子宮がん・卵巣がん患者サイト「うさぎの本宅」

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術後3年9ヶ月目

■2004/01/01 (木) あけました

明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

今年も結局、仕事を抱えての年越しになってしまい、せわしない。
明日から1泊で夫の実家へ行くので、新年をまったり過ごすというのもできないような…。
たまさかの親孝行なので、励んでまいります (^o^)


■2004/01/02 (金) すき焼き

夫の実家へ泊まりに行って、夕食にすき焼きを食べた。
松坂牛を奮発しようと思ったのに、開いているお店では扱っていなくて、「紅花和牛」っていうお肉にした。山形の牛なのかな〜。

舅はえらく喜んでくれたので、よかったぁ (^o^)
やっぱり、一人暮らしは寂しい時もあるんだろうな。

すき焼きの材料は、主に牛肉と野菜。
で、新年早々、イレウスやばかった (;^_^A
妙にお腹が痛くなって、冷や汗をかいてしまいました。
やっぱり、気をつけないといけませんね。

舅は、最近テレビで話題になっている代理出産したタレントさんについて「どうして、あんなにまでして子供が欲しいのだろう?」と言う。

ぴ「私は思ったことないけれど、どうしても子供が欲しい人はいるみたいですよ。そういうのは理屈じゃないみたい」

舅「ふぅん、そうなのかぁ」

ぴ「私の病気をやって、子供が産めなくなった人の中には、四方山話の中で『お子さんは?』って聞かれただけで、死にたい気持になる人だっているんですよ」

舅「ええっ! ぴょんぴょん、そう思ったことあるの?」

ぴ「私はありませんけれど、挨拶がわりに『お子さんは?』って聞く人、多いんですよねぇ」

舅「僕は、君たちに子供がいないことをどうこう思ったことはないよ。だから、そんなこと言ったことないでしょ? 何で子供がいないのとか、言う人がいるの?」

ぴ「ええ、少なくないですね」

舅「なんだ、そいつは? だいたい子供ができる、できないって、自然の摂理でしょ」

ぴ「子宮がんをやった後、夫婦仲が悪くなったり、舅や姑からイヤミを言われたって話もあるんですよ」

舅「ええ! そんなことあるの?」

ぴ「あるようですよ。あと、男出入り激しかったから病気になったって、失礼なことを言う人もいるんです。私も言われたことありますよ」

舅 「ええ〜!」

舅は、そんなこと考えてみたこともなかったと言う。
やたらびっくりしていた。

いい人なのか、ごく普通の考え方の人なのか、なんとも言いがたいけれど、すべての人が舅みたいな考えだったら、子宮がんに対する非常に不本意な差別めいたことも少なくなると思うのになぁ。


■2004/01/03 (土) ………

舅の家からの帰宅途中、お腹はうすら痛いし、少々気疲れもあったようで、地下鉄のエスカレーターでふらついて、夫に支えられてしまった。
帰ってきて、昼寝。
体力がなくて困る。

5日納品の仕事があるので、明日はやらないと。
また徹夜でしょうか…。


■2004/01/04 (日) あいや〜

左足太ももの上部内側が心持ち腫れているみたい。
あれまぁ、うそん (ToT)
今日は、鼠蹊部自体はたいして痛くないんだけど…。

いや、夜になったら、ちょっとゴリゴリして来た。
なんなんだよ〜。

五十三次は府中を通過。
まだ東海道の半分も歩いてないじょ〜。

明日からは、仕事もお店も通常スケジュールに戻るところが多いだろう。
わたくしも、仕事に巻きを入れてがんばるぞい。


■2004/01/06 (火) カンベンしてくださいよ。

BSE問題で、アメリカが「これからは、へたり牛の出荷を全面的に禁止する」とか言ってる。
「これからは」ってことは、今までは出荷してたってことなのだろうか?
ちょっとちょっと、カンベンしてくださいよ。

血液検査に使う真空採血管の内部から食中毒や肺炎を起こす細菌が検出され、厚生労働省が11月に各メーカーへ対策指示を出し、この度、採血管の内部が滅菌されることになった。

採血管内部が真空だと、圧力の関係で、血管に針を刺したら自動的に血液が真空管の中に引かれるのは科学の常識。
だから、採血管の内部が汚染されていたとしてもそれは逆流しない、患者の血管中には戻らないって考えだったのだろう。
だけどねぇ、シロウトのわたくしが考えても、逆流の確率がゼロとは思えない。
いろいろなケースが思い浮かぶわな。
今まで滅菌じゃなかったなんて、カンベンしてくださいよ。

夫の痛風は、疲れが溜まってたりすると発作が出やすくなるみたい。
12月と1月は、忘年会新年会で飲む機会が多い。
ご馳走をたらふく食べ、しっかり飲んで、平日は午前様続き。
痛風発作の起きるベースは整っている。

なので、休日くらいは、ゆっくり休んで欲しいわけ。
発作を頻繁に起こすようになると、いずれは腎臓とかにもダメージ出てくるっしょ。
なめて考えてると、えらいことになる。

「うちにいるより出かけるほうが好き」なのはわかるけれど、出かければそれなりに疲れるはずなので、

12月と1月の釣りと農耕は認めません。

わたくしの警告にも関わらず、痛風発作を繰り返しているゼンカモノのいいわけや抗議は聞かないんだよ〜ん。
17・18日、釣りに行くなんて、ダメっ! 却下。

どうしても行きたいなら、痛風発作の可能性を減らすために、お酒は一生止めることですね。
それから、痛風が悪化してあなたが仕事ができなくなった場合にどうやって生活して行くか、明確なプランをわたくしにプレゼンして、納得させてから行ってちょ。
そのくらい根性入れて遊んでちょ。
遊びもお酒もって、「いいとこ取り」はできませんよ。

さあ、どうするよ?


■2004/01/08 (木) ………

美容院へ行こうと思っていたけれど、今日の強風と寒さで早々に断念。
どうしても出かけなくてはならないわけじゃないから、また今度にしようっと。
寒いせいか、体調いまいち。
無理しても、な〜んにもいいことはないので、まったり過ごした。


■2004/01/09 (金) 再び、ども♪



このまえ、ぱぱとままがてんのうごいっかのてれびばんぐみをみていました。
なれーたーが「へいかがぜんりつせんがんのしゅじゅつのためににゅういんされたときには、こうごうへいかがまいにちおみまいにいかれ」といったら、ままがいきなりおこりだしました。

まま「それがふつうだよね」

ぱぱは、ままがにゅういんしているとき、とおかかん、おみまいにいかなかったのです。

ぱぱ「だって、ぴょんぴょんがびょういんにこなくていい、っていったから…」

まま「いくらこなくていいっていわれたからって、ほんとうにとおかもこないドあほうがどこにいるのっ!」

ぱぱは「たはっ」といいました。

ぱぱ「とほほ。ああ、いっしょうのふかく…」

ままはひるま、ワタシとふたりきりのときに、「あのネタは、ままがしぬまで、なんどでもつかえるね♪」といっています。
ぱぱは、ほんとうにフカクだったようです。


■2004/01/13 (火) ひどいよ〜

ここ数日、友人二人が怒りの日記を書いていた。
わたくしも便乗して書いちゃう。
沸点超過して、もうブッちぎれちゃったんだもんね。

わたくしの怒りは…。

クロスポスト的なもの、まじでカンベンして。
その場の雰囲気を読んで。
愚痴に返事しなくちゃならない管理人の辛さを考えて。いっぱい来るんだよ〜。
がるっがるっ。

というようなことを、師匠にぴぃぴぃ言っちゃったわたくしも、まだ修業が足りない。
仕事でもないのに、好んで愚痴聞きたい人なんていないよね m(_ _)m

病気関連の話は答えるのにすごく気を遣う。
複数のサイトにクロスポストされて、複数の管理人が気も神経もつかって、同じ話にレスしてるのかと思うと、なんだかな〜。
わたくしと同じように、あちらの管理人さんもかなり悩み、気を遣い、時間をかけてレスしているんだろう。

患者が患者を疲れさせてどうするの?

クロスポストを見つけちゃった日には、自分の費やした時間と労力は何だったのかとガックリする時もあるし、クロスポスト先サイトの管理人さんとの調整も大変。
わたくし自身に何らかの落ち度があったのならともかく、サイトのゲストの言動でどうしてこんなにいろいろなところへ謝りに行ったり、相談したりしなくちゃならないの? と思う時さえある。
ご本人はわかっていないと思うけれど、丸く収めるために、管理人はあっちにもこっちにも気を遣ってヘロヘロですわ。

病気サイトの管理人が運営に疲弊して、サイトや掲示板を閉鎖して行く原因の一端は、こういうところにあると確実に言える。
わたくしがサイトを開設した時にあった老舗サイトさんで、今も昔通り活動しているところって、少ないもの。
患者サイトが減っていったら、一番困るのは患者さん本人なんだと思う。
自分で自分の首を締めるようなマネは止めましょうよ。

患者サイトでは解決できない問題を投げかけられ、何度も繰り返される同じ質問にイライラしながら「でも、この人も大変なんだろう」と自分を諌めて、わかるものには回答し、いろいろな患者さんから聞きたくもない愚痴を聞かされて、多くの病気サイト管理人が疲れているっぽ。
こういうことが続くと、新しいサイトが出てきてもなかなか続かないし、真摯に運営すればするほど辛いことばかりになって、嫌気がさす管理人さんも出てくる。

患者サイトはタダだから、とりあえず書いちゃえ、聞いちゃえ、自分だけはすっきりしちゃえっていう姿勢はいただけません。

どうしてもすっきりしたいなら、ちゃんとお金払って診察受けるなり、カウンセリング受けて愚痴聞いてもらうとかの、その道のプロのところに行ったほうがいいです。
というか、行くべき。

さて、わたくしは、自らの費やした膨大な時間が無駄になったことに思いを馳せ、わたくしなりにかなり神経すり減らした気遣いがまったく伝わらなかった自分自身の未熟さを反省しつつ、どうやって気分を通常に保とうか考えよう。

つまり、今は思いっきり怒ってるし、気分悪いってことなんだけど、それを人に転嫁するわけには行かないっしょ。


■2004/01/15 (木) ホネ

昨年末にやった骨密度の結果を聞くため、夕方、坂の上病院の内科へ行った。
結果表は封筒に入っていて、主治医もまだ見ていなかったらしい。

Dr「どうだろうね? ジャジャーン」 (けっこうお茶目な人である)

Dr&ぴ「あ…………………」

結果を見て、Drもわたくしも、しばし沈黙。

70パーセント (ToT)

Dr「下がってるね…」 (だから、もうずっと「ヤバイ」って言ってたのにぃ!)

ぴ「下がってるというか、これってもう立派な骨粗鬆症でしょう? 70パーセントだもん」

Dr「う〜ん、なんでだろう」 (あなたはテツandトモなのかっ?)

ぴ「思いっきり、機嫌悪くなってきました」

Dr「まぁまぁ」 (なだめてくれるんじゃなくて、有効な別の治療法の提示求む)

わたくしに関しては、病院処方のカルシウム剤とビタミンDでは、骨量を増やすことはできなかった。
薬はちゃんと飲んだし、小魚だっていやになるほど食べたのになぁ。
リンパ浮腫と膠原病のからみで運動と日光浴が積極的にできないのが痛いけれど、その他の生活面で自分にできることはすべてやったと思う。
HRT(ホルモン補充療法)は婦人科で拒否されてるし、どうするのぉ?

Dr「本来なら、HRTが…」

ぴ「婦人科で止められています」

Dr「だよねぇ。じゃあ、カルシウムとビタミンDをこれからも続けて…」

ぴ「骨密度が1年で6パーセント下がってるんですよ。もうどうにも止まらない山本リンダ状態です。今は70パーセントで、これって骨粗鬆症でしょう? どうにかしてくださいよ」

Dr「骨粗鬆症の治療って、婦人科と内科と整形外科の領域があいまいで…」

ぴ「婦人科でHRTはダメって言われたし、内科処方のカルシウムとビタミンDだと低下を止められないわけでしょ。他の治療ないですか?」

Dr「今からそんなに慌てなくても…」

どうにかなってから慌てても遅くないってか?

ギロッ

Dr、後退。

骨密度は上げるのに時間がかかるから、今からどうにかしておこうよぉ。
膠原病とのからみもあるんですよ。

ぴ「ビスフォスフォーネートがやりたい」

Dr「う〜ん」

ぴ「先生、あまり乗り気じゃないみたいだけれど、何かやりたくない理由でもあるんですか?」

Dr「乗り気じゃないんじゃなくて、内科で生半可な知識で使っても…、と思って」

ぴ「ビスフォスフォーネートは整形の領域なんですか? だったらそっちで…。このまま、カルシウムとビタミン剤なんて、やだっ」

Dr「整形行ってみる?」

ぴ「ここの? それとも他の病院で? いいところがありますか?」

Dr「とりあえず、ここの整形外科に手紙を書きます。そちらで診てもらって」

おお、建設的な意見が出てきた。
うむうむ。

内科のDrは、整形Dr宛てにカルテに何やら書いている。
整形の受診は予約制とのことで、今度の月曜日に予約が取れた。
骨粗鬆症に関しては、整形が最後の砦になるだろう。
効果出る治療があるといいなぁ。

診察の終わり、内科のDrが「僕も他にいい治療がないかとか、骨粗鬆症が得意な病院とかあったら調べておくから」と言ってくれた。
おお〜、あなたはいい人だ!

自分の病院、自分の診療科に固執しない姿勢は好きです♪
ビスフォスフォーネートを希望したわたくしに対して、「内科で生半可な知識で使っても…」と答える正直なところも好きです♪


■2004/01/19 (月) やっぱり餅は餅屋

朝一で整形外科を受診。
今日は待たされなくて済んだ。

Dr「腰が痛くないですか?」

ぴ「オペ後はずっと痛いです」

Dr「足がしびれたりしませんか?」

ぴ「そういうことはあります。骨盤内全郭清しているので、足の調子はあまり良くありません」

Dr「ふむ。腫れますか?」

ぴ「明らかには腫れませんが、鼠蹊部が浮腫みがちになったり、ちょっと歩いただけで、すぐに足がかったるくなります」

などの問診と、足を伸ばしたり押したりの診察の後、骨盤上あたりのレントゲンを取り、すぐに整形Drが読影してくれた。
「骨、ちょっとスカスカかな。でも、他に悪いものは映っていません。腰が痛いのは骨密度のせいもあるかも。治療しましょ」とのこと。

やっぱり、餅は餅屋だわ。
内科とは診察方法も、見解も違う。
話、早いし。
整形に来てよかったよ〜。

整形Drが一を聞いて十を知るタイプの人で助かった。
子宮がんと膠原病の病歴を話したら、運動しろとか、HRTうんたらかんたらとか、ぐちゃぐちゃ言うこともなかったし。
とんちんかんなアドバイスが出てくるときついな〜と思っていたけれど、そういうのはまったくなかった。

ストレスがないかと聞かれたのは、なんで?
「人並みにあると思います」と答えたけれど、「強いストレスないですか?」と、けっこうしつこく聞かれたのでございます。
骨粗鬆症と関連があるんでしょうか?
まったくストレスがないわけじゃないけれど、自分自身では許容範囲だと思ってる。
第一、ストレスで耐えられないと思ったら、自分からさっさと精神科行っちゃうタイプの人間なんで、現在、強いストレスを抱えているとは思えないんですけれど…。

カルシウム剤とビタミンDを1年飲んだけれど骨密度が低下し続けていること、膠原病とのからみがあって骨量を増やしたいことを訴え、いろいろと相談。
とりあえず、ビスフォスフォネート製剤のうち、一番強いのでやってみようと話がまとまった。

今回処方される薬での骨密度の増加期待値は、1年で5%。
副作用として胃もたれ感や食欲不振を訴える人が100人に5人程度いて、そういう場合はこの薬は中止になるそうだ。
こちらが一番知りたかったことを、何も言わないうちに向こうから説明してくれる。
気がきいてるぅ。

しか〜し、わたくしの現在の骨密度は70パーセントだから、期待値通りに増えたとしても、100パーセントにするのに6年かかる計算じゃない?
これは、早く始めるに越したことはありませんわ。
ホント、受診して良かったよぉ。

ぴ「この薬が使えなくなったら、もう打つ手なしですか?」

Dr「いえいえ、他にも薬はあるし、注射もあります」

ぴ「よかったぁ。HRTはダメだし、カルシウム剤も効果が出なかったので、整形が最後の頼みなんです」

Dr「この薬が使えなくなっても、骨粗鬆症の治療方法は他にまだ何種類もあるから。大丈夫!」

なんとも頼もしいお言葉、ありがたいことでございます。

今日処方されたのは、けっこう最近出た薬で、一日1回でいいのだけれど、効く条件がかなりデリケートなものだそうだ。
飲み方について懇切丁寧な指導があった。
胃がカラの状態でないと吸収されないので要注意。
薬が食道に留まると潰瘍を起こすことがあるので、たっぷりの水で飲み、薬が速やかに胃へ行くよう、飲んだ後30分は横にならないこと。
飲んだ後、2時間は水以外の飲食禁止。
他の薬との同時服用もNG。時間をずらして飲むように指導があった。
飲み方がまずいと、効果が薄れるor飲んでも効果なし、なんだって (ToT)

副作用が出るかもしれないので、今日は2週間のみ処方になった。
問題なければ、次回からは1ヶ月とか2ヶ月で処方してくれるとのこと。
内科処方のカルシウムとビタミンDをどうするのかと聞いたら、「続けて飲んで」と言われた。

ぴ「カルシウム剤とビスフォスフォネートとの相乗効果で、結石ができたりしませんか?」

Dr「水分をちゃんと取れば、まず大丈夫」

ぴ「今、内科で処方されているカルシウム剤、1回2錠1日3回で多いような気がするんですけれど、それでも全部飲んじゃっていいんですか?」

Dr「どれどれ…」

Drは、PCでわたくしのデータを呼び出した。
こういう時、同じ病院でいろいろな科にかかっていると便利だと思う。
カルテも一つだし、PCに各科の検査データや処方履歴が全部入っているから一目瞭然でわかる。

Dr「ホントだ、多いね。一日2回に減らしてください。この薬、一日4錠以上飲んでも意味ないよ ぼそぼそ」

診療科が異なると、こういうコメントが出ることがあるので興味深い。

その後、DrはPC画面に出たわたくしの血液検査結果のリンパ球数と、血中カルシウムの値をチェックしていた。

Dr「両方とも正常値ですね」

そうなんですよ。
血液検査のカルシウム値が正常値だからと言って、骨密度も正常とは言えないと、つくづくわかりました。
やっぱり「それ専用」の検査しないとダメですね〜。
リンパ球を気にして見ていたのは、免疫系、膠原病のからみかな?

ってことで、わたくしは晴れて、念願のビスフォスフォネートが飲めることになった。
治療に対する自分の希望は充分述べたし、聞きたいことは全部聞いたと思う。
内科Drへ仁義通して整形へ行けたし、自分が希望する治療受けられそうだし、今日は、満足でございます。
骨量、増えるといいな〜。

Drに「いろいろと病気を抱えて大変ですね」としんみり言われたけれど、本人は気にしちゃいないんです。お気遣い、ありがとうございます。
すごいジェントルなDrでびっくりしたよ〜。

もしも、万一、ルンバールなどをやることになったら、お願いですから手技もジェントルでいてね。
整形がルンバールの担当かどうかはわかんないけれど…

薬局で薬をもらったら、薬剤師さんからまた飲み方の説明をされた。
飲み方を間違えると、効果なくなるとしつこく言われ…。
はいはい、守ります。

で…。
Drは「薬を飲んだ後2時間は絶食」って言ってたんだけれど、薬剤師さんはピルブックみたいなのをわたくしに示しながら「飲んだ後の絶食は30分でいいです」と言う。
どっちなの?
ピルブックには、確かに30分と書いてあったんだけれど…。

しょうがない。
次回の受診時にDrに確認するまでは、2時間絶食しますわ。


■2004/01/20 (火) そうだったのか?!

昨日の診察で、整形のDrがなぜリンパ球などの免疫系の検査結果をチェックしていたのか、不思議だな〜と考えていて、ひらめいた。

膠原病だと関節痛とかリウマチ様の症状が出る時があるので、Drはそれを心配してくれていたのではないかと。
そう言えば「はじめに、膠原病じゃないかと思ったのはどうして?」と聞かれたっけ。

わたくしは膠原病専門医を受診しているので、膠原病関係はすべてそちらにお任せって感じで、整形は骨粗鬆症対策としか考えていなかったけれど、Drのほうは、関節痛とかあるならそれも対応しようって考えてくれていたのかもしれない。
まぁ、バリバリ整形の分野だし。

今ごろ、それに気づいたわたくしって、アホい (ToT)

寒いと関節が痛い時はあるけれど、持続しないし、気にならないから大丈夫って、言っておいたほうが良かったのかもしれない。
次回の診察日には、そこらへんの話もして、膠原病専門医のところでやった検査結果を持って行って見せておこう。


■2004/01/21 (水) ………

額の骨にしこり(?)ができて、ちょっと出っ張ってきた。
今日は坂の上病院で、その部分のCTを撮る。
結果は次回の整形受診時に聞くことにしよう。
CTのオーダー表には「前額中央部に骨腫瘤。1cm弱の隆起を中心に○ミリ刻みで撮影うんたらかんたら」と入力されていた。

この病院は患者にカルテを持ち歩かせるし、患者の前で検査オーダーをPCに入力したりするので、注意していれば自分がどんな病気が疑われているのか、どういう状態なのかだいたいわかる。
この様子だと、この病院では「悪性」と言われる病気も100パーセント告知なんじゃないの?とか思ったりする。隠しようがないっしょ?
わたくしですら、いつも自分のカルテを立ち読みして、Drの説明とカルテ記載が合ってるかどうかチェックして、半分くらいは解読できてるんだもん。
もっと知識のある人だったら、全部解読できちゃうと思う。

ただし、横文字には泣かされっ放しで、字は汚いし、単語の意味わからん状態 (ToT)
今回は頭の骨であると思われるので、ちょっと予習することにした。
カルテに書いてあっても意味がわからないのでは、お話にならない。
Caput,Sinciput,Facies,Medianus,Regio frontalis,Superficialis,Osteomaあたりは使われそうな気がする。
わたくしのノーミソで、次回の受診日まで意味を覚えていられるだろうか (;^_^A
試験の山かけしてる気分になってきた。(爆


■2004/01/22 (木) ハテナな日

今日は寒い。
美容院へ行って帰ってきたら、うさぎの本宅掲示板に???な投稿があった。
弔文のようだと思ったのはわたくしだけ?
ぴょんぴょん死亡説でも流れているんだろうか…。

まだ生きてます。
近い将来死に至ると思われる病気にかかっているとも言われていません。
そこんとこ、よろぴく。


■2004/01/24 (土) 痛いっちゅ〜の

午後から、お腹痛い。
鼠蹊部も腫れっぽくて痛い。
腰も痛い。

イレウスやばいのかと思って下剤しっかり使ってみたけれど、なんだかな〜。
これはもしかして、腹痛は、冷えて傷が痛いのではないかと。
温めたら、かなり楽になった。

鼠蹊部と腰痛は、日頃の運動不足でしょう、きっと。


■2004/01/28 (水) お腹ガンバレー

ここ数日、お腹と左鼠蹊部の痛みが引かなくて、なんだかな〜。
お腹は一応詰まっていない、足は腫れていない、熱もないので、たまたま調子が悪いというだけなんだろう。

寝てても起きてても痛いのに変わりないので、思い切ってお出かけし、ワゴンセールに突撃。
わたくしがテッシュボックスのカバーだと思って堂々と広げて見てたものは、レースの下着だった (激恥
注意力散漫と言うか、集中力がないと言うか…。

帰宅後、やっぱりなんだかな〜。
お腹はかなりヤバイかもしれない。
わたくしの腸ってば、動いているのだろうか?
頑張ってくれ〜。詰まらないでネ。
とりあえず、海草、繊維質の野菜、肉はやめて、消化の良さそうなものを細かく刻んで食べてみる。
ほっ、大丈夫そう。

でも、本当は絶食したほうがよかったのかも (;^_^A


■2004/01/29 (木) 人間に角は生えるのか?

額中央部の骨(?)の膨らみがさらに出っ張ってきた、ような、気がする。
先週は見ただけではわからなくて、触って「ああ、ここにある」という程度の大きさだったのに、今日は外見からでも確認できるような…。
このまま順調に育ったら、サイのように「額のど真ん中に角あり」になると思われる。
そこまで育てば、の話だけれど (;^_^A

CTではどう映っているのだろうか。
結果が聞けるのは来週。
どーすんの、これ?

これから確定申告の準備などもしなくちゃならないので、大規模な治療が入ると時間調整が大変そうだ。


■2004/01/30 (金) お散歩

天気がいいし、少しは骨に負荷をかけたいので、電車一駅分の隣町まで歩いて買い物に行く。
五十三次でやっと掛川に到着。
歩き過ぎるとやっぱり足はなんだかな〜状態になるけれど、これでもずいぶん良くなって来たと思う。
去年の今ごろは、足元が危なくてステッキ使っていたんだもん。
今は、普通の道では使わなくて済むようになった。
時間を積み重ねることでしか治らないものもあるってことですね〜。

今週末でビスフォスフォネートのお試し処方期間が終わる。
一番心配されていた副作用・食道の潰瘍はできていないみたいなので、引き続き処方してもらえるだろう。1年後の結果に期待したい。


■2004/01/31 (土) ………

うちの近くにマンションが建つことになり、チラシが入っていた。
どんなのが建つのかと、夫と二人でモデルルームを見に行って、そして…。

そして…。
そして…。

これ、ください。

ローンの計算をしてもらったら、どうにか払えそう。
間取りもなかなかいい。
バリアフリーなのも気に入った。

私たち夫婦が欲しいと思った部屋は他にも希望者がいるので、抽選になるのだそうだ。
もしも抽選に当たったら買うことになる、んだと思う。

えっと…。
間取りが広いので、そこそこお高いのです (ToT)
支払い、大丈夫なのかな??

わたくしもそろそろ老後の生活の基板を考えておかなければならないと思うし、今の家は老後住むには作りがちょっと厳しい。
いざ家を買うとなったら、ローンを組むのには年齢制限もある。
いずれ、近い将来、家のことは考えなくちゃならなかったんだけれど…。
こんなにいきなりでいいんでしょうかぁ?

今住んでいる家のローンは、わたくしのがん保険給付金をつぎ込んだので終わっている。
しばらくは借金なしの生活をしたかったけれど、ここが踏ん張りどころなのかもしれない。
抽選に当たったら、せいぜい頑張って働いてみましょう。
当たって欲しいような、当たらなかったらホッとするかもしれないような、複雑な心境でございます。


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