注腸造影
肉体的苦痛度 | 1(腸の動きを押さえる筋肉注射が痛い) |
精神的苦痛度 | 3(バリウムを注入するのが下からなので…) |
所要時間 | 15分 |
食事制限 | あり |
予約 | あり |
備考 | ポケットサイズの赤ちゃんおしり拭き専用ウエットティッシュ(トイレに流せるタイプ)を持っていくと重宝 |
注腸造影は、腸にバリウムを注入して行うため、検査前日から厳しい食事制限があります。
指示された時間以降は絶飲食です。
腸の中に物が残っているとダメなので、下剤も使います。
私は2つの病院で注腸を受けましたが、どちらの病院も、「前日の食事には細かい指示、前日の水薬下剤、前日の錠剤下剤、当日の下剤」の指示は変わりませんでした。
2004年7月に受けた注腸造影の検査までの飲食・投薬スケジュールは、
- 検査の2〜3日前から野菜、海藻は控える。
- 検査の前日、当日は、野菜、海藻、乳製品は禁忌。
- 検査前日の昼食は主食がパンかお粥で、副食は白身の魚、鶏のささみ、豆腐など。軽く食べるに留める。
- 前日午後2時、300cc以上の水かお茶を飲む。
- 前日午後4時、300cc以上の水かお茶を飲む。
- 前日午後6時、夕食として3分粥、または葛湯。軽く食べ、水分は多めに取る。
- 午後8時、下剤のマグコロールを飲む。
- 午後10時、下剤のアローゼン1包を飲む。
- 午後11時、300cc以上の水かお茶を飲む。
- 検査当日午前7時、砂糖入りの紅茶か、実のないジュースを飲む。(低血糖を防止するためだそうです)
それ以降は、検査終了まで絶飲食でした。
検査当日は、家で坐薬の下剤を使うか、病院へ行ってから浣腸があります。
とにかく、徹底的に出させられます…。
検査前には、まず、腸の動きを押さえる筋肉注射を上腕に打ちます。
その後、検査台に寝て、腸にバリウムを注入します。
方法は浣腸と同じです。(バリウムを飲むんじゃないんです…。)
バリウムが腸に行き渡ると撮影が始まり、あっち向いて、こっち向いて、などの指示があります。
腸にバリウムが入っているので、漏らすんじゃないかと心配される方もいるかもしれませんが、今までにそうなったことは、私は1度もありませんでした。
私にとっては、必死に我慢するとか、痛いことがあるという検査ではありません。
病院へは、ポケットサイズの赤ちゃんおしり拭き専用ウエットティッシュ(トイレに流せるタイプ)を持って行くと、けっこう重宝します。
検査後は、腸に残ったバリウムを排出するため、下剤が渡されると思いますので、忘れずに飲んでくださいネ。
バリウムが腸で固まると、最悪の場合は腸閉塞も起こりうるそうですので、検査後は意識して水分をいっぱい取ってください。
腸に残っているバリウムが排出されるのに、私は半日〜1日程度かかりました。
ぴょんぴょんが2004年7月に受けた注腸造影の料金は、全額表示で16.820円。
私は国民健保の家族なので3割負担となり、窓口で実際に支払ったのは5.050円でした。
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