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細胞診の結果

まずはじめに、がんの病期(ステージ)と、細胞診の結果(クラス)はまったく別のものです!
子宮がん検診では初めに細胞診を行うので、その結果をがんのステージと勘違いし、「がんです〜。死ぬかも〜」とパニクる方も多いのですが、がん検診の結果として伝えられるのは、細胞診クラスであることがほとんどです。

細胞診には実はいろいろな評価方法があるのですが、私たちがよく聞く細胞診の結果は、パパニコロウ分類か、パパニコロウ分類に手を加えた日母分類か、「陰性、偽陽性、陽性」で分ける分類方法(うさぎの本宅では便宜的に「3分類」と呼びます)のいずれかが多いです。


●細胞診分類

↓3分類 ↓パパニコロウ分類 ↓日母分類 ↓細胞診所見 備考
陰性 クラス1 正常である
クラス2 異常細胞を認めるが正常(良性異型) クラス2を「クラス2a、2b」や「クラス2、クラス2r」と分ける施設もあります。
偽陽性 クラス3 悪性を疑うが断定できない(良性、悪性を判定しがたい細胞)
3a 軽度異形成を想定 クラス3を「クラス3a、3b、3c」と分ける施設もあります。
3b 高度異形成を想定
陽性 クラス4 上皮内癌を想定
クラス5 浸潤癌(微小浸潤癌を含む)を想定
判定不能 固定不良、塗抹不良、細胞変形、細胞数不足等による場合


またまたくどいようですが、細胞診は、「問題ない人」と「もう少し詳しく調べた方がいい人」を選り分ける大きなふるいのようなもの、第一次選別です。
ですから、ここでアヤシイ結果が出ても、慌てないでください。

細胞診だけでは、がんかどうかはっきりとはわかりません。
分類表をよ〜く見て欲しいのですが、「疑う」とか「想定」という言葉が入っているでしょう?
本当にがんかどうかを確定するためには、もっとたくさんの検査が必要です。
細胞診で引っ掛かり再検査したら「がんではありませんでした」という結果が出たという方は、驚くほど多いんです。

判定不能と出た場合も、判定できないほど悪いのではなくて、取った細胞は量が足りなかったとか、変質していたので検査には使えませんでした、ということです。
パニックになられませんように!!!


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