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ぴょんぴょんのがん患者スーパー格言集

ぴょんぴょんが常日頃、自分に対して言い聞かせていることです。参考までにどうぞ。

大前提
人間いつかは死ぬ。

しごく当たり前のこと。そして、「尊厳あるがん患者」への道は、これを理解・納得することから始まる。
あ行
諦めが笑顔につながることもあると心得よ。

叶うはずのない望みに固執して「叶わない。何で?」と嘆くより、すっぱり諦めて発想の転換を図った方が精神衛生上いい時もある。
明けなかった夜はない。

「こんなに辛いことはない」「何でこんな目に遭うのか」と落ち込みそうになった時に唱える言葉。
あなたと私は別の人間。

まったく同じ経過、同じ治療なんて存在しないので、他人の治療体験は「参考」と考える。「あの人と同じじゃないから」とくよくよするのは無意味。また、他人の気になる症状が結果的に問題なかったから「自分の症状も平気なんだ」と、勝手に解釈するのは危険。あくまでも受診が基本。
アホは相手にしない。

病気に理解のない人もいる。言ってもわからなかったら相手にしてもしょうがない。いろいろと説明したり討論しても理解してもらえないし、感謝もされない。やるだけ時間の無駄。疲れるだけなので放っておくに限る。
生き残ることが「勝ち組」ではない。

「死んだら負け」という考えに強く固執すると自分も周囲も苦しめる。笑顔で死ぬのが私にとっての「勝ち組」。だいたい、今まで死ななかった人間なんて一人もいないのよ。
医師とじっくり話したかったら、診療時間の最後に行け。

待っている患者が多いと医師も焦る。話が長くなりそうだったら、こちらにもそれなりの戦略が必要。
医師は使い分けるべし。

医師と言えども専門分野以外の症例治療には疎い。子宮がん治療の後遺症をすべて婦人科で治療してもらおうとすると無理がある。診てるようで診ていないことがあるので、別の科の受診も考えるべき。
医師は万能ではない。

良い医師でも専門外のことには詳しくないのが普通だし、現代医学には限界がある。また、人間なのでミスすることもあるので「すべてお任せ」は危険。自分で自分を守らなかったら誰が守ってくれる?
医療従事者だから患者の気持ちがわかるとは限らない。

毎日病人と接しているのだから、こちらの気持ちをわかってるだろうと思うのは大間違い。「自分が病気になって、初めて患者さんの気持ちがわかった」と言う医療従事者も多い。要求やクレームは、口に出して言わないと駄目。
怒る前には10数える。

体調が悪いとイライラして怒りっぽくなる。とりあえず10数えて、それでも怒る気力があったら、かなり腹立ってる証拠。盛大に怒って良し。
か行
我慢や忍耐には、する価値のあるものとそうでないものがある。

そのものズバリ、見極めが大切。
「がん印籠」は出しどころが肝心。

がん患者に出しても一蹴されるのがオチ。一般人に対しても、出しまくると効果はなくなる。
「がん患者」イコール「仲間」ではない。

同病だから、いつでもたっぷり慰めてもらえるだろうという期待は甘い。向こうにも体調、都合、考えがあるということを忘れてはいけない。
がん患者同士は、またとない親友にも最強の敵にもなりうる。

同病でしかわかりあえない部分がある。でも、相手に依存し過ぎると重たがられて嫌われる。
「がんだから何をしても許される」と考えるのは大間違い。

相手にも忍耐の限度はある。
がん治療、本当の勝負は退院後。

がんとわかってから治療して退院するまでは数ヶ月か長くても数年。それからも生き続けるのであれば、退院後は何十年もの間、ずっとがん患者か、元がん患者という位置づけになる。入院中は周囲の人もあれこれ気遣ってくれるが、それがずっと続くわけではない。退院後の回復期は「気の持ちよう」で具合悪くも良くも感じるし、病気に対する理解がまったくない人から心ない言葉を浴びせ掛けられたりもする。自分をどうコントロールしていくかは術後の大きな課題。
がん治療は時間との戦い。

「がんかもしれない」と思ったら、さっさと受診するに限る。家で考え込んだり、「がんかもしれない」と周囲に言っているだけでは治らないし、本当にがんだったら、その間にも病気は進む。告知されてから治療に入るまでの待ち期間が長くて不安な時は、主治医にズバリ「すぐに治療しなくて大丈夫なんですか?」と聞くべき。
がんになったからといって、人間を辞めるわけじゃない。

がんになったから、すべてが終わりというわけではない。やけっぱちになって周囲に迷惑をかけまくるのは考えもの。ほどほどに。
「頑張らない」のと「甘やかす」のは違う。

できないことはしない。できることはする。それしかないでしょ?
「頑張れ」という人に限って頑張れない弱虫。

健康な人から無造作に投げかけられる「頑張れ」という言葉に腹が立った時、こう思ってひとり溜飲を下げる。
がんを100%防ぐ方法はない。

なる時はなるし、ならない時はならない。もうなっちゃったものはいくら考えても治らないので、治療とこれからの生活設計を考える方に時間を使うべき。
気になる症状は即受診。

診察を受けなければ白黒つかない。これ、すごく重要。
苦痛は自分にしかわからない。

そのものズバリ。「あなたは私よりいいわよ」もナシで。
悔やんでも取り返せないことは悔やむな。

悔やむ時間、悔やむエネルギーがあるなら、それを楽しく生きる時間・エネルギーに向ける。人生長いようで短いから時間は大切に。
くよくよ考えるのは時間の無駄。

同じ長さの時間を費やすなら、建設的なことに使った方がいい。
愚痴は相手を見て言え。

ところかわまず言いまくると、友達を失う。家族も引いていく。
行動と心配は反比例する。

やるだけやると、心配は少なくなる事が多い。
「こんなに辛いのは自分だけ」の連発は軽蔑される。

言う時は場所と相手を見てから。みんな1つや2つは辛いこと持ってるもん。
混乱している時は会う人を選べ。

告知されたばかりの時や、治療が辛くて心身共にまいっている時には、後から考えるとヘンな言動をしていたりするもの。そういう状況をも受け止めてくれる人とのみ会うほうがいい。
さ行
騒ぎ時が肝心。

いつもいつも「心配」「不安」と言っていると、そのうち誰からも相手にしてもらえなくなってしまう。
「自分だけは別」という事柄はこの世に滅多にない。

そのものズバリ。
死ぬ時は死ぬし、助かる時は助かる。

なるようにしかならない時もあるので、やるだけやったらどーんと構える。
周囲を見ないと赤っ恥。

TPOはすごく大切。例えば、病院は病気の人が行くところ。自分と同じ状態の人はいっぱいいるので何事も順番。具合が悪いならともかく、不安だけで大いに騒ぐと「みんな同じ。うるせ〜!」と周囲の患者から反発を食らう。
診察時、わからないことはすべて聞く。

患者への説明は医師の仕事の一つ。それを要求して何か問題ある?
時間だけが解決してくれる事柄もある。焦るだけ損。

そのものズバリ。
事実を受け入れないと将来は見えてこない。

「将来」は「現在」の上に築かれるので、現状認識はしっかりと。事実を把握していれば対処法も考えられるでしょ?
自分の権利を叫ぶ時は他人の権利も尊重すべし。

相手に対する気遣いは必要。ただし、自分勝手な人が叫ぶ「権利」は認めてやらなくて良し。
すべてをがんに結び付けて考えるのは危険。

子宮がん治療後の気になる症状をすべて子宮がんの転移や再発、後遺症と考えるのは危険。がんになったから、もう他の病気にはならないということはあり得ない。別の病気の可能性についても考えてみるべき。
生より生活の質。

延命とQOL、どちらか一つしか選べない場合はこれ。
存在しないものを探すのは時間の無駄。

そのものズバリ。だってないんだもん。
た行
退院後の回復は亀の歩み。

退院後しばらくは、毎日数回唱えていた言葉。焦ってもしょうがない。
他人は代わりになってくれない。

治療結果は、いいことも悪いことも自分に返ってくるので、決定は自分自身で行なうべき。
他人への依存は自分の首を締めるだけ。

そのものズバリ。
種まきせずに収穫はない。

受診せずに「体調が悪いのが心配」、治療せずに「病気を治したい」というのは無理な話。
「たら」「れば」は惨めになるだけ。

「○○しなかったら病気にならなかった」「○○してればよかった」なんて考えても時間が戻るわけではない。これからのことを考える方が有意義。
知識は心強い親友。

そのものズバリ。
治療前と治療後、体調を比べるのは無意味。

術前と術後は身体の作り自体が異なるので、体調が違うのは当たり前。
辛い時にはまず笑う。

私はこれで、口回りの不満そうな皺がかなり防げてると思うけど?
できないことを要求する他人はアホ。

できないことはどうやってもできないので、事情をよく知りもしないアホな他人の好き勝手な言動は気にしない。心の中で巨大な軽蔑を与えて付き合いEND。
闘病の形は人それぞれ。マニュアルはない。

そのものズバリ。
どう考えるかは自分次第。

いいようにも悪いようにも解釈できるということ。どっちを見た方が楽しい?
どん底より下はない。

「こんなに辛いことはない」「何でこんな目に遭うのか」と落ち込みそうになった時に唱える言葉。一番下まで落っこちてたら、それより悪いことはもうない、きっと…。
な行
泣いて過ごしても笑って過ごしても一日は一日。

一日の長さは変わらないので、楽しく過ごした方が得。
納得は人生最大の味方。

納得して行なったことは期待した結果が出なくても悔いが残りにくい。
何はなくともQOL。

そのものズバリ。
人間、死ぬまでは生きている。

プライドをなくしてはイカンよ。
は行
歯医者に行って頭痛の治療を求めるな。

餅は餅屋ということ。婦人科で婦人科領域以外の治療を求めても無理。医療従事者以外に診断を求めても無理。健康な人に病気の辛さを訴えても理解してもらえないことが多い。TPOを考えないと、とんでもないことになる。
バランスの問題。

悪い面ばかり見るのは駄目。いい面ばかり見るのも駄目。傾倒し過ぎは考えものってことで。
病院での抗議は速攻に限る。

痛い時はすぐに「痛い」と言えば、対応してもらえるかもしれない。後から言うと「ごめんね」で終わり。
病院では何でも言うだけ言ってみる。

そのものズバリ。
開き直りも時には必要。

そのものズバリ。
不幸だと思ったら不幸になる。幸福だと思ったら幸福になれる。

気の持ちようは大きい。
プライドは死んでも残る。

私がいなくなっても、みんなの中には私の思い出が残る。いい思い出として残るか否かは私の生き方次第。
ホームページはとりあえず見てみる。聞くのはそれから。

全部読んでみると、知りたいことはもう書いてあったりする。よろしくお願いいたしますっ!
本当の敵は自分自身。

すべてが終わるのは、がんをコントロールできなくなった時ではなく、自分の弱さに負けた時。
ま行
まず行動。結果は後からついて来る。

何もしなければ成果も出ない。自分に有利なことがいきなり出現するなんてことはめったにない。やりもせずにいい結果だけ望むのは甘い。
無知は恥ではない。
無知と気づいてからも知ろうとしないのは大いに恥じるべし。

そのものズバリ。
メリットだけの事柄なんて存在しない。

同じく、デメリットだけの事柄も存在しない。どちらかが大きいだけ。
メリットとデメリットは必ずセットになっている。

そのものズバリ。
や行
やるだけやってみて駄目だったら諦めもつく。

そのものズバリ。
優先順位を間違えると死ぬことがある。

仕事、家庭、社交、病院。具合が悪い時や、死ぬのが怖いって人が最優先に選ぶべきものはどれ?
ら行
ラッキーはそばを通るだけ。つかむのは自分。

身近に寄ってきた幸運も、つかまなければ自分のものにはならない。つかむ努力は必要。ただ待っているだけでは駄目。
わ行
わかっていてやらない時は愚痴や文句を言う資格がない。

そのものズバリ。
悪いことの中にも、いいことは必ずある。

「いいこと探し」は精神衛生の栄養。
最後に
ルールを決めるのは私。

私の人生のルールを私が決めてどこが悪い? ただし、人に迷惑はかけないこと。

2003.7.18   記
2005.8.31 更新


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