術後2ヶ月目
■2000/06/30 (金) 6月の覚え書き
傷がまだ痛く、ウエスト回りを締め付ける服(普通のスカートやジーンズ等)が着られない。
マタニティーのジャンパースカートにぺったんこ靴のいでたちで、お腹をかばい、そろそろと歩くので、事情を知らない人たちからは「妊婦」と間違えられる。
長い間仕事を休むわけにはいかず、お客さんからのリクエストもあって仕事を再開する。
椅子に座っているだけできつい。
座った姿勢を保持するのが精一杯で、仕事に身が入らない。
気を抜くとだんだん前傾姿勢となり、机につっぷすような状態で仕事をしている。
椅子の背に身体を縛り付けたら、少しは楽かなとも考えた。
長時間仕事をしていると息苦しくなり、顎が上がってくる。
足も痛くなってくるので、机の上に足を上げたり降ろしたり、なかなか忙しい。
他人からすればとんでもなく行儀悪く、みっともない格好に見えるだろうが、かまうもんかと思った。
ひとり自宅でする仕事でよかった。
ただ、フリーの仕事は、仕事を受けて期日内に仕上げるか、発注を断るかのどちらかで、一度受けた仕事はきちんと仕上げないと次がない。
「病み上がりだから」とか「具合が悪い」という理由は一切考慮してもらえないので、納期を守るために毎日12時間以上の仕事が続く。
仕事を終えるとへばってしまい、家事はほったらかし。
掃除機でもかけようかとやってみたが、後でお腹が痛くなった。
重いものを持つと、まだダメなようだ。
術後2ヶ月目の教訓
何事も「ぼちぼち」がよろしいようです。
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