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わたくしはゴミ箱じゃないよん

いきなり、まったく知らない人からメールが来る。
何だろう?
読む。

「がんになり、身体も精神的にもつらい。この気持ちを誰かに聞いて欲しくて…」とか、「ホームページを見ました。私は病気ではないけれど、こんなつらい体験したんです。聞いてください」とか、まぁいろいろです。

時間的に対処できないなどの理由から、私は患者さんたちとは個人的なメール交換はしていないし、「つらい、苦しい、なんで私がこんな目に?」といった内容で、気軽に返事を書ける雰囲気でもない。
それぞれのケースで言葉を考えて返事していたらそれが仕事になっちゃうよ〜、っていうくらい時間かかりそう。

人生は時に、過酷ともいえる試練を与えてくることがある。
現実と向き合うのがつらいことだってある。
一人で黙って耐えろとは言わないけれど、じゃあ誰に言っても、どこで言っても許されるってものでもないでしょ?
そういう時、力になってくれるサイト、リアル機関だってあるんだから、TPO考えてね。

「何も悪いことしていないのに、がんになっちゃって、どうしてなの?」と言われてもな〜。
病気の人、不幸な人は、悪いことした人なの?
そうなの?
ぴょんぴょんはすでにがんになっちゃってるんですけれど、何か悪いことしたからなんでしょうか?
「私は不幸、私は大変」だけじゃなく、言われた相手がどう受け取るか、そこらへんも少しは考えてみてよ。

病気になって愚痴の一つも言いたくなる気持ちはわかるけれど、被害者意識バリバリのそのひとことが、他人を傷つけることもあるんです。
その時、あなたは被害者から加害者に変わる。
自分のことしか考えていないと、相手からもそういう扱いされちゃうよ。

メールの最後には、判で押したように
「誰かに聞いて欲しかった。ぴょんぴょんさんにメールしてすっきりしました」

ああそうですか、それは良かったですね。
こちらは全然すっきりしていないんですけれど。

私、あなたの心の憂さを晴らすゴミ箱ですか?

2003年9月3日 記


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