子宮がん・卵巣がん患者サイト「うさぎの本宅」

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術後3年8ヶ月目

■2003/12/01 (月) ………

明日、1泊でちょっと旅行に行くことにした。
最近お疲れ気味だし、たまには気分転換もいいんじゃない?ということで。
そのためには、今晩中に少しでも仕事終わらせとかないとなぁ。

とつげきー!


■2003/12/02 (火) 日本語しゃべってください!

レストランでオーダーしたら、店員さんが「○○と△△でよろしかったでしょうか?」と注文を繰り返した。
何で「よろしかったでしょうか?」なんだろう?
「よろしいですか?」じゃダメなんでしょうか…。

がんの手術で入院していた時、ナースのとある癖にいたく悩まされた。
それは、日本語。
その病院のナースだけの特性なのか、日本語を話す20歳台全体の特性なのかは不明だけど、ほとんどのナースが肯定文も疑問文も同じ文体で、語尾だけ変化させて話していた。

つまり、

そうです。(語尾は平坦。肯定文)

そうです? (語尾が上がる。疑問文)

この手法で日本語を話すなら、はっきり発音し、しかも疑問文の場合は語尾をぐいっとあげてくれないと聞き取れないことがある。
口の中でもごもご言ったら、わかんないわけよ。
日本の病院に入院しているのに、相手の話す日本語を聞き取るのに神経使うってどーゆーこと?
ついでに、こっちは具合悪いから入院してるわけよ。
いらぬ神経使わせないでよ、とか思ったりした。

ある日、ぴょんぴょんの点滴をチェックしながらナースが言った。

ナ「痛いです」

ぴ「そうですか…。痛いのね…。はぁぁ…」 (痛い注射を追加されるのか、やだな〜)

と、「痛いですかって聞いてるんです!」いきなりナースが逆切れした。

げげっ。
痛いですか?って聞けよ。
「か」を付けろ、「か」を!

抽象画で知られるパブロ・ピカソの絵は、わたくしにははっきり言ってわけわかんない。
長い間、テキトーに書きなぐって巨匠になれたのかと思っていたんだけれど、ある時、ピカソのデッサン画を見てぶっ飛んだ。

すご〜くうまい…。

ピカソは、基本をしっかりやった後、自分のスタイルとしてあの抽象画に至ったんですね。
日本語も、まずはどこへ出ても恥ずかしくない言葉をきちんと話せるようにしてから、自分の言葉で話せばそれなりに魅力も出てくると思う。
とにかく社会人になってから、客をムッとさせるような言葉を平気で話すのはやめとくれ!


■2003/12/03 (水) お好きにど〜ぞ

夫はとうとう足を引きずって歩くようになった。
かなり痛いらしい。
痛風発作の前兆が出てからも毎晩お酒飲んでたから、まぁ、こうなっても仕方ないですね。
って言うか、発作になって当たり前でしょ。
気をつけなかったんだもん。
世の中、そう甘くはないのでございます。

夕方、夫は、ぞくぞくして寒いと言い出した。
それは熱の出始めですね。
つまり、彼は痛風発作をバリバリに起こしてるわけ。
本人にそう言ったら、「これは発作じゃない!」だと。

ふ〜ん

足の親指が痛くて、熱も出かかってて、これで痛風発作じゃないとしたら何なのよ?
言ってみれ!

わたくし、やっぱり太ったみたい。
やばいよ〜。
仕事忙しいし、体調も絶好調というわけじゃないので、ダイエットに手を抜いていましたが、そろそろそんなこと言ってられなくなりました。
ちと絞ります (ToT)


■2003/12/04 (木) ふ〜ん

先月あたりは毎週末、金曜日頃になると「だるい〜」って書いていたような気がするけれど、ここ2週間ほどはたいしてだるさも感じなくて、ありがたい限りである。
体調絶好調というわけではないので、不調に身体が慣れたってことだと思う。
時の流れは偉大だ…。

痛風発作男は、忘年会で午前さまだった。
明日も、忘年会なので夕食はいらないとのこと。
週末は休みなので、土曜日は一日寝てて、日曜日は釣りに行く予定らしい。

おめー、いい加減にせぇよ!

このまま好き勝手して、もしも身体を壊した時、忘年会の相手や釣り仲間が看病までしてくれるんですかね?
大事にすべき順番、優先順位を間違ってるんじゃないかと思うんですけど…。
夫の読みの甘さには、時々イライラさせられる。

まぁいいや。
わたくしが痛かったり苦しかったりするわけじゃないし、最終的に死ぬのもわたくしじゃないし、今回の件では夫が寝込んでも看病する気ないし。


■2003/12/05 (金) すいません

え〜っと、この日記のことや、ホームページのことに関して直メールを送ってくださる方がいます。
すべて拝読させていただいておりますが、諸事情からお返事を差し上げることは一切しておりません。すみません m(_ _)m

ファンレター的なものもいただき、ありがたいのですが、お返事を差し上げられる状況にありません。お許しください。

子宮がん治療や検査のことについても、メールでのお問い合せには対応していません。
うさぎの本宅をご一読いただいた上、それでもわからないことは、うさぎの本宅掲示板に書き込んでくださいませ。
患者サイトとしてお返事できる件に関しては、掲示板でのみ、お返事させていただいております。

ここやホームページを見て、ぴょんぴょんと個人的な交流を望まれるすべての方のご希望に沿う時間的・体力的余裕が、現在のわたくしにはないんです。
掲示板でのお返事が精一杯ですので…。よろしくお願いいたします。


■2003/12/05 (金) 今日こそ布団で…

ここ数日は徹夜続き。
その日の分の仕事を朝方やっと終わらせて、そこらへんに転がっているうちに寝てしまい、気がついたら日が昇っている。
今夜こそは布団で寝たい。
身体痛いじょ〜。

動かないので決定的に運動不足で、腸の動きもいまいちみたい。
しばらくは下剤の大量使用で凌ぐしか方法が思い浮かばない。
詰まらせたらえらいこっちゃなので、とりあえずこれでやってみましょう。

五十三次は、相変わらずまったり歩いて小田原を過ぎました (;^_^A


■2003/12/06 (土) すき焼きとうどんすき

昨夜も徹夜で、どうにか終わらせた後、床に伸びたら寝てしまい、ベッドで寝られなかった。
毎日、「数歩でベッドにたどり着くので、そこまで行こう」とは思うんだけれど、ちょっと座ったらそのままだめぽ。
寝ているんじゃなくて気絶しているのかも、とか思ったりして (;^_^A

今度のお正月も、一人暮らしをしている舅の家へ泊まりに行くことになった。
去年は「ふぐ鍋が食べたい」という舅のリクエストがあったので、「今年は何が食べたい?」と聞いたら「何でもいい」そうだ。
たまのことなんだからわがまま言ってくれていいのになぁ。
舅が気を使っているのではないかと心配…。

すき焼きとうどんすきのどちらかにしようと思う。
松坂牛でも奮発しましょうかね〜。

さて、明日の日曜も、わたくしは相変わらず仕事でございます (ToT)


■2003/12/07 (日) 病気違い?

昨夜は布団で寝たぞぉぉ!
満足♪

うさぎの本宅のアクセスログを見ていると、「うさぎの病気」という言葉で検索して来る人がちらほら。
ペットのうさぎが病気になり、心配で調べているんだろう。
それにしても「うさぎ ガン」とか「うさぎ 子宮」という言葉は何を調べたいのか、かなり不思議ではあった。
うさぎの本宅に以前来たことがあって、久しぶりに来るのにサイト名を忘れてしまい、「うさぎみたいな名前の管理人がやってる子宮ガンサイト」というおぼろげな記憶から検索をかけたのかな〜なんて思っていたんだけれど…。

昨日、はじめて知ったこと。
うさぎ(ホンモノの動物の方)って、メスは子宮腺ガンが少なくないらしい。
そうだったのか〜。

痛風発作男はカワハギを釣ってきて、それを肴に飲んでいる。

ムカ〜

夜中、足の親指をぎゅゅゅゅゅうっと握ってやった。
「ううっ…」と言っていたから、まぁだ痛いんだろうな。
けっ!

それとは別に、わたくしは彼の前立腺に問題があるんじゃないかと睨んでいる。

ぴ「前立腺、診てもらった方がいいんじゃないの?」

夫「この前の健康診断でお腹回りのエコー撮ってもらったけど問題ない。なんか映ったらしいけど、石灰化してるって言ってたし」

ぴ「はぁ?」

どこに何が映ったの?
石灰化しているのは「いい」所見なんですか?
なんか、わけわからん。
「一度、ちゃんと診てもらった方がいいんじゃないの?」とは言ったけれど、本人にその気があるんだかないんだか…。
健康診断と、自分から専門診療科に行く「違い」がわからないようだ。

健康家族なら、病気や病院についてよくわかりませ〜んって言うのも不思議ではないけれど、がんだった女房と暮らしてて、わたくしの発がんからの経緯を見てて、術後後遺症を婦人科で対応してくれないと怒ったわたくしがいろいろな診療科に行くの見てて、内科で膠原病疑いの診断をもらったわたくしが膠原病専門医に乗り換えたのも見てて、それで健康診断でどっかが「石灰化してる」って言われて安心してるあなたって…。

わたくしのこと、見てるようで見ていないんでしょうね。
しょせんは「他人事」だもんね〜。
どっかに何かが映ったの、石灰化してるだのって言われて、そんなあやふやな話で不安にならないとは羨ましい限りでございます。

まぁ、あれだ。

危機感なさ過ぎ!


■2003/12/08 (月) バトルでございます。

午後、坂の上病院の婦人科と内科へ行った。

婦人科で再度エコーを撮ったけれど、Drが前回気にしていた「何か」は映っていなかった。
やっぱり腸管に腸液が溜まったものがエコーで見えたのでしょうという話で落ち着いたじょ。

お腹の特定部位が痛いのは、手術による癒着らしい。
これはある意味しょうがないと思うしかないですね〜。
鎮痛剤なしで平気だから、まぁいいや。
次回の術後検診は来年の2月か3月に来てくださいって言われた。

わたくしは両卵巣を摘出しているので、女性ホルモンは激減しているはず。
減っているとわかってもHRT(ホルモン補充療法)できるわけじゃないので、今まで調べもしなかったけれど、今日はたと、一度調べてみてもいいんじゃないかなと思った。
Drに検査方法を尋ねたら、血液検査でわかるとのこと。
次の術後検診時に調べてくれるって。
わかったから、何がどうなるってものでもないんですけどね (;^_^A

あの激怒胃内視鏡以来、内科の主治医と会うのは久しぶり。
思いっきり文句ぶーたれた。

ぴ「あ〜、あんなのもう絶対にヤダ」

Dr「今まで、どうやって検査していたの?」

ぴ「だから〜。普通にやって、どのDrもびっくりして『今度から眠って検査しよう』って言われていたんです」

Dr「外来で完全に眠らせて検査するのは無理だよ〜」

ぴ「入院してもよかったのにっ!」

とにかく普通じゃ検査が困難だろうということは、事前に言ったはずです

という恨みつらみを込めてDrをギロッと睨んだら、彼は座っていた椅子ごと後退した。
このDrは、わたくしが睨むといつもギョッとして後退するんだけれど、わたくしってば、そんなに怖いでしょうか…。

Dr「うん、確かにあれはちょっとね〜。僕も悪いと思ったよ」

ぴ「でしょ〜?」

さらにセルシン打ったとこがまだ痛いとか、さんざんぶーたれて「わかった、わかった。次からは眠って検査しよう」というお言葉をいただいた。
はい、よろしくお願いいたします。

Dr「今日は薬いるでしょう?」

ぴ「前回血液検査したのは8月だから、もう一回検査してからにしてください」

Dr「そんなにひんぱんにやっても…」

ぴ「効いてるかどうか調べなきゃ、薬飲む意味ないでしょう?」

ギロッ

Dr、後退。

で、血液検査一式と尿検査と骨密度の検査をして、結果は木曜日。
わたくし、高脂血症も心配だけれど、尿酸値も心配なわけよ。
尿酸値を下げる薬は現在処方されていないので、このままでいいのか薬がいるのか、検査するべきだとわたくしは思いますよ。

骨密度だって、膠原病の治療でステロイド剤を使うかもしれないことを考えると、ここ数年は無理してでもちょっと上げておきたい。
貯金が欲しい。
いざという時に安心して治療が受けられる状態にしておきたいんです。
今飲んでいるカルシウム剤とビタミンDは、現在の骨密度を維持するか、低下のスピードを緩やかにするだけの働きしかないみたい。
増加させることができないなら、そろそろもう少し積極的な治療をしたいのでございます。

折れるのはわたくしの骨、痛いのはわたくし、骨粗鬆症になって生活に不便を感じるのはわたくしなので、真剣にもなりますわ。
自分のことなんで、先生そこんとこよろしく。

病院は毎回バトルなので疲れるなぁ…。
え、わたくしがうるさすぎるってか? (;^_^A
でもねぇ、自分のことなので、納得したいの。
なんか問題ある?


■2003/12/09 (火) やっぱり「なんちゃって」

午後、膠原病の専門医に行った。
今回の検査結果でも、やはり抗核抗体は陽性でspeckled patternが見られるとのこと。
値が高くないのが救いって感じかな…。
抗U1 RNP抗体、抗Sm抗体、抗SS-A/Ro抗体、抗SS-B/La抗体はすべて陰性だった。

ということで、今までは全身性エリテマトーデスとシェーグレン症候群が疑われていたけれど、シェーグレン症候群疑いは消えるんだそうだ。
全身性エリテマトーデス疑いは残るけれど、今は重篤な症状がないし、とりあえずは薬もいらない。
半年後に再度検診でいいでしょということになった。

Drから「今は軽いのであまり気にしなくていいけれど、あなたのような状態の人が半年で急に悪化することも時々はあるので、日焼けと紫外線に注意してください」と言われた。
無罪放免じゃなくて残念。
ハワイに行きたいんだけど、当分は自重します (ToT)

Drはわたくしの顔を見て「少し蝶型紅斑があるような気がする…」と言ってたけど、自分自身ではぜんぜんわかんない。
専門家が見ると違うのかしら?
Drも「気がする…」ってニュアンスだったから、たいしたことはないのだろう。
今は「なんちゃって」の現状維持に努めるしかないですね。

この前やってもらったアレルギー検査の結果、ハウスダストとブタクサに反応があった。
なんなんだよ〜

この値もたいして高くないので、気にしないことにする。
涙も鼻水も出ないし、目も痒くならないし、ヘンなの…。

膠原病のDrから、坂の上病院の内科Dr宛にお手紙もらったぞ。
中に何が書いてあるのかな?


■2003/12/09 (火) んで、そろそろ怒ります

痛風発作男は、本日も忘年会で午前様だった。
明後日も忘年会らしいけど、仕事絡みならしょうがない。

夫「土曜日は出かける。野菜貰ってくる」

もしもし?
平日は仕事&飲み会で遅く、休日は釣りと畑ですか?
聞いてないよ、何それ。

ブチッ

キレた。

誰かさんが毎晩家で食事しないので、家のベランダで作っている野菜も食べきれず捨ててます。
一回の釣行では、同じ種類の魚しか釣れないので飽きました。
魚も捨てていいですか?
冷蔵庫満杯だし。

きー

夫「まったく、すぐにヒステリックになるんだから」

すぐにじゃないでしょ。
この件では、もう何度も言い合いしたでしょう?
野菜と魚、まじで非常に激しくスーパー超イヤッ!

今までの経緯から、畑とか釣りとか聞いただけでノイローゼになりそうなわけ。
あなたは女房を発狂させるつもりなの?
あなたの最近の行動には、かなりイライラさせられています。
趣味にしては、ちょっとちょっとじゃありませんか?

あ〜、具合悪くなりそ

あなたが好きなことをやれるのは、わたくしがいるからでございます。
わたくしは自分自身の精神力と努力によりどうにか動ける状態を保って、自分の仕事をして、さらにあなたが安心して外に出られるように取り計らっています。
違うとは言わせないよ。
この際、そこんとこをよ〜っく考えていただきましょう。

で、自分の身体のことも考えてよね。
気をつけてたけど具合悪くなっちゃったというのなら仕方ないけど、今の生活状態で気をつけてるって言えるわけ?

人さまの畑を耕させてもらったり、海に餌をまいてる場合じゃありません。
まずは、自分の家庭を耕して餌まくことです。
わたくし、現状に全く満足しておりませんよ。
付き合いより家庭、自分の身体でしょ。

いい加減にしてよ。
ぴょんぴょん、激しく怒っちゃったぞ!

ということで、夫関係者の方々へ
うちの夫を当分誘わないでね。
ここ見てて誘った方は、はっきり言って一生恨みます。

は〜、わたくしは今晩も徹夜でございますわ。


■2003/12/10 (水) ………

う〜ん、左鼠蹊部が痛い。
小さいぐりぐりが触れる。
なんだかな〜。

11月半ばの車上荒らし被害のことで保険会社から申請用紙が送られて来ていたのに、忙しくてほったらかし。
今日、電話が来て、出してくださいと…。
は〜、すいません。書きます、書きます。

お歳暮の手配も、年賀状の手配もまだやっていない (ToT)
通常、お歳暮は店舗まで出向いて手配している。
カード情報等のセキュリティが心配なので今まで使っていなかったけれど、今年はネットで注文しちゃってみようかなぁ。
年賀状は、毎年PCで作っていたけれど、今年は印刷頼もうかなぁ。
自分でなくてもできる部分は、少々なら費用がかかっても外部に発注しちゃおう。
やること溜めこんでイライラするより、精神衛生上は良さそう。

んで、今晩も徹夜でございます。


■2003/12/11 (木) いい感じ♪

損害保険の申請用紙でわからないことがあり、保険会社の担当者に電話。
不明部分は解決し、さらにすんごいありがたい話を聞いた。

被害届を出した時、警察官から被害額を聞かれ、

夫「CD板約20枚です」

警「もしそれを売ったら、いくらになりますか?」

夫「売るとしたら中古CD扱いになるし、限定版などの特別なCDもなかったので、売ってもたいした額にはならないと思います。第一、こんなの売れるんでしょうか?」

警「う〜ん」

夫「全部売ったとして5000円くらい?」

みたいなやりとりがあって、被害額5000円で被害届を出した。

ところが、うちが契約していた損害保険は、購入価格ベースで計算されるタイプのものなのだそうだ。
つまり、盗まれたCD板を現状復帰させる=新しく買い直すとしたらいくらかかるか、で計算してくれるらしい。
んで、1枚2500円×20枚=5万円を保証してくれるって。

いい感じ♪
保険、入っててよかったぁ!

電話の最後に担当者が生命保険の勧誘を始めた。この人、営業成績が厳しいみたい?
「病気があるので入れない」と断ったら、いきなり機嫌悪くなったのには笑わせていただきました。
あのね、こっちは好きで病気になったわけじゃないし、わざと病気になったわけでもないんです。
保険に入れないのはそちらの規定であって、わたくしが決めたことじゃございません。
それ、わかってますよね?
わたくしでも無条件で入れていただける生命保険があるなら、もうひと口入ってもいいよ。
だから、そういう商品持って来いってば!

夕方、坂の上病院の内科へ行く。
主治医、よれよれっぽ。

ぴ「先生、当直明け?」

Dr「え…。な、なんで? どうして?」

ぴ「死にそうな顔してます」

Dr「なんかね〜、ここのとこお疲れ気味なんです」

ふぅん。

ざっと見たところ、ひげ伸びてるし、髪の毛の後ろがピンピン立ってるし、覇気ないしで、昨夜はどっかそこいらのソファで寝たみたい。
ズボンは普通のだけど、上は術衣でその上に白衣着てるし、足はサンダルだし、楽な格好を選択している様子から、当直だったと見た。
このDrに関しては、シャツ&靴の時は日勤、術衣&サンダルの時は当直なんじゃないかと、わたくしは推測している。
しかも、深夜に複数の急患に当たっちゃったみたいですね〜。
お疲れ様です。

コレステロール値関係は下がって正常値内。
薬飲んでるんだから当たり前か (;^_^A
尿酸値は上がって7.5。微妙な数字だなぁ。
γ-GTPも正常値上限を超えてる。おいおい〜。
やっぱりギャーギャー言ってでも、検査してもらってよかったよん。

Drは、「コレステロール値関係を下げる薬をあと数ヶ月続けてみて、ずっと正常値内で落ち着くようであれば離薬しよう。これ以上薬を増やすのも何だから、尿酸値コントロールの薬は今回は無しで行こう。食事コントロールで頑張ってください」って考え。
大まかな筋では合意。
コレステロール値コントロールの薬も、もういらないんじゃないの?とも思ったけれど「忘年会とかあるでしょう。うふふっ」と言われ…。

そうなんです。
確かに通常より外食やご馳走を食べる機会が多い時期ではあるので、もうしばらく薬飲みますわ。
先生もわたくしの生活パターン、性格等把握しつつありますね (;^_^A
いい感じ♪
膠原病専門医から内科主治医に宛てた手紙も、今までの報告だった。
いい感じ♪

骨密度の結果はまだ出ていなかった (ToT)

ここのところ毎晩徹夜で、朝になってからちょっと寝てまた起きて仕事して徹夜しての繰り返し。
さすがにバテつつあるので、今晩は眠剤でも飲んで寝てみましょうかね〜。


■2003/12/12 (金) う〜

あ゛〜。

身体がすごぉぉぉく、だるい。
息をするのもイヤなくらいだるい。
目を開けるのも努力を要するくらいだるい。
なのに、寝てることすら、だるさの対象になる。
だる過ぎる。
身の置き所がないくらいだるい。
ちょっとお腹痛いし。
いきなり、ぴーこちゃん攻撃食らってるし。
腰も背中も痛いし。
気持ち悪いし。

今日はだめぽ?


■2003/12/13 (土) 患者本人と家族

雑誌から、妻ががんになった時というテーマで取材依頼が来たので、「答える気があるなら、先方に連絡して」と夫に回した。
今日、その掲載見本誌が送られてきた。
夫はアンケートに応じたのだろう。

誌面上では、誰が答えたかわからないようになっているけれど、
「(妻の行動を)どこまで許してあげたらいいのか、その境界線を以前より広く持たなければならないと思うが、どこまで広げればいいか(自分も)悩んだ。うんたらかんたら」は、夫の答えでしょうね。

ふーん。
許してもらわなくちゃならないほどイケナイこと、してましたでしょうか?

わたくしは、がん患者家族として10年近くの体験があり、現在はがん患者本人である。
両方の体験者として、家族と患者の思いにはズレがあると感じていたけれど、やっぱりそうだったか。

「これからどうなるの?」「何で私が?」等、夫に答えられないことを聞いたり泣いたりして困らせたり、がんだった母にわたくし自身がされて困ったこと、嫌だったことは何ひとつ、あなたにはしていません。

夫は、自分の幸運をわかっちゃいないようですわ。

オペ当日に病院へ来て、開口一番「もう浣腸は終わったの?」と聞き、オペ室に入る前にひとことの言葉もかけてくれなかった人。
オペ翌日、病室にちょっと顔を出したきり、その後10日間一回も来なかった人。
「病理結果が出るのでDrの話を聞きに来て」と頼んだら、即座に「仕事で来られない」と答え、わたくしを超激怒させた人。
退院したまさにその日、唐辛子タップリの激辛パスタ作って、わたくしに腹痛起こさせてくれた人。
これは、食べたわたくしも悪いか… (;^_^A
その他、あれこれ。

客観的に判断すると、わたくしはメンタル的にはかなりひどい扱いを受けたといえるでしょう。
にも関らず、「あなたは健康で入院したことないから、病人の気持や病院の生活がどんなもんか知らないので、気がきかなくてもしょうがないよね」って大らかに考えてくれる妻でよかったね〜。
まぁ、夫には夫の言い分があるだろうし、夫なりに努力したんだと思う。
お疲れ様でした。

相手に期待し過ぎないって、結婚を継続させる上で、けっこう重要なファクターだとわたくしは思う。
だからうちは、これでも夫婦仲はいいんですよ (^o^)

オソマツ m(_ _)m


■2003/12/14 (日) ………

おとといから、夜になるとな〜んかイマイチ。
夫は、わたくしに熱があると言う。
測ってみたけれど、平熱。
でも、確かに熱っぽい感じはする。
朝、起きてすぐは関節もヘンだしな〜。
冬だから、こんなもんなのかな。

夕方、夫と買い物に行き、途中でかったるくなって一人で先に店から出て、道路の端に座ってた (;^_^A
体力がなくて困る。

夫は「ぴょんぴょんは風邪をひいた。僕にうつさないでくれ」と言うけれど、咳もないし、頭痛もないし。
風邪を思わせる症状がないので、これは「なんちゃって膠原病」がらみなんじゃないかと思うんですけど…。

これでも、動かなければ平気なので、仕事はやってますよ〜。
まだまだ行けそう (^o^)

年賀状印刷とお歳暮の発注完了。
あと、仕事以外で今年中に絶対にやらなくちゃならないことは、年賀状の宛名書きと銀行の残高チェックだけでいいのかな?
大掃除もしたいけれど、体力的・時間的にたぶん無理だろう。
なので、掃除は、すっぱり諦める。やりたくもないし… (;^_^A

年内に、美容院は行っておきたい。
どこをどう詰めれば、時間が作れるか思案中でございます。


■2003/12/15 (月) ………

最近、うさぎの本宅宛に、クレズHのウィルス添付メールが頻繁に来る。
ネットで感染者特定の方法をいろいろと調べた結果、ウィスル添付メールのプロパティを調べ上げるという方法で「この人のPCが感染しているのではないか」と思うメアドが特定できた。
まったく知らない人なので、本人に連絡するべきか悩む。
どうしようかな〜。


■2003/12/16 (火) 食傷気味

来年の春で、がんの治療をしてから4年経つ。
その間に「健康人」の友人・知人に勧められた民間療法、健康食品、健康法のたぐいは数知れず。

勧めるほうは「こんないいことを教えてあげるのは自分だけ」とか「これが一番効く」と思っているのかもしれないけれど、こっちはいろいろな人から様々な方法を「これが一番」と勧められるので、耳にタコできた。
病人は健康情報をわんさか勧められて食傷気味だろうってこと、想像できないのかな〜。
でっかい声で言っちゃうけど、多くの患者がウンザリしてると思われ。

お勧めを全部やっていたら、一日のすべてをそれに費やして暮らさなければならなくなりそう。
そして、たぶん破産するだろう。
高価なものを大量に長期間続けないと効果出ないと言われている健康法もあるし、健康保険は利かないしね。

だいたい、「一番」って世界に一つしかないはずでしょ。
何で、あれもこれもが「一番」なの?
そんなに効くなら、どうして病院で健康保険適応でやってくれないの?
そこからして、わたくしにはアヤシイとしか感じられないので、信じる気になれない。
ああ、そこらへんの説明があるとしても、聞く気がないので、教えてくれなくていいです。

そして、ぴょんぴょん的には、勧めてくれる人に「私っていい人でしょ。自分にウットリ」的なニオイを感じてなんだかな〜。
やりたかったら、自分でやればいい。
わたくしには勧めてくれなくていい。

うるせ〜、ほっといてくれ!でございます。

しかも勧めてくれた人は、こっちが黙って聞いていると「話を聞いたのだから実行する」と思うようなのでタチが悪い。
だからわたくしは、話を黙って聞くことはしていません。
「信じないから勧めてくれなくていい」っていう返事を聞いて「ぴょんぴょんって可愛気のないやつ」って思ってる人もいるだろうけど、やっぱ、ほっといてちょうだいな。

もしも勧めるなら、まずは、それにかかる費用のすべてをあなたが持ってちょうだい。
一日の大半を費やすような健康法なら、仕事はできなくなるので、わたくしの生活費も出してちょうだい。
そのくらいの根性入れて勧めてくれないと、こっちも根性入れてお話聞けませんわ。

わたくし、聞く気も実行する気もないんだもん。
やりたかったら、誰が何と言ってもやるので、お構いなく。


■2003/12/17 (水) 大丈夫なのかな?

五十三次はやっと沼津を通過。
京に着くのはいつになることやら…。

夜、実験料理として、焼肉入り石焼ビビンバを作った。
お味噌汁は、はば海苔入り。

そして。
あ゛〜、ダメだ!

お腹が「ご主人様、これは消化キビしいよ〜」と言っている。
よく噛んだつもりだったんだけど (;^_^A
焼肉、もやし、はば海苔が、わたくしの腸にはキツかったようだ。
詰まりそうな予感がするので、下剤2倍飲んでみる (ToT)

今晩も徹夜。
左足鼠蹊部が痛いよん。


■2003/12/18 (木) お小遣い♪

損保会社から、保険金払込のお知らせ葉書が来た。
書類が届いたであろう日の翌日に、口座へ入金してくれている。
やっぱ、ここはフットワークがいいわ〜。
ってか、今はどこの保険会社も顧客サービス重視で、支払いは早いのかしら?
そう言えば、がん保険は別の会社で掛けていたけれど、がん診断給付金を請求した時、3ケタの金額を2〜3日で入金してくれたっけ。

ともかく、今回の車上荒らしの損害保険金として、5万円が支払われた。
この手続きはすべてわたくしがしたので、夫には渡さず、ぴょんぴょんがいただいちゃいましょう♪

何に使おうかな〜と考えた結果、「ドクターズ・ケミカルピーリング」でもやってみようかと。
でも、あれって、肌にまったく負担がないとは言えなさそう。
わたくしは、なんちゃって膠原病の方で、日焼け・紫外線注意を言い渡されている。
日焼けを修復する時に自己免疫が暴走を始めるかもしれないので、そういうリスクは減らしましょうって意味だったら、微細な傷とは言え、ピーリングで肌に負担をかけるのもよくなさそうだけど、どうなんだろ?
膠原病科の主治医に確認してみた方がよさげだけれど、膠原病科では「問題ある」と言われ、形成外科では「問題ない」と言われそうな…。
でも、やってみたいな〜。


■2003/12/19 (金) 道

どうにも忙しくて、昨夜も徹夜だった。
朝、やっと終わらせて床にへたり込み、そのまま寝ちゃったよん (;^_^A
こんなんじゃ、寝ても疲れは取れないじゃん!
案の定、起きたら腰が痛い…。
床で寝るものではありませんわ。

日中は寒く、太陽は雲に隠れて見えない。
雲の切れ間から陽がさし、地上と天とをつなぐ光の道を作っている。
今日一人、その階段を昇って行った。
もう怖くも痛くもないだろう。心安らかな世界に至ることを祈るのみです。
お疲れ様でした。

わたくしはこうやって、今まで何人見送っただろう。
病気サイトを運営していると、普通より「さよなら」の機会は多くなる。
毎回、いろいろと思うことはあるけれど、わたくしなりに行き着いた結論のひとつが「死なない限りは生きている」なので、今日も自分にできる限りのことをやるだけ。
んで、今晩も徹夜でございましょう。

とつげき〜!


■2003/12/21 (日) ゴール間近

毎日、夜なべして仕事に励んだ結果、ゴールが見えてきた♪
この分なら、今週中に終わらせられそう。
ありがたいことでございます。
毎年、年末年始も完全に仕事から離れられなくて、お屠蘇気分を満喫できなかったので、今年こそはゆっくりしたい。
身体も少し休めないと、そろそろ限界に近いみたいだし。
左鼠蹊部の妙な痛みと、左太もも全体のかったるさが気になる。
腫れてはいないのだけど…。


■2003/12/22 (月) 運

とある検索エンジンで「患者が求めるいい病院トップ100」の特集をやっていた。
関東地域のトップ100を見ててびっくり。
わたくしが子宮がんになった時、「身体の調子がヘン」と初めに診察を受けたホース産婦人科がランクインしていた。
関東地方には、いったいいくつの病院、医院があるのだろう?
病院、医院、すべての診療科入り乱れての統計でトップ100入りするのだから、かなり評判いいのでしょうね。

わたくしはホース産婦人科で子宮内膜全面掻爬した結果、がんがわかった(みたいだ)けれど、告知されないまま、大きな病院に回された。
回された先も、すんごい「いい病院」だった。
主治医になったパンダ先生は、後で知ったら、かなり有名な人だった。
いい意味でも、悪い意味でも、だけど。

ネットで検索したら、学会での発表資料が出てきたし、周辺地域の婦人科医勉強会(?)みたいなのでは、講師役も務めているらしい。
後にわたくしが別の病院に転院した時、新しく婦人科の主治医になったDrに「前の主治医は誰?」と聞かれ、「パンダ先生です」と言ったら、一発でわかったし。

パンダ先生、オペの腕は冗談抜きでヨカッタとわたくしは思う。
今でも、深く感謝&納得している。

しかし悲しいかな、口の悪い人なので、患者さんの中には「なんて失礼な」とか「もう二度と会いたくない」と思う人もいるみたいで、そこらへんで評判が両極端に分かれるっぽい。
わたくしも、彼の物言いにムカッとした経験は何度もある。

がんを告知されたばかりの患者さんに、「どこの病院がいい病院ですか? 紹介してください」と頼まれることがあるけれど、いい、悪い、は個人の主観に大きく左右されるという理由から、わたくしは現在、実名を挙げてのご案内はしていません。
「ランキング本とかを見て考えたらどうですか?」とアドバイスするくらいだけれど、わたくし自身は、がん治療において自分の病院を決める時、そういうのは見なかった。
見ることを思いつきもしなかった。

初めに行ったホース産婦人科は、女性が集まるリサイクルショップで中年の店員さんに「婦人科の検診したいんだけど、病院は混むから医院に行きたいと思ってる。近場の医院でみんなに評判いいのはどこ? 」と聞いて、たまたま教えてもらった医院。
ホース産婦人科から大きな病院へ回される時、わたくしがつけた条件は「きれいな病院がいいです」、ただそれだけ。

診療科の特性から、暗くて汚い病院だけは願い下げだったけれど、自分が手術することになるって想像すらしていなかったので、正直言って、医師の腕とかは眼中になかった。
って言うか、「優しい先生」とか「診察のうまい先生」ではなく「施設がきれい」がわたくしの第一希望だったので、それをそのまま述べたんですが (;^_^A
投薬は処方箋書くだけだから誰がやっても同じでしょ、注射は同じ薬なら誰が打っても大差ないでしょって感じだった。

だから、パンダ先生が主治医になったのも、「ご高名はかねがね…。ぜひ診察していただきたくお願い申し上げます」と望んで行ったのではなくて、わたくしが行った日はたまたまパンダ先生が初診の担当だったというだけ。
パンダ先生は週に半日しか初診を見ないので、かなりラッキーだったかも。

もちろん、情報収集は一番大切。
そして、得た情報の中から真偽を判断し、自分にあったものを選び出すことも重要。
でも、ぴょんぴょんの場合は、ホース産婦人科といい、パンダ先生といい、「いい病院、いいDr」との出会いに、運もちょっぴりあったのかも。


■2003/12/23 (火) ………

明日はクリスマスイブ。
今年も残りわずかですね〜。

バーチャル五十三次は吉原手前に到達。
外出すると、てきめんに熱っぽくなり、身体がだるい。
左鼠蹊部も相変わらず。
なんやかんや言っても、仕事はできるし、自分のことも自分でできるので、よしといたしましょう。


■2003/12/24 (水) ………

体調は、悪くはないけれど、良くもない。
熟考した末、年賀状は来た人にだけ出すことにした。
手抜きで申しわけないです (;^_^A


■2003/12/25 (木) うそだと言って (ToT)

今回の年末年始、夫の会社は27日から休みになる。
今年は土日の関係で、休暇期間がちょっと長くなるみたい。
わたくしも、自分の仕事を今週中に終わらせて、絶対にのんびりしたい。
いや、するぞ!
させてください!

午後、客先よりメールあり。
仕事頼むと。
明日、打ち合わせしたいと。
ということは、打ち合わせ26日で、翌日から客先の会社は休みになり、新年の始業は多分5日から。
だから、正月休み中にわたくしの担当分をやっておいて欲しいと言われるのではないかと。
また今年も年末年始無しになっちゃうのかな〜。
こんなことしてたら、早晩、死んじゃうって (ToT)

左足鼠蹊部が相変わらず痛いよん。
そろそろ、うざったくなってきた。
小さなしこりがあるので、思いっきりヤな感じでございます。
これで熱でも出たら病院駆け込みだけれど、今のところ熱はないし、足も腫れていないので、受診の動機付けに欠けるわな。
この状態がしばらく続いた後、けろっと治っちゃったことは何度もあるので、今回もそうなることを願いたい。


■2003/12/26 (金) ………

左鼠蹊部、少し良くなって来たみたい。
これからは病院も年末年始体制になってしまうので、悪化しないことを祈るのみでございます (ToT)


■2003/12/28 (日) 絶対に、ただでは起きない

がん治療後、気の毒そうな視線を向ける周囲に、わたくしが言ったのがタイトルの言葉。

がんになりました、手術しました、痛いです、以前のようにシャカシャカ動けません、あぁ私ってかわいそう、うるうる(ToT)と自分を哀れんで過ごすのは、わたくしのプライドが許さなかった。

このままで済ますもんか、と思った。

がんになったことが「転んだ」ことなら、絶対に何かを拾ってから立ってやる!と。
なりたくてなれる病気ではないので、なっちゃったからには絶対に何かを得てやるぞ!と。
ちと語弊があるけれど、「この状態をとことん楽しんでやるぅ」って感じだった。

で、何を得たか、しみじみ考えてみた。

1.ホームページの作成方法取得 (まだ初心者レベルだけど 汗) 
2.子宮がんに対する知識取得 (知識があると、むやみに怖がることがなくなる)
3.病気に対する考え方・Drとの駆け引き方法取得 (他の病気になった時にも役立ちそう)
4.ホンモノの友人と、そうじゃない人の選別終了 (偽りの付き合いを重ねるだけ時間の無駄かと…)
5.がん保険給付 (お金は大切)
6.生理がなくなってラクになった (これは、こう思うしかないっしょ)
7.周囲の過度な期待がなくなり気分的にラク (今まで期待され過ぎ 涙)

今思いつくのはこんなとこ。

もちろん、失ったものもあるけれど、がんになって得たものが1つもなかったわけじゃない。
がんになったメリットもあったわけなんで、それも公平に考えなくちゃイカンかなと思ったりするのでございます。


■2003/12/29 (月) ………

午前5時就寝、午前7時30分起床。
師走はやっぱり、せわしない。

今年は夫が「大掃除するぞ〜」と張り切っているので、ありがたくやってもらう。
ぴょんぴょんもちょっとは手伝う。
彼は約2時間やって、くたびれたとのたまった。
でしょー?
大掃除ならぬ「小掃除」で終了。
ま、いいか。

その後、食料品の買出しに行った。
うちは二人暮しだし、おせちはあまり好きじゃないので、きっちり作ることはないけれど、ないと寂しいので、手間のかかるものは買って、自分で煮物を少し作るつもり。

帰ってきたらもうくたびれちゃって、ひっくり返っていたかった。
でも、客先の担当者が明日から休暇に入るので、電話で最終打ち合わせ。
なんやかんや言っても、わたくしは仕事面でわがまま言わせてもらっている。
会社に毎日通勤しなければならない状態だと、わたくしの場合は行き帰りだけでバテてしまい、仕事にならないだろうと思う。

さすがに今日はくたくたでございます。
両足太ももがだるく、熱っぽい (ToT)
筋肉痛みたいだけれど、どうかな?


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