術後4年2ヶ月目
■2004/06/02 (水) ぴーこちゃん攻撃
朝方、腹痛と気分の悪さで目が醒めた。
まじで吐きそうに気持ち悪い。
そしてお腹がものすごく痛い。
この兆候は、非常にヤな感じです。
イレウスですか?
腹痛はもう慣れっこなので、痛くても別にどうってことないけれど、気持ちが悪くて脂汗が噴き出してくる。
ひょえ〜。
そのうちに、ぴーこちゃん攻撃襲来。
ひょえ〜。
詰まってないなら、それでいいです。
攻撃が治まったら、気持ちの悪いのもなくなった。
なんかヘンなもの食べたのでしょうか?
■2004/06/03 (木) 夫婦のかたち
夫の会社では外国人も働いていて、夫はアジア系外国人の男性Aさんと同じ課なんだそうだ。
Aさんは近頃、同じ国の人と結婚した。
残業で遅くなると、毎回のように奥さんから「何やってんだ〜!」と電話がかかってくるらしい。
奥様はなかなかね、きついお方のようなのですよ。
Aさんは、素直に「はい、はい」と話を聞き、なにやら言い訳もして奥さんをなだめて電話を切り、はぁ〜とため息なぞついちゃっているらしい。
そして夫に「うさぎさんのおウチは奥さんに電話しなくていいんですか? かけた方がいいんじゃないですか?」と真剣に忠告してくれるとのこと。
夫は、「ウチは平気。信頼されているから」と答えたそうだ。
その話をわたくしにした夫は言った。
夫「でしょ? 信頼してるよねぇ」
ぴ「………」
えっとですね。
わたくしのボキャブラリーにおいて、信頼してるとか、疑うとかには、「相手が気になる」というニュアンスが含まれているんです。
あなたの場合は、ある意味で放置されていると言ったほうが正しいかと…。
家庭内ではそれなりに気にもなりますが、家から一歩出たら、お互いに自分の世界があるでしょ。楽しんでください。
飲み過ぎ食べ過ぎ遊び過ぎで、わたくしや周囲に迷惑がかかるようなことにならなければ、うるさいことは申しませんよ。
自己責任、自己管理でしょ、ってことでもあるので、そこのところはよろしくお願いしたいのですが。
痛風発作なんて起こした日には、ただじゃおかないからねっ。
夫は今月、ニューカレドニアに行く。
旅行会社から、用意するものの案内や必要提出書類が送られてきた。
ぴ「掛け捨ての海外旅行保険に入っておいてよ」
夫「なんで? 旅行先で死んだって、生命保険に入っているからいいでしょ?」
ぴ「向こうで怪我したり死んだら、家族は迎えに行かなくちゃならないでしょ。救援費用どうするのよ? 掛け捨ての旅行保険だったら、そういう費用出るはずだよ。死んだら、遺体を日本に運ぶお金もかかるのよ」
夫「あ、そうか」
というようなことは、うちでは日常的にあっけらかんと話される。
死んだらとか、保険に入れとか、冷たい言葉連発で、はたで見ている人たちには、ここらへんが「夫婦喧嘩」「仲悪い」に見える事があるらしい。
いや、申し訳ない。
うちではそれが普通なんです…。
■2004/06/04 (金) 京へ。
今から、バーチャル五十三次。
根性入れて歩いてきます。
今日こそは京へ到着したい!
今さらPCウィルスのクレズが送られてくるのも驚きですが、毎回同じ方からなのも驚き。
どなたかはわかっているのですが、面識がないので直クレームすることをためらい、いつも相手の使用プロバイダーに連絡している。
すると、止まる。
しばらくすると、また送ってくる。
再感染を繰り返しているとしか思えない。
新しいウィルスが出ると、それにもしっかり感染しているみたいだし。
ここまで来ると、その人と使用PCの存在自体が犯罪だぁぁ、と言いたくなってくるのでございます。
ほんと、マジでかんべんして (ToT)
今でも知らない人だけど、リアルで会っても、絶対に友達になれそうにない。
あまりにも、学習能力なさ過ぎなんだもん。
ではでは行ってきま〜す!
やっと京に着きました!
出発したのが2003年10月27日だったので、約7ヶ月かかった計算になる。
始めた頃はヨロヨロだったけれど、最近は足元がしっかりしてきた感じ♪
そのうち、ジョギングなんてのも、できちゃうようになるんだろうか?
京到着を祝して、今晩は京料理にしようかな〜と思ったのですが、
おばんざい → 実物を見たことも食べたこともないので、イメージが湧きません
はも → まだ高い (ToT)
あとは京風ラーメンと、ちょぼ焼きしか思い浮かばない自分の発想の貧困さが悲しい…。
鯖棒寿司も京でしたっけ?
どれもうちで作るのは無理そうなので、素麺にいたしました。
爽やかさがこの時期の京っぽいイメージってことで許して…。
三条大橋のすぐそばにオフィスがあるという方から、歓迎のメールをいただきました。
どうもありがとうございます! (^o^)
今度は京から江戸へ下ってみます。
今の時期は気候がいいので、4ヶ月で江戸到着を目指したい。
到着予定は10月末。頑張るじょ〜!
でも、痩せないんです…。なんでだろ〜? (ToT)
■2004/06/05 (土) 地引網
明日は地引網へ行く。
朝6時からなので、土曜の夜中に出発予定。
今までは日帰りしていたけれど、それではちょっと身体がきついので、今回は終わった後で1泊して、ゆっくり帰ってくるつもり。
そう言えば、去年の地引網で日焼けして、へんてこりんな症状が出たことから「なんちゃって膠原病」が発覚したんだったっけ。
今回は日光対策に気をつけて、日焼け止めも塗りまくりますよ〜。
でも、天気はあまり良くないみたい。
予報では雨の確率60パーセントになっている。
日焼け止めより、雨具がいるかも…。
■2004/06/07 (月) 梅雨入りと五十三次
関東も梅雨入りした。
これからはウォーキングにはちょっとうっとうしい時期ですが、五十三次下りに出発します。
地引網は「曇り一瞬晴れ、ほとんど土砂降り」という天気。
それでも日焼け止めは塗って、帽子もかぶっていたのですが、どうもちょっと顔の色が黒くなったような気がする。
夫にも「焼けてない?」と言われたので、日焼けしちゃったのかもしれない。
海辺の紫外線恐るべし。
膠原病の主治医に怒られちゃうかなぁ…。
昨日は向こうで1泊。
今日は朝からどうにか動けたので、まっすぐ帰ってこないで泊まったのは正解だった。
いつもだと翌日はほぼ寝たきりだったし、その後2〜3日はかったるいもん。
■2004/06/08 (火) 反動
う〜ん…。
やっぱりダメでした。
だるだるで、今日はほとんど使いものになりません (ToT)
■2004/06/09 (水) これって私なの?
地引網の写真を見てびっくり。
わたくし、顔がパンパン…。
この前から時々、夫に「あれ、ぴょんぴょん、今日は顔が浮腫んでない?」と言われることがあった。
毎日のことではないので、太ったんじゃなくて、やっぱり浮腫んでいるんだろう。
腎臓も心臓も異常はない。
他の臓器も、特に異常は出ていない。
なぜ浮腫む?
利尿剤を常用しないとダメでしょうか?
バーチャル五十三次は大津宿を通過。
せっせと歩いて汗でもかいて、浮腫み解消といきたいものです。
ラブ●ディのお姉さんを目指すのだ!
できるかどうかはともかく、やらないと結果は絶対に出ない、ですよね…。
■2004/06/10 (木) 西瓜
今年もスーパーや八百屋さんの店頭に西瓜が並ぶ季節がやって来た。
がんの手術を受けるために入院していた時、同室だった方の元へお見舞いの品で小玉西瓜が届いた。
季節は5月。
おいしいからと言うより、珍しいからお見舞いの品にしたんだと思われた。
おすそ分けでちょっといただいた時、味に期待はしていなかった。
ところがこれが、えらくおいしかったんですわ。
わたくしはそれまで、小玉やクリーム色の西瓜は味がちょっと…という認識を持っていたけれど、そんなのフッ飛びました。
あの時、一緒に西瓜を食べた患者さんたち。
お姉さんは旅立った。
ハムスターさんも。
おうむさんも。
西瓜を食べるたび、サクッという音とうす甘い果汁が口に広がるたび、彼女たちとの日々が思い出される。
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あの〜。
C型肝炎とか、HIVって言葉、聞いたことはありませんか?
HPVだけ気にしていればいいってモンじゃないと思うんですが…。
HPVやガンだけが病気じゃないし、HPVやガンになったら他の病気にはかからないってことはありえないので、視野はできるだけ広くね。
■2004/06/13 (日) 来週の予定
今度の日曜は父の日なので、義父へのプレゼントを買いに行かなくちゃ。
膠原病専門医へ、この前の結果を聞きに行かなくちゃ。
乳がんと大腸がんの検診に行かなくちゃ。
避難器具の点検で検査員が部屋の中に入るので、ちょっと真剣に掃除をしなくちゃ。
病気する前なら、上記のことは1日ですべてできたと思うけれど、今は1日1個ずつが限度かなぁ。
4年もがん患者やってると、「前はできたのに」とか「他の人はできるのに何で私は…」って思うことが少なくなる。
病気する前や、他人と比べるのは無意味ということが本当に本当によくわかった。
他人はわたくしじゃないし、がんになる前より確実に年齢は増えているので、どうして比べられるの?って思う。
今は今で、昨日でも去年でもないんですよね。
夜。
食後にお腹痛くなっちゃってベッドでうなっていたら、ネットサーフィンしていた夫が「ぴょんぴょん、これすごい。このサイトのデザインかっこいい!」と呼びに来た。
妻の腹痛より、サイトデザインなのか…。
まぁ、わたくしの腹痛は毎度のことなので、夫は慣れちゃってるんだろうけれど、大丈夫ですかとか何かないのかしらね?
どんなに素晴らしいデザインなのか、起き出して見に行った。
はは〜ん。
夫「ね、ね。かっこいいよね」
ぴ「これ、何ていうか知ってる?」
夫「え?」
ぴ「ブログって言うんだよ」
色使いやレイアウトがかっこいいと言ってるのかと思ったら、夫はブログのシステムに驚嘆したらしい。
気持ちはわかりますが、夫もウェブマスターのはしくれである。ブログをはじめて見たっていうのは、ちと遅いんでないの?
それは置いといて。
これからはやっぱりブログの時代なんでしょうか。
う〜ん、悩む…。
■2004/06/14 (月) ………
梅雨の晴れ間。
相変わらず軽くだるだる気味だけれど、ウォーキングに行った。
もうすぐ草津宿に到着予定。
ランニングで追い越して行った陸上系の人の腰から下をじっくりと観察させていただく。
引き締まってますねぇ。わたくしも、ああなりたい。
がんばるっ!
40分ほど歩いたところでぴーこちゃん攻撃の予感があり、引き上げ (ToT)
この攻撃はいつもいきなり来るので、ボケボケしていられない。
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通販で買いたい商品があり、はじめて取引するネットショップに電話した。
商品番号など、相手の問いに答える。
「お名前どうぞ」「住所どうぞ」「電話番号どうぞ」「お支払いはカードですね。カード番号どうぞ」
ここまではわかるんですが、その次の質問がよろしくありませんでした。
相「生年月日どうぞ」
ぴ「は? 生年月日がなぜ必要なんですか?」
相「あ、これはアンケートですので、お答えいただかなくても結構です」
先に言え、先に!
ぴ「では、申し上げません」
話の流れで、たいした疑問も持たずに答えちゃう人っているんだろうなぁ。
こんな方法で個人情報を収集されたらたまらんわ。
メールが来る。
「がんサイトの管理人さま方に、この本を無料で進呈しています。ご希望の方は下記のメールアドレスにお名前とご住所、電話番号を書いたメールを送ってください」とある。
差出人は名前とメールアドレスしか書かれていない。住所も電話番号もなし。
いやん、そんなの怖くって返事出せないよ。
本を進呈するという名目で、がん患者の個人情報を収集してるんじゃないって保証はどこにあるの?
でしょ?
■2004/06/15 (火) 何かできてるし…
左足鼠蹊部に、ごりごり発見!
皮膚の中にビー玉くらいの大きさの丸くて固いものがある。
今回は痛くない。
何これ〜!?
来週の月曜日、婦人科にがんの術後検診の結果を聞きに行くから、忘れずに言わなくっちゃ。
うぅ〜、不気味でございます。
もうすぐ仕事が忙しくなるはずなので、体調を崩さないようにしないと後がない。
明日は、歯科へ行く。
膠原病に歯科は、実はけっこう重要だったりするみたい。
シェーグレン症候群だと唾液が少なくて虫歯になりやすいらしいし、膠原病専門医は診察時に必ず「口の中に潰瘍できていませんか?」と聞くので、明日はそこらへんもよく診ていただきましょう。
そう言えば先日、膠原病の医療サイトを見ていたら、「全身性エリテマトーデスの3年生存率は1950年代には約50パーセント。1990年代以降は95パーセント」という記載を見つけた。
生存率の劇的な変化は、ステロイド剤や免疫抑制剤の登場によるものとのこと。
骨盤内リンパ全郭清しているわたくしは、ステロイドによって大腿骨頭壊死症になった場合、人工股関節置換手術に伴うリスクが通常よりどのくらい上がるのか、かな〜り気になります。
延命を取るかQOLを取るかって話にならないよう、骨粗鬆症の治療もしっかりしとかなきゃいけませんねぇ。
何事も、準備はしておくに限ると思う。
使わなければそれが一番だけれど。
■2004/06/16 (水) いろいろ
歯の詰め物が取れてしまったので、歯科で入れ直してもらった。
他に虫歯はないし、口腔内にも異常ないですよって。よかったぁ。
次回、歯のクリーニングをして治療終了になるとのこと。
ちょっと年上の友人に用があって電話したら、更年期症状が出たらしく、具合悪いそう。
友「汗がダラダラ出て頭も重いのよぅ。そのせいかイライラするし、もういやになっちゃう。うんたらかんたら」
ぴ「病院で診てもらったら? 一般的な更年期症状なら、薬でかなり押さえられたりするらしいよ」
友「婦人科でしょう? 行きたくないわ」
ふ〜ん。
わたくしの中では、話はここで終わった。
彼女は健康体で、ホルモン補充療法が受けられないような病気は持っていなかったはず。
「病院へ行って治療を受ける」と「病院へ行かないで具合悪いままでいる」という2つの選択肢があり、病院へ行かないことを自分で選んだのだから、具合悪くてもしょうがないじゃん。
自分で選び、選んだ通りの結果が出ているのに、なぜ愚痴る必要があるのか、わたくしには理解不能。
病院に行きもしないで具合の悪さをただ嘆く、この不毛な会話につき合えるほど、わたくしは人間ができちゃいないんでございます。
やることやってから、騒げって感じ。
ひとりでずっと嘆いてるといいよ。さよなら。
ウイルス添付メールが届いた。
またまた、またまた、あなたですか!
いい加減、イライラする。
そろそろ気づけや、と言うか、たぶん、いや絶対に、わたくし以外の人からもクレームは行ってると思うんですよね。
厚かましいのか、賢くないのか…。
メアドを晒したい衝動を必死で押さえています。
わたくしの忍耐力を試そうなどと思うなよって感じ。
はふぅ。
■2004/06/18 (金) ………
衣類乾燥機の扉を閉めたら、パキッと音がして、何か落ちてきた。
部品が欠けちゃった…。
扉が閉まらないので動きません。梅雨だっていうのにもう〜。
洗濯機の柔軟剤投入口の蓋が閉まらなくなっちゃった。
掃除機のごみパックを入れ替えたら、蓋がいびつにしか閉まらなくなっちゃった。
これ全部、最近起こったこと。
身体がかったるくって、それでなくてもやりたくない家事。
気分をそがれるなぁ…。
まるで申しあわせたように故障が続くと、呪いでもかけられているのかと思いたくなっちゃう。
いや、「やらなくていい」ってことなのかもしれない (;^_^A
掃除機をだましだまし使っていたら、猫が押入れの中から毛ばたきを持ち出してきた。
自分の体より大きいのに、頑張ってくわえて持って来る。
おもちゃの猫じゃらしの大きい版だと、しっかり勘違いして、「遊べ」と要求される。
はい、わかりました…。
早く掃除終わらせないと、避難器具の点検の人が来ちゃうよぉ。
■2004/06/19 (土) キャンドルナイト
去年の今頃、夫の知人から「今度、100万人のキャンドルナイトというイベントをやります。自分は呼びかけ人の一人になってます。よかったら参加を…」とご案内をいただきました。
趣旨は、「夏至の夜、電気を消してキャンドルをつけてエネルギーを節減し、みんなと語り合うスローライフを。夜空も見よう!」みたいなことだったと思う。今ではよく覚えていないのです。Iさま、スミマセン… m(_
_)m
協賛イベントなども開かれたはず。
今日の夕方、夫がいきなり「キャンドル出して。今日はキャンドルナイトだ」と言い始めた。
今年もキャンドルナイトのイベントはあるらしい。
インターネットで調べたら、今日、明日、明後日の日程になっていた。
いきなりキャンドルと言われても、買いに行く時間はない (ToT)
クリスマスの使い残しを引っ張り出したけれど、食事するには暗すぎる。
はたと思いついて、押入れの一番奥に眠っていた最終兵器(?)を取り出した。
じゃじゃ〜ん!
結婚披露宴でキャンドルサービスに使った大キャンドル!
1.2.3…って赤い目盛りがついているやつ!
うちにあったキャンドルには、25まで数字が入っていた。
披露宴で儀式的にちょっと使っただけなので、1のところまでも溶けていない。
ぴ「これ、頑張って使わないと、今の結婚年数に合わないよ」
夫「そうだなぁ…」
ぴ「このキャンドル、他のおうちではどうしてるんだろう?」
夫「捨てちゃってたりするのかも…」
うるうる (ToT)
でも確かに、場所を取りますわね。
食事している間に、キャンドルについた1の数字が溶け出した。
わたくしたち夫婦は、キャンドル上ではやっと結婚生活2年目に突入しましたっ!
4年前、わたくしはガンになった。
あの時、病院に行かなかったら、このキャンドルは25まで燃えることを許されない結果になったかもしれない。
そう思うとなかなか感慨深いものがあります。
■2004/06/20 (日) 「信じられない」3連発
子宮がん患者サイトや医療サイトを、なんか勘違いしてる人がいるっぽい。
とくに掲示板。
ポルノを語る場所じゃないんですよぉ!
アクセス制限のない掲示板は、たくさんの人の目に触れる。
1対1の直メールとは違うって発想はないんでしょうか?
どのサイトの管理人さんもそうだと思うけれど、自分にわかる治療体験だったら、お返事はするでしょう。
でも「じゃあ、やらなきゃいいんじゃん」と思わず茶々を入れたくなるようなポルノチックな内容だったり、「だから何!? それが子宮がんや検診とどう関係あるの?」と一喝したくなるような書き込みには、わたくしだったら返事したくもない。
その記事を見て「この掲示板ではエロい話でも何でもOKなんだ」と勘違いしたズレた書き込みが続かないよう、ひたすら祈るだけです。
子宮がん関係のサイトって、変態対策大変よ。
困っているから、知りたいから、何でも書いていいってモンじゃないんです。
うちではないけれど、ものすごく余計なエッチいことまで書き連ねた投稿を見た。
クロスポストも相変わらず多い。
管理人さんの心境を考えるとたまりません。おねいさん、アタマ痛いです。
信じられない…。
うちのサイトの掲示板のいくつかは、5月18日から患者本人以外のかたの書き込みは削除対象になった。
トラブルが、ものすごく多くて… (ToT)
にも関らず「この掲示板は患者本人以外の書き込みはできないとのことですが、投稿させていただきます」という前置きの後、相談カキコしてきた患者家族のかた、おねいさん、アタマ痛いです。
断われば何やってもいいってモンじゃないんです。
信じられない…。
厚生労働省研究班が行った意識調査で、「これが無くなれば日本に発生するがんを何パーセント防げると思うか」という質問に対し、「ウイルス・細菌」と答えた人が一番多かったそう。
がんはウイルスや細菌で発症するものではないので、めちゃめちゃ間違っとります。
発がんの誘引になるウイルスがないわけじゃないけれど、感染していても発がんしない人もいるので、「細菌・ウイルス感染=がん」ではないのですが…。
だいたい、ウイルスや細菌で発がんするって確定なら、いろいろと対応策も取れるし、がん撲滅できるっしょ。
3人に1人の死因ががんのこの時代に、この程度の意識レベルなのぉ?
信じられない…。
台風が来ているせいか、なんか体調イマイチ…。
だるぅ。
■2004/06/21 (月) 再発なのかな???
がんの術後検診の結果を聞くため、坂の上病院へ行った。
途中で雨が降ってきて少し濡れ、病院についた時には、喘息様の咳が止まらなくなってしまった。
タイミングいいんだか悪いんだか…。
台風が来ていてたぶん気圧が急に下がったんだろう。そして、濡れてヒヤッとしたので、咳が出ちゃったんだと思うんですよね。
げほげほはぁはぁしていたら、今度は過換気発作の前兆到来。
婦人科の待合室で、ナースに「袋をください」と言ったら、「紙の袋はないから」と、透明のビニール袋をくれた。
しかたなく、それで「すーはー」していたのですが、これってシンナー遊びしているみたいじゃありませんか?
かなりアヤシく見えたみたいで、周囲の人は席を移って行った。
うるうる (ToT)
今日は婦人科だけの予定だったのに、ナースにも婦人科Drにも、「その様子では…。内科にもかかって行って」と言われてしまった。
はぁ〜。
前回、婦人科でやった術断端部細胞診はクラス1。
女性ホルモンE2の値は34。確かに低いけれど、考えていたほど低くない。
E2は生理周期によって変化するらしい。
基準値を調べたら、非妊婦の閉経前女性で、
卵胞期前期10〜 78
卵胞期後期31〜200
排卵期 103〜366
黄体期前期14〜225
黄体期後期251以下
閉経後は、18以下なんだそうだ。
わたくしは、両卵巣がなくて34なので、ちょっと嬉しいびっくり。
脂肪や副腎が、頑張って分泌しているんでしょう。
そして…。
Drは何やら言いづらそうに言葉を選んでいる。
Dr「腫瘍マーカーですが…」
ぴ「はい」
Dr「CA125とCA19-9は問題ありません。ただ、CEAがちょっと上がっています」
検査結果を見たら、CEA6.3。
正常値の上限は5なので、確かにオーバーしているけれど、わたくしは別にびっくりしないし、ショックでもないですよ。
この程度の上昇では、再発確定ってわけじゃないし、人生何が起きるかわからない。
わたくしだけが免除される突発事項なんて大してありはしないのだから、こういう時にオロオロしないよう、毎日根性入れて考え、生活してるんです。
何でもはっきり言っていただいて結構です。
ぴ「上がるとどんなことが考えられますか?」
Dr「胃、大腸、肺に異常があると、上がることがあります」
ぴ「胃カメラは去年の暮れにやりましたが、最後までできませんでした。胸のレントゲンは数ヶ月撮っていません。大腸と乳がん検診は、1年以上やっていないんです この前やった骨シンチで、骨以外の転移巣が映る可能性は?」
Dr「う〜ん、場所と造影剤によりけりで…、。とにかく、検査、全部やりましょう。胸のレントゲンは今日撮ってください。骨盤部CTは予約を取ってください。胃や大腸は、今日、内科で相談してください」
ぴ「このマーカー値、確かに正常値より上がってますけれど、この程度では何ともねぇ…」
Dr「そうなんです。このまま上がり続けたら要注意なんですが、今の時点ではね…」
ぴ「私は、取り立ててびっくりはいたしませんよ。マーカー値が桁違いでもないわけだし」
まぁ、何でも調べてみなくちゃわからないですね。
胸のレントゲンを撮った後、出来上がったフィルムを持って内科へ。
今日は主治医の診察日だったので、よかった…。
ぴ「今、婦人科でCEAが上がったので、胃とかの検査してって言われました」
Dr「胃カメラね。ん…。ぴょんぴょんさん、胃カメラすごかったんだよね」
ぴ「そうです」
Dr「バリウムでやろう」
ぴ「ダメッ! 胃カメラより精度が落ちる。意味な〜い」
Dr「だって、この前、中まで入れたところで苦しがって『抜いて』って言って、ちゃんと見られなかったじゃない」
ぴ「私が苦しがったんじゃなくて、先生がちゃんと入れられなかったんですっ!」
Dr「おっ、そう来たか。寝る麻酔だと入院になるよ」
ぴ「それでいいです」
Dr「胃カメラだけのために入院するのもなぁ」
それは、わたくしもそう思います…。
その後、どうしようかとカンカンガクガク。
Dr「僕がやるんだよ」
ぴ「『僕』はダメ。『僕』はイヤですぅ。この病院で一番うまい人を出して」
Dr「ひどい (ToT)」
ぴ「だってぇ…。この前、オエオエになっちゃったでしょっ。みんな、ああなんですか?」
Dr「確かに、あなたは反射、強いかもしれないね」
ぴ「胃カメラは俺に任せろっていうDr、いないんですか? ラパロ選手権があったら優勝しそうな人とか」
Dr「ラパロ選手権… (笑) うちの病院で胃カメラやるの、4〜5人だから…」
ぴ「その中で一番うまい人、だれ?」
Dr「じゃあ、内科の部長に頼もうか」
ぴ「そのDrでもオエオエになったら、私の胃カメラは誰がやってもオエオエでしょ、きっと。そしたら、次からは寝る麻酔でやりましょ」
Dr「僕の腕が悪いんじゃないって、証明されるのね…」
なんか漫才のような、先生を思いっきりこき下ろしちゃったような気がしないでもないのですが、すみません、やっぱり苦しいのはイヤなんです。
あれはなかなかエグいぞぉ。
胸のレントゲンは、「気管支が少し荒れている」とのことで、他には特に異常なし。
この咳が出ている真っ最中に撮ったレントゲンだもん、気管支が荒れていても不思議はないです。
明日は、乳がん検診のために外科へ行く予定。
これから2週間で、胃カメラ、注腸、CT、マンモグラフィー(たぶん)、胸の超音波(たぶん)があるので、病院通いが続く。
ぴ「食事制限のある検査ばっかりだぁ。ダイエットだぁ♪」
Dr「………」
あなたから見たら、こんなことで喜んでいるわたくしは不謹慎に思えるかもしれませんが、ポジディブに考えないと人生辛くなるばかりということを学びましたの。
Drに「一日で胃カメラと注腸とかダメ? 毎日1つずつとかできませんか?」と聞いたら「身体への負担が大きすぎるから、1つ1つやって間を数日はあけないとダメッ」とのこと。
間に、歯医者さんへも行かなくちゃならないよ〜。
■2004/06/22 (火) 今日の外科、感じわる〜。
乳がん検診のため、坂の上病院の外科へ行った。
結果から言いますとですね、わたくしはマンモを希望したのに、Drは触診して、「異常なし。これだったらマンモはやらなくていいみたい。必要ないのに浴びることないでしょ」と。
そういうモンなのかなぁ。
被爆のことを言っているのだとしたら、今回は被爆のデメリットより、マンモのメリットを取りたいのですが、わたくしの意見は聞いてもらえないのね…。
ただの検診じゃなく、腫瘍マーカー異常で検査受けてるんで、そこんとこ、どうよ?
一般的な乳がん検診時でも、触診はあまり意味ないからマンモにしましょうって流れのご時世に、何たる前世紀的な発想。
あなたが、微小な石灰化も察知できる、マンモ並みの魔法の指の持ち主とは知りませんでした。
アホくさ。
今回わたくしがそれでも引き下がったのは、一応、見るとこは見てるようだったから。
つまりですね。
は〜。
外科Drは、乳がん検診と共に、甲状腺の触診もしたんですわ。
そして「腫れているようだ…」と。
即座に喉の超音波。
腫瘍は認められなかった。
血液検査も行い、それは結果待ち。
今度は甲状腺かよっ!
この前、副甲状腺の異常疑いがあったし、なんちゃって膠原病もあるので、そのことを言ったら、「膠原病? どこで診察受けてるの? うんたらかんたら」。
わたくしが大袈裟に考えているんじゃないか、膠原病について何か勘違いしているんじゃないかと言わんばかりの口振り。
感じわるっ。
甲状腺と関連あるかもと思ったから申告したまでで、膠原病のセカンドオピニオンは、あなたに求めていません。
ほっといてよ。
膠原病が外科の扱いだとは知りませんでした。
あなたが膠原病の専門医だとは知りませんでした。
アホくさ。
乳がん検診は、以後はあなたじゃないDrか、病院を変えてやるしかないですね。
一度はマンモやって欲しいんだもん。
甲状腺は、血液検査の結果で異常があったとしても、あんたにだけは診てもらいたくない。
専門医行きますわ。
自衛!
夕方からは歯医者さんだ。
なんか忙しい…。
■2004/06/22 (火) 40万アクセス
うさぎの本宅は今日、40万アクセスを突破しました。
延べ40万人のご来訪をいただいたということですが、患者サイトという性格上、お一人お一人が苦悩や涙や不安を抱えての来訪だと思います。その数の重みをひしひしと感じます。
わたくしは自分ががんになった時、患者さんのサイトで体験談を読ませていただき、とても助かりました。
がん治療の方法や一般論は、医学書を読んだり、主治医に質問すれば答えが得られますが、治療を受ける側が肉体的精神的に実際どんな感じかを教えてくれたのは、他ならぬ患者サイトさんでした。
そして、一通りの治療が終わった後、経験者にしかわからないことも多々あるんだと、改めて感じました。
子宮がん患者サイトの先輩にあたる管理人さん方は、がん治療経験も、がん患者としての年数もわたくしより積んでいらっしゃるので、わたくしがご恩返しできる機会はなかなかありません。
その分をこれから治療される患者さん方に還元する気持ちでサイト運営をしてきたつもりです。
実際どれほどのお役に立てているのだろうかと自問自答することが多いのですが… (;^_^A
使命と言ったら大袈裟ですが、がんになった者にしかできないプチボランティアのつもりで、これからも、わたくしにできる範囲内で最大限のことをしていくつもりです。
うさぎの本宅は病気をテーマにしたサイトですので、賑わわないに越したことはないのですが、「がん」と診断される人が出ない日は一日もないのも事実です。
子宮がんを告知された患者さんが、これから自分に行われるであろう治療体験を知ることで、心配や不安が少しでも解消するなら、社会復帰やその人らしい生き方に戻るお手伝いがちょっとでもできているのなら嬉しいです。
先輩サイトの管理人さん方、さりげなく力を貸してくださっている医療従事者の方々、貴重なご意見をお寄せくださる患者さん方に、この場を借りてお礼申し上げます。
いつもありがとうございます。
そして、閲覧されている患者さんのご快癒をお祈り申し上げております。
■2004/06/23 (水) ………
両足とも、自分の足と認めたくないプルプル度。
うぅ〜、やっぱりウォーキングだけじゃ、だめなのかなぁ。
筋トレは、リンパ浮腫のことを考えると2の足を踏んでしまう。
どうしたもんだか…。
考えていても仕方ないので、今日もとりあえずウォーキング。
五十三次では、もうすぐ水口に到着します。
今日の夕方、夫はニューカレドニアに出発した。
また、しばらく息抜きができる♪
なんか調子悪いんで、自分のことだけ考えてちょっとゆっくりしたいなぁ。
でも来週は、月曜日CT、火曜日胃の内視鏡、木曜日注腸の前処置日、金曜日注腸なので、仕事も家事もあまりできそうにないから、今週中にある程度やっとかなくちゃ。
■2004/06/25 (金) ………
だるくて熱っぽい。
平熱なんだけれど、身体の芯に熱がこもっているような、ヘンな感じ。
動くことはもちろん、息をするのさえ、だるくていやだ。
早く治ってくれないと、来週の各種検査がきつそ…。
■2004/06/26 (土) 直メール、脅かしちゃってもいいかしら…
サイトの感想や励ましのメール、どうもありがとうございます。
それとは別に、最近、直メールで「どうしたらいいでしょう?」的なご相談が多いのですが、お返事は一向に出せていません。お出しする予定もありません。
以前から、治療体験についてのご相談は掲示板のみで対応させていただくと明言していますし、ご相談数の多さに対し、わたくしの持ち時間はあまり多くないという「需要と供給の大幅な違い」があります。
答えがすでにサイト内で書いてあることについて質問されると、「サイト内も読んでいないのだから、気を遣い時間を使って直メールに返事をしたとしても、それも読まないだろう」と思っちゃったりもします。
先日、「40万アクセスに感謝、これからもわたくしにできる範囲内では最大限の努力で…」と書いたばかりですが、その最大限の努力に「直メールでのご相談にお返事する」というのは含まれておりません。
わたくしの手に余りますので、悪しからず。
ぶっちゃけ、もしも返事を書くとしたら、
受診できない言い訳をわたくしにする暇があったら、受診してください。
または、
主治医に聞いてください。ネットじゃ誰にもわからない問題ですよ。
または、
それは、あなたが自分自身で考えることです…。
とお返事するしかないご相談内容が大多数です。
症状や部位の形状などなどをものすご〜く大胆かつ詳細に書き記した相談メール。
「お返事くださいね」と書いてあるけれど、実はこの人は男性で、わたくしをえっちな話の相手にタダでうまく使おうとしているんじゃないだろうか…と、激しく激しく激しく疑いたくなるような、一般的には「すんごいエロい」に分類されるであろう内容のものもあります。
そういうメールは、どう受け止めたらいいのか毎回困惑するのでございます。
「これって病気ですか? がんですか?」的な質問は、わたくしにはわかんね〜です。
ぴょんぴょん、医師免許持ってないし。
ということは、サイト内に再三再四書いているのですけれど。
患者サイトは、病気かどうかの判断を求める場所じゃありません。
それって一般常識よ。
メールに書かれたことだけで診断しろって言われたら、たぶん、本職のDoctorも「わかんね〜」と答えるでしょう。
それも一般常識よ。
「恥ずかしくって病院に行けません」は、気持ちはわかるんですが、内診せずに診察や治療ができる方法や病院があったら、わたくしが教えていただきたいくらいです。
今の医学では、診察・治療を取るか、死ぬのOKと腹をくくって受診しないかのどっちかしかないでしょう。
さて…。
そういうわけで、お返事はいつも出していませんが、それでも気になるんですよね…。
ちゃんと病院行ったかな、とか。
相談の直メールは、どんな内容のものにも「それって非常にヤバそうです。かなり進行したがんかもしれないから病院へ行ってください。今すぐに行かないと、ダメかもしれません。あなたには猶予なさそうです」って脅かすような内容の定型メール作って返事出しちゃおうかなぁと思う今日この頃。
万一、本当にがんで、わたくしからの来ない返事を待ちわびて受診の機会を逸したというより、「病院へ行ったけれど何でもないって言われた。ぴょんぴょんに脅かされた(怒)」と恨まれるほうが、わたくし自身は気が楽でございます。
まぁ実際には、そんなことで恨まれるのもなんだかな〜だし、そうまでする義理もないし、ご相談直メールへのお返事は「わたくしにできる範囲内では最大限の努力」を超えますので、いたしませんが…。
死ぬのも生きるのも、わたくしではなく、あなた。
そこんとこ、よろしく。
■2004/06/26 (土) 猫、怒っちゃいました
夫は旅行で不在。
わたくしはだるだる。
猫は、かまってもらえなくて退屈そう。
このパターンって、前にもあったような…。
昨日は本当に「もうだめぽ」状態で、ゴロゴロ、うつらうつらしていた。
時々猫がやって来て、鳴きながら身体の上によじ登ったり、わたくしの手や足を噛んだり。
すごく怒っているみたい。
でも、相手できる状態ではないので放っておいた。
夜中にも何回かしつこく鳴いていたけれど、ご飯もお水もあるはずだし、ちょっと今日はカンベンしてよ〜って感じで無視。
今朝起きて、びっくり&大爆笑。
わたくしのまわりに、猫のおもちゃが散乱している。
猫じゃらし2本、ねずみのおもちゃ3個。
これらはすべて、別の部屋に置いてある猫のおもちゃ箱に入っていたはず。
遊んでもらいたい猫が、わたくしの手元まで持って来てしつこく起こしていたようだ。
寝る時は明かりを消しているから、こんなことになっているなんて思ってもみなかった。
は〜、ごめんなさい m(_ _)m
今日は、昨日よりリカバったので、ちょっと遊んであげようかなぁ。
身体は昨日よりラクになったけれど、脳は活性化していないみたい。
今日は夫が帰ってくる日なので夕食作らなくちゃ、明日はCTだから食事制限が、と気合を入れて、フラフラしながらも軽く掃除などしてみちゃったのですが…。
今日って、26日の土曜日じゃん。
一日寝ていて日付の感覚が狂っちゃったのかな。
日曜日だと勘違いしていました (;^_^A
ま、いいか。一日得した気分ではある。
ぴょんぴょん、頑張れ!と自分を叱咤激励してみる。(他人から言われたくはありません)
ウォーキングにも行っちゃうぞ。
とつげき〜!
ウォーキングに行き、途中でスーパーに寄った。
いろいろとお買い上げ。そして…。
「燃焼系」のCMじゃないけれど、バス(燃焼系ではタクシー)に乗って帰ってきた自分が悲しいかも。
(;^_^A
■2004/06/27 (日) ニューカレドニア
夜11時頃。夫が帰ってきた。
猫は大喜びで遊んでもらっている。
ニューカレドニアって、とってもいいところなんだって。
わたくしは、いろいろと事情があり、たぶん一生行く機会はないだろうけれど、ちょっと心引かれる。
お土産はTシャツとコーヒーとチョコレートとタルト。
タルトのパッケージには「Made in Australia」と書いてあった。
あはっ…。
左足鼠蹊部が痛い。
なんだかな〜。
夕食のデザートにタピオカココナッツを食べたら、その後、胃が重くてなんか気持ち悪い。
タピオカはかなりゆでたので、たぶん大丈夫。
ココナッツミルクに問題があったんでしょうか?
■2004/06/28 (月) ………
今日は腹部〜骨盤部CT。
撮影は、問題なく短時間で終わった。
わたくしはアレルギーがあるので、CT撮影に造影剤は使わない。
注射などの痛いことが何もないCTは、検査の中ではラクで好き♪
CTですべての診断がつくといいんだけれど、実際はそうもいかない。
医学の進歩に期待したいところ。
考え方は確立しているけれど、まだ実現されていない医療は数多くある。
難しいことは望みませんが、無痛注射ってどうにか実現できませんかね?
実は充分難しいのかなぁ?
スタートレックみたいなやつ、きぼんぬ。
明日は胃の内視鏡。
内科主治医お勧めのDrのお手並み拝見となります。
喉のとこでモタモタするの、なしね。
入れられなくって、途中で休憩するのも、なしね。
あんまり苦しいと、今度は暴れるぞぉ。
さっさとやってくださいねっ!
■2004/06/29 (火) 胃内視鏡
終わった〜。
朝1で坂の上病院へ行き、内視鏡室へ。
まず、胃の中の泡を取る水薬を飲まされた。
通常は、その後でキシロカインゼリーを口に含み、飲み下して喉に麻酔をかける。
わたくしは、今までの苦い経験から、ナースに「キシロカインスプレーも使って欲しい」と申し出て、キシロカインスプレー → キシロカインゼリー →キシロカインスプレー と、念入りに麻酔してもらった。
次に、胃の動きを止めるためにブスコパンを注射。
Drが登場し、すぐに検査をはじめるのかと思ったら、問診された。
わたくしの内科主治医から「今日の患者は反射強いよ」と聞いていたらしく、寝る麻酔を使いたいそうだ。
え、じゃあ入院?と思ったら、ホリゾンを使いたいと。
ホリゾンとセルシンは同じ薬ですよね?
それって、「寝る麻酔」って言うのかいな?
わたくしは前回、セルシンを使ってやってみたけれど、注射が痛かっただけで効かず、嘔吐反射出まくりで検査を途中で中止してる。
「そこんとこ、どうなんですか?」と聞いたら、「じゃあ、別の薬にするかなぁ」と。
カルテを見ながらいろいろと質問された。
Dr「内視鏡、なんでぴょんぴょんさんの主治医がやらないんだろう? あの先生、うまいのに」
ええ〜!?
ぴ「前回、オエオエで最後までできなかったので、わたくしが主治医に『あなたではイヤだ』と言ったんです。『一番うまい先生に頼んで』と言ったんです。先生は、私の主治医の推薦なんですよ♪」
Dr、苦笑。
Dr「前回の検査ではセルシン使ったの? カルテには何も書いていなんだけれど」
ぴ「1本打ちました」
Dr「どのくらいの量? って聞いてもわからないか」
そうですね。
記録がないのはそちらの不備であって、わたくしの管轄じゃございません。
Dr「ハルシオンで呼吸困難起こしたことあるんだね」
ぴ「はい」
Dr「どうなりましたか?」
ぴ「息は吐けるのですが、吸おうとしても喉が狭くなっているようで吸えなくなりました。20年くらい前の話ですが」
Dr「ふむ、喘息はないですね?」
去年の夏に、いきなりめまいを起こして気分が悪くなり、気持ち悪くてはぁはぁしていたら過換気になっちゃった時の記載を見て、
Dr「メイロンも使ってるのか…」
ぴ「ああ、めまい起こした時ですね」
Dr「他に、薬で具合悪くなったことは?」
メイロンでは具合悪くなっていないのですが…。
具合悪くなったので、メイロン使ったんです。順番が逆ですよ。
な〜んかヤな感じ。どうも風向きが怪しいなぁ。
呼吸抑制を起こしそうな薬のアレルギーについて、かなり神経質に質問されたので、セルシンは効かなかった、デパスは1錠で1日半ノビちゃったと言ったらば、
Dr「ノビちゃったって、どうなったの?」
ぴ「寝たまま、身体が起こせなくなりました」
Dr「お酒、飲みますか?」
ぴ「はい」
Dr「じゃあ、セルシン効かないかもね」
わたくしが、いろいろな薬で副作用出ちゃったり、アレルギーがあったり、効き目が出ないのがかなり気に入らないご様子。
あのね、好きでそうなってるわけじゃないの。体質もあるでしょ。それは、自分ではコントロールできませんよ。
ついでに、それらすべての薬は、病院で診察を受けて処方されたのにも関らず、わたくしには合わなかったの。
そういうのって、わたくしが悪いのかいっ?
Dr「精神的な病気ありますか?」
はぁぁ?
ぴ「精神科を受診したことはありますが、病気の診断が出たことはありません」
あなたは、わたくしに何かの病名を進呈したいわけ?
わけわかんね〜。
結局、今回はホリゾンを静脈注射することになり、点滴が入れられた。
血中酸素濃度を測るサーチュレーションもつけられた。
前回はセルシンを筋肉注射して、えらく痛かったけれど、今回は点滴から入れたので、そんなに痛くはなかった。
でもやっぱり、薬を入れた時は「おお、今はここに薬が来てるぅ」って感じで血管痛がしましたが。
セルシンやホリゾンは、薬そのものが痛いんですね。
さてさて、その後は超嬉しいことに、あまり反射も出なくて検査終了。
やっぱり寝ちゃうところまでは行かなかったけれど、今までやった胃カメラの中では一番ラクだった。
ラッキ〜。
反射出まくりだと、それ自体も苦しいけれど、逆流する胃液で食道が荒れちゃうらしく、いつも検査後2日くらい喉から胸にかけて痛かった。
ものを飲み込むのも苦痛で…。
今回はそれもあまりない。
ありがたや、ありがたや。
検査が終わって「もう帰っていいですか?」と聞いたら、「だめ。処置室で少し休んで行って」と言われた。
処置室で横になっていたら、いきなり眠気到来。
わたくしって、後から効いてくるタイプなのかも…。
1時間ほど寝て、帰宅。
今回のDr、感じは悪いけれど、手技はうまいじょ。
この人は職人さんタイプと見た。
薬の使い方もうまいんでしょうね。
この薬の使い方をしてくれるなら、次から内科の主治医にやらせてあげてもいいかも。
家に帰ってきてから、普通に動けると思いきや、ちょっと違った。
シャキシャキ動くことはできる。
でも、いきなり眠くなる。
それの繰り返し。
なんだ、これ?
今日はあまり使い物になりそうにないけれど、胃カメラがラクだったから、まぁいいか。
今日の内視鏡室で会ったおばあちゃまは、キシロカインスプレーを1回噴霧したのみで、特に苦しそうでもなく、スムーズに検査が終わっていた。
多くのDrが「若いと、比較的反射が強い」と言う。
反射の強いわたくしは「若いのね♪」とひとりこっそり喜んでみる。
でも、あんまりうれしくない。全然嬉しくないぞ (ToT)
■2004/06/30 (水) 病院って、「そんなもん」?
昨日の昼間は、やっぱりどこかボーッとしていたらしく、夜になってからシャキッとしてきた。
そして、胃カメラ前の問診の一部にだんだん腹が立ってきた。
薬を使うので、Drや看護士さんにいろいろと質問されたわけです。
看「緑内障や、心臓の病気はありますか?」
ぴ「ありません」
胃の動きを押さえるためにブスコパンを使うので、この質問は妥当だと思う。
男性だと「前立腺の病気はありますか?」という質問が追加されるはず。
わたくしは女性に分類されるので、前立腺うんぬんについては聞かれない。
と言うか、もしも聞かれた場合は「はぁ?」ですよね〜。
わたくしがブッ飛んだ質問は、Drが発した。
Dr「お子さん、何人ですか? 妊娠してますか?」
ぴ「子供はいません。子宮がんで子宮摘出しているので、現在、妊娠していません」
子供が何人いるか、という質問は許してあげましょう。
妊娠うんぬんについては、カルテに子宮がんの既往症が書かれているはず。
読めや。
今回の胃カメラは、婦人科でがん再発を疑われた結果行うことになったものである。
わたくしは、子宮がん患者なわけです。
婦人科Drからの「治療歴・再発に関する考察」などの申し送りがカルテに書いてあるのを、わたくしは見た。
あんたも見ろや。
子宮がんで子宮摘出した女性が、その後どうやって妊娠するの?
わたくしにわかるように、そのメカニズムを教えてください。
それから、その手の質問で深く傷つく患者さんは多いので、悪意なく間違えたとしても、言っちゃった後には「失礼しました」と謝ること。
昨日は、謝罪の言葉なかったですよね。
こっちが薬でボーッとしてるんじゃないかと、ナメてんじゃないぞぉ!
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