個人情報の取扱いは慎重に
ゲストブックや掲示板を使う時は、ご自分の個人情報の取扱いにご注意ください。
誰かに直接メールを送るのとは異なり、ゲストブックや掲示板は誰でも見ることができるのです。
さすがに、掲示板へ本名や住所、電話番号を書き込む患者さんはいらっしゃらないでしょうが、メールアドレスにも注意が必要です。
書き込む患者さんご本人は、自分と同じような状態の患者さんからメールがもらえたらいいな、もしかしたら誰かが有益な情報をメールで教えてくれるかもしれないと期待してメールアドレスを書くのでしょうが、実際にメールが来たとしたら、その大半はダイレクトメールです。
がん患者向けの商品を取り扱っている業者の中には、がん患者サイトの掲示板を回って、メールアドレスを収集し、顧客リストを作っているところもあるようですので、自衛策は「掲示板などにメールアドレスは書かない」の一言に尽きます。
なお、子宮がんや卵巣がんは大きな病気ではありますが、世界に数人しかいないという特別な病気ではありません。
掲示板を使うと、近所や会社に自分ががんだということが知られてしまうのではないかと心配される方がいらっしゃいますが、ハンドルネームや病名、治療日を書いただけで個人が特定されてしまうことはまずありません。
ただし、ご本人が自ら、居住地や受診している病院名、主治医の名前、手術日などを詳細に書いた場合は、ハンドルネームを使っていたとしても、見る人が見たら誰だかわかる場合はあると思いますので、ご注意ください。
時々、掲示板やゲストブックにご自分のメールアドレスを書いて投稿した方から「ぴょんぴょんさんの掲示板に書いたらアヤシイ治療の案内メールが来た!」などとクレームをいただきますが、メールアドレスはご本人が自分の意思で入力されています。
ダイレクトメールが来るようになったとしても、わたくしがどうにかできる問題ではないので、ご自分の個人情報の取扱いには充分ご注意ください。
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