催者側へ問い合わせするべきことをわたくしに聞いてくる人がいるのかなぁ。

そこらへんを考えると、どよよ〜んとした気持ちになってしまうのですが、とりあえずこれでやってみましょう。

わたくしは場所のご提供のみってことで、よろしくお願いいたします。


■2004/09/13 (月) 入院

うし。
突撃してきます。

朝9時、坂の上病院内科へ入院。
入院生活の説明と血圧測定の後、病室に通される。

胸とお腹のレントゲンと心電図を取るために検査室へ行った後、病室で採血。
それから電解質の点滴を留置針で入れ、2リットルの下剤飲みを指示される (ToT)
15分で200mlずつのペースで飲んで欲しいとのこと。
はいはい、頑張ります。

出かける前から気分が悪くて、病院についた時には「吐いちゃうかも…」って思うほどだった。
ところが、下剤を飲み始めたら気持ち悪いのはなくなった。
電解質の点滴が効いたのと、下剤と言えども胃にものが入ったので治ったみたい。
空腹から来る気持ち悪さだったんですね、きっと。
下剤を飲んでいる間、既往症や家族歴などの調査書を書いたり、検尿、検便、止血時間検査があってなかなか忙しい。

下剤自体は常温で、薄い塩味のえらくまずいモノでした (ToT)
でも、冷やすとどうにか飲める。
下剤のボトルに氷を入れて冷やすのは不可だけれど、カップに入れるのはいいとのことで、氷はいくらでももらえた。
根性入れて飲みましたよ〜。
氷が溶けた水も飲むことになるので、結果的に2.5リットル以上は飲んだ計算になると思う。

わたくし、開腹オペや注腸検査のため、今まで下剤処置は5回以上受けましたが、今回は「出たもんチェック」があるんですと!
自分で腸内がきれいになったと判断できた時、ナースを呼んで見せるんですと!
他の患者さんから話を聞いたことはあったけど…。

わたくしははじめてです。ひょえ〜ん。

頑張って2リットル全部飲んだのに効きが悪く、出たもんチェックを受けられる状態まで持って行けず、「いちぢくさま」のでっかい版まで処置されてしまいました (ToT)
ちなみに、なんで高圧浣腸じゃないの? いちぢくさまのでっかい版なの? と尋ねたら、わたくしは複数回の開腹オペ経験者なので、高圧だと腸への負担が多過ぎるんじゃないかと判断されたそうでございます。

午後2時。わたくしの検査予定時間。
どうにか検査を受けられる状態になったのに呼ばれない。

午後3時。まだ呼ばれない。

午後4時になってやっとお呼びがかかった。
検査室で、下だけお召し替え。
渡されたのは紙のキュロットスカートみたいなもので、後部分は途中が縫われていない (^_^;)
まぁ妥当な服でしょう。

今回、大腸内視鏡をやってくれるDrは、6月に胃カメラをやってくれたのと同じDrである。
坂の上病院で内視鏡関係が一番うまいDrだそうですが、わたくし、人間的にはこのDrがキライです。
確かに検査の腕はいいと思う。
職人さんと割り切って、施術のみのお付き合いですわ。

今回もまた、

Dr「妊娠してますか?」

ぴ「子宮ありません」

Dr「お子さんいますか?」

ぴ「いません」

またですか? いい加減カルテ見ろや!って感じ。
今回は抗議の意を激しく表明することにして、正確には、

Dr「妊娠してますか?」

ぴ「子宮ありません フンッ!」

Dr「お子さんいますか?」

ぴ「いません フンッ!」

と、荒い鼻息を入れて答えてやった。
けっ!

わたくし的には、妊娠してますか?という質問で傷つくことはないけれど、カルテに書いてある既往症等を把握していないらしきところがすごく怖いです。
今回の検査で穿孔でもされちゃった日には、飛び蹴りでもお見舞いしてやろうと思いました (^_^;)

左下で横向きに寝て、血中酸素濃度を測るクリップを指につけて、検査開始。

Dr「では始めます」

ぴ「待って! ブスコパンとか打たなくていいんですか?」

Dr「今日は打ちません。検査途中で腸の動きが激しいようだったら使います」

ぴ「はい、わかりました」

Dr「じゃ始めましょうか。あ、セルシン打って効き始めてからのほうがいいって、前の時、言ってたね」

そうです。
やっと、わたくしのことを思い出してきていただけたようで。
点滴にセルシンが入れられ、血管痛がしてきた。

ぴ「あ、薬、入って来たみたいです」

Dr「では…」

ぴ「いたっ」

ぴ「いたい」

ぴ「いたた…」

ぴ「ぎぇぇぇ〜」

Dr「痛そうだからセルシン追加します」

内視鏡が腸の曲がるところを通過する時とか(?)、かな〜り痛かったんですが、「痛い」というたび、ナースが2人ががりでお腹のいろいろなところを押さえてくれる。
暴れるのを抑制しているのか、外から腸の位置を直しているのかわからないけど、押さえられると痛みが軽くなって、なかなかよかったです。
感謝。
セルシンはほとんど効いた気がしなかったけど、何も打たなかったらもっと痛かったんだろうなと思う…。たぶん…。

そして、ポリープは見つかりませんでした。
ほよほよ…。

注腸では腸内の泡などがポリープに見えることがあるので、それだったのかも、とのこと。
ムカッとしないわけではないけれど、腫瘍マーカーのCEAが若干上がっているのは事実だし、大腸内視鏡をやったからこそ、ポリープはないと目視できたわけなんで、内視鏡を勧められたことについてはぶちぶち申しません。
結果論でしか語れない物事もある。

検査は問診や注射時間も含めて40分ほどで終了した。
わたくしもいろいろと検査体験があるけれど、ぴょんぴょん痛いランキングでは、ルンバール > 子宮内膜一部掻爬(麻酔なし) > 大腸内視鏡ってとこでしょうか。
思ったほどきつくはなかった。

終了後、歩けると言ったけど、病室まで車椅子で連れて行かれた。
なんやかや言っても、セルシンがそこそこ効いてるみたいでどうもすっきりしない。
横になると寝てしまい、10分か20分するとハッとして起きる、その繰り返し。

主治医が病室に来て

Dr「ポリープはなかった。よかったね」

ぴ「だけど痛かったですよぉ。ぶちぶちぶち」

Dr「………。まぁねぇ」

ぴ「もう帰っていい?」

Dr「う〜ん。やっぱり今日は泊まって行って」

念のため、そうしますか。
ところで、CEAは大腸、胃等の消化器系の異常の他、肺の異常でも高くなることがあるらしい。
わたくし、胃と大腸の内視鏡はやったけど、肺はレントゲンしか撮ってない。
どうせ入院なんだから、肺活量の検査もしてもらうことにして、明日朝1で検査するオーダーを入れてもらい、その結果を聞いてから退院することになった。
眠剤の処方も頼み、ゆっくりと眠れるような下準備は万全♪

やっと夕食の時間になり、本日初めての食事を食べることができた。
ところが「これだけでございますかっ!?」とちゃぶ台叩いてわめきたくなるくらいの量。
夫の携帯に電話して「今日は入院する、何か食べる物持ってきて」と頼んで買ってきてもらった。
せっかく持ってきてもらったのに、いざ食べようとしたら、けっこうお腹いっぱいになっていて、ほとんど食べられなかったけど…。

夫が帰った後、やっぱり寝たり起きたり。
わたくしは、セルシンが後で長〜く影響するタイプみたい?
いったん寝たら朝まで寝られればいいのに、短時間で覚醒してしまい、それが繰り返されるのが不快。
まぁ、しょうがないですね。

坂の上病院は、面会時間が午後9時まで。
10時消灯で、テレビは11時まで見てていいという、なかなか話せる規則だったので、ギリギリまでテレビを見てて、眠剤のアモバンを飲んで寝た。

これが、う〜ん。
効かなかったです…。

午後11時30分に覚醒。
午前12時10分に覚醒。
午前1時に覚醒。
午前1時30分に覚醒。
午前2時に覚醒。
午前3時、同室のオババーズAが騒ぎ出し、びっくりして飛び起き…。
午前3時20分、またまたオババーズAが騒いで覚醒。
電気をつけ、床頭台をバタバタと開け閉めして何かを探すオババーズAの毒気に当てられ、たまらずナースステーションに逃げ込んで、うんたらかんたら。

勘弁してくれぇ。
がん手術で入院した時もそうだったけれど、わたくし、病院では寝かせてもらえない運命のようです。
セルシン&アモバンで、意識レベルはちょっとどろどろ気味なので、静かに寝かせていただけるとありがたいんですが。


■2004/09/14 (火) 退院

朝、ナースが回ってきた。

ナ「具合どう?」

ぴ「お腹が張り気味で、ちょっと痛いんです」

ナースは聴診器でお腹の音をチェックした。

ナ「腸は動いているみたいだし、お腹も固くなっていないけど、先生に言っとくね」

朝食後、お腹のレントゲンを撮って来るよう指示され、その結果を見た主治医がやって来た。

Dr「痛いでしょう。詰まってます」

ぴ「え〜。だって昨日、検査で腸をカラッポにしたのに…」

Dr「そうだよね。だけど、詰まってます」

ぴ「え〜、え〜」

Dr「何と言われても、レントゲンには映ってるんだモン!」

「だモン!」って言われちゃったよ…。
わたくし、やっぱりお腹の動きが悪いようですね。
イレウスチューブとか入れられちゃうのかな? (ToT)

結局、イレウスチューブが必要なほどひどくないと判断され、治療として「いちぢくさま」のでっかい版が再び登場。
またこれですか…。

ナースが処置してくれながら「昨日全部カラッポにしたんだから、詰まってるとしても上のほうでしょう? これで効くのかな…」と言う。

ぴ「そうですよね〜。私もそう思う…」

ナ「上からの飲む下剤じゃないと、ね…」

ほんとに、こんなんでいいのか?

今回も「出たもんチェック」すると言うので、断固拒否。
すったもんだの挙句、形状を詳細に報告する(これも、なんだかな〜)ことで許していただきました。

それなのに、ああそれなのに。
いちぢくさまはまったく効かず、様子を見に来たDrにこれからどうすればいいのか尋ねた。

Dr「しばらくはおかゆ食べててね」

ぴ「しばらくって、どのくらい?」

Dr「お腹がすっきりするまで」

ぴ「え〜、今晩は焼肉に行きたかったのに」

Dr「だめっ! そんなの食べたら、本当に閉塞してしまうっ!!!」

ひょえ〜ん。
温厚な主治医が珍しく強い口調で言ったので、ほんとにヤバいのだろう。
へいへい、おかゆ食べときますよ (ToT)
いつも使っている下剤とは別に、水薬の下剤が処方された。
普通じゃダメっぽい時に、自己判断で追加して使えってことだそう。
はぁぁぁぁぁ。

その後、肺活量の検査をした。
結果を伝えに来た主治医は、言った。

Dr「異常ありません。と言うか大変です」

ぴ「はぁ?」

Dr「ぴょんぴょんさんくらいの人だったら、普通は2800位なんだけど、ぴょんぴょんさん、3600あります。すごいよ。身体が若いってことです」

ふ〜ん。
がん(だった)で、骨粗鬆症で、なんちゃって膠原病で、橋本病のわたくしとしては「身体が若い」と言われても、大したありがたみは感じられないけれど、喘息様の咳が出た時になぜチアノーゼが起こらないか、なぜすぐに過換気になるのかはわかったような気がする。

ちょっとくらいなら気管が狭窄しても、必要量の空気は吸えてるってことね、たぶん。
肺活量が多いからちょっとハァハァしただけも吸い過ぎから過換気になるんでしょう、きっと。

すべての検査が終わったので、会計して退院。
今回のお支払いは26.290円でございました。

帰宅後は、ぐったり。
満足に寝かせてもらえなかったし、家に帰ってきて安心したのもあったんだろう。
夜中、オババーズに騒がれたし。
病院だからとは言え、初対面の人同士と同じ部屋になって、その日から安心してぐ〜すか眠れってのには、ちょっと無理があるような。
わたくし、へんなとこが神経質なんですわ。

そして、帰宅してから体調が怪しくなりはじめた。
身体はだるいし、ちょっとしか起きていられないし、寝てもすぐ起きちゃうし、夢か本当のことかよくわからないことが多いし、夫は「ぴょんぴょんは熱がある」と言うし、でも測っても平熱だし。

なにこれ?


■2004/09/15 (水) 具合悪っ

昨日は帰宅してからほとんど寝てて、たまに起きてもすぐ眠たくなっちゃうし、な〜んかヘン。
結局、夜10時頃に寝てしまい、起きたら朝の10時だった (^_^;)

今日は、頭を動かすとめまいがするし、夢の中にいるようなぼよよ〜んとした気分。
食事しても本当に食べているんだか夢の中で食べているんだかわからないし。
すごく喉が渇いて水を飲みに起きてぐびぐび飲んだつもりが、気がつくとベッドに寄りかかる形で床に伸びていた。
実際には、水のあるところまで行きつけていない。
夢の中で飲んだつもりになってたみたい。
その他いろいろ。

だめぽ。

再び病院へ。
ってか、ここらへん、はっきり覚えていません。
ナースに「私、昨日退院したはずなんですが、ここ、病院ですよね〜?」と聞いたり、処置室に寝かされてたら主治医が来たので「なんで病院にいるんだろ〜? 私、退院したはずなんですけど」と言った気はする。
「せんせい、私になんかヘンな薬使った?」と、えらく失礼な質問もしたような…。
「そ、そんなことしてないよ」とにっこり笑って温和に答えたあなたは人格者でございます。

ちょっと気を抜くとすぐに寝ちゃって、Drの質問にも満足に答えられず。
「かなり弱ってるみたいだから点滴打とう」とDrに言われて、いつもなら「何の薬?」とすかさずチェック入れるのに、その気力もなし。

結局、なにやら上等な点滴を打ってもらったら、すこーしはっきりしてきたような…。

病院の皆さんはお上品に口をつぐんでいらっしゃいましたが、検査で使ったセルシンが抜けてなかったんでしょ、きっと。
誰が悪いんでもないので、そうならそうとはっきり言ってくれればいいのに。
医療裁判を起こされるとでも思ったのかしら?

最後のほうは、Drもナースも口を開くと「何か薬飲んでない? 悩み事あるんじゃない? 不安なことない?」と聞いてきたけど、薬は病院でもらったのしか飲んでないですっ!
ジャンキー扱いされてるようでムカ〜。

悩み事って言ったら、

1.サイト内に書いてあることを読みもせず、検査結果が出る前から、または検査を受けもせずにぎゃあぎゃあ騒ぐだけ騒いで、使ってくれるなと書いているローマ数字などの機種依存文字は使うわ、やってくれるなと書いてあることも自分だけは特別と考えてやっちゃう自己中な人がいることぐらい。(←わたくしの中ではすでに「自己中はお引き取りいただく」という判決が下ってるので、もう悩まないけど)

2.わたくしががんの再発や死ぬのを怖がってると、Drやナースが勝手に思い込んで、ちょっと体調不良を訴えると、すぐにメンタル系の病気を疑うこと(←驚くべきことに、説教まで追加されることあり。そんなにびくびくしなくてもとか、歳が歳なんだからもっとどーんと構えろとか。ズレてます。思いっきりズレてます。びくびくしてないし。悪いけど、あなたと同等のレベルで語らないでちょ)

ぐらいなものです。
ぶっちゃけ、わたくしの死生感は健康な医療従事者よりも構築されてると思うし、「再発」だの「死ぬかも」だの、そんなことで今さらいちいちビクビクはいたしませんよ。
メンタルヘルスについても、わたくしに関しては、ヤバいと思ったら自分からさっさと受診しちゃいますんで、気にしてくれなくていいです。

わたくしが「だるい」って言ったら、電解質のバランスだか循環器だか呼吸器だか消化器だか免疫だか、身体の作りそのもののどこかにだるくなる病因があるのであり、「身体が浮腫む」と言ったら、やはり身体の作りそのもののどこかに身体が浮腫む病因があるんです。
今の医学には限界があるので、すべての病気の原因が突き止められるという甘い期待はしておりません。
が、調べもせず、または検査結果を読解することができず、よくわからない場合は精神的なもののせいに持って行って、肉体的な病気を見逃されるのは、たまらないのでございます。
なんちゃって膠原病の時も、橋本病の時もそうだった。
わからないならわからないと、はっきり言ってね。

不安なことって言えば、病院がわたくしに対して薬を間違って使っていないかが不安って感じですわ。

再び入院させられるかと思ったけど、帰してもらえた。
まったくな〜。
ちなみに、本日のお会計は740円。


■2004/09/16 (木) ふと思った

わたくしは、胃と大腸の内視鏡をやってくれたDrがキライだけど、彼が毎回「妊娠してますか?」と尋ねるのは、もしかしてわたくしが妊娠しているような体型に見えるってことなんでしょうか?
デブいって、暗に言われてるのかな…。

きぃぃ!

めまいはほとんどなくなったけど、お腹の調子がまだイマイチ。


■2004/09/18 (土) ………

大腸内視鏡の時に使ったヤクも抜け(激爆)、だいぶはっきりしてまいりました。
セルシン使用の回数を重ねるにつけ、ありがたくない作用だけがだんだん残るようになってきた気がする。
耐性の問題なのか、前々回より前回、前回より今回とちょっとずつでも歳はとっているので、加齢による体力の低下で残るのか。
検査の時に使う痛み止めは他にもいろいろあるはずなので、次回は別のを使ってもらったほうがいいのかもしれない。


■2004/09/19 (日) 渋滞

やわらか〜い食事にも飽きてきたし、そろそろいいだろうと思い、昨日は普通の固さの食事をした。
てきめんに渋滞気味。
わたくしのお腹って、どうしたら良い機嫌が持続してくれるんだろう?

一部に「食い過ぎだ」という意見あり (^_^;)


■2004/09/20 (月) だるだる

だるぅぅ。
だるくて、息をするのもいやだ。
だる過ぎて、寝てもいられない。
座ってるのもだるい。
1通の請求書を書くのに、溜息つきつき1時間近くかかってしまった。

うは〜。
がん患者サイト全般で、クロスポスター増殖中?


■2004/09/21 (火) わたくしは今、猛烈に怒っています。

畑へ行くのはいいけれど、ものは買ってくるなと言ったはず。
二人暮しの我が家では、いただきものを消費するのが精一杯で、しかも、具合が悪い「なんだかな〜状態」のわたくしは、素材を食べられる状態に調理するのを考えたくないことも多いわけです。
そのことを今までに何回言ったことだろう。

昨日、たっぷりと買ってきたどあほうがいる。

明日はマンション全体の排水管清掃があり、業者が入室する。
わたくし、先週は入院したし、その後もどうも体調イマイチだったわけですが、数日前からフラフラしつつも、頑張ってちょっとずつ片付けたり掃除していたんですが…。

冷蔵庫に入りきれず、床に転がっている野菜を見るだけでムカムカする。
しかも、どう考えても虫が付いていそうな野菜も多々あり、怖くてたまらない。
ヒステリーが起きそうです。
発狂しそうです。
人は、こうやって精神を病んで行くのかもしれない。

もう我慢できないので、反撃を開始します。
わたくしをナメてかかったことを一生後悔するがいい。


■2004/09/22 (水) 足が痛いんですけど。

昨夜から左鼠蹊部が重だるくてちょっと痛かった。
しかも、今朝になったらごりごり出現!
う〜ん、なかなか痛いかも。
左太腿も腫れっぽい。
鼠蹊部の腫れは、最近あまり出てこなくなっていたんだけど、昨日のお風呂掃除と、どあほう夫が買ってきた数々の野菜の下準備などで、キッチンに立っていた時間が長かったので、足に負担がかかったらしい。
リンパ浮腫発症は避けたい…。
これ以上腫れませんように。南無。

夫は今日、名古屋へ日帰り出張だそうで、「何か買ってきて欲しいものある?」なんて殊勝なことを言ってたけど、あんたの野菜で、冷蔵庫いっぱいなんだよ! 見ればわかるだろうが。
ついでに、わたくしはまだ腸閉塞ヤバ〜状態で、おかゆ食べてんだよっ!

野菜?
繊維質でしょう?
なにそれ?
腸閉塞にはイケナイ食物なわけで…。
そーゆーことも、何度言ったら理解の域に達するのかな。

ヤツはどうもわかってないみたいだけど、まじで閉塞したらイレウスチューブ入れて、たぶん絶食なので大静脈にカテーテル入れる中心静脈栄養(IVH)になるだろうから、半月かそこらは入院でしょ。
田んぼだの畑だの釣りだのって言ってられなくなるわけですが、そこんとこ、どうよ?

あ〜、もうほんとにまじで発狂寸前。
お下品だけど、ちょっと叫ばせて。

てめー、ふざけんじゃないぞ!
わたくしを怒らせるなよと、あれほど言っただろうが。

ぴょんぴょんの激怒ボタンは「ぽちっ」と押されてしまいました。
もう自分では止められないので、何があってもしりません。

排水管清掃の人、早く来ないかなぁ。
横になって挙足していないと、足がホントにやばそ。

*****************************************************************

自分が望まなくても、比較の対象にされるのは、サイト運営者の運命の一つなのかもしれない。
それを面と向かって伝えられるのも、サイト運営者の運命の一つなのだろう。
ご本人に悪気はないと思うので、「えぇ?」と思いつつも、ぐっと我慢しかけたのですが、グサグサグサッの度合い激しく、あいにく体調もヘロヘロ過ぎて、今回はどうにも受け止めきれず。
ぴょんぴょんサロン掲示板、無期限の休止にしました。
今まで、ご利用ありがとうございました m(_ _)m

足も痛いけど、今晩は、お腹いたすぎ (ToT)
唸っていたら、いきなりぴーこちゃん攻撃までいらっしゃいました。
明日は実家と婚家の墓参りに行かなくちゃならない。
明日いっぱいは、体調がもってほしい。

う〜ん、頑張る!


■2004/09/23 (木) 墓参り

サロン掲示板休止の件をご心配いただいた方々から何通かメールが届きました。
すみません、ありがとうございました。
誹謗中傷があった訳ではなく、誤解されると投稿者の方に申しわけないので、サロン掲示板に投稿内容をしばらく再現しておきます。

わたくしは、日記に書いた気持ちや価値観を「それは違うよ」的に言われるのは好みませんし、誰からもとやかく言われる筋合いはないと思っています。

田畑は早朝出発の日帰りで、わたくしは行き帰りだけでくたびれてダウンとか、健康そうな外見のわたくしだけど実際にはただ見ているだけしかできず、そのため現地では肩身が狭いとか、なんちゃって膠原病で日焼け対策が大変だとか、リンパ浮腫になりそうに足が痛くなるとか、帰りにはみんなが汗を流すために温泉に行くけど、わたくしは傷が気になって大浴場なんて入りたくないなどとは、日記には書きません。

行きたくない理由を言っても理解せず誘う夫に腹が立つということも書きません。
文字数制限もあるし、すでに何度も書いていることもあるし、ネット上でわたくしをフルオープンにお見せする義務もないと思っています。

日記にご意見いただくと何も書けなくなってしまいます。(医療従事者の方々からの情報は歓迎)
ということ自体、何度も書いたし、ちょっとは想像してくださいね。ご自分だったら、どうですか?
無料Web日記はたくさんあるので、1〜2ヶ月書かれてみては?

ちなみにわたくし、畑に誘ってくれる夫はいますが、親も子供たちもおりません。
夫とは喧嘩しながらもハッピーです。
まったく同じ境遇の人なんていないし、わたくしは「それなり」に努力しています。
あなたも努力なさっていると思うし、大変なこともおありと想像します。
わたくしは、あなたの実生活をほとんど知らないので、垣間見えた一面の、そのまた一部分を取り上げてどうこう申し上げることは、とてもできそうにありません。
わたくしも、断わりの前置きつきでも、生き方や考え方について意見されたくはありませんでしたし、意見が必要でもありませんでした。

畑の野菜では発狂寸前。
嫌でたまらないことを羨ましがられて、困惑もいたしました。

が、ご本人はたぶん本当に何の気なし、悪気なし、雑談のつもりだったのだと思います。
ここらへんがネットで誤解を生むところ、落とし穴のひとつなのでしょうね。

夫との喧嘩は、夫から泣きが入って手打ち。
ヤツは、わたくしの戦略を「反則だ」と言うけれど、「もう買ってきません」という約束を反古にし続けるのも反則だよ。
反則技に反則技を返して、どこに問題あるの?

驚いたことに、夫は去年の10月26日に行った聞き取り調査と、その結果申し渡したことをすっかり忘れて、「そんなこと話していない!」とか言ってる。
日記には書いてあるんですけどね〜。
本当に都合のいい記憶力だわ。

今日は、お彼岸毎度のことながら、わたくしの実家と夫の実家の墓所をはしご。
実家のお寺で墓参してから夫の実家へ行き、義父をピックアップして婚家のお寺へ。
お墓参りの後は、夫と義父と三人でお昼を食べた。
義父に「お鮨としゃぶしゃぶとどっちがいい?」と尋ねたら、しゃぶしゃぶがいいんだそうだ。
お義父さんは一人暮らしだから、鍋物は食べるチャンスが少ないはず。
行くのはいいけれど、この季節にしゃぶしゃぶは暑いのではないか、血圧高めのお義父さんは大丈夫かなと心配。
お店はエアコンが効いて、ギンギンに冷えていた。
鍋を囲むとちょうどいい室温になる。
よかった…。

今までおかゆ生活だったため、お肉も野菜もビクビクもので口にしたけど、おいしかったです (^o^)

でも、帰りの車中で腹痛が始まり、後は、はらほらひれ…。
最後にぴーこちゃん攻撃を受けて終わりました。
詰まってないなら、それでいいです。

帰宅後は昼寝して、夜起きた (^_^;)

やっぱりくたびれた。
明日は、ノビてていいですかぁ?


■2004/09/24 (金) ダメ押し

ご飯を炊こうと思って、米びつの5合ボタンを押した。
出てきたお米に黒いものが混じっていて、よく見たら虫だった。

どっひゃゃゃゃあ!

キッチンがどうも匂う。
元凶を探したら、床に転がっている野菜の袋 (ToT)

キター!

柿が腐って水が出てしまい、袋の中がチャプチャプしている。
速攻で袋ごと捨てちゃった。
選り分ければ食べられるものもあったかもしれないけど、そんなこと、考えるのもイヤ。
しかも、袋に小さい穴が開いていて、水がマットに染み出していた。

・・・・・・・・・

あはははは…。
おねいさん、今週は厄週だったみたい。

お腹の調子が安定せず、おかゆ生活続行中。
なんとなく、顔の線がほっそりしてきた気がする。
薄味で歯ごたえのないものばかりなので、食べる楽しみという面では「なんだかな〜」だけれど、ダイエットにはなったようです。
悪いことの中にも、いいことはあるってことで。


■2004/09/26 (日) ヒポクラテスの誓い

Drなら誰しもご存知のことと思いますが、あの誓い、もう少し守っていただけるとありがたい。
とくに「医に関すると否とにかかわらず他人の生活について秘密を守る」のとこ。

この前入院してつくづく思った。
病室に回診するのはいいんだけど、話、筒抜けでしょ。

同室だったおばあちゃまが一人暮らしで、鬱病の治りかけで、糖尿病で視力が急激に落ちてるけどインシュリンの使い方が不適切だとか、このままでは(特に精神面で)危なくて一人暮らしはさせられないので、同居してくれる人を探すのが望ましいって話を、わたくしは先生とおばあちゃまの話から知りました。
おばあちゃま本人から聞いたわけじゃないですからね。
耳ダンボになってたわけでもないですからね。
4人部屋だもん、聞こえちゃったんです。

先生がわたくしに「あの人はね」と話したわけじゃないので、ヒポクラテスの誓い、秘守義務は破っていないと考えるかもしれないけれど、他人の耳があるところでプライベート情報を話さざるを得なくなる場面設定はやめとくれ。

「入院したことありますか?」

「あります」

「いつですか?」

「4年前です」

「何で入院したの?」

と聞かれれば、同じ病室の人がいる前で「がんです」と答えなくちゃならないことになる。

でしょう?

こっちの話は周囲に筒抜けのはずなので、腫瘍マーカーを「マーカー」とか「CEA」って言ってみたり、便を「コート」って言ったみたり、大腸内視鏡を「CF」って言ってみたり、周囲の患者さんに、わたくしの既往症や、どんな検査を受けるのか悟られないようにするのが大変よ。
病気を隠すつもりはないけれど、世界の中心でわたくしの病名や、

消化器のがんかもしれないので
大腸内視鏡するんだぞ〜。
だから下剤かけてんだぞ〜。
トイレに行くのはぴーぴーだからなんだぞ〜。

と叫ぶつもりもないわけで。
一応、「恥じらい」とか「世間体」ってもんもあるので、そこんとこよろぴく。


■2004/09/27 (月) PCトラブル

新しい取引先へ挨拶に行き、話を詰めて帰宅。
少しは稼がないとねぇ。
PCの電源を入れたら、ヘンな表示が出て稼動しない。

げげっ!

時刻は午後8時過ぎ。
契約しているPCテクニカルサポートは、9〜21時なので、慌てて電話した。
「そのままお待ちください。必ずおつなぎいたします」というアナウンスを聞き続けること45分。
やっと係の人が出てきて、いろいろやってみた結果、ハードディスクが壊れたことが判明。

最後にバックアップを取ったのは1ヶ月ほど前だったはずなので、それ以降に新しく保存したデータや、メールアドレス、もちろんメールそのものも全部見られなくなってしまった。

自分で作ったデータはバックアップを取らなかったわたくし自身が悪いのでしょうがないけれど、返事を書きかけたメール、まだ開いていなかったメールが消えてしまったのは痛い。
本当に申し訳ありません m(_ _)m
リンク依頼など、お返事しなければならないものもあったはず…。
大変申し訳なく勝手なお願いなのですが、該当する方は再送いただけると助かります m(_ _)m

かな〜り凹んでいたところに夫が帰ってきた。

夫「遅くなるって電話したのに、ずっと話し中だった」

ぴ「パソコンが壊れたみたいだったのでサポートに電話したら、『そのままお待ちください』って45分も待たされてた」

夫「直りそう?」

ぴ「ハードディスク交換だって…」

夫「ありゃぁ。で、うんたらかんたらうんたらかんたら」

ぴ「今、凹んでるので何言われても耳に入らないよ。明日にして」

夫「その気持ちはよくわかる」

ぴ「PC壊れて思いっきり機嫌が悪くなりました」

夫「その気持ちはよくわかる」

座り込んで失われたメールのことをボケ〜ッと考えていたら、夫はさっさと食事を作り、「ご飯できたよ〜。今日は酒でも飲んで酔っ払うだな」と。
う〜ん、そういうもんなのか。
たまには、そうしてみっか…。
救いは、仕事中じゃなかったことかな。
PCに納品前の仕事が入っていたら、泣くに泣けなかった。

ホームページは別のサーバーに置いてあるので、問題ありません。
お返事の必要なメールをくださった方にお返事できないのと、現在、別のPCを使っているのですが使い勝手が悪く、掲示板などのレスに影響が出ると思われます。
PCが帰ってくるまで、ご迷惑をおかけして申し訳ありません m(_ _)m


■2004/09/29 (水) 善玉菌、カムバック!

台風が近づいているせいか、はたまた季節の変わり目なのか、朝、手首の関節が微妙に痛い。
冷えると関節痛が出るって書いてるSLE患者の方を時々見るけど、それかしらん?

夜は、そろそろ大丈夫かなと思って普通の食事にした。
今日は鶏すき。
野菜、お肉とも、柔らかそうなところを恐る恐る食べた。

数時間後、脱水症状になりそうな激しいぴーこちゃん攻撃を食らい、ヘロヘロに。
いやん、まだダメでしたか…。
詰らなければ、それでいいです。
としか今は言いようがない (^_^;)

腸の検査や開腹オペの前処置で腸内をカラッポにすること数回。
乳製品のCMで「腸内の善玉菌を増やす!」などというのがあるけれど、つらつらと考えてみるに、わたくしの腸内には善玉菌も悪玉菌も存在しないか、ごくごく微量しかいないんじゃないかという気になってきた。
乳製品をバシバシ食べて増やさないとだめかも。


■2004/09/30 (木) ………

台風で気圧が低下してるせいか、なんだか息苦しい。

わたくしはそういう時、「頭 \∧ 足」の姿勢がラク(専門用語ではファーラー位とかなんとか言うらしい)なんだけど、今日はうつ伏せ状態が一番ラク。
うつ伏せだと、わたくしの肺はベッドと自分の背中の間になって圧迫されるだろうに、その姿勢でラクに感じるのは不思議だ。
先々週に入院した時、肺活量の検査をやってもらって普通よりかなり多いとわかったし、唇や爪の色も普通でチアノーゼは起きていないので、息苦しいのはとりあえず様子見。

仕事があるのでずっと寝ているわけにも行かない。
うん、できるとこまではやってみる。

突撃〜!


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