子宮がん・卵巣がん患者サイト「うさぎの本宅」

総合メニューへ サイト内検索 掲示板とゲストブック コンシェルジュ(サイト利用時のサポート) 携帯サイト・うさぎの本宅モバイル メールはこちらから |ぴょんぴょん |

ホーム> メニュー> 患者の気持ち> 理解する気が無いのなら、そっとしておいて。〜どうしてそんな事言われないといけないの?

理解する気が無いのなら、そっとしておいて。

子宮体癌で、ぴょんぴょんさんと同じ手術を受けて2年半が経ちます。その間、リンパ膿胞が悪化して2週間程入院しました。現在はリンパ浮腫と更年期のケアをしながら日常を過ごしています。
最初の入院時、手術後に高齢の義母がお見舞いに来てくれた日のこと。
励ますつもりで言ってくれたのでしょうが、やさしく「早くよくなって退院しなさい。」と言われた時には本当に哀しかった。仕事と家事に明け暮れ、会社も傾いていた中で発病し手術を受けたのですが、心身ともすっかり燃え尽きていた私には辛い言葉でした。やっぱり一人息子がかわいいんだな…と感じました。自分の子宮と卵巣・リンパ節と引き換えに、病院でやっと自分の心配だけしていられる休息を手にいれた私には酷な言葉でした。病院に居る間だけは、現実から離れて休んでいたかった。
思わず「そんな事言わないで」と泣いて抗議してしまいましたが、その意味がわからない、まして八十を越える人なので、最後には私が謝って帰ってもらいました。
子どもの学校間系の知人もやって来て、「思ったより元気そうね。」「大丈夫、大丈夫。すぐ元に戻るから。」なんて。よほど親しい関係で無い限り見舞いには来て欲しく無いのが本心ですね。
最近も、「早く元通りになるよう頑張ってね。」と言われ、どんなに身体のケアに毎日心をくだいても、リンパ浮腫だけは、症状の多少の軽減はあっても、元通りのようにはならない現実を説明する気にもなりませんでした。更年期症状をほとんど感じず過ごした人なので、毎日鬱々とした日々の中でリンパ浮腫とも付き合っていかなければいけない状態は想像できないでしょう。
気持ちはわかるのですが、ごめんなさい、励ましてほしくありません。

Yさん(2005年4月9日)


冗談のつもりだろうけど…

私は子宮体がん1a期と診断され、現在、手術待ちの状態です。
仕事上、どうしても仲のいい同僚に入院のことを言わなければならず、病名を隠して入院のことを伝えました。すると「ガンですか?(笑)」といきなり言われました。また、友人にも入院のことを話すと、同じように「ガンだったりして!」と笑いながら言われました。
彼女たちは冗談のつもりで言ったのかもしれないけど、その一言で私はひどく傷つきました。
こういうことで、人間の本質ってわかってしまうんですね。。。

Tさん(2005年4月11日)


なくすものは子宮だけじゃない

私も30代で体癌といわれ、パニックでつきあいの長い友達3人に(それぞれ別々に)話したら、1人の人にロコツにそんなことききたくなかったって顔されました。
そのくせ、私が何も考えられないと言ってるのに子供をどうするの?誰にみてもらうの?同居するの?とかしつこく聞くんです。
病気したうえに友達までなくすって、本当に悲しいです。

Hさん(2005年4月26日)


痛そうね〜

私は34歳で卵巣癌 ステージ0期に近い状態です。(抗癌剤は、まだ受けてません)

全摘出して大きな傷を作り、個室から大部屋へ帰って来た時に同室の患者さんに言われました。

『痛そうねぇ〜』って鼻で笑ったような言い方をされてキレました。
好きで大きな傷を作った訳じゃない。
失った代償が大きくてショック受けて凹んでる最中に、平然と言われ、ついつい怒鳴ってしまいました。
私の横に寝てる人は再々発の乳がん患者が居て、毎日痛みとの戦いをしてるにも関わらず、平気に言うのが理解出来ません。

知人からも『痛そうね。でも、すぐ良くなって治るから』って慰めて言ってくれてるけど、私にしたら凄く悲しいです。
傷口が完治しても病気は完治しません。
いつ転移するのかも分からない状況の中で生きなきゃならない。
癌になった者しか分からない恐怖感。

気落ちしてる人に対して慰めの言葉を選んで欲しかった。

Yさん(2005年5月3日)


給付対象にもならないって。。

来週、子宮頚癌・上皮内癌で円錐切除をする、独身(バツイチ)37歳です。

最初にコルポを受け、癌宣告を受けた時のお医者さんにも言われたし、病気を知った知人(共に男性だったな〜)にも言われたけど。。

『子宮頚癌の初期だと生命保険の給付対象にもならないっていうこともあるくらいだし』

きっと、そのくらい「癌としても心配いらないレベルだよ」って言いたかったんだと思うけど・・・。

今は自分の稼きだけで生活している私にとって、十万以上の金額が一気になくなる
入院・手術は、病気が怖いとかそんなことだけじゃなく充分不安材料なんです。
資金の工面をどうしようとか。。

一応手術給付金も出る、女性疾患なら追加給付・・・っていう保険に入ってるのに、それが全く意味のないものだったら・・・・って、不安で・・すぐに保険会社に電話をして聞きました。

もちろん支給申請の内容を見てからにはなりますが・・と前置きはあったけど、病名(子宮頚癌・上皮内癌) 手術(円錐切除)は対象になってますって言われました。

癌って言われた時、こんなことだって悩みになるんです。
簡単に「出ないかも」なんて言わないでください。

Yさん(2005年5月15日)


私の場合はこんなでした

子宮体癌で、子宮両付属器を、なくしました。
生理の量が半端じゃないくらいひどくて、普段でも、ナイト用のナプキンをしていました。
仕事は事務なのですが、お腹が痛くて椅子から立ち上がったとき、ツーと、暖かいものが足を流れました。勿論椅子も、すごい事になってしまって、同僚に強く婦人科受診を、勧められドキドキしながらの、内診でした。
内診台の上で、先生が「なんだこれは!あんた、癌だよ!しかも入り口だったら、よかったのに、内膜が。。は〜!」こんな風に言われました。家までどうやってクリニックからの道を運転して帰って来たのか、今でも、分からないくらいに、頭の中がカラッポになりました。
次回結果を聞きにくる様に言われましたが、細胞検査もしないうちに、いきなりそんな風に告知する医者を、許せなかったです。
結局、大きな総合病院で、opeしましたが、そこの、先生に、初診でいきなり、言われましたって、話したら、「普通はそんな風に言わないもんですがね」と。。
私は、術後5年を迎えました。今は、至って元気です。でも、そのときの事は今も、忘れません。
それから告知後、職場では、先輩にだけ病気の事を話しました。
信頼の出来る先輩です。お休みも、貰わなくてはいけないし、でも、翌日、仕事していたら、後ろで、固まって、「癌検診うけてる?ビックリよ〜。ちょっと、怖くなってきた」って、私の事が一気に、うわさとなって、広まり話題の中心になっていました。告知後2日目の出来事です。
皆、悪い人はいないんですが、そうゆうのって、痛烈に耳に響いてくるんです。
心が、不安定なまま仕事をしていたので、涙が止まらず、早退してしまいました。
これって、性格もあるのかな?
皆さんの話を見ていたら、自分は意気地なしだなと、つくずく思います。
まー、今は、ずうずうしいくらいですがね

Kさん(2005年5月26日)


いつも仮面

26歳で子宮頸部腺癌で子宮全摘出して、リンパ節の手術しています。
あれから数年たっていますが、一応元気にしています。
友人たちは出産ラッシュ。
いつも、おめでとう!と笑顔を作り、お祝いのお品まで、、、私って、、、。

オマケに、悪いけどちょっと用事があって、この子(9ヶ月の赤ちゃん)預かってくれる?
うちには手のかかる赤ちゃんがいないのをわかっているからなのか、、、。
それも笑顔でいいわよ〜と答える。

貴方は親友だと思っているから、一番に伝えるね。生まれた子の名前○○○にきめたの。
あら〜かわいい名前ね〜きっと美人になるわね。
とまた作り笑顔。

作るつもりなかったんだけど、二人目妊娠したのよ〜
○月の予定なの。

またつくり笑で、そう、お大事にね。つわりは平気?順調?などと一応聞いてあげる。
まったく、人の気もしらないでよくもそんなに言えるわね。
笑顔で返す言葉を素直に喜んでるのをみてると、ホント落ち込む。

この前なんて、私も癌かもしれない、、と不安そうに相談されて、とにかく病院に行ってきたほうがいいと強く勧めたんです。
病院からもどってきたら、性病だったですって。
本当に心配した私はなんだったの?
これも笑顔で、癌じゃ無くてよかったね。
私ってほんとお人ヨシ?なのかな。

婦人科のいい病院しらない?最近調子わるくて、、、。怖い病気じゃなキャいいのだけど、、、。と相談された。色々と親切に産婦人科の病院情報をおしえてあげた。
旦那さんとは長いこと一緒に寝てないから、つかってない部所だからちょっと心配で、、、。そういって3ヶ月後、妊娠しました。ですって。
結局私はまた、笑顔でおめでとう。

あと何回おめでとうをいえばいいの〜!!!!!!

Sさん(2005年6月16日)


何が大丈夫なのさ?

検査に行ったら違う病院を紹介された。そこでまた違う病院に行かされた。計3つ。
そのたびに心細くなって、よせばいいのに誰かに話してしまう。
そのたびに「今の医者はリスクを負わないように、ちょっとの可能性があっても“問題ありません”とは言えないから、慎重に慎重を重ねるんだよ。大丈夫だよ」
みんな一様に同じ事を言う。
大丈夫じゃなかったよ。立派に「子宮頚ガン」だって言われたよ。
ねぇ、気休めのつもりかもしれないけど、「大丈夫」っていう根拠はなに?
「頚ガンって、感染症なんだって」という話をしたら、Mちゃん、なんて言った?
以前話した、前の彼の浮気相手の名前を出したよね?
一番心配してくれていると思っていたあなたから、そんな言葉。
その挙句に「大丈夫よ」ですって。「もっと早く検査を受けておけばねぇ」ですって。

人を見る目がなかったのね、私。
心無い人だとは思いたくなかった。今の私には余裕が無い。
でもね、あなただって女でしょ?
Mちゃんだけじゃない。
どうして「大丈夫よ」「大丈夫ですか?」「大丈夫」「大丈夫」ダイジョウブ‥
安易に使われるこの言葉。もう、そろそろ笑えない。限界。

Tさん(2005年6月20日)


健康な人はこんなものなのかな

無事に職場復帰して、順調に過ごしています。
私の病気を知っているのは、ごく一部の上司だけ。
そのなかの上司、Hさんが朝礼でみんなに向かってこんなことを言うのです。
「同僚の○○さんと○○さんの奥さんが、亡くなりました。みなさんも癌にならないように予防しましょう」
予防って具体的に何をすればいいの?
そんなのがわかってたら誰も癌なんかにはならない!
予防とやらをしていなかったから、癌になったっていうの?
誰も好きでこんな病気になんかならない!!
上司のHさん!あなたがその予防法を知っていたら学会で発表してください!!!
私は毎日再発や転移の恐怖のなかで過ごしているというのに、無神経すぎます。
信頼していた上司なだけに残念でなりません。

Tさん(2005年7月12日)


見ないでよ

私は子宮頚癌で円錐切除しました。
その前のコルポ診の後、大量出血したせいで、切除の後1ヶ月は重い物を持たないようにしてました。
だけど、休日は1週間分のまとめ買いの買物の日。
スーパーに行き、沢山の重そうな買物袋を下げる母、私は軽い袋。
並んで歩く姿を見て、周りの人達は私に冷たい目を向けます。
「どうして年寄りに、あんなに荷物を持たせて」
非難の表情が顔に出てます。
目があっても、誰も外そうともしません。

「あのねー、元気そうに見えるだけで判断しちゃいけないよ−!」

声を大にして言いたかった・・・。


Pさん(2005年7月16日)


頼りにならんなぁ、でも

長年の治療の甲斐なく0期のまま摘出手術に向かうことになりました。
こういう時ドラマだと身近に支えてくれる人って居るはずなのに・・・。
夫は慰める言葉の用意もなく 寝ちゃったよ。
私は こんな日にぐぅぐぅ眠れはしない。
このHPを見て自分だけじゃないと心のバランスを保つよう努力している。
手術を少しでも前向きに受け入れるよう努力している。

でもそんな頼りにならない夫だが手術前に私もやっぱり一度キチンと言わなきゃいけないんだよね。

私と結婚しちゃったばかりに お父さんになれなくって ごめんなさい。

一番身近なハズの人に負い目を強く感じています。


Yさん(2005年8月17日)


我慢のはてに

子宮腺筋症のため生理のたびに寝込むこと10年、いっそ子宮をとったほうがいいのかなと思ったけど、もうすぐ閉経になるからと頑張って治療してきました。そして子宮癌検診で卵巣癌の告知を受けました。
もっと早く子宮をとっていれば癌にならなかったの?それとも卵巣は残しただろうから、卵巣癌の発見が遅れたかも?今は何も考えたくない。
まわりの友達は聞きます。
「卵巣癌の症状ってどんな感じ?私も生理が重いの。」
なら病院に行って調べてね。私には卵巣癌の症状なんてなかった。


Nさん(2005年8月25日)


ちょっと感謝状。。。

25歳で子宮頸がんの0期が発見され、円錐切除術をしてもう2年が経ちました。その後の細胞の顔つきは「いい子ちゃん」になりつつありますが、まだ油断は禁物な状態らしく。。。気の抜けない毎日です。そんなとき告知から手術まで担当してくれたT先生が言ってくれた言葉が応援してくれます。

「いいか?治療ってやつは俺らにしかできないんだ。だからお前は笑え!笑ってナチュラルキラー細胞を増やせ!その細胞にがん細胞を喰ってもらえ!」

きっとT先生がいなかったら私は泣いてばかりの患者だったでしょう。

当時勤めていた職場の上司(♀)に「あなたはいいわね、切って捨てれば治る病気で。私の腰痛は治らないのよ」と言われてメンタル通いを始めた時にも、メンタルの先生と一緒に向かい合ってくれた。
「そんなやつ、訴えてしまえ」とまで言ってくれた。

異動で患者を診ない保健所に行ってしまった先生にはもう会えないけど、本当に感謝しています。
先生と話しているうちに、先生の思考がうつっちゃったみたい。
今では自分の細胞について「子供が非行に走ってしまった母親の心境ってこんなかんじかな?」って思えるんです。
「お母さん、こんな子に育てた覚えありませんよ!!」って。

子宮頸部がだいぶ短くなった私には将来妊娠したときに別の手術が必要になるでしょう。大変だと思う。それでも私は先生との約束を叶えたいんです。

「いつもは婦人科だけど、将来は産科のドアを開けて入って来い!」
って約束。異動で先生は変わっちゃったけど、その約束があれば頑張れる気がするんだ。あなたに会えてラッキーです。ありがとう、先生。

Aさん(2005年9月16日)


悲しい気持ち

癌なったから、悲しいんじゃないんです。
いい先生にめぐり合い元気になりました。
でも、あっという間に子宮と卵巣をなくしてしまいました。

子宮があっても結婚はしなかったかもしれません。
でもでもまだまだ恋だってしたかった。。。

元気にしてもらっても、元気になれないんです。悲しいんです。。。。。。。。

Uさん(2005年10月3日)


どうしてそんな事言われないといけないの?

こんにちは、私は数年前円錐切除と卵巣腫瘍で手術しました。
1)某大学病院の医師・・・ 色々な意見を聞きたいと思い、某大学病院(腹腔鏡で有名だったので)医師(教授)が私の病気(2種類、2箇所)について、”こういう面倒くさいのは・・・”と発言し、私が”ん???”と言う顔を下のがわかったのかすぐに訂正をしました。そこでは手術しませんでした。
2)職場で・・・上司と(病気の事で)面談中、”子供は産めるのか?”と発言、はっきり言って大きなお世話です。それより自分の身体を大事にしたいです。(上司もそんな事はなかったので動揺していたんだと思います。)
3)母親に・・・子宮癌にかかったを”恥ずかしい病気にかかって・・・”もうあなたの事は親だと思いません。そんな事を言ったのに、自分の病気について私にはりついてくる。ただの同居人、金づるです。

Uさん(2005年10月10日)


<< 患者の気持ちコンテンツへ
▲このページの先頭へ

[ホーム] [メニュー] [インフォメーション] [What's うさぎの本宅] [患者サイト活用ガイド] [サイト内検索] [子宮がんスタディノート] [検査体験] [受診お役立ちグッズ]
[ぴょんぴょんのがんになっちゃった!顛末記] [ぴょんぴょんのまぁこんなもんで書] [ぴょんぴょんがキャンサーサバイバーになるまで-ブログ-] [Your Voice]
[-みんなで投票-こんな時あんな時どうする?どうだった?] [掲示板とゲストブック] [ぴょんぴょん徒然草-エッセイ-] [患者の気持ち] [リンク集]
[お役立ちショッピングモール] [メディア履歴] [うさぎの本宅モバイル-携帯電話版-] [プロフィール] [FAQ よくある質問] [リンクについて] [メール] [コンシェルジュ]

Total visitor /Today pageview je-pu-pu 無料カウンタ /Yesterday pageview je-pu-pu 無料カウンタ アクセス解析

Copyright (C) 2000-2010 子宮癌・卵巣癌患者情報交換サイト「うさぎの本宅」 All rights reserved.