子宮体部がんの危険因子
子宮体部がんの発生頻度は、動物脂肪の摂取が多い国ほど高くなっていて、同じ日本人でも、日本国内に住んでいる人より、欧米に住んでいる人の方が発生率が高いのだそうです。
そのため、発がんの一因に、脂肪の中に溶け込んだ女性ホルモン(エストロゲン)が関わっているのではないかと考えられており、日本で体部がん患者が増えているのも、肉食を主とする「食生活の欧米化」が関係しているのではないかと言われています。
一般的に、以下のような女性は子宮体部がんになりやすいと言われています。
●肉食を好む
●未婚
●妊娠経験がない
●閉経後
●初婚・初妊年齢が高い
●妊娠回数・出産児数が少ない
●30歳以後の月経不順
●卵胞ホルモン剤を長く使っている
●タモキシフェンという乳がん治療薬を使っている
●肥満
●高血圧
●糖尿病
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