術後1ヶ月目
■2000/05/31 (水) 5月の覚え書き
33日間の入院生活を終え、5月中旬に退院した。
退院当日は、病院から家までの30分位のドライブで疲れてしまい、家に着いてすぐに昼寝。
今日は夫がいるからいいけれど、明日からは、昼間は一人で過ごすことになる。
食事は自分で作るか、隣のコンビニへ買いに行くか。両方できなければ、夫が帰って来て何か作ってくれるまで、食べないで寝ているしかないだろう。
次の日から当分、まともな食事は夜だけとなった。
自分で作ろうとも思ったが、長い時間立っていられない。
30分も動くとくたびれてしまい、3時間寝るといった状態。
お湯を沸かすのが精一杯だ。
お腹が空いたら、買い置きしてある菓子パンをかじってしのぐ。
実家のある人はいいな、と思った。
傷が痛く、筋力も落ちている。
足を伸ばした状態で床に座ってしまうと、そこから立ち上がれない。
柱にしがみついて立ち上がるか、人に引っ張ってもらわないとダメ。
しゃがむ姿勢も、お腹を圧迫するので痛くてダメ。
和式トイレだったら、痛くて使えないだろうと思った。
うつ伏せで寝ることもダメ。
寝ていたら、飼い猫がお腹の上に飛び乗って来て、傷の部分に着地した。痛くて声も出なかった。
腹筋が低下しているせいで、腰に負担がかかっているらしく、腰痛がひどい。
歩くと、その振動で傷が痛くなるので、知らず知らずのうちにすり足となる。
5月いっぱいは、寝たり起きたり状態で、ほとんどの時間を「病人」として過ごす。
術後1ヶ月目の教訓
いきなり良くはならない。時間が薬なので、焦るだけ損。
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