がんが再発していたら
「腫瘍マーカーが上がっているから検査」ということは、「がんが再発しているかもしれません」ということ。
もちろん、たまたま上がっていただけで、再発ではない場合もある。
わたくしが腫瘍マーカーの異常でやった大きな検査一式の結果がそろそろ出る。
来週か再来週の頭にでも、病院へ聞きに行かなくちゃ。
外科のDrが見つけた甲状腺の腫れも、血液検査の結果が出る頃だ。
腫瘍マーカーのオーダーも出ていたようだったので、外科のDrは、もしかして甲状腺のガンを疑ってる?
坂の上病院の血液検査はいくつかの項目がセットで、Aセット、Bセット…の中から、Drが選ぶシステム。
定食みたい (;^_^A
血液検査を1つだけの項目でオーダーするってことはあまりないようなので、腫瘍マーカーを調べたかったというより、甲状腺の血液検査セットに腫瘍マーカーがたまたま含まれていたという方が妥当なのかもしれない。
以前、「これとこれも調べてください」と希望したら、セットオーダーに項目追加する操作が大変そうだった。
Drが「こういう時、面倒くさい」とこぼしていたっけ。
さて、結果が出ていない現在、わたくしは、がんが再発しているかもしれない疑惑状態なわけです。
で、もしも再発していたら、何をどうしようか一応考えてみようかと思ったのですが…。
医療保険に入っているので、積極的な根治治療を希望しても費用の心配はなさそう。
根治治療するなら坂の上病院ではなく、がん専門病院で受けたいので、転院はしなくちゃならない。
受ける治療の内容によっては、子宮がんの根治治療を受けたなぎさ病院へ帰ることも考えたい。
坂の上病院は「セカンドオピニオンや転院は患者の希望に従う」という運営理念を掲げているので、揉めることはないだろう。
がん専門病院と、なぎさ病院のどちらにするかの分かれ目は、がん治療可能な、どの病院でもできる治療なら入院設備のいいなぎさ病院、その他の場合はがん専門病院って感じかな。
でも、先方の都合で、転院受け入れまで少し待たなくちゃならないかもしれないですね〜。
あ、昔買ったかつら、お姉さんにあげちゃったので、抗がん剤治療を選択したら、かつらだけは買わなくちゃ。
治療を希望しなかった場合、または余命告知されたら、近い将来、わたくしは死ぬことになるだろうけれど、行きたいホスピスは決めてあるので、いざと言う時に「どこにしよう? どうすりゃええの?」状態にはならないだろう。
遺言はすでに正式なものを作成してあり、弁護士が執行人になっている。
葬儀と遺骨の埋葬方法についても、わたくしの希望を述べた書面は作ってある。
遺影は、45歳になったらTの写真室で撮って、以後、何歳で死んでもそれを使おうと思っていた(あは…。ある意味では詐欺?)のでまだ撮ってない。
う〜ん。
ほとんど何も考えることがない。
事務的なことは、転院の手続きと、医療保険の手続きと、遺影撮影をすればいいだけっぽい。
一度しっかり決めておくと、こういう時に肉体的にも精神的にもラクチンだと思う。ほんとに。
2004年7月9日 記
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