子宮がん・卵巣がん患者サイト「うさぎの本宅」

総合メニューへ サイト内検索 掲示板とゲストブック コンシェルジュ(サイト利用時のサポート) 携帯サイト・うさぎの本宅モバイル メールはこちらから |ぴょんぴょん |

ホーム> メニュー> ぴょんぴょん徒然草> 医療ミスはこうして起きるのかも…と思った話 その2

医療ミスはこうして起きるのかも…と思った話 その2

子宮がんになったぴょんぴょんは、入院して手術を受けることになった。
「医療ミスはこうして起きるのかも…と思った話 その1」の体験があったので、点滴や薬にはすべてチェックを入れた。
飲み薬は何のためなのか聞き、点滴の瓶がいつもと違うと、打つ前にギャーギャーと猛烈に抗議した。
薬については、納得のいく説明が得られたので飲んだ。
ぴょんぴょんがいつもしていた点滴は抗生剤で、2液を混合する仕組みになっていているのだけれど、うまく混合できない場合があって、そのような時は他の瓶に入れて混ぜ合わせるため、いつもと違う瓶になることがあるのです、という説明を受けた。
うるさい患者だと思われてもかまうもんかと思った。
病気で死ぬのは仕方ないけれど、「間違って」死ぬのはまっぴらごめんだった。

当たり前のことだけれど、入院中のぴょんぴょんは具合悪い時が多かった。医学の勉強をしたわけでもない。
だから、意識がない時に施される治療や、自分の持っている医療知識以上のことは、チェックのしようがない。
「安心しておまかせ」という気分にはなれず、いつも少し怖かった。
そして実際、「おっと、あぶない!」ということは2、3あった。チェックをいれていなければ、どうなっていたのだろうか…。
けれど、どうにかこうにか難を逃れて退院した。

しかし、それは退院後の通院中にやって来た。
そのことを思い出すと、ぴょんぴょんは今でも恐ろしく、腹立たしい。
そして、今かかっている病院と医師をどうやって信じればいいのか、未だに答えが出せずにいる。

以下は、「ぴょんぴょんの日記帳」からの抜粋です。


2000年11月24日金曜日

今日は病院の診察日だった。
そして、ぴょんぴょんにとって「とんでもないこと」が起き、もしかしたら病院を変えた方がいいのではないかと真剣に考えるに至った。
忘れてしまわないように、起こったことと、ぴょんぴょんの気持ちを書いておく。

ぴょんぴょんは、産婦人科の主治医・パンダ先生に見せるため、質問したいことと、今の自分が辛いと思っている症状を紙に書いて持って行った。
質問事項は、「レセプターの結果」と「組織診のグレード」。
辛い症状は「左鼠蹊部が痛い」「左足がだるい」「左太ももにしこりがある」「左胸が痛い」「背中全体が痛い(特に腰からおしりにかけて)」「胃のあたりが痛い」「お腹が痛い」「お腹が張る」「いつも気分が悪い」「便秘しているようだ」だった。

診察の時、パンダ先生にその紙を見せた。

「私のレセプターの結果について教えてください」

「検査はしていません。レセプターの検査は保険がきかなくてかなり高いので、あなたにはやっていないと思いましたよ」

レセプターの件についてはそれで終わりだった。組織診のグレードについては教えてもらえた。
今まで、パンダ先生から「あなたにはホルモン剤が使えません」とさんざん言われて来たが、その理由は、「ぴょんぴょんのがんは体がんで腺がんだから」ということらしい。
それは本当のことなのだろうか?
レセプターの検査が保険適用外かどうかも納得できない。
これから調べることが増えた。
ぴょんぴょんが持って行った紙はちらりと見ただけで、辛いと思って訴えた症状については、取り付く島もなかった。

「足が痛いんです」

「腫れていないから大丈夫。初めはしょうがないよ」

「胸が痛いんです」

「子宮がんの人には時々、乳がんとか胃がんとか、重複がんが見つかることがあるから、他の科でよく調べてもらって」

「いつも気持ちが悪いんです」

「だから、他の科で調べてもらって!」

「薬は…?」

「他の科で調べてもらってから!」

何を言っても聞いても「あー、はいはい」と言う感じで面倒臭そうに生返事をするだけで、カルテ書きに熱中している様子。上腹部と骨盤のCT、胸部レントゲンは指示された。
足やお腹については、触診はおろか、「見せて」とも言われなかった。
どこの科を受診すればいいのか口頭で指示があるか、申送り状のようなものを渡されるかと思っていたのだけれど、パンダ先生は「じゃあ」と言って、診察室から出て行ってしまった。

ぴょんぴょんは、最近、かなり具合が悪くて、自分でも「きつい〜」と思っていた。
今日、パンダ先生に会えば、少しはどうにかしてもらえるのではないかとすごく期待していたのだけれど、ゼンゼンだった。心の底からがっかりした。
自分の症状が産婦人科の領域かそうじゃないかは、患者自身が判断しなければいけないのだろうか?
そして、「本当はたいしたことないのに、痛いと不満ばっかり言う女」みたいな扱いをされたことにも傷ついた。

診察室を出てから看護婦さんに「他の科の診療は、自分で考えて行くの?」と聞いた。
看護婦さんは気の毒そうに「今日はまだ早いから、外科も内科もまだ診療受付やってます」と教えてくれた。

そこで、同じ病院の外科と内科の診察を申し込み、胸部のレントゲンを撮ってから、診療番号の早い外科で、呼ばれるのを待っていた。
2時間以上経って、ぴょんぴょんの診察番号から10番近く過ぎているのに、なかなか呼ばれない。
外科の受付に行って、「まだですか?」と聞いたら、「婦人科からカルテが回ってこないので、さっき連絡しました。もう少し待ってください」と言われた。
さらに少し待って、外科の看護婦さんから呼ばれた。

「ぴょんぴょんさんは、この前、乳癌の検査をしましたよね」

「はい」

「じゃ、もうする必要はないのでは?」

「婦人科のパンダ先生に、他の科で診てもらえと言われたので来ました。胸も痛いけど、腰も足も痛いんです。どこの科へ行けばいいのか、パンダ先生は教えてくれないんです」

「そういうことを、ここ(外科)で言われても困ります。婦人科で言ってよ! 骨だったら、整形です」

婦人科でも言ってるんですけどね…。
その時には、病院の診察受付時間をとうに過ぎていた。
こんなに待たされたのに、整形を受診するのなら、他の日に出直さなければならない。
ムッとした。
看護婦さんはそれを察したのか、「じゃ、とにかく外科で診てもらいましょうか。もう少し待っててね」と言ってくれた。

さらに少し待って、外科の先生に診てもらえた。
外科の先生は、ぴょんぴょんの鼠蹊部や下腹部、がんの手術跡を丁寧に触診し、カルテもじっくり読んでいた。がんの手術をした日付も聞かれた。
そして、「手術跡が癒着していたり、腸閉塞を起こしていることがあるので、検査してみましょう。胸が痛いのも、放散と言って、お腹の痛みが違うところに出ることがあります。気持ちが悪いのは、胃炎や胃潰瘍かもしれないので、その検査をします。足は、手術によって神経が傷ついていることがあるので、そのせいかもしれません。とにかく、いろいろと検査させてください。今日、内科も診療申し込みをしているようですが、外科の検査結果を見てから受診してもいいのでは? 内科の受診申し込みは、こちらで取り消しておきます」と言ってくれた。
検査日については、

「胃カメラと注腸検査は同じ日にできません」

「産婦人科ではCTを指示されています。同じ日に胃カメラか注腸の検査ができますか?」

「では、胃カメラとCTを同じ日にしますか」

そして、外科の先生は、胃カメラと注腸検査の予約を取ってくれ、「少し表で待っててね」と言った。
診察室から出るとすぐにまた先生に呼ばれた。

「ぴょんぴょんさん、最後の生理はいつですか?」

「へっ?」

「今日、薬を出したいのだけれど、妊娠しているかどうか確認したいのです」

「私…。子宮がありません…」

「あっ! 失礼しました」

「子宮がなくて妊娠する方法があったら、教えていただきたいです。あはは」

「あはは」なんて笑ってはみたものの、ぞっとした。

もしかして、カルテが読めない先生?→2度とお会いしたくありません

もしかして、うっかりミス?→この病院、医療ミスなんて起きないでしょうね

もしかして、ぴょんぴょんを傷つける意図で故意に言った?→論外。暴れてやる!

何だか、産婦人科と外科の先生にめちゃくちゃ傷つけられ、放り出されたような気持ちになった。

CTと胃カメラは同じ日に検査してもらえることになったが、検査時間が開き過ぎていたので、産婦人科の受付に戻り、「待ち時間が長くなるので、CTの時間をずらしてもらえないだろうか?」と頼んでみた。
そしたら、産婦人科の受付で「CTと胃カメラは、同じ日に検査できません」と言われた。
またまたぞっとした。このまま、この病院に安心してかかれるのかどうか、わからなくなって来た。

外科に戻り、「産婦人科ではCTと胃カメラが同じ日に検査できないと言っています」と伝えたら、「すいません。そのようです」と言われた。
結局、また産婦人科に戻り、CTの検査日を変更してもらった。

その時、内科の看護婦さんが「ぴょんぴょんさ〜ん」と呼んでいるのに気が付いた。
内科に行き「内科の診察は、外科から取り消しの連絡が行ったはず」と言ったら、「えっ? ああ、わかりました。取り消しておきます」と言われた。
この病院はすべてコンピューターでやり取りしているのに、なんだかヘンだ。
今日の一連の経緯から、不信感がムラムラと沸き上がって来た。

そして、採血を済ませ、お金を払うために会計へ行った。
だいぶ待たされた後、呼ばれた。
この病院の領収書には、当日以降の診察日、検査の予約日などが書かれている。
まず、会計で聞かれた。

「内科の受診も申し込まれているようですが、先に婦人科と外科の会計を済ませられるのですね?」

「今日の内科の診察は、取り消してもらったはずです」

「そうですか、わかりました」

そして、渡された領収書には、胃カメラと注腸検査の予約日が記載されていなかった。
しかたがないので、外科に行き、「私の胃カメラと注腸の検査は、予約されているのでしょうか?」と確認したら「大丈夫です」と言われた。

その後、薬局で薬が出るのを待った。
かなりの時間待たされてから薬を渡されたのだが、その中に、注腸検査の前日に使う「下剤セット」がない。

「あの〜、薬が足りないみたいなんですけど…。注腸前日の下剤は?」

「処方箋には、そういう指示が書かれていません」

また外科に戻って、「検査の予約、本当に大丈夫ですか? 薬局にも指示が行っていないようです」と申し入れた。
それから会計に行って下剤セット分のお金を払い、薬局に行って、下剤セットをもらった。

病院に着いたのは朝の9時で、出たのは午後3時を過ぎていた。
2つの科の先生に診療を受け、胸部レントゲンを撮り、採血はしたが、その時間は合計して20分もかかっていないだろう。
残りの時間は椅子に座ったり立ったりして待っていたのと、産婦人科、外科、会計、薬局をぐるぐるぐるぐると回って費やした。

ぴょんぴょんが「辛い」と思っている症状については、たいした解決策が提示されなかった。
今の医学ではどうしようもないことなら、そう言って欲しい。それならそうで、痛いのも辛いのも我慢しますから…。

「卵巣欠落症状」について、興味がないのなら、やはりそれもはっきり言って欲しい。
興味を持って治療してくれる病院を探しますから…。

そして、「重複がんが見つかることがある」「他の科でよく調べてもらって」「妊娠しているかどうか確認したい」などの言葉は、どう受け止めたらいいのだろう。

ぴょんぴょんが何かヘマをしたのか、考えてみたのだけれど、どうしても思い浮かばない。
病気になったこと自体がぴょんぴょんのヘマだったのだろうか…。
それとも、今日はぴょんぴょんの厄日なので、たまたま運が悪かったと考えるべきか。

そういうわけで、とにかく今の主治医も病院も、信じられなくなった。
そんな気持ちでお付き合いしていても、いい結果にはつながらないだろう。
ぴょんぴょんが納得できる先生と病院を探し、転院した方がいいのではないかと思う。
次の病院をどうやって探すか、また、手続きはどうしたらいいかなど、考えることが増えた。


2000年12月12日火曜日

注腸検査は終わった。
検査自体は楽勝だったけど、今回も医療ミスすれすれのことが起き、もうイヤ。

ぴょんぴょんの病院では、胃カメラや注腸などは、外科の先生のうちの誰かが、検査室に来て行う。
今日の先生は初めて会う人だった。
その先生は、部屋に入ってきて言った。

「アルマジロさん、お待たせしました。じゃ、はじめましょう」

「はい?」

「アルマジロさん、私に背を向けて、横になってください」

「?! 私の名前はぴょんぴょんです!」

「えっ? アルマジロと書いたカルテが置いてあったので…」

「私はぴょんぴょんです! ちょっと〜、大丈夫なんでしょうね? お願いしますよぉ!」

「はいはい、すいません。じゃ、ぴょんぴょんさん、横になってください。バリウムを入れます」

「先生! その前に、注射とか、しなくていいんですか?!」

ぴょんぴょんの今までの経験だと、胃カメラや注腸の時は、検査直前に、調べる臓器の動きを止める注射を打った。
そして今日は、その注射をまだしていなかった。

「あれ?」

先生は、カルテを見に行った。今度こそ、ぴょんぴょんのカルテを見てくれているといいんだけど…。
検査室には検査技師1名と、その先生がいるだけ。
先生が注射しなかったら、誰がするの?
検査技師って、注射とかする権限あったっけ?
そして、先生は注射器を持って帰って来た。

「注射します」

やっばりね…。
もし、注射しないまま検査したら、どうなっていたんだろう?
今度調べてみよう。
先生が右上腕部に注射しようとしたので、一応聞いた。

「それ、ブスコパンですよね?」

「はい。よくご存じですね」

ほめてくれて、どうもありがとう。間違えて別の薬を打たれたら、たまんないんでね。
それから先生、その注射を打つ前にはたぶん、心臓とかに病気があるかどうか聞くんじゃなかったっけ?
今回は聞かれなかったけど…。
ちなみにぴょんぴょんは現在、心臓と緑内障に問題ありと言われていません。先生、よかったネ。

先生が注射している時、右手を開いたり閉じたりしてみた。
これは確認と、半分は嫌がらせみたいなもの。
こういう注射の場合、手がしびれたり、へたをするとマヒする場合があると聞いていたので、確かめてみただけ。
この病院では、検査の手順をぴょんぴょんがお医者さんに指示してあげた方がいいのかも。
もう、全然信用できん!

「しびれますか?!」

「いいえ」

ぴょんぴょんもホッとしたけど、先生もホッとしたようだった。
その後の検査は問題なく終わった。
バリウムを入れた後、「あっち向いて、こっち向いて」があり、さらにポンプで腸に空気まで入れたりしたけど、お腹痛くなんなかったし、よかったぁ(^o^)

この前やった胃カメラと、今回の注腸の結果を総合して、今週末に診断が出る。
胃の方に問題があるのは確実で、治療も必要みたいだけど、ほんと、どうしたもんだか。
「行きたい」と思う次の病院がまだ見つかっていない。
次の病院を見つけられないのは、ぴょんぴょん側の問題なので、ブチブチは言えないけどね。


2000年12月15日金曜日

今日は通院の日で、出掛けたらとっても寒かった。
病院は相変わらず。
婦人科の先生が「他の科で診てもらって」と言うので他の科へ行ったわけだけれど、他の科の先生は「婦人科で診てもらって」と言う。
ヘンなの。
結局、どこに行けばいいのかな?
今回、消化器にちょっと問題ありだったのだけど、当分治療は必要なさそうとのことだったので、早々に退散。
「どこも悪くない」ということが確認できれば、それでいいです。
確かに痛いのだけど、悪いところがみつからないということは、時間が経てば治るのでしょう。


2001年1月26日金曜日

今日は病院へ行く日だった。
この前の検査結果(がん)は異状なし。
今までは2カ月毎の診察だったが、これからは3カ月毎になるんだって。
がんは、今のところ心配ないってことなんだろうな。
婦人科で足が痛いことを強く訴えたら、痛み止めを出してくれた。
胃潰瘍になることがあるので、気をつけて使うようにと言われたんだけど、ぴょんぴょんは既にもう、胃が悪いのよね。
同じ病院の外科で検査して言われたんだから、カルテに書いてあるでしょうに…。
胃が悪いと言ったら、「だから、食後に飲んで」と言われ、胃薬などの処方はなし。
こんなものなのかなぁ…。
もし胃潰瘍になっても、治療するのは外科だから産婦人科には関係ないや、ってことなんだろうかと思った。
それにしてもこの薬、何か聞いたことのある名前。それも、あまりいい話じゃなかったような気がする…。
家に帰ってからネットで調べたら、肝臓の悪い人が使って、死者が出ていた。
ぴょんぴょんは肝臓が悪いと言われていないので、使っても大丈夫なんだろうけど、あんまりいい気分じゃないな。


これら一連の出来事から、ぴょんぴょんは夫に「もし、ぴょんぴょんが今通っている病院で死んだら、病気で、普通に死んだように見えても、ぜーったいに調べてね」と申し渡した。

こういう話になると、一部の患者さんは、「患者も自己防衛が必要!」と言う。
まったくその通りだと思う。
ただ、それでなくても具合が悪いのに、病気や薬について調べたり、自分に打たれる注射のラベルを見たりと、さらなる労力を求められ、神経を使うのか…とうんざりする気持ちはある。

信頼って、何なんだろう?
それは、「築くのに時間がかかり、崩れるのはたやすいもの」なんだなって思った。

2001年3月8日 記


<<ぴょんぴょん徒然草コンテンツへ
▲このページの先頭へ

[ホーム] [メニュー] [インフォメーション] [What's うさぎの本宅] [患者サイト活用ガイド] [サイト内検索] [子宮がんスタディノート] [検査体験] [受診お役立ちグッズ]
[ぴょんぴょんのがんになっちゃった!顛末記] [ぴょんぴょんのまぁこんなもんで書] [ぴょんぴょんがキャンサーサバイバーになるまで-ブログ-] [Your Voice]
[-みんなで投票-こんな時あんな時どうする?どうだった?] [掲示板とゲストブック] [ぴょんぴょん徒然草-エッセイ-] [患者の気持ち] [リンク集]
[お役立ちショッピングモール] [メディア履歴] [うさぎの本宅モバイル-携帯電話版-] [プロフィール] [FAQ よくある質問] [リンクについて] [メール] [コンシェルジュ]

Total visitor /Today pageview je-pu-pu 無料カウンタ /Yesterday pageview je-pu-pu 無料カウンタ アクセス解析

Copyright (C) 2000-2010 子宮癌・卵巣癌患者情報交換サイト「うさぎの本宅」 All rights reserved.